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ukin66のレビュー・評価・感想

ウトヤ島、7月22日
8

ワンカットの緊迫感

まず、72時間ワンカットというのがすごいなと思いました。なんか三谷幸喜さんのWOWOWのドラマでそういうのがあって、神谷さんがその大変さを語っていたし、本当にあった時間が題材ということで気になっていた作品でした。とてもおもしろかったです。ノルウェーの連続テロが題材なのですが、カメラワークが劇中の人の目線っぽくて、テロの起きた地域のザワザワというか、混乱を本当に体現しているようでした。サマーキャンプに参加していたらその島でテロが起きてという話で、緊迫感がすごかったです。犯人が誰なのかとかわからないし、もしかしたら大人数が関わってるのかもと思うと怖くてたまりません。そういうところがよく表現されていたと思います。ただ、やっぱりワンカットで続いている時間軸の話だけをするとなると、飽きてくることは否めないです。過去話とか、犯人側の話とか色々入れたらもっと長くてもいい映画がとれたかもなと思います。まあ、この映画の売りはそういうドラマチックなことじゃなくて、テロが起きたら現場はこんなに緊迫するよってことを伝えることなんだろうし、時間も長いと無理だと思って74分にしているのでしょう。私はちょっと飽きてしまいましたが、最後はびっくりしたし悲しくて考えさせられる映画でした。

神様になった日
10

話がわかると深い作品

アニメーション作品で、ファンタジーものです。自称神様を名乗る女の子・佐藤ひなとどこにでもいる男子高校生・成神 陽太が主人公です。笑ったり泣いたりできるシーンが多く、個人的にはとても面白い作品だと思います。話のおおまかなあらすじとしては、学校の夏休み中の陽太は自分のことを神様だという少女ひなに出会います。身寄りのないひなを陽太のご家族が引き取ることになり、ひなと陽太は一緒に暮らし始めます。ひなには不思議な能力があり、バスが遅延することを予測したり、相手の思考を読んだりできます。この不思議な能力を持つひなと普通の高校生の陽太が世界の終わりまでを過ごしていくという物語です。ひなは冒頭から「夏休みが終わるころには世界が終わる」と言っているのですが、僕は最初にそれを聞いたとき、何のことだろうと思いました。しかし、話が進むにつれて、この発言にも意味があるということがわかってきます。この「世界が終わる」というフレーズを本当の意味で理解したとき、ストーリーの冒頭でひなが言ったことが深い!と感じられると思います。主人公が男子高校生ということで学生時代を思い出せるような内容にもなっています。個人的には過去1,2を競うぐらいの良い作品です!ぜひ見てみてください!!

暁のヨナ / Yona of the Dawn
9

誰にオススメしてもハマる少女漫画。

ジャンルは中華系の恋愛ファンタジーもの。『暁のヨナ』は少女漫画の王道の展開を押さえながらも、これは一味違うぞと思わせてくれる漫画である。アニメ化もされている。登場人物は長編らしく多いほうだが、それぞれに葛藤があり、ストーリーがあるので自然にキャラクターが入ってくる。キャラクター自体にとても魅力があるのだ。
物語は世間知らずなお姫様のヨナが、恋していた幼なじみスヨンに父を殺されて、もう1人の幼なじみハクと共に国を追われるところから始まる。物語の主軸は主人公ヨナの成長と、それを見守り助けるハクの恋愛模様だ。登場人物は味方・敵を含めて圧倒的に男が多いが基本的にはハクとヨナにスポットがあたるため逆ハー要素はあまり感じられない。このハクのヨナに対する恋心は序盤から読者にはダダ漏れなのだがヨナには一向に気づかれず、ただただ不憫で応援したくなる。最近の少女漫画は展開が早くてアラサーの私ではついていけないものも多いが、『暁のヨナ』はじれじれ展開で、そうかと思えばたまに変化球で糖度の高い回が存在する。これが読者を喜ばせる。
私は電子書籍の漫画を読むのが趣味だが、同年代にオススメすると百発百中でハマる数少ない漫画である。まだ完結していないが、続きが気になってしょうがない。

小田和正
9

未だに人気な小田和正さん!

小田和正さんと言えば、誰もが知るアーティストのひとりで、作詞作曲を自分でするシンガーソングライターでもあります。また、小田和正さんと言えば元オフコースのリーダーでもありボーカリストでもありました。当時から非常に魅力的な声で歌い上げるボーカリストのひとりでもあったのです。そして、ファーイーストクラブと言う会社の代表取締役社長でもあるのです。
1947年9月20日生まれで血液型はA。尚今も輝き続ける小田和正さんです。テレビメディア等にはほとんど登場してきませんが、非常にユーモアがあり面白く、また真面目で音楽のことばかりを考えている人でもあります。そして、小田和正さんの曲と言えば、名曲ばかりがある訳ですが、その中でも特に人気なのがやはり、90年代にドラマの主題歌として大ヒットミリオンセラーとなった「ラブストーリーは突然に」です。カンチとリカによる恋愛ラブストーリーにはぴったりの主題歌となりました。また、ライブでは小田和正さんの曲ばかりか、生の声を聞くことが出来るのです。普段は聞くことが出来ない小田和正さんのエピソードなども聞くことができ、更にファンになっていくのです。