時が経っても胸が締め付けられる
Acid Black Cherryを紹介します。ヴォーカルであるJanne Da Arcの林保憲を中心に、様々な有名バンドメンバーが”サポート”という形で参加しています。一風変わっていてもみんな仲が良く、コアでないファンもだんだんコアになりえるバンドです。
メンバーはVo：yasu （Janne Da Arc）一人です。オリジナル曲はすべて作詞・作曲・編曲を担っています。
サポートメンバーとしてBa：SHUSE（元La'Christi・現在tяi￠к）、Gu：YUKI（元リュシフェル・現在DUSTAR-3）、Gu：HIRO（元La'Christi・現在Libraian）、Dr：淳士（SIAM SHADE・BULL ZEICHEN 88）、の4人を中心として演奏しています。他にも過去サポートに入った歴代メンバーもいます。
歌詞は失恋や悲しみ・いら立ち・抜け出せないもどかしい気持ち等、なかなか表現されにくい感情の歌詞のものが多く取り扱われています。
現実では精神的なことからくる絶望をなかなか声に出せない・出させない空気感がありますが、悩み・悲しみ・痛みから抜け出せない心を歌にして吐き出したい人にはお勧めのアーティストです。
メンバー・歌詞だけでなく、PVも非常に面白く作られています。
感情を表した歌詞が多い中、PVは時々コミカルが織り込まれていて、2面生が楽しめます。
制作秘話も併せて楽しめると思います。
また、2011年3月11日の東日本大震災にはとても心を痛めていました。その時、いくつか制作が進んでいる中で生まれた曲の歌詞には、復興の願いを込めて被災地の名を歌詞に隠し盛り込みされています。是非お探しください。
アルバムはそれぞれコンセプトが大事にされた曲・セトリの作りになっています。
なので、収録曲には被りがありません。それぞれで楽しめるかと思います。
自分が特に思い入れがある曲は何年経っても聴けば、当時の気持ちが蘇る。
そんな事象の一曲が見つかると思います。