バットマン ビギンズ / Batman Begins

バットマン ビギンズ / Batman Begins

2005年にアメリカで制作された実写映画。監督はクリストファー・ノーラン。
アメリカンコミック『バットマン』シリーズを原作としている。
実業家ブルース・ウェインが、闇の騎士「バットマン」として、世に蔓延る凶悪犯罪者たちと戦う決意をする様を描く。

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バットマン ビギンズ / Batman Begins
7

ゲイリーがいいもの?!

ゲイリー・オールドマンが、バットマンに協力する良い警官役をしていて、ちょっと意外でした。でもたしかに、年を重ねて優しいおじさま然となってきたので似合っていたと思います。
私はバットマンってそんなに見てきてないのですが、クリスチャン・ベイルのシリーズは暗くて重くて好きです。彼がなぜバットマンになったのか、普通の人間がなぜあんなに戦えるのか、その謎が分かる話でした。また、私は訓練の描写って結構好きなので、ブルース・ウェインが一から修行している描写が良かったですし、コスチュームとかエンブレムも自分で考えているのが、よく考えたらそりゃあそうなんだろうけど、なんかクスっとできました。
バットマンは孤独な戦士ってイメージがありましたが、執事もアルフレッドや、会社の人間が彼に協力していて、会社の人なんて、それを何に使うんだってなりそうなのに協力しているところが良いです。前述の、ゲイリー演じるゴードン警部の、腐りきった警察に対するいら立ち、でも一人で戦っても汚職はなくならないというあきらめの演技も素晴らしかったです。
ヴィランはちょっと小物だったかなって気はしますが、たぶんあの人は親玉だろうって人がきちんと最後親玉で出てきて魅せてくれました。
ここからあの三部作が始まったんだと思うと感慨深いです。