indigo la End

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indigo la End(インディゴ ラ エンド)とは、川谷絵音、長田カーティス、後鳥亮介、佐藤栄太郎の4人組ロックバンドである。所属は、ボーカル川谷がワーナーミュージック・ジャパン内で設立した自主レーベルのSlowly Records。バンド名はスピッツのアルバム『インディゴ地平線』から取られている。

kitaguni0425のレビュー・評価・感想

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indigo la End
10

女子大生一押しのミュージシャン

川谷絵率いるバンドグループindigo la end。2010年からインディーズ活動を開始。二年後、2012年にはメジャー活動を始めた。
誰しもが持っている、他人に明かせない藍色の感情、ナイーブさ、悲しみの中にある美しさなどがメロディーや歌詞から伝染する。言葉で表現するにはナンセンスとでも言うような、心の声を描写するような楽曲が豊富にある。
indigo la end の楽曲で代表的な曲といえば「夏夜のマジック」。youtubeにも、ミュージックビデオやライブ映像がアップされている。メロディーから夏のにおいが香ってきそうなゆったりとした音楽。「夏代のマジック」のミュージックビデオには女優の桜井ユキと君嶋摩耶が出演。夏に聞くべき曲かのように思われるが、どの季節に聞いても感じるものがある。それがこの曲の最大の魅力といっても過言ではない。
「夏夜のマジック」に合わせて紹介したいのが「冬夜のマジック」。こちらも冬の何気ない日常を感じさせる、素晴らしい曲になっている。ミュージックビデオでは路上で川谷絵音が演奏し、女性が聞きに通うが後に新しい男性と出会う。男女の三角関係が表現されている。ドロドロした印象はなく、「冬」という季節ならではの悲しさがにじみ出す。
indigo la end は感傷的になっているとき、心に染みる藍色の音楽として私たちに寄り添う。