センセイ君主

センセイ君主

『センセイ君主』とは2013年から2017年まで幸田もも子が『別冊マーガレット』で連載していた漫画。主人公は16歳高校1年生の佐丸あゆは。告白7連敗中の彼女の前に現れたのはイケメンで毒舌な先生・弘光由貴。意地悪なのに時々優しい先生に、あゆはは次第に惹かれていく。先生をおとすために大奮闘する生徒と、素直になれない先生の恋愛をコミカルに描いた青春物語である。
2018年には主演に竹内涼真、浜辺美波を迎え実写映画化された。

kiichi841のレビュー・評価・感想

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センセイ君主
10

登場人物が個性的で魅力的。

先生と生徒の恋愛物語です。よくあるストーリーと言えばそうなのですが、この漫画のハマってしまうポイントは、所々クスッと笑ってしまうような漫才的なボケとツッコミ。ヒロインの行き過ぎた明るい性格、それと真逆のクールな先生、個性的な友達など登場人物が個性あふれる人物ばかりでつい引き込まれてしまうところです。少女漫画が好きな私は他にも色々読むのですが、中には主役のヒーローとヒロイン、お互いくっつくことを前提でキャラクターのどこに惹かれたのか分からない漫画もありますが、この漫画は登場人物がそれぞれ好かれるポイントを持っていて、読んでいて私まで恋してしまいそうです。とにかくキャラクターがみんな素敵です!先生に好かれるためにあの手この手で立ち向かう主人公あゆはは、何度も降りかかる難題に全力で挑みます。そんなあゆはをついつい応援したくなります。そして、イケメンでクールな先生も、時々大人げなかったり、あゆはに振り回されたり。完璧すぎないところに好感を持ってしまいました。あとは絵も可愛いくて好きです。読む度に、ハッピーと勇気と根性を貰える漫画です。元気になりたい時、恋をしたい時、青春を思い出したい時、読むことをオススメします。