トランスアメリカ

snsck0さんのレビュー・評価・感想

レビューを書く
トランスアメリカ
8

女優が男性役?

トランスジェンダーの男性が、性転換手術を控えたころに、昔の過ちでできた息子と旅をする羽目になるという話です。この男性を映画では、デスパレードの妻たちのリネット役のフェリシティさんが演じていて、ちゃんと男性に見えるし、いつものフェリシティさんではなくてびっくりしました。主人公スタンリー改めブリーは、ほんといろんな過去を持ってて、昔のことだし、思い出したくもないだろうけど、あったことのない息子とのことにけりをつけるため、彼に会いにいってえらいなと思います。で、息子は彼いや、彼女が誰なのか知らないし、自分のためにがんばってくれるし、なんか親近感湧くしで告白しちゃって、みたいなもうむちゃくちゃです。でもそうやっていろんなことに向き合ってる人の姿はおかしいやら、感動するやらでいい映画でした。私が一番、ぐっときたのは、ブリーが性転換手術を受けたあと、号泣するところです。男の部分がなくなって嬉しかったからなのか、息子を作ったぶぶんがなくなったからなのか、男としての今までの人生を思い出したからなのか、いろんな気持ちからの涙だったんじゃないかなと思います。 私も泣いてしまいました。息子も傷ついたし、ブリーも悲しみにくれたけど、やっぱり向き合わないといけないことってあるんだなと感じた映画でした。