Sia / シーア

Sia / シーア

Sia(シーア)とはオーストラリア出身のシンガーソングライター。顔を隠して歌う”覆面シンガー"で2014年リリースのアルバム『1000 Forms of Fear』が世界中で大ヒットして、同アルバム収録の「Chandelier」はYouTubeの再生回数は約23億回を誇るなど一躍トップアーティストになった。大物アーティストらに楽曲提供しヒット曲を連発させており、楽曲提供者としての評価も高い。音楽活動以外にもチャリティ活動、映画監督などマルチな活躍を見せている。

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Sia / シーア
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Siaの曲と人生

「The Greatest」「Chandelier」「Cheap Thrills」などの世界的ヒット曲で知られているSiaをあなたはご存知だろうか。
そのような誰もが知るSiaが生きてきた人生と歌について書こうと思う。

1. 出生
Sia,本名シーア・ケートは、1975年オーストラリアのアデレードでミュージシャンの父と美術講師の母の間に生まれた。彼女は子供の頃から、当時影響力のあった、StingやStevie Wonderなどのパフォーマンススタイルを真似していたという。

2.イギリスでの不人気
1990年代半ばからシーアは地元のバンドグループでシンガーとしての活動を始めるが、1997年にバンドは解散することになる。そこで彼女はロンドンに移りイギリスバンド「Jamiroquai」のバックグラウンドボーカリストとして歌いながらもソロのアルバム曲を出していた。しかし彼女の曲はイギリスでは売れず観衆の反響を得られなかったことから、2005年にアメリカのニューヨークに移ることになる。

3. アメリカでの彼女
アメリカのテレビシリーズ「Six Feet Under」の最後のシーンに使われた事がきっかけとなり、そこから確かなキャリアを築き上げていく。彼女はニューヨークのヒロボールルームでライブコンサートを行い、彼女のアルバム 「We are born」は、Golden Globe Awardsのベスト68位、また、オーストラリアレコーディング産業協会から金賞に選ばれるまでになった。

4. ストレスと苦境
しかしながら、大きな成功を収めた彼女は膨らんでいく自身の名声に不快感を示し出す。彼女はツアーのプロモ活動を拒み、ステージで顔をマスクで覆い、道端で薬や酒に浸るようになった。当時は自殺さえも考えていたという。彼女はアーティストをやめてソングライターとして活動し始める。

5. そして現在
2014年にはアルバム 「1000 Form of fear」、2016年には 「This is Acting"」を発表。彼女の 「Chandelier"」は2010年代のBillboardランキングで10位、2015年のグラミー賞では「レコードオブザイヤー」「ソングオブザイヤー」「ベストポップソロパフォーマンス」「ベストミュージックビデオ」の4部門でノミネートを受けた。