Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の徹底解説まとめ

1984年、アルバム『夜明けのランナウェイ』(原題:Bon Jovi)でデビューしたアメリカ・ニュージャージー出身のロックバンド。ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィを中心とするバンドサウンドはキャッチーで明快。デビュー時も世界に先駆け日本で爆発的なヒットを飾り、来日公演、CMタイアップも多く、日本と縁が深い。現在活躍するアーティストにも多大な影響を与え、いまだ第一線を走り続けるビッグバンドである。

Bon Jovi(夜明けのランナウェイ)

1. Runaway
2. Roulette
3. She Don't Know Me
4. Shot Through The Heart
5. Love Lies
6. Breakout
7. Burning For Love
8. Come Back
9. Get Ready

1984年5月21日。アメリカでは4ヶ月早い1月21日に発売されたデビューアルバム.
1985年に麻倉未稀によってカバー された「RUNAWAY」がTBS系大映ドラマ『乳姉妹』主題歌に。さらにドラマ出演した伊藤かずえも後にカバーをしている。この曲は元々ジョンのソロ曲だったため、演奏をしているのはBon JovIのメンバーではない。そして演奏メンバーの中には後にメンバーとなるベーシストのヒュー・マクドナルドがいた。全体としては、ハードでパワフル、勢いのあるアルバムとなっている。

7800°FAHRENHEIT

1. The Price Of Love
2. In And Out Of Love
3. Only Lonely
4. King Of The Mountain
5. Silent Night
6. Tokyo Road
7. The Hardest Part Is The Night
8. Always Run To You
9. To The Fire
10. Secret Dreams

1985年4月15日リリースの2ndアルバム。タイトルである7800とは、「華氏7800度(摂氏約4316度)」で岩(ロック)を溶かす温度と言われている。
収録曲「Tokyo ロード」(Tokyo Road)は、前年(1984年)8月の来日時に熱烈な歓迎をくれた日本のファンへ向けて制作された。曲のイントロには「さくらさくら」のメロディとなっており日本公演で披露する。プライス・オブ・ラヴ(The Price Of Love)はTBS系『日立 世界・ふしぎ発見!』エンディングテーマ(1988年)のタイアップが付き、シングルカットされた。
デヴィッドはこのアルバムより、名前を「David Bryan Rashbaum」から、「David Bryan」へと改名している。

Slippery When Wet(ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)

1. Let It Rock
2. You Give Love A Bad Name
3. Livin' On A Prayer
4. Social Disease
5. Wanted Dead Or Alive
6. Raise Your Hands
7. Without Love
8. I'd Die For You
9. Never Say Goodbye
10. Wild In The Streets
 
1986年8月25日リリースの3rdアルバム。世界で約2800万枚も売り上げたモンスターアルバム。
濡れたTシャツを着た女性の胸部のアートワークが使用される予定であったが、ピンクの縁取りをメンバーが気に入らなかったり、過激すぎるという意見もありし差し替えられたが、既にプレスの済んでいた日本盤とフランスのみTシャツのジャケットで発売された。
Bon Jovi初となる全米ビルボードチャート1位を獲得。その後8週間チャート1位をキープした。

New Jersey

1. Lay Your Hands On Me
2. Bad Medicine
3. Born To Be My Baby
4. Living In Sin
5. Blood On Blood
6. Homebound Train
7. Wild Is The Wind
8. Ride Cowboy Ride
9. Stick To Your Guns
10. I'll Be There For You
11. 99 In The Shade
12. Love For Sale
 
1988年9月19日リリース。4thアルバムで全米で約700万枚、世界で1500万枚を売り上げた。
Bon Jovi初の全米ビルボードチャート1位を獲得。その後8週間もチャート1位をキープ。
日本のオリコンチャートの最高位2位であるが、年間のアルバムチャートでは1位。この年の第3回日本ゴールドディスク大賞 グランプリ・アルバム・オブ・ザ・イヤーと、グランプリ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを獲得。名盤である。

Keep The Faith

1. I Believe
2. Keep The Faith
3. I'll Sleep When I'm Dead
4. In These Arms
5. Bed Of Roses
6. If I Was Your Mother
7. Dry County
8. Woman In Love
9. Fear
10. I Want You
11. Blame It On The Love Of Rock & roll
12. Little Bit Of Soul
13. Save A Prayer(国内盤のみ収録)
14. Starting All Over Ageain(国内盤のみ収録)

1992年10月30日リリース。
バンド解散の危機を乗り越え、リリースに至った5thアルバム。5名の手を重ねたジャケットは新たな結束を意味するものとも言われている。
1990年代を迎え、アメリカ発のミュージック・シーンはNIRVANAなどに代表されるシアトル系ロック、グランジのブームの迎え、1980年代に活躍したハードロック・バンドは低迷期を迎えていた。そのため、全米チャート最高位は5位。しかし、イギリス、カナダ、オーストラリアで1位。日本(3位)とその人気は健在であった。
「Dry County」ではギターソロも長く、ヘヴィなドラム、アグレッシヴなギターを聞かせ、新たなBon Jovi像を感じさせるアルバムとなった。

These Days

1. Hey God
2. Something for the pain
3. This ain't a love song
4. These days
5. Lie to me
6. Damned
7. My guitar lies bleeding in my arms
8. It's hard letting you go
9. Hearts breaking even
10. Something to believe in
11. If that's what it takes
12. Diamond ring
13. All I Want Is Everything(国内盤のみ収録)
14. Bitter Wine(国内盤のみ収録)

1995年6月12日リリース、6thアルバム。ベーシストのアレックが抜け、ヒューが加わった最初のアルバム。グランジブームが続く音楽シーンにおけるバンドのあり方を模索するBon Joviであったが、前作のベストアルバム『Cross Road』のヒットの余韻はまだ残っていた。そのためジョンは発売時期に頭を悩ませ、ようやく1995年6月の発売とする事となった。
ジョンのバンドシーンへの葛藤、また脱退したアレックへの想いなどからかアルバム全体の曲調は暗い。おとなしい印象でバラードやスローテンポの曲が多い。
『ニュージャージー』『キープ・ザ・フェイス』の際もレコーディングされたが、収録されなかった「Diamond ring」が初めて音源化された。

Crush

1. It's My Life
2. Say It Isn't So
3. Thank You For Loving Me
4. Two Story Town
5. Next 100 Years
6. Just Older
7. Mystery Train
8. Save the World
9. Captain Crash and the Beauty Queen From Mars
10. She's a Mystery
11. I Got the Girl
12. One Wild Night
13. I Could Make A Living Out Of Loving You
14. Neurtorica(国内盤のみ収録)
 
 
2000年5月17日リリース。明るい雰囲気の楽曲が揃った5年振りの7作目のオリジナルアルバム。
「It's My Life」は、なかやまきんに君のネタ曲、またプロボクサー小堀選手の入場曲、プロ野球選手(新井貴浩、陽岱鋼、上野大樹)の登場曲として使用。また、NECのノートパソコン「LaVie S」シリーズのCMソングとして起用。
ジャニーズのJ-FRIENDSに提供した「Next 100 Years」なども収録されている。

Bounce

1. Undivided
2. Everyday
3. The Distance
4. Joey
5. Misunderstood
6. All About Loving You
7. Hook Me Up
8. Right Side of Wrong
9. Love Me Back To Life
10. You Had Me From Hello
11. Bounce
12. Open All Night
13. No Regrets(国内盤のみ収録)
14. Postcards From The Wasteland(国内盤のみ収録)

2002年9月11日リリース。世界に先駆けて日本で先行発売された8thアルバム「BOUNCE」。
このアルバム発売に合わせてメンバーが来日。Zepp Tokyoで一夜限りのスペシャル・ライヴを開催した。
2002年9月11日発売。このちょうど1年前はアメリカ同時多発テロが起こった日である。アルバム内容にもテロの影響が伺える。2曲目「EVERYDAY」はBon Joveがテロ後どう進化し進んでいくかについて書かれている。ジョンはニューヨークとの境界近くのニュージャージーに住んでおり、この9・11を目撃している。そして、ジョンの自宅スタジオをアルバム製作の為にリッチーも訪れていた為、リッチーもまた目撃者となっている。
また12曲目と13曲目の間には約16分のブランクが空いている。これは13、14曲目の2つのデモ曲がアルバムの雰囲気をぶち壊してしまうため、気持ちの切り替えと祈りの時間として設けられている。このアルバムの曲順はジョンがタクシーの中でさらっと決めたものだと言われる。

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