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thanatosのレビュー・評価・感想

スイス・アーミー・マン
4

偽らない自分の、本当の生き方

無人島での遭難生活に絶望したハンスの前に、まるで多機能ナイフ……アーミーナイフのように様々なことができる死体のメニーが現れる。そんなところから物語がはじまります。
遭難した無人島、迷い込んだ深い森……絶望的な状況にありながらも美しい情景の中で、二人の遭難生活は続きます。その生活はまさに奇抜。しかしどこか懐かしい、子供のころに過ごした夏休みのような自由さがあります。自分の好きなことをして、気の合う仲間たちと騒ぎ、何にも縛られない……そんな生き方がずっと続けば良いけれど、現実ではなかなかうまくいかないもの。自分の好きなことが他人にとって不快なものになってしまうことだってある。人に受け入れてもらえない孤独感はまさに無人島での遭難生活にも似ています。ハンスとメニーもどうやら現実での生きにくさを感じているようです。彼らの感性に共感できない部分もあるかもしれませんが、それもまたご愛嬌。親しい人にしか伝わらないノリが微笑ましくもあります。
誰しも抱えているような葛藤を、奇想天外な遭難生活で描いた作品です。笑いのツボが外れてしまうと退屈かもしれませんが、非現実を生きるハンスとメニーのきらきらとした表情が心に残ります。

sumika
8

ファンみんなが家族。私のスミカとなるsumika

sumikaは2018年メジャーデビューを果たした日本のロックバンドです。ボーカル・ギター・ドラム・キーボードの四人組。珍しくベースがいません。きっかけは一人暮らしを始めたばかりのころにみたYoutubeのミュージックビデオでした。そのとき聞いたのは「MAGIC」と「Lovers」でした。MAGICを聞いたときはとっても元気の出る音楽だなあと思い、一人暮らしを始めたばかりでテレビもなく、ホームシックになっていた私の心を明るくしてくれました。Loversを聞いたときも、ミュージックビデオも明るく幸せな内容となっており、とても心が暖かくなり、一人の時間を救ってくれました。そこからsumikaが好きになり、ライブに行ったり、CDを買うようになりました。
sumikaのライブでは観客を家族のように接してくれます。どんなに辛い世の中で生きてこようとも、自分たちのところにいつでも戻っておいで!あなたを幸せにします!と普段なら恥ずかしくて言えないような言葉を届けてくれます。音楽はもちろんですが、歌っている、演奏しているメンバーみんながとても心の優しい人たちなのだとライブに行けば絶対にわかります。こんなアーティストを好きになってよかったと心から思えるアーティストです。1曲でも気になったら、ぜひ一度ライブに行って、聞いてみてほしいです。あなたの人生を絶対に明るくしてくれます。

アカギ 〜闇に降り立った天才〜 / Akagi
10

天才ぶりを発揮する知能戦が見所!

麻雀を知らない中学生が、ある日をきっかけに麻雀と出会い、その才能を開花させていく物語です。
麻雀を知っている人も、知らない人も思わず惹き込まれ、知らない人はやってみたくなるような、スリル溢れる知能戦!現実に打つならこう考えるだろう、というリアル感も忘れず、かつ主人公アカギの天才的打回しが鮮やかです。相手の心理状況を読み切った上の作戦は、思わず何度も見返してしまうほど知略が張り巡らされています。
ストーリーは初めての麻雀対戦で才能を開花させる竜崎との対決編。そこから竜崎に代わり大打ちとして登場する格上の打ち手・矢木を倒すアカギの伝説の始まり。より大きな舞台で奇跡的な勝利を手にする市川編。ここは、合理性を徹底重視した天才市川に対し、合理性を打ち砕くアカギの相手を心理を読み切った作戦が非常に見所です。その後に高レートの麻雀で巨額の金額を掛け対戦する浦部編。ここも見所が多くアニメの中でもおすすめの箇所です。強気、けれど手堅く打つプロの浦部に対し、じっくりと観察し、相手の打ち方を見切った上でのあり得ない作戦を繰り出すアカギ。最後に、アニメでは昭和の怪物と呼ばれた稀代の先見性と運を併せ持つ、殺人鬼となってしまった鷲巣を相手にする最終編へと続きます。また、古谷さんのナレーションがアニメにスリルと興奮を添えてくれています。麻雀の解説をしながらも、物語の緊迫感を失わせないナレーションは惚れ惚れしてしまいます!麻雀を知らない人も思わずしたくなる、そして博打をしたくなるような、何度見ても面白いアニメです。

Detroit: Become Human / デトロイト ビカム ヒューマン
10

まるで操作できる映画。リアルな演技と無数のストーリー分岐がたまらない

2038年のデトロイトを舞台に進行する、3体の主人公の物語。デトロイト市警に配属された、捜査補佐アンドロイドのコナー。家事手伝いアンドロイドのカーラ。そして、画家の身の回りの世話をするマーカス。彼らは「アンドロイド」という機械でありながらも、ゲームが進むにつれ人間のような自我や感情を持つ「変異体」へと進化を遂げ、時に人間に対して人間を主張したり、敵意をむき出しにしたりします。それだけならば今までのゲームと変わらないかもしれませんが、Detroit:BecomeHumanの素晴らしいところは、とにかく物語の分岐が細かいところ。ある主人公のストーリーの結果が、本人の物語だけでなく、他の主人公にも影響を与えることが多いです。そのため、同じDetroit:BecomeHumanをプレイしているはずの人同士でも、「そんな場面見たことないよ!」と、全く別のゲームをやっているような結末に至ります。まるで、プレイできる映画のようです。そして、登場人物たちの演技の繊細さとリアリティも素晴らしい点。実際に俳優たちが演技した動きや声をゲームに反映しているので、本物の人間ドラマを見ている気分になります。結末によっては、主人公でさえ死んでしまうこともあり、感情を揺さぶられるゲームです。

バイオハザード5 / Biohazard 5 / Resident Evil 5
8

バイオシリーズでは珍しい2人プレイが魅力

バイオシリーズの中で人気の高いバイオハザード4のシステムを踏襲していて、ストーリーの面白さ、操作性、ゲーム性の高さのどれをとっても高水準の良作です。
ストーリークリア後のやりこみ要素も沢山あり、ガチ勢でなくても長く遊んでいられると思います。
やりこみ要素の内容としては、タイムアタック、フィギュア集め、無限武器の開放、トロフィー集めなどがあります。
また、これまでの作品と大きく変わるのはマルチプレイが可能になっている点です。画面を2分割にして、クリスと彼の相棒であるシェバを操作して物語を進めていきます。ps4版であればオンラインでマルチプレイも可能です。バイオハザードのドキドキ感を友人や恋人と共感できるのはこれまでのバイオにない画期的なシステムです。派生作品を除いてマルチプレイが可能なのは5と6だけですので、ホラーが苦手でやってみたいけど中々プレイする勇気がでないという方は、誰かと一緒にマルチプレイでバイオハザード5をやってみてはいかがでしょうか。ちなみにバイオハザード6もマルチプレイが可能ですが、これまでのバイオハザードと違って アクション性に力を入れており、これまでのバイオハザードとは少し毛並みが違うので、まずは5のプレイをお勧めします。

A.I.
10

母親への変わらぬ愛情

冷凍保存されている子供を持つ夫婦。長年、目が覚める様子はない。そんな中、夫の会社で子供ロボットを作っており、ある日突然デイビットというロボットを連れて帰ってくるも、妻は受け入れられず返してくるように話す。だが、妻もどう見ても人間の子供にしか見えないデイビットに興味を示し、デイビットに自分が母親だとインプットし起動する。すると、デイビットは妻を母親だと思い本当の親子かのように過ごす日々が続く。ある日突然、長年目を覚まさなかった息子が目を覚ましたと連絡が入り、息子が家に帰ってきた。そこから息子とデイビットは母親を巡り、ライバルのような関係になり、息子はデイビットに母親に嫌われるような内容のアドバイスをするが、デイビットはそれが本当に受け入れてもらえるとアドバイス通りに動いてしまう。そうしてデイビットに悪意はないも、危ないことが重なり一家はデイビットを手放すことを決意。だが、要らなくなったロボットは壊されてしまうため、森の中に逃がす。ある日母親に読んでもらったピノキオの話を思い出し、ブルーフェアリーに合えば自分も人間の子供になれると信じ、捕まらないように逃げながら人間の子供になるためブルーフェアリーを探す旅に出る。母親に愛してもらうために頑張るデイビットの姿に涙。ただひたすら愛情のため、そこまでできるんだなと感度。

たまゆら
9

元気と優しさをくれるアニメ

アニメ「たまゆら~もあぐれっしぶ~」は、写真が大好きな主人公の女の子が、高校2年生になり、街の人々や新しい人々との素敵な日々を、優しく素敵に描いた作品です。
この作品では、新しく、主人公の女の子が写真部を作って、写真が大好きな3年生の女の子と出会います。
そして、その女の子も一緒に、素敵な思い出の懐かしい人々との再会や出会いと新しい人々との出会い、たくさんの思い出を写真に残していく、素敵なお話がぎゅーっと詰まった素敵な物語になっています。
どのシーンもとても素敵で、友達の住んでいる街に、主人公の女の子と主人公の友達が遊びに行って、友達が増えるお話や、思い出の場所に訪れた主人公の女の子のお父さんの知り合いの人々と出会いまた素敵な思い出が増えるお話や、初日の出に向かって、大声で自分の目標を言った後に自分の気持ちを伝えるシーンや、主人公の両親の思い出の場所で、主人公の女の子が大好きなお父さんに感謝の言葉を伝えるシーンなど、どのシーンも、とても素敵で心に響いて、そして、すごく感動します。
新しいチャレンジを描くシーンは、見ていると元気をもらい、優しさにあふれたシーンは、見ていると、優しくて温かな気持ちになれます。

とびだせ どうぶつの森 / とび森 / Animal Crossing: New Leaf
8

のんびりと楽しいゲーム

「とびだせ どうぶつの森」は、自分が村の村長になって、自分だけの素敵な村を作ることが出来たり、季節のイベントなどを楽しむことなどが出来る、のんびりと楽しめるゲームです。
可愛いどうぶつたちとおしゃべりを楽しむことが出来たり、お気に入りの家具を集めて素敵なお部屋を作ったり、魚釣りや虫取り、商店街でお買い物などなど、楽しいがいっぱい詰まっているので、とっても面白いです。
このゲームのおすすめで、すごく楽しいところは、季節のイベントです。
クリスマスやハロウィン、カーニバルにイースターなどのいろんなイベントがあって、クリスマスは自分がサンタさんになってどうぶつたちにプレゼントを配ったり、ハロウィンには仮装してびっくりさせたりして、わくわくがいっぱいです。そのイベントの時にしかゲットできない家具などもあるので、遊んで、集めて、すごく面白いです。
もう一つのおすすめは、家具の色などを変えることが出来るリメイクです。色などを選ぶことが出来て、自分のお気に入りの家具にして、お部屋作りをもっと楽しむことが出来ます。
お部屋の数も、増やせるので、大好きなシリーズの家具を集めていろんなお部屋を作るのも、とっても楽しいです。
楽しいがいっぱい詰まった、面白いゲームです。

薄桜鬼
7

美麗イラストでスチルと攻略キャラ最高!

新選組という人気かつ競争率も激しく見る目が厳しい題材の乙女ゲーム。新選組を軸に歴史的背景を活かしながらメインキャラとの交流を深めるが、オリジナル要素で羅刹を取り入れたのが目新しい。それによりただの歴史ものの見方から新要素としてストーリーの幅が広がった。
攻略キャラは有名どころの土方・沖田・斉藤・藤堂・原田とオリジナルキャラ風間を加えた6人。なんといっても惚れ惚れする美麗キャラクター達。美麗だけでなく肉付きしっかりの男らしさが魅力なキャラクターに仕上げた絵師さんの力が強力。スチルも戦闘シーンの緊張感あるものから糖度高い甘々イラストまで文句なしです。
キャラクター自体も史実で言われているキャラクター像をうまく取り入れながらも、オリジナルシーンを随所に入れた為どのキャラクターも魅力満載できっとお気に入りのキャラが居るはず。
声優もそれぞれに合った大御所や人気の声優ばかりなのでこの点に関しても問題なしです。
また主題歌も吉岡さんの凛と通る歌声が薄桜鬼のイメージにぴったりで特にOPは何度でも聴きたくなります。
唯一の残念点はヒロインが守られヒロインで言動や心情が綺麗すぎる為好き嫌いが分かれるでしょう。戦いに加わるならもう少し見せ場を作るか、いっそ戦い以外で医療や手当身の回りの面専門で活躍する方が魅力的でした。

君と僕。 / 君僕
10

あの日と未来の大切なこと

この漫画は、幼馴染の4人に日本とドイツのハーフな転校生1人が加わった計5人の男子高校生の何気ない日常を、彼らを取り巻く人々と絡めて描いた作品になっています。日常を描いた物語なので、笑いもあれば感動もあり、読んでいてとても楽しい作品です。また、恋や友情、進路、人間関係、アルバイト、その他諸々、人生で誰もが一度は経験したことのある悩みや話題が含まれているため、どの世代の人でも恐らく共感できるはず。登場人物一人ひとりの個性も豊かで、きっと誰か一人には、自分を投影して読み進めるのではないでしょうか。物語自体は、前巻のネタがあったり、人間関係の流れがあったりは勿論するのですが、お話自体は独立したものが多いので、どこから読んでもそこまで置いてけぼりになることなく、楽しむことができると思います。
また、絵柄もふんわりと優しいタッチで、受け入れやすいものとなっています。作者さん独特の柔らかい水彩でのカラー絵は、見ていてとても落ち着くものです。
そして何より、登場人物の台詞がこの作品で一番オススメしたいところです。各キャラクターがとても大切なことを言っている場面も多くあり、ハッと気付かされることや、心打たれることが沢山ありました。この悩みを抱えていたのは自分だけではなかった、こういうふうに考えたら楽になれたんだ、というようなことも多く、きっと誰かの助けになるような言葉がたくさん散りばめられています。
青春時代、そしてこれからの人生にとって、大切なことに気付かせてくれる素晴らしい作品です。

ミラキュラス レディバグ&シャノワール
10

ディズニーチャンネルで放送している仏韓共同制作CGアニメが超オススメ

舞台はパリ。伝説のミラキュラスという変身アイテムを手に入れた二人の女の子と男の子のお話です。

主人公の女の子はマリエッタ。どこにでもいる普通の高校生です。
ですが彼女は普通よりも少しだけおっちょこちょいで、日々凡ミスばかりしてはクラスメイトのクロエにバカにされています。
そんな彼女が手に入れたのが、伝説の変身アイテム・ミラキュラス。このアイテムを手に入れる事によりてんとう虫のような衣装を身にまとったレディバグに変身する事ができるのです。
ミラキュラスを手に入れる事によって彼女の周りは大きく変化していきます。

そしてもう一人の主人公アドリアン。
誰もが憧れる人気モデルでお父さんは有名なデザイナー。
けれど数年前に大好きな母親を亡くし、学校にも行かせてもらえずに少し孤独な男の子です。
そんな彼はミラキュラスでシャノワールというネコ型ヒーローに変身します。

そして出会う二人。
マリエッタはアドリアンの事が好きで、アドリアンからシャノワールに変身した彼はレディバグに恋をします。
実は近くにいるのにお互いに片思いをしている二人のカッコよく、そして時に愉快なストーリーとクルクルと良く動く表情に動きが大変魅力的なアニメです。

日本では2018年7月にディズニーチャンネルで放送が始まったばかりなのでまだまだフランスや韓国などよりも話数は遅れていますが、その魅力的なストーリーとキャラクターで人気爆発しているようです。

早くCSだけでなく、地上波などで放送されもっと認知度を深めて欲しい良作のアニメ。
それが「ミラキュラス レディバグ&シャノワール」です。

お互い40代婚
7

40歳同士の出会いから出産まで

作者のたかぎなおこさんが39歳から43歳の間に出会い、結婚に至り、出産し、三人家族になるまでの怒涛の流れが描かれています。
たかぎさん目線でしか描かれていないので、お相手のおつぐやんが実際どういう気持ちで結婚に至ったのか、それまで結婚していたかなどはわかりませんが、おつぐやんが穏やかほのぼので家事もする優しい人だったからうまくいったのかなーと思う内容でした。特につわりのときや出産のときなどは可哀想に思える場面も…。
結婚して2人暮らしの時はほのぼの生活で楽しそうでしたが、妊娠してからはいろいろと大変そうに感じました。二人も産まれてすぐも不安だけど、自分達がもっと歳を取って子供の体力についていけなくなるのでは…と先々のことまで考えてしまったり…。40代婚は気になるところが変わるんですね。
今まで他にも妊娠・出産のエッセイマンガは読んだことがありますが、妊娠率を上げるための妊活について知ったのは初めてかもしれないです。お金も時間もかかるし、痛いし…大変なんですね。生理は来ていても妊娠する卵子であるとは限らないとは…知りませんでした。
2人がどんどん太っていったのも気になりました。子供のためにも長生きしてほしいです。

ロッキンユー!!!
9

一度でも楽器を触ったことのある人間なら間違いなく青春時代を思い出す傑作

とある高校の「ロック研究会」を舞台に、バンドを始めた少年達の成長を描いた青春ロックドラマです。
やりたいことを見付けたいと切望していた一年生の男の子を主人公に、初めて生の音楽に触れ、歌う喜びを知り、誰かと一緒に演奏する楽しさを感じていく模様が緻密に描写してあります。
物語の中でメンバーが抱える苦悩や葛藤は、楽器を扱ったことのある人ならば、一度は感じたことがあるであろうリアルなモノです。一つ一つのドラマが進行していく度に、目頭が熱くなります。
一作品としては、線が粗かったり、セリフの言い回しにに気になる点があったりしますが、それを補って余りある熱狂度が確かにあります。
等身大で描かれる登場人物の人物像は、誰にでもどこかしら共感出来るところがあり、彼らが成長していく度に、自分自身も成長出来ているような気さえしてきます。
また、演奏パートなどで見ることが出来るダイナミックな動きは臨場感抜群で、実際に存在する曲の歌詞が引用されていることも相まり、絵と文字で構成された世界の中でも、「ライブ感」を肌で感じることが出来ます。
先の展開が気になる秀逸な物語構成、個性豊かなキャラクターなど、音楽にあまり興味が無い人でもきっと楽しめる注目作です。

ずっと真夜中でいいのに。
9

古参という言葉が通用しない勢い

2018年の夏頃にYouTubeを見ていて、ふと見つけたミュージックビデオを気になって再生したのが、このアーティストを知ったきっかけでした。
普段は王道なものから少しマニアックなものまで聴いているのですが、『秒時を噛む』という独特な曲名に惹かれ、再生しました。イントロは心地いいピアノから始まるのですが、とにかく旋律がおしゃれで衝撃を受けました。

ジャンルはロックに入ると思われますが、どこかポップな感じも上手く混ざり合って新しい感覚に浸りました。
ボーカルは女性の方で、リズムにきっちりとハマる歌詞と、優しい雰囲氣の声が特徴的です。声だけで言うと、現在活躍されているアーティストの中で近い声の方もいらっしゃるかもしれませんが、さまざまな音が声と共に響くことで、とても個性的なサウンドを生み出しています。
そして、サビのボーカルの刺さるような高音が、聴いていてとても爽快です。また、細かな部分の歌い方など、表現力も高く、聴いていて飽きません。
また、このアーティストのもう一つの大きな魅力は、ミュージックビデオとの世界観が絶妙にマッチしていることです。『秒針を噛む』からはじまり、現在までに3本のミュージックビデオが公開されていますが、それらは全てイラストで作成されており、曲の世界観が際立っていてとても美しいです。そして、11月には待望のミニアルバムが発売されたので、ぜひ手に入れて聴き入りたいと思いました。

ガタカ
9

才能より努力!SFヒューマンドラマ映画

この作品のジャンルはSFに属していますが、どちらかといえば「ヒューマンドラマ」の部類です。この映画は、私の中では3本指に入るくらいの面白さです。実際、某映画評価サイト「Filmmarks」さんでは、古い映画にも関わらず4.0/5.0という高評価を叩きだしており、今もなお愛される不朽の名作です。
この作品は、遺伝子操作によって優れた人間「適正者」と、劣った人間「不適正者」が、区別されてしまう世界が舞台になっています。この世界では、「不適正者」は「適正者」に差別され虐げられて、なりたい仕事にも就けません。
そんな世の中で「不適正者」として生まれてしまった主人公ヴィンセントは、「適正者」として生まれてきた弟と、両親からいつも比較されて暮らしていました。彼には、幼少期から夢があります。それは、「宇宙飛行士になること」です。
彼はそのために、沢山勉学に励み大学をでた後に、NASAの入社試験を受けます。筆記試験、身体試験の成績の結果は、合格点の水準を遥かに超えていましたが、NASAの試験には、もう1つの超えなくてはならない壁がありました。それは、血液検査です。血液検査では、「不適正者」は絶対に受かりません。ですが、彼の意思は誰よりも強く、夢をあきらめませんでした。最後の秘策として、血液ドナーを頼る事にしました。「適正者」であり、足を不自由になり、夢を断たれてしまった陸上の元金メダリストのジェロームを血液ドナーとして協力してもらい、自らの血管を細工して「適正者」として生まれ変わった彼は、再度NASAの試験を受けるのでした。見事、試験に合格して彼は、NASAの社員になることに成功しました。ですが、これからが本番です。血液を常に提供して貰って「適正者」を装っているヴィンセントに対して様々なトラブルが襲いかかるのです。彼は不正をバレずに果たして、宇宙飛行士になれるのでしょうか。そして最後は誰もが、涙する展開が待っています。気になる方はぜひ見て見てください。

ハクソー・リッジ
7

デズモンド・ドスの覚悟と信念の物語

主人公デズモンド・ドスは、熱心な信者である母親に育てられました。父親はアル中で常に酔っては、母親を殴るような人でした。それでも母親は「戦争に行く前の父さんを見せてあげたい」と、言います。父親は戦争で心を蝕まれていたのです。
デズモンドは恋人ドロシーに出会い、幸せな時間を過ごしますが、「国に奉仕したい」と軍隊に入隊を決めます。父親は「お前に出来っこない」と心配します。結婚の約束をして、デズモンドは入隊します。
同じ隊には屈強な訓練兵が揃います。鬼軍曹の元でしごかれながら、訓練をこなしていくのですが、デズモンドは武器訓練を拒否します。「人を殺す」のは信念に反するという理由です。上官たちは「戦争は殺人とは違う」と説得しますが、頑なに拒否をします。そして軍法会議にかけられます。絶対的に不利な中、父親が助けに入りデズモンドは「武器を持たない衛生兵」を認められます。
一通りの訓練の後、デズモンドの隊は戦地入りをします。そこは「ハクソー・リッジ」沖縄の戦地です。断崖絶壁の崖には長くおおきな網が張られており、そこを人が登って行きます。崖の上は戦地です。一進一退の攻防が続きますが、日本軍が総当たりしてきてアメリカ軍は撤退を余儀なくされます。しかし、デズモンドはその場に留まります。大勢の負傷者がいるからです。
デズモンドは負傷者を見つけては、応急処置を行いロープで負傷者を一人ずつ降ろして行きます。一晩で57人もの命を助けました。その中には、敵兵の日本人まで含まれていました。「もう一人だけ助けさせて下さい」と神に繰り返し祈りながら。
デズモンドの「国に奉仕したいが、信念は曲げられないという覚悟が見える作品です。敵国が日本であること、また信仰心が題材であることで理解に苦しむ部分がありますが、多くの命が救われたのも事実です。

ゴブリンスレイヤー / ゴブスレ / Goblin Slayer
7

ゴブリンとは…群れをなすもの

同タイトルであるゴブリンスレイヤーとは最弱の敵ゴブリン(子鬼)を狩る冒険者を意味します。
この最弱の敵が群れをつくり人や村を襲い人々は恐怖に落ちる。そんな中、主人公は最弱の敵をひたすら倒す。主人公は最弱の敵を毎日のように倒しているだけなので、周りから蔑まれ、たまたま高ランクになることができたと噂をされ、浮いている存在でした。ただ彼はそのような噂に耳を貸さず、ゴブリン狩りに勤しんでいる。主人公がここまでゴブリンに執着するには理由があるのですが、そこは本編を見ていただきたいと思います。
一言でまとめると主人公がひたすらゴブリンを倒す物語。
主人公の見た目としては鎧姿(あまりいい装備ではないらしい)であるが、主人公は頑なにその装備で討伐に向かう。主人公いわく、動きやすく体に馴染んでいるらしい
ギルドから依頼を受けゴブリン討伐に向かいます。村へ向かったりゴブリンの住処である洞窟に侵入し、ガスで、火炙りで、弓で、魔法で、様々な方法でゴブリンを倒す。
時にゴブリンに反撃されピンチの状況になっても主人公は冷静に状況を把握し、最良の一手を繰り出す 手に汗握る展開もあり、残虐描写がたまにありますが見ていて飽きず次回が気になる作品だと思います。

響 〜小説家になる方法〜
9

型破りなサクセスストーリー

女子高校生が小説家になる物語です。
主人公の女子高校生・響は自他ともに認める《変わった子》《型破りな子》で、自分の意思に真っ直ぐな子。時には暴力的で、社会のルールを守らない彼女の性格は周りを困らせるけれど、彼女から発せられる言葉にはパワーがあり、読者にも響いてきます。
そんな彼女が高校の文芸部に所属し、彼女の先輩でもあり有名作家の子どもでもある凛夏とともに芥川賞を目指すストーリーはとても面白く、特に名無しで新人賞に応募するところから始まるシーンには読んでて次のストーリーが気になるくらいでした。他の応募者と比較にならないほどの圧倒的に素晴らしい小説なのに、作者情報がないことから編集部をはじめ皆が翻弄されている姿には目を離せなかったです。また、サクセスストーリと同時に、それぞれの登場人物の心情の移り変わりなども細かく描かれていて、希望や嫉妬・挫折など、響に左右されていく様子がとても面白いです。また恋愛要素もすこしチラホラ見受けられるので、これからの展開が気になります。純文学に興味がなかったのですが、この漫画がきっかけで読んでみたくなりました。主人公の意思がハッキリしすぎているので、ある意味スッキリとする漫画です。ぜひオススメしたいです。

エア・ギア
8

走り出したくなる!

エア・トレックという最新のローラースケートみたいなのを中心にした話。
話の内容はぶっ飛んでいますが、内容は中二心をガッチリ掴んでます!ただ、ローラースケートで走るだけではなく、それぞれの分野において優れた才能を持つ者は王と呼ばれています。風の王は、空気の膜を肌で感じることができ、突風を発生させたり風のバリアを張ったりできます。炎の王は、高速で走ることで摩擦熱を利用して炎を発生させたり、幻覚を見せたりすることができます。牙の王は、0から一気に100まで加速することの慣性エネルギーを使って空気の塊を発生させて的に放つことができます。などなど他にもいろんな王がいるんですが、この話の核は凡人と天才の差であると思います。凡人とはどういう人間なのか、天才とはどういう人間なのか…それぞれの苦悩や悲しみなども上手い具合に表現されています。
私はこの作品のカズというキャラクターが好きです。普段はビビリで主人公の弟分のような感じで全然目立たないザ・凡人。そのカズがストーリーが進んでいくにつれ成長していく過程が何とも言えずカッコイイ!主人公補正も付いていないキャラクターの成長ほど熱い展開は無いですよね!そういう話が好きな方はぜひ読んでください!

太陽が見ている(かもしれないから)
10

人付き合いが苦手で「生きにくい」と感じている人におすすめしたい漫画

いくえみ綾「太陽が見ているかもしれないから」が7月に完結しました!
いくえみさんの作品に出てくる女の子は、決してキラキラした少女漫画の女の子ではなくて、クラスで馴染めなくて転校したりと、とても現実的な中で、がむしゃらに強く生きようとする女の子が多くてとても応援したくなります。
「太陽が見ているかもしれないから」の主人公の岬も、人付き合いが誰よりも苦手で、窮屈な思いをしながら生きています。修学旅行で同じクラスの子が言い合いになって、泣き出して、抱きしめあって慰める、そんな女子らしい女子のやり取りを冷ややかな目で見てしまったり、「制服がないから」という理由で高校を選んだり、自分を取り巻く環境にとにかく馴染めないでいます。そんな岬と同じくクラスから浮いた存在の楡。中学で出会った2人が大人になるまでを描いた作品です。

思春期の不安定な心理描写がとても表現されていて、どんなに苦手なキャラクターも「その気持ちわかる」とついつい感情移入してしまい、嫌いになれないキャラクターばかりです。「好きだから眩しくて近づけない」という気持ちや、「本当に好きな人には相談できない悩みをどうでもいい人に相談してしまう」などと言った人間の弱い部分に共感します。学校で、会社で、同じような思いを抱えている人にぜひ読んでもらいたいです。

新テニスの王子様
7

キャプテン翼を超える必殺技

テニスの王子様の時からそうでしたが、再現不可な必殺技が多数あります。テニスの王子様の時はまだできそうな技もありましたが、新テニスの王子様では理解不可能な必殺技が出てきます。打球がダブルクラッチで曲がったり、空間を削りとって打球を止めたり、日向小次郎ばりに打球で壁が割れたり等吹き出してしまうような必殺技がいっぱいです。前作から読んでると、天衣無縫が出来るかどうかが強いかどうかという話ですが、あまり出ません。無我の境地とか才気煥発とかもっとあってもいいのになと思いますが、インパクトのない技のキャラクターは代表から落ちたり、描かれることすらなくなります。
零式サーブとかターンホイザーサーブとかサーブで決まるやつが最強だと思いますが、個人的にはパワー系の男児の春とかデュークホームランとかサザンクロスが好きです。人によって色んな好みが出てくる漫画だと思います。
最初はキャプテン翼のテニス版みたいなものと思っていましたが、大間違いでして、テニスの王子様は一つのジャンルだと思います。これからも続いてほしいですし、新しい必殺技に期待を持たせてくれる作品です。新しいネタを考えるのは大変でしょうが、作者さんには頑張ってもらいたいです。

アイドリッシュセブン / IDOLiSH7 / アイナナ
10

友人に勧められてはじめたけどガッツリはハマってます!

友人に勧められてはじめたけど、どハマり!!
声優陣も豪華だし、ストーリーや曲いいものばかりで飽きさせない。今3部まで公開しているがこの先の展開ハラハラドキドキです。

1部ではアイドリッシュセブンが新人として成長していく物語で、先輩グループトリガーに年末に行われるブラホワという、イベントで勝つことを目標に日々の成長をメインストーリーはフルボイスで進めていく。

2部ではリバーレというブラホワ優勝常連というグループの先輩に可愛がられながら、トリガーと切磋琢磨していく。(このあたり記憶うすい笑)

3部ズールというグループが登場。そのグループ所属事務所の社長に陥れられ、アイドリッシュセブンリーダー二階堂大和の深いところまで書かれていた。リバーレ千との昔からの関係性。また、リバーレ百や、トリガー十龍之介、アイドリッシュセブン和泉三月も別件で問題が起こり3グループが危うい状況に、、

リリースから今年で3周年にして初ライブ、会場はメットライフドーム。大きな会場でも収まり切らず全国でライビュも。また豪雨と、重なったため運営がデュレビュも国内で開催非常に盛況でライブに行った人がTwitterではナナライロスを頻繁につぶやいてる。ライブ終了後キャストもロスに陥っていたくらい。キャストやマネージャーの皆様はロスっぷりがすごい。

信長の忍び
9

わかりにくい歴史をギャグを入れてわかりやすく!

歴史の中で人気の戦国時代を4コマギャグ漫画にしています。
主人公は織田信長に仕えている忍びの千鳥です。

どのキャラクターも名前は有名な武将ばかりですが、何か1個面白いコンプレックスを持っています。織田信長はカリスマだけど甘党。豊臣秀吉は不死身だけど頭が足りない。明智光秀にいたってはツッコミ要員に扱われています。(デコも光っています)

ギャグマンガと言いながら歴史の史実にちゃんと基づいており、織田信長の歴史に出てくる桶狭間や稲葉山城、長篠の戦いで味方や敵がどのように倒されたかなど詳しく、そしてリアルに描かれております。
戦中出血のシーンが多々ありますが、バイオハザードなどのリアルなグロデスクシーンは無いです。

主人公の千鳥の話をすると、女の子で見た目小さいです。髪型はポニーテールです。史実には存在しません。忍びの里にいたころ、信長に溺れている所を助けてもらい、成長し信長に仕えることになります。
そんな千鳥ですが、戦場に出れば、最強で敵をバッサバッサと倒し、武将との一騎打ちも行い倒していきます。

そんなマンガです。面白いのでぜひ読んで下さい!

レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ
9

ポップカルチャーのフリーマーケット、手当たり次第の映像マジック

映画冒頭から積み木のように積まれたコンテナハウスからするすると降りて道なき道を通る主人公の少年・ウェイドがごみ溜めのような現実からVRゴーグルを付けてヴァーチャル世界へ入るシーンはまるで観ているこちらも一緒に連れていってもらっているようでワクワクしました。オアシスと呼ばれるそのVR世界は現実以上に様々な体験をオアシス内で入手出来るコインを使うことで更に多種多様なアイテム(ガジェット)を駆使することでより有利に進めることが可能になるというのもゲームにおける課金ガチャを彷彿とさせます。これがオアシス内でのみのお話であれば、ただひたすらゲーム的なままで飽きてしまいそうですが、そこはスピルバーグ監督の上手いところで現実ではオアシスの全権を掌握したい企業から命を狙われ住んでいたコンテナハウスは爆破されるという、緊張感の中ゲームの中で出会うプレイヤー・アルテミスと現実でも出会い、共にオアシスの秘密を隠したイースターエッグを探す為に協力します。全世界のプレイヤーが戦っているはずですが戦友たちは何故か皆アメリカのデトロイトにいるというのは…野暮と言うべきでしょうか?予告などでも日米のキャラクターたちが現れたと思ったら倒され、また違うキャラが現れては…という風に何せ目まぐるしい。ガンダムとメカゴジラとのバトルもあっという間に決着が付き合間に挟まれているであろう小ネタを拾うのも困難なほど。いかにも「じっくり観たい人はBlu-rayで」と言わんばかりですが、これは買わざるを得ないでしょうね。途中映画「シャイニング」の世界へ主人公たちが入る所は本当によく出来てるなと思います。その辺も改めて「Blu-rayで」観てみたいですね。