インターステラー / Interstellar

インターステラー / Interstellar

『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。

sunworld7のレビュー・評価・感想

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インターステラー / Interstellar
10

男子はインターステラー観ましょう

私は今まで見たSF映画の中ではこの映画が一番好きです。
相対性理論の話とか、ブラックホールの話とかはっきり言って一度見ただけでは全部は理解できませんが、全部内容が理解できなくても十分に楽しめる内容になっております。
特に科学が好きな男子におすすめかも。
ストーリーを簡単に説明しますと、人類滅亡の近未来の地球でトウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士のクーパーは、昔の仕事仲間だったブランド教授と地下組織となったNASAで再会し、人類救済のためのプロジェクト「ラザロ計画」を聞かされます。
娘の反対を押し切り、人類が移住出来る惑星を探しに宇宙にクーパーは旅立っていきます。
移住先の惑星はみつかるのか?何年掛かるのかも判らない答えのない壮絶な旅です。
全部話すと大変なことになりますから、エピソードを1つだけお話します。
旅は困難を乗り越えながらなんとか進むのですが、調査の為にブラックホール・ガルガンチュアの周りを回っている水の惑星に着陸します。
この惑星ではブラックホールの重力の影響で1時間が地球時間の7年に相当していました。
クーパーたちはここで大津波に巻き込まれ、30分で終わらせるはずのミッションが4時間弱も掛かってしまいます。
1時間が7年ですから、実に23年分もの時間を無駄にしてしまったのです。
この映画で出てくる難解な科学の話は作り話ではなく、現代の科学的根拠に基づいて作られています。
見たあとに色々調べて検証してみるのも面白いでしょう。
あとはそうですね、色々な伏線が最後には全部つながってくる爽快感がたまりません。
ぜひ御覧になってください。