崖の上のポニョ / Ponyo

崖の上のポニョ / Ponyo

「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。

natuya-72のレビュー・評価・感想

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崖の上のポニョ / Ponyo
6

人魚姫って題材が

人魚姫って題材自体、難しいものだよなと思います。
あれは、悲劇的だからいいっていうか、恋が叶っちゃああんまりよくないし、だいたい5歳児に真実の愛を求めるのは酷だと思います。
また、洪水の後のボートの親子のところとか、よく意味がわかりません。
ちょっと話を伸ばすために差し入れたんだと思うので、やっぱり、長編映画には向かなかったんじゃないかなと思いました。
いいところは、まずは食べ物が美味しそうなところです。
ジブリといえば、飯って面もあると思います。
今回、ポニョが好きなものをハムにしたので、とても美味しそうで肉肉しいハムが見れました。
ポニョの造形も不気味でありつつ、可愛く見えるもので絶妙でした。
あと、ポニョの妹たちも小さくて可愛いし、波が魚になったり、メルヘンチックでよかったです。
それに、造船の街なのか、船用の踏切とか、船とかでてきて、乗り物好きの息子も気に入っていました。
お母さんがスピードを出しすぎだとか、洪水って、ほんとはもっともっと危険で悲しいものなのに、どこか呑気な人々とか、倫理的にどうなの?と思うところもありますが、子どもには楽しい映像が多かったのではないでしょうか。
あまり、深く考えず見るぶんにはそれなりに面白い作品だったと思います。