ミュージアム

sinryu79kaip1のレビュー・評価・感想

レビューを書く
ミュージアム
6

漫画の終わりの方が好き

やっぱり漫画では許せることが映像になると、リアリティなさすぎだなと思うことってあると思います。本作はまさにそれであんなデブ1人で運べるかなあとか、犯人が超人すぎるし、長々演説も文字だと気にならないけど、映像だと何話してるの?誰が聞いてんの?と気になってしまいました。あと、デブのニートの描写もなんか不快です。それに終わり方がなんか漫画と違っててあまり納得できませんでした。漫画はよくわからない終わりというか、どっちとも解釈できる終わりだったけど、それを映画でするとわけわからないとなるのか、なんかオチをつけててちよっとなあと思います。お話はセブンみたいな連続殺人が起こってというものです。犯人がカエルの覆面をしているので、カエル男と呼ばれています。殺し方はなかなかえぐいし、それぞれにドッグフードの刑(うろ覚え)とか題名がついてるのもセブンっぽいです。刑事は小栗旬でかっこいいし、ベテラン刑事で松重豊さんも出てくるし、キャスト陣はとても素敵でした。ですのでキャストのファンとか、セブンの雰囲気が好きな人は楽しいと思います。ただ、漫画を読んだことある人は、終わりがあまり気に入らないのではないかなと思いました。