ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)

ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)

『ムカデ人間』とは2011年に公開されたオランダのホラー映画。過激で奇想天外、下劣な内容により日本ではDVDのみの予定だったがネットの口コミで話題となり、本国でも劇場公開できることになった。全部で3作あるうちの1作目である。シャム双生児の分離手術の名医であったヨーゼフ・ハイター博士はある密かな願望を抱いていた。今までやってきた分離手術とは反対に、人同士の口と肛門を繋げ「ムカデ人間」を作りたいということ。ある日タイヤがパンクし助けを求めてきた女性二人とその後捕らえた男性を使い「ムカデ人間」を作る。

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ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)
8

映画「ムカデ人間」について

ムカデ人間はB級ホラー映画です。トムシックスが監督脚本を務めたかなり下品な内容の映画です。
下劣でグロい内容のため最初は日本での公開は見送られていたのですが、口コミが広がり劇場での公開が決まった作品です。
元々は天才外科医だった主人公がマッドドクターとなり、犬3匹をつなげるという手術を行ってい他のですが、犬だけでは飽き足りずに、とうとう人間でも行ってしまいます。人間を無差別に誘拐し、睡眠薬で眠らせている間に、口と肛門をつなげて、まさに「ムカデ」状態にしてしまいます。手術中に痛みで目が覚めてしまっても、おかまいなしにつなげていく狂気さと逃げたくても逃げられない被害者の攻防が続きます。ものすごくグロい映像なので人によっては最後まで見ていられない種類の映画です。ただただ気持ち悪い映像が続きます。しかしただのB級映画で片付けられないのはそれぞれのキャラクターです。マッドドクターは力のなさそうな老人で、誘拐された一人は日本人なのですがこの人のセリフがなんとも面白いのです。終盤でやってくる警察官とマッドドクターとの戦いや、その後迎えるムカデ人間のエンディング。。ブラックジョークがちりばめられていて意外とクスッと笑ってしまうところもあり、でもやっぱり変態で気持ち悪い映画です。