白雪姫と鏡の女王

Gerqwurobos1のレビュー・評価・感想

レビューを書く
白雪姫と鏡の女王
7

戦ってつかみ取る!自分の自由

意地悪で強欲の塊の継母 女王の元で育った白雪姫は外の世界を全く知らずにいた。
次第に外の世界にあこがれを抱くようになり、女王の目を盗み城を抜け麓の村に行った。
その道中の森の中で美しい青年に出会う。その青年に特別な感情を抱くが、まずは村へ向かう。
そこでは人々が今日を生き抜くのに必死な生活をしており、城で豪遊している女王に反感を抱くようになる。
その夜、女王主催のパーティーに無断で参加し、そこで森で出会った青年と偶然に再会する。
その青年は王子アルコット。白雪姫は王子に国の現状を話し助けを求めるが、女王に見つかってしまい、罰として森に捨てられてしまう。
気を失っていた白雪姫だったが森で7人の小人と出会い、彼らと生活を共にする。
その中で彼らから戦いの基本を教わり、力をつけていく。
しかしある時、アルコット王子と女王が結婚式を挙げると伝え聞く。
白雪姫は悲しみに暮れていたが、小人たちに背中を押され、結婚式会場に乗り込むことを決断する。
結婚式に乗り込み、王子を奪い取り森に戻った白雪姫たちだったが、それを知った女王が激怒。魔物を使い白雪姫を殺そうとする。
しかしその魔物こそ失踪していた王自身で会った。
王と白雪姫は女王から権力を全て取返し、王子アルコットと白雪姫は結ばれた。
その式に魔力を失い老婆の姿になった女王が現れ白雪姫に毒りんごを渡す。
しかし白雪姫はその老婆が女王だとすぐに分かり、毒りんごを返し、「負けを知ることは大切なことですよね。」と笑顔で言い残した。
プリンセスは「守られる対象」から「カッコよく自由を求めて戦う対象」に変わっていったと感じた。
リリー・コリンズの剣術が素晴らしく、男性のような身のこなしだった。
やられっぱなしだったが、最後にすばっと言い返したのが見ていてとてもスカッとした。