ドラゴンボール超 ブロリー

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ドラゴンボール超 ブロリー
9

まさに「日本が世界に誇る」作品

日本が世界に誇る国民的マンガのアニメ映画。
悟空とベジータの前に現れたのは、同じサイヤ人のパラガスとその息子ブロリー。かつて有り余る潜在能力を恐れベジータ王に強制追放させられたブロリー。その息子を追いかけ故郷を失ったパラガスはベジータ王に並々ならぬ恨みを持っていて、その矛先を息子であるベジータに向ける。

正直そこまで期待せずに軽い気持ちで観に行ったのに、終わってみれば手に汗握る最高のドラゴンボール映画だった。まず驚いたのは前半の物語パート。フリーザによって滅ぼされる運命の惑星ベジータ。そこに奇跡的に同時期に誕生した子供がカカロット(悟空)、ベジータ、そしてブロリー。今までカカロットォォォォ‼︎のイメージしかなかったブロリーという存在がとても丁寧に描かれていて、ただの戦闘マシーンではない人間味溢れるかなり魅力的なキャラクターになっていた。
そして始まる圧巻の戦闘シーン。ベジータvsブロリーも、悟空vsブロリーも、そして最終決戦も、もう全てがカッコ良くて…。
キャラクターの絵のタッチもややマンガの様な線で表現されていたり、現代ならではのCGを織り交ぜて迫力満点だし、なんかもう映像麻薬(笑)。今作を観てこの作品を心の底から「日本が世界に誇る」と思えた。間違いなく過去最高のドラゴンボールだった。