DARKER THAN BLACK(DTB、ダーカーザンブラック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DARKER THAN BLACK』とは、BONES制作のアニメ、およびそのメディアミックス作品。アニメの第1期は2007年に、第2期は2009年に放送された。
すべての作品で世界観、設定は一貫しており、契約者と呼ばれる超能力者が突如として出現した世界を舞台としている。各国は契約者たちを動かして他国の機密情報を狙っており、物語は「組織」に属する主人公の黒(ヘイ)を中心に契約者たちの暗躍が描かれる。

東京に地獄門が現れて以降、本当の星の代わりとして夜空に現れた星。星の一つ一つが、契約者と対応している。星にはすべて「メシエコード」と呼ばれる識別名が付けられている。

ドール

「受動霊媒」、あるいは単に「霊媒」とも呼ばれる。完全に感情が消失している契約者を指す。そのままでは自らの生命維持活動を行えない。

モラトリアム

契約の履行を猶予された契約者。「不完全な契約者」ともいわれる。対価の必要がない代わりにその能力は一切制御できない。

喪失者(そうしつしゃ)

能力を失った契約者という極めてまれな存在。ある程度感情や良心の働きが戻るが、地獄門に近づくと元来の契約能力が再発する。

その他

ME技術

物理的な法則が歪んでしまった地獄門内部で発見された新技術で、Memory Eraser(記憶消去)の略。人の記憶を操作することができる。

PANDORA法

天国戦争の後に国家間で結ばれた、ゲートや契約者に関する協定。紛争を防ぐために生まれた協定だが、実際にはどこの国も遵守していない。

大黒斑

数年に一度、太陽表層の一箇所に複数の巨大な太陽黒点が集中的に発生する現象で、ゲート発生後から見られるようになった。ゲートとの関連性は不明だが凶兆と見なされており、実際に5年前の大黒斑周期には大災害が発生している。

『DARKER THAN BLACK』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

黄「そんなんじゃないだろ?黒…契約者は自殺なんて考えたりしねぇよな…」

黄は志保子とともに組織から逃亡することを決意するものの、それは到底不可能なことだった。志保子は契約者でありながら「人間の感受性を取り戻すこと」という契約対価のために感情を取り戻す。しかし「愛」という感情を黄に持ったからこそ、自殺して黄を助けるという選択を採った。契約者は本当に非人間なのか、という疑問が提起されていたところでの、黄の複雑な感情がにじみ出ているセリフ。

銀「黒…帰ってきて!私を独りにしないで…!」

『黒の契約者』25話、時間の逆行に飲まれそうになった黒に対して銀が必死に呼びかけたときのセリフ。黒が現実へと戻るヨスガとなったのは銀だった。銀が感情を表面に出すのはこの時が最初で最後。黒と銀の確かな絆が描かれた場面でもある。

『DARKER THAN BLACK』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作品に登場した現実の社名

一般的に漫画やアニメなどに登場する広告や商品などは架空の名前が使用されることが多いが、本作では番組スポンサー企業を中心として実際の社名や製品名を明示的に使用している。

『DARKER THAN BLACK』の主題歌・挿入歌

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