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tw-38813690548のレビュー・評価・感想

岸辺露伴 ルーヴルへ行く / Rohan au Louvre
7

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の本格レビュー!初めて見る方はこれさえ見ておけば押さえておきたいポイントやどのような点に注目すべきかも丸わかり!

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』に関して、レビュー評価は7と致しました。

この映画を満足に楽しめるかどうか、それを左右するものが1つあります。
それが「ジョジョの世界観への理解」です。

本作品は実際の「ジョジョの奇妙な冒険」の第4話に出てくるキャラであり、その中でも非常に有名であった岸辺露伴にフォーカスを当てて、不自然な謎を岸辺露伴を中心としたメンバーによって解決していくという作品になります。

NHKで実写化された「岸辺露伴は動かない」が満を持して映画界にも進出してきた形になるのですが、実際の映画を見た他のレビュー記事を見ると、賛否が非常に分かれている作品となります。

良い評価としては「岸辺露伴」シリーズの代名詞である、不可思議なストーリーを主人公たちが解決していくストーリーのダイナミックさや、主人公の岸辺露伴を演じる高橋一生さんの演技力に良い評価が集まっています。

一方で悪い評価としては、全体のストーリー感が少し強引な流れに見えてしまうような進行や、ジョジョシリーズの醍醐味であるスタンドが目に見えては表現されていないため、内容の呑み込みが難しいという評価を目にします。

ここを理解する上で、先程紹介した「ジョジョの世界観への理解」というのを持っておくだけで、面白さが急激に変わるというのが本映画を楽しむうえで最も大切なポイントであると考えます。

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作品において重要なポイントとなってくる部分が2点あり、それが「スタンドの存在」と「百年にもわたって繋がっていく歴史の存在」です。

まず「スタンド」に関してですが、スタンドは「超能力を具現化した存在」であります。
岸辺露伴も「ヘブンズ・ドアー」というスタンドを持っているのですが、このスタンドは使用した相手の過去の記憶や経験を見る事ができるというものです。

しかし、本作品ではスタンドは存在し、岸辺露伴もスタンドを持っているものの、スタンドの存在は目に見える形では表現されません。そのため本映画を初めて見た人の中では、いったい何が行われているのかわからないという現象が起きてしまう事があります。

しかし、先程もお話した通り、スタンドは超能力を具現化した存在の為、スタンドを持っていない一般の方などは当然ですがスタンドの存在を認知する事ができません。
また、スタンドが見えない事により、他の人や視聴者の観点から見るとより不可思議さが増される事になります。
そのため、スタンドの存在がどのようなものかを理解したうえで、「なぜスタンドが描かれていないのか?」という点に着目して作品を見ると、より面白いものに感じるでしょう。

そしてもう一点の「百年にもわたって繋がっていく歴史の存在」も理解できるとより面白さが増すでしょう。

本映画では木村文乃さんが演じる「ナナセ」との関係、そして岸辺露伴の家系の話が急に出てきてしまい、その際に話の背景であり、本作品のストーリーの元凶となる江戸時代のシーンに急に話が飛んでしまいます。
そのため、江戸時代へのシーンの急な切り替えに違和感を持つ人やついていけないと感じる人が不評を出している印象が強くあります。

しかし、本作品のもとになっている「ジョジョ」シリーズも、主人公やその周りの人物を取りまく、大きな歴史の流れというのが
作品の理解をする上で必要な要素になってきます。そのため、本作品を見る際にも「どんな出来事も歴史を紡いでいる」というジョジョの本質にある話の部分を理解したうえで見ると、そのような急な描写の切り替えも含め、ジョジョらしさを感じる事ができるでしょう。

本映画は一回だけで楽しむというのは難しい部分が多いかもしれませんが、二回三回と見る事でより面白さが変わっていく事でしょう。
そのような何回も見る事で楽しめるといった観点から、10段階評価で7とさせて頂きました。

Rocket League / ロケットリーグ / ロケり
8

スピード、迫力、テクニック。3点揃った新感覚カーサッカーゲーム

AcrobaticRocketPoweredBattleCarの最新作です 始めて1年になりますが、ゲーム内でのランクは未だに下から2番目です。ブースト付きの車を操作してサッカーする新しいスポーツゲームですが、普通に走る、ジャンプ、シュートまでは割と簡単にマスターできます。エアリアル(空中)をマスターするのは至難の業ですが、これがこのゲームの一番の魅力です。事実プロプレイヤはエアリアルを自在に使いこなしてフィールドを飛び回ります。一人でトレーニングに励んだり、友達とチームを組んで一緒に試合をこなしていくのが好きな方は上達が早いと思います。中でも上述したランクバトルはとても熱いです。実際にゲーム内で一番上のランク、グランドチャンピオンになると大会に出ることも可能です!他にも車をカスタマイズして自分好みのマシンを作り上げていきます。実際使う車種によってボールのヒットポイントやエアリアルの具合も変わってきます。アイスホッケー、バスケットなど他のミニゲームもオンラインで対戦できるので、少し飽きてしまったらそっちで遊ぶのも楽しいです。現在PC含めた各社のゲームハードでプレイできます。おすすめです。

犬鳴村
4

実在する心霊スポット「犬鳴村」を題材とした邦画

本作品は、福岡県に実際に存在する心霊スポット「犬鳴村」を題材とした、ドキュメント形式の映画です。
あるカップルがデジカメで撮影しながら、心霊スポットを進んでいく描写から始まります。
福岡県の犬鳴峠という山道の途中にある「犬鳴隧道」と呼ばれる怪しげなトンネルの向こうには、日本憲法が通用しない場所、いわゆる無法地帯である「犬鳴村」が存在するということで、面白がって訪れる人も少なくありませんでした。
冒頭のカップルもそうですが、肝試しスポットとして、若者たちに知られているようです。

真っ暗なトンネルの先には、
いかにも怪しい…うっそうとした木々に囲まれた、廃屋が浮かび上がる。
村の様子を動画で配信するつもりなのか、撮影をしながら、村の奥へと進んでいくカップル。
ボロボロの小屋に入り、撮影を続けていたカップルに、謎の影が忍び寄る…。

と、冒頭をご説明させて頂きましたが、全体を通して、残念に思いました。
都市伝説にもなっているほど有名な心霊スポットなので、心霊写真のようないわゆる「見えない恐怖」や、怨念のような呪詛が体験できる作品かと期待していました。
実際、エンドロールに「写っちゃった」らしいんですが、どうもこじつけっぽく、私も少しだけ霊感がありますが心霊的な恐怖は何も感じませんでした。

ネタバレになりますが、最後の方に出てくる女性の怪物は失笑ものでした(笑)。
コメディ??と思えるくらいの、滑稽なドッキリといった印象。
恐怖を煽るつもりが、笑いを誘うという残念な結果に。
怖いもの見たさに映画館に行った人は、本当に可哀そうに思います。

ホラー映画とは思えない出来の悪さ。
わけのわからない家族ドラマも相まって、全体的に薄い内容。
どれが人間で、どれが怪物なのかもわからないまま、伏線も回収されずに終了してしまった。
シーンカットが多く、全体的に話がわかりにくい。例えるならば、「本当にあった〇い話」の長編、といった感じでしょうか。

個人的には、暇つぶしにもなりませんでした。
「B級ホラー風映画」をどうしても見たい!という方は、どうぞ。
これは、ホラー映画ではありません(笑)。