原神 / Genshin Impact

『原神』(げんしん)とは、中国企業のmiHoYo(HoYoverse)によって2020年9月28日にリリースされたオンラインゲームである。
ゲームの舞台であるテイワット大陸で目を覚ました主人公が行方不明になった双子の片割れを探しながら旅をする物語。主人公は双子の蛍、空のうちどちらかを選ぶことができる。オープンワールドで探索、冒険できるシステムで、山をのぼったり、空を飛んだり、海を泳いだりと自由度が高いことが特徴。戦闘システムは手持ちキャラから4名のパーティーを組み、「元素反応」を駆使して戦う。各キャラに属性が決まっており、火・水・氷・雷・風・岩・草の7種類の元素がある。キャラクターと武器はガチャシステムが実装されており、最高レアリティの星5はガチャのみでの排出である。

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原神 / Genshin Impact
10

良いのはキャラクターだけじゃない

原神は多種のハード(PC・PS4・PS5・スマートフォン)にてプレイできる「オープンワールドRPG」だ。対応しているハードが多いため、プレイしている人も多いだろう。

そんなゲーム「原神」の魅力は多種多様なキャラクターにある。美麗な女性、妖しい雰囲気をもつ男性、可愛らしい少女、凛々しい青年。ガチャをする必要はあるが、どんなキャラクターも素晴らしいデザインをしている。

だがタイトルの通り、キャラクターだけが良いのではない。
風が吹き抜ける広い草原、寒さで震えてしまう非情な雪山、背の高い木々やキノコの生える雨林、ところどころに遺跡やオアシスのある砂漠、落雷止まぬ島国。そういった各国の特色も原神のいいところだと言えよう。マップだけでなく、NPCの言葉遣いや服装からも国の特色をうかがうことができる。

それに加えて「炎・雷・水・風・草・岩・氷といった、キャラの持つ属性を利用して戦う」という「元素反応」といった要素もある。はじめのうちは元素反応の面白さを理解するのは難しいが、慣れると他のゲームにはない楽しさを感じられるだろう。
元素反応の中でも「水×雷=感電」や「炎×草=燃焼」は比較的わかりやすい反応で、初心者でも簡単に利用することができる。少し難しいところだと「炎×風=拡散」といった、複数の敵に炎をつけるという元素反応もある。そこにさらに元素を追加することによって「炎×水=蒸発」や「炎×雷=過負荷」といった反応を起こしていくこともできる。つまり好きなキャラクターを使い、好みの元素反応を楽しむのもこのゲームの楽しみ方の1つだ。

このゲームはまだ先がある。素敵な世界を味わいたい人はプレイしてみたらどうだろうか。