豚のレバーは加熱しろ（豚レバ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：能登麻美子
イェスマという種族の少女で、リュボリの墓守エス家に仕えていたが、賊に襲われて重傷を負ってしまった。ジェス達と出会ったときには、もう自分の命は長くないと悟っていた。ジェス達がイェスマ狩りに遭遇したときには、彼らを守るために身を挺して犠牲になった。彼女は落ち着いた性格で巨乳の持ち主だったが、豚の世界では胸が小さいほうが人気があるのかと興味を示していた 。

イース

CV：早見沙織
イェスマという種族の少女で、5年前にバップサス村の修道院で暮らしていた。しかし、修道院はイェスマ狩りによって火を放たれ、彼女もイェスマ狩りに捕らえられて命を落とした。その後、彼女の想い人だったノットは彼女の遺体を回収し、首輪と骨を双剣の束に入れて持ち歩いている。彼女はノットにとって忘れられない存在となっている。

その他

ノット

CV：伊東健人
バップサス村で主人公とジェスに出会う狩人。彼は見た目が良く、若い青年であるが、ぶっきらぼうな態度を取ることが多い。しかし、その外見とは裏腹に、彼は真面目な性格をしている。社会から奴隷のように忌み嫌われているイェスマという存在に対しても、彼は肯定的な態度を示している。過去にはイースという名のイェスマに深い愛情を抱いていたが、彼女はイェスマ狩りによって命を落とし、ノットは彼女の骨を双剣の束に納めている。また、彼はヘックリポンという存在を強く憎んでおり、その姿を見たら殺すと決意している。彼のこの決意は、彼の内面に秘められた激しい感情の表れであると言える。

ロッシ

CV：高橋伸也
ノットのパートナーである犬。彼はオスの大型犬で、オオカミに似た姿をしている。彼は美少女の脚の匂いに興味を持つ変態犬だが、とても賢い犬でもある。戦闘ではノットを助けながら素早く動き、敵を恐れない。ジェスの脚の匂いに惹かれており、彼女に懐いている。彼はノットと共にメステリアでの冒険に参加する。

イーヴィス

CV：土師考也
メステリアの王。彼は白髪の老人の姿をしており、最高の魔法使いと呼ばれるほどの力を持ち寛大である。豚になった主人公やジェス達が王都に到着したときには、彼らと対面し、「豚を人間に戻して欲しい」というジェスの願いに応える。彼は暗黒時代という魔法使い同士の争いの時代を生き抜いた魔法使いの家系の末裔であり、イェスマという種族に関する秘密を知っている重要人物 。

キリンス

CV：相馬康一
キルトリの街でキリンス宝石店という店を営んでおり、リスタという宝石を売買している。中年のおじさんで、イェスマを差別する典型的なメステリア人。豚を助けるために使った代わりの黒のリスタが必要なため、彼はジェスが連れてきた豚に興味を持ち、高値で買い取る。そして、豚を祭りの見世物にしようと企むが、その計画は最後までは遂行されることはなかった。

ヘックリボン

2メートルほどの高さの動物。細く長い四肢と首を持ち、体を揺らすことが特徴である。メステリアでは普通に見られる動物であり、他の動物に危害を加えることはない。暗黒時代の後に現れ始めた。地域によってはヘックリボンは幸運や不運の象徴として伝えられている。実はヘックリボンは魔法使いによって作られた生き物であり、イェスマと関係があるという説もある。

『豚のレバーは加熱しろ』の用語

世界関連

メステリア

一つながりの広大な土地であり、偉大なる王がその領域全体を統治している。この世界では、1日は24時間とされ、通貨単位は「ゴルト」。特異な能力を持つ「イェスマ」という種族が存在し、彼らはヴァティスという祖によって建てられた王朝の下で暮らしている。かつては魔法使いたちが争いを繰り広げる暗黒時代があり、その時代の記録はほとんど残されていない。現在では、魔法使いの血筋は王家にのみ受け継がれているとされる。ヒロインのジェスが住むキルトリの街はメステリアの南部に位置し、王都はその中央にある。この王都を目指して、物語は展開していくのである。

イェスマ関連

イェスマ