名探偵コナン 銀翼の奇術師

名探偵コナン 銀翼の奇術師

『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』とは、2004年4月17日に公開された『名探偵コナン』の劇場版第8作目。舞台劇場と飛行機内で主人公のコナンと彼の正体を知る好敵手・怪盗キッドが対決する。監督はテレビアニメも担当する山本泰一郎。上映時間は108分で、興行収入28億円を突破したメガヒット作品として知られる。人気キャラである怪盗キッドが第3作『世紀末の魔術師』以来となる登場を果たし、女性ファンを中心にシリーズ屈指の人気を誇る。

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名探偵コナン 銀翼の奇術師
7

劇場版 名探偵コナン銀翼の奇術師のストーリー

この作品は2004年の作品ですが、その古さを感じさせないほど面白い作品です。この映画の主人公は怪盗キッドです。怪盗キッドについて知らない方がいるかもしれないので、簡単に説明しますと、コナンの宿敵であり良き協力者でもある狙った獲物は逃さない神出鬼没の大怪盗です。

ある日、怪盗キッドが「スターサファイア」という劇で使う宝石を盗むという予告状を送りつけました。そこでコナンはキッドを捕まえるべく予告された劇場に向かいこの作品は始まります。劇場についたコナンはキッドが変装して劇の出演者に混じり乗り込んでくると読んでいました。しかしキッドは大胆にも工藤新一に変装して乗り込んできたのです。新一に変装したキッドが宝石を盗むために動き出しコナンがそれを阻止しようと追いかけます。そこでコナンはビルの屋上にキッドを追い詰めますがあと一歩のところで逃げられてしまいました。キッドに逃げられましたが宝石を盗むのは阻止できました。劇場の打ち上げとして、劇団員が北海道へ旅行に行くことになり、キッドは劇場で盗むことのできなかった宝石を北海道に向かう飛行機の中で盗むという予告状を再び出しました。コナンや毛利小五郎も劇場でキッドから宝石を守ったということでその北海道旅行に招待されました。そこでコナンはキッドが飛行機の中でいつ盗むかわからなので集中して宝石を見張っていると、なんと機内で殺人事件が発生してしまいました。殺人の手口は毒殺で何者かが劇団の中心メンバーである女性を殺しました。キッドどころの騒ぎではなくなりコナンは殺人事件の捜査を始めます。そこでコナンは犯人を殺された女性のマネージャーと特定し事件は一件落着したように思えました。しかし同じ時刻に機長と副操縦士が胸の痛みを訴えました。

機長と副操縦士はなんと女性が殺される前に手にキスをして、殺された女性の手についていた毒を体内にいれてしまったのです。そこで機長と副操縦士は操縦できなくなりコナンと新庄という劇の団員である男が操縦を変わることになりました。コナンは自分が小学生であるにもかかわらず自分に操縦を命じた新庄という男がキッドであると気づきました。そこでコナンとキッドは協力して着陸させようとしますがうまく着陸態勢に入れず一度機体をランディングさせるも着陸できず再び離陸しました。その時にキッドが腕をけがして操縦できなくなってしまいました。そこでキッドの代わりにヒロインである毛利蘭が操縦することになりました。一度着陸が失敗してしまった時に空港の滑走路が使えなくなってしまい上空で旋回を続けて空港の滑走路が使えるようになるまで待とうと決めました。しかしそこである問題が浮かび上がりました。残っている燃料が少なく急遽空港以外の別の場所に着陸しなければいけなくなりました。そこで埠頭に着陸させようと決めたコナン達は埠頭に向かいました。しかし、またまた問題がありました。それは埠頭が真っ暗で何も見えなかったのです。そこで新庄に変装したキッドは変装を解き大胆な方法で埠頭を照らしコナン達は何とか飛行機を埠頭に着陸させることができました。

名探偵コナンの映画作品全24作品の中で唯一の航空アクションです。キッド好きな人が見たらさらに好きになり、キッドのことをよく知らない人にはキッドを知るにはいい作品なので是非ご覧ください。