ホーリーランド / Holyland

ホーリーランド / Holyland

『ホーリーランド』とは、2000年に森恒二により『ヤングアニマル』にて2008年まで連載された日本の格闘漫画であり、また漫画を原作としてドラマ作品である。不良たちが闊歩する夜の繁華街を舞台に「ヤンキー狩り」と噂される気弱な高校生神代ユウが様々な強敵と対決し路上の喧嘩での格闘技の恐ろしさをリアルに描く。

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ホーリーランド / Holyland
8

いじめられっ子の喧嘩漫画

この漫画は、中学校からいじめを受けていた主人公の神代ユウが、高校生の時に他校のヤンキーにトイレで恐喝され、自己防衛でぶん殴ったことから始まる格闘技系喧嘩漫画です。
神代ユウは中学校の時にいじめを受け不登校になる。街で歩いていると同じ学校の人に遭遇し、ボコボコにされる。本屋で痛くない殴られ方を探しているとボクシングの本を見つけ、家に帰った後本で見たパンチの打ち方を思い出し練習する。毎日5000回拳を振り二年後、トイレで恐喝してきたヤンキーを返り討ちにし、次第に「ヤンキー狩りボクサー」という名前で噂される。
その後、柔道部・空手家・レスリング・ボクシング部・剣道部・キックボクサー・拳法使い・総合格闘技と沢山の格闘技経験者に勝つ。中には格闘技経験はなく、ストリートの喧嘩で有名な相手にも勝つ。
ある日、街にドラッグが流行する。神代ユウはその元凶の拳法使いを倒し、ドラッグを止める。最終戦では神代ユウの憧れの人である伊沢マサキと闘い勝利する。その帰り道、不良に絡まれてる所を助けた少年に脇腹を刺される。しかし、数年後の街で神代ユウが恐喝されていた少年を助けているので生きていることが分かる。
この漫画の面白いところは、いじめられっ子がだんだんと強くなり噂される存在になることです。もし今いじめなどを受けて悩んでいる人。人間は強くなれる。諦めないで。