ポチクロ

figueさんのレビュー・評価・感想

レビューを書く
ポチクロ
8

炎帝と呼ばれる魔族と、人間の女子高生が出会い、魔王と戦ったりするお話。

魔族のクロは、ある日偶然にも人間の女子高生を釣り上げてしまいます。
魔族の住む世界で人間は、魔王でも手に入らない極上の御馳走であるため、クロは初めて目にする人間を食べようとしますが「人間には魔法が効かない」という事実を初めて知り愕然。
戸惑っている内に彼女は目覚め、クロに彼の部屋の冷蔵庫から即興で作った自慢の手料理を振る舞います。

これによって胃袋とハートをガッチリと掴まれたクロは、無自覚ながら彼女に惚れ込み、彼女を食べるのを止め、言葉が通じず名前がわからないため彼女にクロは「ポチ」と名付け彼女もそれが自分を呼ぶ名だと理解します。

先述の通り、人間はこの世界で魔王すら喉から手が出るほど求めても手に入らない極上の食材。人間を食べれば魔族は強大な力を手に入れられるとも言われており、実際に現在の魔王も150年前に人間を食べたことでその座についたと言われています。
そんな人間ポチの存在が魔王に知られてしまい、命を狙われることに。
魔法が効かないとはいえ、ただの人間で女子高生なポチは強靭で凶悪な魔族や魔獣に襲われたらひとたまりもありません。

クロは世界を、魔王を敵に回しても、炎帝と恐れられた力を惚れたポチを守るために発揮していきます。
気丈で明るく芯の強いポチと、彼女に惚れどんな相手からも守らんとするクロ。
全4巻の王道少年漫画作品です。