名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer

名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer

『名探偵コナン ゼロの執行人』とは、東宝配給、トムス・エンタテインメント製作、立川譲監督によるアニメ映画。東京で開催予定のサミット会場で大規模爆破事件が発生。事件の容疑者として逮捕された毛利小五郎の無実を証明しようとする江戸川コナンの前に、公安警察の古谷零が立ちはだかる。2018年製作・日本作品。

TAKUYA_Mのレビュー・評価・感想

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名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer
9

安室さんがとにかくカッコいい!!風見さんも頑張った!

「名探偵コナン」という作品から離れて久しい私。昔は漫画を読んで、アニメも欠かさず見て、映画も見ていました。しかし、なんか黒の組織の展開もマンネリ化気味……、アニメの放送時間が変わると同時に自然と作品から離れてしまいました。そんな私がコナンという作品に、再び夢中になるきっかけは、安室透でした。
私立探偵兼ポアロのバイト、黒の組織のバーボン、そして公安の降谷零。トリプルフェイスを使い分け、何事も完璧にこなしてしまう彼。
正義のためなら手段を選ばない彼は、テロを事故として片付けられることを防ぐため、嘘の証拠をでっち上げて毛利小五郎を容疑者として逮捕させるよう仕向けます。今回の安室さんは敵かもしれない……。コナン同様、私もそう思いました。風見の口からも、安室さんが被疑者を自殺に追い込んだ過去があると聞き、ますます安室さんが一体何を考えているのか、何が目的なのか、そして本当に今回は敵なのか……、思い悩まずにはいられませんでした。
しかし、映画が進むとともに真実が明らかになり、安室さんは協力者となったコナンくんと共に事件の解決、そして日本を守ることに成功します。現実離れしたカーチェイス、安室さんのハンドルさばきには惚れ惚れしてしまいます。
安室さんは誰よりも国を守ろうとしている。そして、誰も傷つけまいとしている。映画を最後まで見るとわかります。安室の女が何故、この国に溢れているのか……。