Vaundy / バウンディ

Vaundy / バウンディ

Vaundy(バウンディ)とは、日本のシンガーソングライター。作詞・作曲だけでなく、アートワークや映像制作もクリエイターと協働して行なうマルチアーティストでもある。
2019年6月からYouTubeに楽曲を投稿し活動を開始すると、同年9月にデジタル配信シングル『東京フラッシュ』を発表。ミュージックビデオは2ヶ月で100万再生を超えるなど注目が集まる。2020年5月27日には1stアルバム『strobo』をリリース。アルバム収録曲「灯火」がFODドラマ『東京ラブストーリー』主題歌に、同「不可幸力」がSpotify Premium 全国地上波テレビCM「Spotify Town」編にそれぞれ起用された。
ロックやヒップホップなど、ジャンルを混合させたジャンルレスな楽曲が特徴である。2019年11月29日にリリースした1stシングル『東京フラッシュ』制作時には、ラジオ局で流してもらおうというコンセプトのもと、需要を意識した曲作りを行い、ヒットさせるなどトレンドを読み取った楽曲制作にも長けている。
楽曲提供も盛んに行っており、日本テレビ『news zero』テーマソングである菅田将暉の「惑う糸」や、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌であるAdoの『逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)』も、この映画の為に書き下ろし、提供している。

6nlenoreのレビュー・評価・感想

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Vaundy / バウンディ
8

2022年Apple MacのCMにも起用された21歳注目アーティスト。

現役芸大生でもあるVaundyの作り出す音楽には、その若さからは想像し得ないほどの静かでいて、おしゃれな雰囲気があり、寝静まった夜中の街並みの涼しい空気感が好きな方には合うのではないかな、という曲も数多くあります。

今年22歳を迎えるVaundyですが、2019年に自主製作した楽曲「pain」をyoutubeに投稿し、アーティスト活動を進めます。

そして同年の9月には「東京フラッシュ」にて若者の注目を集め、今なお彼の音楽に惹かれている人たちは増え続けています。

彼は音楽制作において「引っ掛かり」を大事にしている節があります。

「東京フラッシュ」制作時に彼が意識したのは「5秒以上聞きたくなるような曲かどうか」という点だったそうです。

それは今の音楽においては、誰もがサブスクリプションにて音楽を多く楽しむことができますが、その半面、多くの楽曲を聴かない事もできます。

数秒で耳に馴染まなかったら違う曲に移るという「消費」が容易な時代で、彼はそういった数秒を強く意識し、製作に取り組んでいます。

なので、聞けばその数秒が心地よいものなり、好きな音楽があるはずです。

特に若い人には、より馴染のある楽曲なのではないかな、と感じています。

メジャーデビューして日は浅いですが、今後も注目が外せないアーティストの一人だと思います。