遊☆戯☆王 / 遊戯王 / Yu-Gi-Oh! / Yu-Gi-Oh! Season Zero / 初代遊戯王 / 東映版遊戯王

遊☆戯☆王 / 遊戯王 / Yu-Gi-Oh! / Yu-Gi-Oh! Season Zero / 初代遊戯王 / 東映版遊戯王

『遊☆戯☆王』とは高橋和希の漫画『遊☆戯☆王』の最初のアニメ化作品。1998年にテレビ朝日系列で放送された。原作における「学園編」から「RPG編」までが描かれた。後に2000年から放送されるシリーズと違いカードゲームが中心では無く原作初期で描かれた『闇のゲーム』を軸にしたダークヒーロー要素を持った物語が展開される。

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遊☆戯☆王 / 遊戯王 / Yu-Gi-Oh! / Yu-Gi-Oh! Season Zero / 初代遊戯王 / 東映版遊戯王
10

『遊☆戯☆王』から学ぶもの

『遊☆戯☆王』はただのカード漫画ではありません。この作品から学ぶもの、それは「熱い友情」です。
たくさんのメインキャラクターが出てくる中、一番古くから最終話までメインで登場するキャラクターが「城之内克也」です。
この城之内と遊戯の友情漫画といっても過言ではないくらい、この漫画は「熱い友情」の塊です。

ある時のデュエルで、遊戯が城之内にモンスターで攻撃をしないといけないシーンがありました。遊戯は本当は城之内に対して攻撃はしたくありません。でも攻撃しないといけない状況に陥ってしまっています。
その時、城之内は「遊戯!俺に攻撃してこい!!なあに、そんなモンスターの攻撃じゃ俺たちの友情の壁にヒビひとつ入りゃしねーよ!」と遊戯に声をかけます。
この言葉のおかげで、遊戯は緩やかな笑みと共に躊躇うことなく城之内に攻撃しました。「こんなくだらないことで悩んでいたなんて、城之内くんの友情の熱さに感謝するぜ」という気持ちになり、迷いは何ひとつ無くなったのでしょう。
このシーンを見た瞬間、「こんな友情があるなんて…」と僕は泣きました。城之内に迷いなんて無いのです。答えは最初から決まっていて、大切なものは友情なのです。この「熱い友情」のためなら何でもする男(いや、漢)、それが城之内というキャラクターです。自分もこんなカッコイイ漢になりたいと思いました。
そして、城之内はそのデュエルに負けました(笑)。