絶対可憐チルドレン

絶対可憐チルドレン

『絶対可憐チルドレン』とは、椎名高志による日本の漫画作品。略して「絶チル」と呼ばれている。週刊少年サンデーにて2004年から2021年にわたって連載された。単行本は全63巻ある。本編は小学生編、中学生編、高校生編からなる。中学生編終了した際、1度休載してから高校生編が始まった。また、単行本の累計発行部数はは600万部を突破している。
物語は、エスパーである明石薫、野上葵、三宮志穂が、日本の特務機関「B.A.B.E.L(バベル)」に属し、チーム「ザ・チルドレン」を指揮する皆本光一とともに難題を解決していく内容である。彼らに敵対するものとして、兵部京介が率いる犯罪組織「P.A.N.D.R.A(パンドラ)」がいる。パンドラは超能力を悪用し事件を起こし、超能力のない人達との戦争を起こそうとしている。また、パンドラと対峙するものとして「黒い幽霊(ブラックファントム)」がいる。ブラックファントムは、エスパーを支配し利用しようとしている普通の人による武装組織である。
彼女らの超能力は、明石薫が念能力者(サイコキノ)、野上葵が瞬間移動能力者(テレポーター)、三宮志穂が接触感応能力者(サイコメトラー)である。

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絶対可憐チルドレン
8

わがまま、最強エスパー少女たち世界の命運その手の中に

超能力支援研究所B.A.B.E.L.(バベル)のチーム「ザ・チルドレン」では、人の話を聞かず力で言うことを聞かせるなど、わがまま放題の問題児(まだ10歳の女の子たち)が働いています。
超能力が存在する地球で、明石薫は世界一のレベル7の力を持つサイコキネシス(念動力者)、野上葵はテレポーター(瞬間移動能力者)、三宮紫穂はサイコメトリー(接触感応能力者)です。
B.A.B.E.L.指揮官の天才皆本光一に出会い、変わっていく彼女たちが、「エスパーとノーマルとの戦争を将来主導する」と予知されます。皆本が、「わがまま放題の彼女たちを導き、世界を平和にできるのか」という物語です。
「ザ・チルドレン」と皆本の関係が世界を左右するところが見所です。
未来の世界で「破壊の女王」と呼ばれた明石薫は、エスパーとノーマルの中心人物になります。
「最悪で覆せない」と言われている未来を変えるためには、皆本との信頼が鍵になるのですが、彼女たちが強力過ぎるため、周囲から恐れられ学校にも行けず、わがままになりました。
任務や私生活を通し、変わっていった彼女たちと皆本との信頼が構築されながら、エスパーとノーマルや愛されなかったエスパー、エスパー同士の絆などを受け入れ考えました。
恐れられていた力を認められた彼女たちは、1人の男性として皆本を好きになりました。最悪の未来の予知に深く関わってくる、幼い恋心から変わる恋愛が必見です。