「ピエリ守山」が生ける廃墟モールと呼ばれたワケ

滋賀県にあるショッピングモール「ピエリ守山」は、2008年に開業してから業績不振が続き、一時期は「生ける廃墟」とまで呼ばれていた。2020年ごろには客足を取り戻して活気あるモールに変身していたが、そんなピエリ守山がなぜ「生ける廃墟」と呼ばれるようになったのか、その経緯をまとめた。

▼ 「生ける廃墟モール」として話題になっている「ピエリ守山」

『2013.03.24ピエリ守山 2F レストラン街へ向かう光景』日曜の14時の映像。

▼ なぜ客がこない?なぜそれでも閉店しない?経緯と理由まとめ

以下、「ピエリ守山」開業当時から現在までのツイートやニュースを辿り、その経緯と理由をまとめています。

① 2008年9月「ピエリ守山」開業

出典: www.flickr.com

まだ活気がある開業一ヶ月後、2008年10月13日のピエリ守山の様子。

② 2ヶ月後、近隣に大型モールが続々と開業、すぐさま競争激化

出典: www.smart-acs.com

2008年11月14日「草津エイスクエア」リニューアル

『綾羽が開発(専門店街を増築)し、2008年11月14日にリニューアルオープン。アル・プラザ草津、専門店街SARA、ディオワールドなどが入居している。』
wikipediaより

2008年11月21日「フォレオ大津一里山」開業

『大和ハウス工業が開発し、2008年11月21日に開業。ピアゴ、エディオンおよび約100の専門店、大型アミューズメント施設、スポーツクラブが入居している。』
wikipedaiより

2008年11月26日「イオンモール草津」開業

『イオンモールが建設し、2008年11月26日に開業した。西日本最大級の商業施設としており、全長約400mにおよぶ大空間のエンクローズドモールには、核テナントのイオン草津店と、186の専門店およびイオンシネマが入居する。』
wikipediaより

出典: commonclub.jp

2008年11月28日「アル・プラザ堅田」開業

『平和堂が開発(旧・平和堂堅田店を建て替え)し、2008年11月28日に開業。平和堂および約60の専門店が入居。』
wikipediaより

「ピエリ守山」開業2ヶ月後の周辺

商圏として期待される大阪・京都方面からの人の流れを塞がれる形に…。

ちなみに「アル・プラザ堅田」方面から「ピエリ守谷」に車で来るためには、200円ですが有料の琵琶湖大橋有料道路(通称レインボーロード)を通る必要があります。

③ 2年後、2010年、まだ集客力のある店舗があり人出はほどほど。一方で閉店数も目立ち、早くも「年内に潰れる」とも…

閉店した店舗には白い修正線が…

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