ザ・サークル

sulfur-kangarooh5のレビュー・評価・感想

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ザ・サークル
8

snsの怖さ

なんでも、共有できるsnsの会社に入れて喜んでいたけど、そのsnsが全てのデータを収集していることを知った主人公。プライバシーも何もない生活になってしまい、ついには幼馴染が…という話でした。昨今、snsとか流行りだし、すごく現代にあったホラー作品だなと思いました。まあ、現実には匿名性の高いツイッターとかインスタとかもあって、この映画のように本名でやらないといけないものがそんなに流行るとは思えませんが。それでも、それが流行り、主人公もそういう秘密のない世界がいいものだと思い込んでしまう過程が怖かったです。オチは結局どういうことがよくわからない作りになっています。みんなのプライバシーがなくなりそうになって、そのシステムが見直されたようにも考えられるし、見直しはあったけどシステムが続いているようにも見えました。どちらかはわかりませんが、ネットとかsnsとの付き合い方に警鐘を鳴らしている作品だと思います。確かになんでもすぐ知れるのも、たくさんの友達ができることも魅力ですが、私は本名でツイッターとかするのは怖いです。もし、映画のようなシステムができて、みんな入ってるからお前も入れとか言われたら嫌でたまりません。現実にありそうな話なので怖かったです。