星野源 / Gen Hoshino

星野源 / Gen Hoshino

星野源は1981年生まれの歌手、ミュージシャン。音楽活動以外にも俳優業、文筆業などの多岐に渡った芸能分野で活躍しているが、音楽活動では、2015年に解散したインストバンド「SAKEROCK」から始まり、シンガーソングライターとして活躍している。

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星野源 / Gen Hoshino
10

彼を超えられるアーティストはいない!私が思う星野源というアーティストの魅力3選

彼がなぜここまで人を魅了し続けるのかを私が考察し、その理由を3点挙げます。

1つ目に、センス抜群の楽曲と癒しの歌声です。発表する楽曲は毎回印象の異なるものばかりで、飽きることを知りません。常に新しい音楽を取り入れ続ける星野源さんだからこそ創り出せる楽曲は、1つ1つ大変手の込んだつくりをしている楽曲ばかりです。そのため万人受けするものからディープなものまで幅広く、どんな音楽思考の人でも星野源さんの楽曲を様々な角度から楽しめること間違いありません。
そんな楽曲に命を吹き込むのは、星野源さんの独特の癒しの歌声です。星野源さんご本人は「まるでバームクーヘンを口の中に詰め込んで話したような声」だと言っておられますが、そんなことは全くないと言っていいほど、透き通る癒しの歌声です。それがよく表れているのは「くだらないの中に」、「不思議」、「私」などのゆったりとした楽曲を聴かれると、わかりやすいかと思います。

2つ目に、かっこよすぎず普通っぽさが滲み出ているところです。彼の外見をこよなく愛するファンの反感を買うかもしれませんが、星野源さんの外見はイケメンとは言えないと思います。ただその「どこにでもいそうな普通っぽさ」が、星野源さんの魅力をさらに引き上げていることは間違いありません。
先に述べた魅力の1つ目の「センス抜群の楽曲と癒しの歌声」で考えますと、誰もが認めるイケメンが披露したところで、その楽曲と歌声は当たり前だと捉えられてしまうことが多いかと思います。ですが星野源さんの、一見人と距離を取りそうな切れ長の目の風貌から、あのしびれる楽曲と優しい歌声を披露されたら何倍もの魅力を感じてしまいます。

3つ目に、気取らない自然体なところです。星野源さんがニッポン放送で毎週火曜日の深夜にされている『星野源のオールナイトニッポン』を聴くと、彼の気取らない気さくなところを垣間見ることができます。
リスナーからの投稿の1つ1つを丁寧に読み上げることはもちろんのこと、星野源さん自身が肩ひじ張らず、「今日はね、とてつもなく眠いの!みんな、刺激的な投稿で起こしてくれ!!」などとリスナーに無茶ぶりをするような回もしばしばあります。電波の向こう側にいるリスナーを目の前にいるかのように接してくれる星野源さんのラジオは、癖になること間違いありません。
そして星野源さんがパーソナリティではありますが、番組を一緒に制作されているスタッフたちのことをとても大切にしており、まるで学生の頃から親しかった友人たちであるかのように関わりを持っています。

そんな星野源さんのラジオ番組と一緒に触れて頂きたいのが、執筆されているエッセイです。エッセイは何冊か刊行されており、私が特におすすめするのは『いのちの車窓から』です。その中に収録されている『新垣結衣という人』を特におすすめします。
このエッセイを執筆されたのは、恋ダンスでも有名となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を撮影している最中で、まだお2人がご結婚される前のエピソードです。それにも関わらず星野源さんがいかに新垣結衣さんのことを慕っていたか、星野源さんがどれほど「普通と日常」を大切にされているかが、よくわかるエッセイとなっています。

以上、私が考察する星野源さんの魅力3選でした。