タリーと私の秘密の時間

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タリーと私の秘密の時間
9

頼ることの大切さ

この作品は、子育てに心が折れた人に頼れない母親マーロと突如として現れたベビーシッタータリーの物語。
マーロには、娘と息子そしてお腹に一人と3人の子供がいる。マーロの息子はこだわりが強く少し手がかかるため困っていた。ある日、兄の夫婦の家に遊びにいくとそこには若いベビーシッターがいた。マーロは兄に雇ったほうがいいとシッターの電話番号を渡すがマーロは悩んでいた。
そうこうしていると、赤ちゃんが産まれてしまい、マーロは毎日子育てに追われ、起きては授乳してを繰り返し睡眠も十分に取れず何もかも無茶苦茶な日々を送っていた。そんなある日、息子の件で呼び出され転校させることにする。ついに、マーロは限界に達しシッターを雇おうと決断しタリーがやってきます。
タリーの見た目が思ったよりも派手だったため不安になりながらも預けることにする。朝、起きてみると全てが綺麗に整頓されており久しぶりに熟睡できたことで感心してタリーと仲良くなりはじめ心にもゆとりができ始めたため、息子の学校見学にもいき始めやっと息子にあった学校を見つけ楽しく過ごしていた。そして、ある日ミアが寝静まったのでタリーと二人で車で飲みに出かけた帰り道に事故に遭ってしまう。そこで、父親は驚きの事実を知ることになる。
この作品は、完璧とはなんなのか、頼ることは恥ではないことを教えてくれます。何かに行き詰まったときに見たい作品です。