夢中さ、きみに。(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『夢中さ、きみに。』とは2019年にKADOKAWAから発売された和山やまによる漫画及び実写ドラマ作品。本書はWeb上で話題となり、1カ月で3刷を重ねた。作者にとっては商業デビュー1作目となり、すぐに完売となった同人誌に30ページ以上の描き下ろしを収録している。不思議な魅力を持つ少年・林を取り巻く人間関係を描いた表題作『夢中さ、きみに。』シリーズと、pixivで発表された、不気味な風貌と妙な噂の立つ二階堂のことが気になってしまう目高との友情を描いた『うしろの二階堂』シリーズを収録。

松屋 めぐみ(まつや めぐみ/演:福本莉子)

小中高一貫の女子校・鶴森学園に通う女子高校生。読んだ本をSNSに上げ、感想を上げている。アカウント名はおいも三兄弟で、じゃがいも・長芋・さつまいもが好きなことから命名した。小中高一貫の女子校なため、父親以外の男性との会話はほぼしてこなかった上、人と話すことはあまり得意でない。

小松 豊(こまつ ゆたか/演:前田旺志郎)

鐘亀高校中等部3年4組の男子中学生。絵を描く時は左利きである。美術部に所属している。

山田 章太郎(やまだ しょうたろう/演:望月歩)

鐘亀高校1年3組の男子高校生。先輩である妹尾に専属弁当宅配業屋という名のパシリをさせられている。毎朝、母親から昼食代として500円手渡されているが、それは妹尾の昼食代として消えている。昼食代が実質ないため、夜中こっそり握り飯を握って学校に持参している。

妹尾 正広(せのお まさひろ/演:西垣匠)

鐘亀高校2年の男子高校生。山田の先輩で、授業中でもかまわず窓から山田を走らせるいじめっ子。酢豚はパイナップルが入っていないと許せない。誕生日は2001年1月1月である。

二階堂 明(にかいどう あきら/演:高橋文哉)

朗読劇演者:梶裕貴
戸塚高校2年1組の男子生徒。中学生のときは芸能人かのように扱われるほど可愛く、休み時間となると学年関係なく廊下に二階堂を見に集まるほどであった。中高一貫校に通っていたが、バレンタインのある事件がきっかけで高校からは戸塚高校へ転校した。ホラーが苦手で、甘いものが好きである。姉と弟がいる。

目高 優一(めだか ゆういち/演:坂東龍汰)

朗読劇演者:小野賢章
二階堂のクラスメート。普段コンタクトをしているが、入学式で寝坊した際はコンタクトを入れる余裕がなく、眼鏡で来た。妹がいる。

『夢中さ、きみに。』の用語

小説『鉄と鉄』

『友達になってくれませんか』に登場する架空の小説。人間の女性・百合子と機械・鉄の心の交流を描いたもので、山本等の著書とされている。林のお気に入りの本らしく、何度も読み返していると語っている。事実、松屋が小説内の台詞でもある「友達になってくれませんか」と発言した際にすぐ小説内の台詞で返答しており、かなり読み込んでいるようである。

伊藤潤二

食事中にうっかり伊藤潤二を検索してしまう二階堂(画像中央)

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@8eyuina_matsuda

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