DREAMS COME TRUE / ドリームズ・カム・トゥルー / ドリカム

DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)とは、1988年に結成された日本のバンド。略称はドリカム。ドリ、DCTと呼ばれることもある。メンバーは北海道出身のボーカル・吉田美和(よしだ みわ)と、東京都出身のベース・中村正人(なかむら まさと)の2人。2002年までは北海道出身のキーボード・西川隆宏(にしかわ たかひろ)も在籍していたが、2002年3月21日に脱退した。
所属事務所はDCTentertainmentで、所属レコード会社はユニバーサルミュージック、DCT records。公式ファンクラブ名はPOWER PLANT。
1989年3月21日に、ファーストシングル『あなたに会いたくて』と、ファーストアルバム『DREAMS COME TRUE』を同時リリースし、メジャーデビュー。圧倒的な歌唱力でヒットを連発し、売り上げ枚数が200万枚を超えたアルバムの数は、日本の全アーティストの中で最も多い。中でも、1992年に発売された5枚目のアルバム『The Swinging Star』は累計売り上げ枚数が300万枚を突破した。これはオリコン史上初の快挙であった。

prikestu5656k4のレビュー・評価・感想

レビューを書く
DREAMS COME TRUE / ドリームズ・カム・トゥルー / ドリカム
10

ソウルミュージックの歌手のような歌声の持ち主

DREAMS COME TRUEは、ヴォーカルの吉田美和とベースの中村正人からなるバンドです。デビュー時からしばらくはキーボードの西川隆宏もいました。
彼らの魅力は何と言っても吉田美和のソウルミュージックの歌手のような伸びのある声でしょう。そのパワフルな声は、初期の大ヒット曲「決戦は金曜日」において遺憾なく発揮されています。
もちろんその表現力も卓越したもので、聴く者をその歌詞の世界に感情移入させる力があります。それが1番よくあらわれているのは名曲「LOVE LOVE LOVE」でしょう。
この曲のなかで吉田美和は、若い女性が男性に対して熱い想いを抱きながらもなかなか言い出せないという、繊細な感情を巧みに歌を通して表現しています。この曲は主題歌として使われたドラマとともに大ヒットしました。
やはりドラマとともにヒットした曲に「やさしいキスをして」がありますが、そこでも吉田美和は優れた歌唱力を発揮しています。
また彼らの魅力としてはその吉田美和の詞と中村正人の曲があるといえるでしょう。
吉田美和の創り出す詞は、繊細な感情や熱い想いなどを美しく描いています。
中村正人によるメロディとリズムはとてもメロディアスで、人を引き込みます。
今後とも彼らに注目していきたいですね!