日向坂46 / けやき坂46 / Hinatazaka46

日向坂46は秋元康のプロデュースのもと2015年に結成したけやき坂46が2019年に改名して誕生したグループ。けやき坂46は、元メンバーの長濱ねるが特例でオーディションに合格した際に、「欅坂46の中にひらがな表記のけやき坂46を作ろう」という秋元康の提案から始まった。2016年にオーディションで選ばれて加入した11名と長濱ねるの1期生12名で活動を開始。当初は欅坂46の二軍的な立ち位置で、楽曲も欅坂46のカップリングとしてCDに収録されたが、見るものを幸せにする「ハッピーオーラ」というスローガンのもと人気を博し、2017年に全国ツアーを開催し、2期生となる追加メンバー9名が加入。2018年には日本武道館3Days公演を開催し、3期生1名が加入。2019年2月11日、単独での初のシングルの発売やオフィシャルサイトの開設を発表した生配信の最後に『日向坂46』への改名を発表し、日向坂46として活動を開始。横浜アリーナで開催された『日向坂46 デビューカウントダウンライブ!!』では2万人以上を動員。年末に1stシングル『キュン』でNHK紅白歌合戦への初出場を果たすとそこから3年連続で出場。2020年に新3期生3名が加入。2021年にはさらに人気が高まり写真集の発売、ドラマ、バラエティ番組など多方面で活躍。2022年3月30日・31日に東京ドーム公演を開催し2日間で10万人を動員。

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【日向坂46】アイドルらしくないアイドル!?

日向坂46(ひなたざかフォーティシックス)とはアイドルでありながらもアイドルらしくない。もちろん曲も人気の一つであるが、曲以外のところでも好きというファンは多い。では曲以外のところとは、どういったところなのかお話していきたい。
まず初めに日向坂46は2015年11月30日に結成。結成から2019年2月11日までは、けやき坂46(ひらがなけやき)という名称で活動していた。
実は元々、けやき坂46とは総合プロデューサーの秋元康の『欅坂46というグループの中に、ひらがな表記のけやき坂46というグループを作ろう』という発言から発足したグループである。(のちの日向坂46)
けやき坂46で約3年ほど活動し、動画配信サービスSHOWROOMの生配信で改名が発表され、欅坂46(欅坂46も改名し現在は櫻坂46)から完全に独立し単独のグループとなる。

ここからは日向坂46の人気の理由についてお話していきたい。
日向坂46の曲は欅坂46とは対となるようなアップテンポの曲が多く、女性目線のラブソングのみならず、男性目線のラブソングも多くある。人気の要因の一つとして、顔面偏差値が高いのももちろんあるが、アイドルが男性目線の曲を歌うため、男性のファンを普通よりもより多く獲得できる要因の一つではないか。

ここからが曲以外の人気の部分であるが、日向坂46は冠番組である「日向坂で会いましょう」にて様々な企画に挑戦している。この番組が日向坂46の人気の理由の火付けとなる。火付けとなる要因は、様々な企画を番組内でやっておりアイドルらしい企画以外にも、大喜利やキン肉マンに着目した企画などをやっている。こういったおもしろ企画がファン以外の方が見ても純粋に面白いという理由からファンが増えていっている。

また、番組のMCのオードリーとの絡みも非常に面白い。以前、オードリーの春日が10年付き合っていた彼女にプロポーズする10日前に浮気をした事件(通称:フライデー事件)があった。この春日のフライデー事件をアイドルである日向坂が番組内でガンガンいじるというなんともカオスな回があった。このやりとりを見ていた相方の若林も「どの番組よりも強めにイジられてる」と言ったほどだった。
ほかにもオードリーと日向坂のやり取りが芸人とアイドルではなく、芸人と芸人とのやり取りに見えるほど強烈でカオス、そしておもしろい絡みを番組内で見せている。

以上が日向坂46がアイドルでありながらアイドルらしくない理由である。もちろん日向坂46の曲も非常に良いものばかりであるが、歌以外でも楽しめる、応援したくなる要素がたくさんある。
曲だけでなく、日向坂46がテレビに出演していた際には「日向坂で会いましょう」で培った高いバラエティー能力を見せてくれるので、ぜひ一度拝見してもらいたい。