頭文字D / イニシャルD / Initial D / イニD

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『頭文字D』とは1995年~2013年まで、しげの秀一が『週刊ヤングマガジン』で連載していた漫画およびそれらを原作としたアニメ作品である。実在する日本の峠を舞台にし、自動車を高速で走行させて峠を攻める事を目的とする「走り屋」達の物語を描いた作品である。トヨタスプリンタートレノ(ハチロク)のドライバー藤原拓海が卓越したドライビングテクニックを駆使して数多くの走り屋とのバトルを繰り広げる様を描く。

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頭文字D / イニシャルD / Initial D / イニD
8

車好きにはおすすめ!

主人公、藤原拓海が父親が所持しているAE-86で峠バトルを繰り広げる漫画です。連載が1995年と昔の作品ではありますが、名前を知っている方は多いのではないでしょうか。

最初は「車に興味がない、車なんて走れば良い」という発言をしている拓海ですが、だんだんと車の楽しさを感じ、仲間と共に成長していく姿が見られます。
もちろん、峠バトルで出てくる車はどれもカッコいい車ばかり。登場人物も個性的な人たちが多く、主人公である拓海と同級生のなつき、バイト先の先輩である池谷先輩とライバルチームに所属する真子などの恋愛についての描写もあるので車の事はあまり知らないという人でも楽しめる作品です。

漫画の車の躍動感もすごいですが、アニメはCGを使用していたり、実際に監修としてレーシングドライバーの土屋圭一さんも関わっており、とても迫力があります。
BGMにユーロビートが使用されており、盛り上がるポイントの1つとなっています。
また、声優さんも豪華です。アニメと映画で声優さんが違うのでそれを比較して楽しむことができるのもポイント。
この作品の後継作であるMFゴーストにも頭文字Dの登場人物の成長した姿が出てきて、この作品好きにはたまりません。