活撃 刀剣乱舞 / Katsugeki/Touken Ranbu

活撃 刀剣乱舞 / Katsugeki/Touken Ranbu

「活撃 刀剣乱舞」とは、DMMゲームスの「刀剣乱舞」を原作に、ufotableが製作したアニメーション作品。西暦2205年、歴史を変えようとする歴史修正主義者を倒すために、物に眠る想いや心を目覚めさせる力を持った「審神者」が、刀剣の擬人化した姿である「刀剣男士」を呼び出し、歴史を守るために戦う。活撃では、かつて土方歳三の愛刀であった「和泉守兼定」を中心に、歴史修正主義者との戦いが描かれた。

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活撃 刀剣乱舞 / Katsugeki/Touken Ranbu
9

原作ゲームファンにはたまらないアニメ

ブラウザゲーム刀剣乱舞onlineのアニメ化作品です。
原作ゲームにはそれほどストーリー性がないので、活撃刀剣乱舞のストーリーはゲーム内のとあるイベントを深く掘り下げるような形で作られています。数台詞しかない元ネタから、よくぞここまで壮大な物語に膨らませたなあと感心しました。
作画がすばらしく映像が綺麗で、原作の設定を守りつつアニメオリジナル要素も結構入っているので新鮮な気持ちで見ることができました。
話の雰囲気は全体的に暗めで、特に戦いのシーンはかなりひやひやしました。BGMや主題歌も世界観を損なわないシリアスな雰囲気で、重たい話が好きな方には本当にお勧めです。

最初はバラバラだった第2部隊のメンバーが仲間として認めあい、支え合って敵を乗り越えていく過程に感動します。第2部隊長である和泉守兼定やメンバーのかっこよさはもちろんのこと、先輩として活躍する第1部隊の面々がものすごくかっこいいです。
第1部隊のメンバーは最初は三日月宗近以外は不明ですが、他のメンバーが判明するシーンではファンの心をくすぐる人選に思わず歓声を上げてしまいました。
和泉守兼定とすれ違ってしまった相棒・堀川国広がどうなってしまうのか最後まで分からないところもドキドキしました。クライマックスである最終話の第1部隊・第2部隊の共闘シーンは刀剣乱舞ファン必見です。