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yuriiii312

yuriiii312のレビュー・評価・感想

くもりときどきミートボール
10

深夜に見るのは危険!

この映画はあまりメジャーじゃないのでもっとみんなに知ってほしい映画です!
中でもビジュアルの楽しさ美しさが凄くてCGのツルツル感がだいすきです。
水分を食べ物に変えるっていう発想がまず可愛いし、空からハンバーガーが降ってきたときの全員の顔がとてもかわいいほんとうに夢みたいなストーリーだと思います。
しかもそれがどんどん大きくなってしまって空から大きな大量の食べ物が降ってくるのは楽しくてしょうがない。
世界各地の名物が降ってくるのもおもしろいポイントだと思います。
日本の海苔巻きも降ってくるのが最高!主役のクリントのアホさ加減もとてもいいです。
化学効果音を自分の口で喋るシーンやゼリーのお城で遊ぶシーンなんてずっと笑っていられます。
ストーリー的にも序盤に登場したキャラや伏線が後半になって活躍してきたりおおっと感動できるストーリーになっているのがお勧めです。
お腹が減っている時に見るととっても辛い気持ちになってしまうので、たくさんの食べ物と飲み物を準備してみはじめることをお勧めします。
私のお勧めはやっぱりハンバーガーです。次に見るときはテーブルに大量にハンバーガーを置いてみようと思います。
私の好きなセリフは「ゼリーでできたゼリー」です。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- / るろ剣 / Samurai X / Rurouni Kenshin
9

明治維新時代にかつての剣豪たちが争うバトル漫画

るろうに剣心は日本刀を使ったジャンプのバトル漫画で絵やストーリー、キャラクターが魅力的です。
特に魅力的なのはキャラクターで、主人公の剣心を含め蒼師や斎藤一、はては敵キャラである宗次郎や志々雄真実などかなり惹かれるキャラクターが多いのが特徴的です。その中でもオススメなのは志々雄真実で悪役の中の悪役といったキャラクターであり、自分のかつての経験から信念を持って行動しており、敵でありながらかなり惹かれてしまいます。1番魅力的なのは古傷から満足に戦うことができない体でありながら、剣心一行と戦い、圧倒的な力でなぎ倒していく様子は作中最強といっても過言ではなく、唯一剣心がまともに倒せなかった敵であるという凄まじいキャラクターです。
そしてその仲間である宗次郎も剣心とほぼ互角、ギリギリ剣心が勝つほどの実力を持っています。剣心との戦いを通して改心し、志々雄との関係を断つシーンはかなり見ものです。そして主人公の剣心は、自分の信念を守るために何度も壁を乗り越えていき、仲間と共に先に進む姿は流石主人公といえます。ストーリーもグダグタせずにテンポ良く進み、かなり面白い内容です。読んだことがない人は一度は読んだ方が良い作品でオススメです。

花咲くいろは / 花いろ / Hanasaku Iroha
9

中高生には特にオススメ

同じ「働く女の子」シリーズの『SHIROBAKO』や『サクラクエスト』と違い、本作は女子高生が主人公ということもあってお仕事半分、青春半分という感じだ。
本作の魅力はたくさんあるが、何より思春期の青少年が抱えていて、でもなぜか言葉にはできない感慨を見事に表現している演出方針がいい。各場面の端々に現れる情景や、登場人物から発せられるセリフに共感を抱くこともとても多かった。
次にキャラについてだが、現実的に考えればかなり人間としてダメで嫌われるようなタイプのキャラが本作には多く登場する。しかしなぜか誰も嫌いにはなれない。むしろ「人間らしいな」と好感を覚えることすらあり、マイナスな点さえも好印象に変えてしまうキャラの魅せ方は見事だと言う他ない。個人的にはみんちがとても好き。
最後に音楽についてだが、本作ではnano.RIPEがオープニング曲や挿入歌を担当している。爽やかながらもなんとなく切なさが残るようなメロディと歌詞はもはや『花咲くいろは』の世界観そのものを象徴しており、素晴らしい。
中高生に特にオススメと言ったが大人になっても十分に楽しめる作品だと思う。話数も26話+劇場版と、見応えもばっちりなので、がっつりした青春群像劇を求めている人はぜひ見てほしい。

serial experiments lain
8

現代社会を先取りした90年代深夜アニメ

serial experiments lain(シリアルエクスペリメンツレイン)は、エヴァンゲリオンと同等かそれ以上に評価されるべきアニメであるが、広まらないのはlainが醜い人間とAI社会を忠実に表現しているからであろう。広まったら確実に社会は病む。その様な危なくも魅力的なコンテンツが、『serial experiments lain』である。

主人公は女子中学生の岩倉玲音(いわくられいん)。ある日クラスメイトが泣き出し、気にかける玲音。瑞城ありすは玲音に声をかけ、泣いていた樹莉に届いていたメールの事を聞き出す。玲音はメールのチェックは苦手だからと返すが、ありすは「メールくらい毎日チェックしなさいよ」とため息混じりに言う。しかしそのメールは渋谷で飛び降り自殺をしたD組の四方田千砂(よもだちさ)から届いたものだった。こういった奇怪な冒頭から玲音の日常が崩れていく。

ディープな用語を使い、玲音に新たなパソコンを与える父親。玲音に素っ気なく接する玲音の姉。普遍だが冷たい言葉を発する母親。クラブ・サイベリアに入り浸る小学生三人組。玲音の友人だが、変わっていく玲音に対して恐れを抱くありす。自分自身も変わっていきそれを阻止しようとするも、接触する人物達によって玲音の人との繋がりの価値観を見出す。

現代社会の歪みを98年に予知していたのか否か。