syary@syary

syary
syary
@syary
25 Articles
30 Reviews
0 Contributions
0 Likes
syary

syaryのレビュー・評価・感想

オッドタクシー / ODDTAXI
9

オッドタクシーについて

タクシー運転手の主人公が、毎日色々なお客さんを乗せて運転しているうちに、大きな事件に巻き込まれていく話です。
一つ一つの出来事は小さなもので、それがだんだん繋がって一つの大きな事件になっていくので、アニメの話数が進むたびにもっと続きが気になりやめられなくなります。
キャラクター達は人間ではなく、セイウチやネコなどの可愛い動物の姿をしています。キャラクターデザインは可愛らしいのに、ヤクザがバックにいる地下アイドルのエピソードや、マッチングアプリで騙される中年のエピソードなど、話がいやな感じに重くて、ギャップがあり面白いです。もしも人間のキャラクターデザインだったらつらくて見ていられないシーンも、可愛い動物だからこそ受け入れられるのかもしれません。
アニメ本編はAmazonプライムビデオなどで見ることができます。アニメの話と話の間のサイドエピソードが公式YouTubeで見られるようになっており、それを見るともっと楽しめるようになっています。ボールペン型の盗聴器がキャラクターの間で受け渡しされていて、その盗聴器に記録されている音源…という内容なのですが、誰が盗聴しているのか、どうやってキャラクターたちの間を回っているのかを考えながら聞くと、アニメ本編の最後の謎への理解が深まるようにできています。様々なメディアを横断して物語を楽しめるという構成は、今時のアニメならではの内容だなと思います。

女子高生の無駄遣い
8

何も考えずに笑いたい時に、ぜひ!

女子高生の無駄遣いは、その名の通り、女子高を舞台にした個性溢れるキャラクターたちのコメディアニメです。登場人物たちが、お互いにあだ名をつけるのですが、バカやオタ、ロリなど悪口のような名前もあります。しかし、一見酷いと思われるような名前でも、物語の回数を重ねていくうちに、この作風と相まって声優さんの声にも親しみが出てきます。
バカはバカだけど、悪口だけではない、友だち同士の距離感が感じられる作品です。
物語は、最初から最後まで、いい意味で期待を裏切っていく展開です。特に、主人公であるバカの行動が、予測不可能で、ユーモラスです。
つっこみ役のオタも、バカが何かをするとすかさずつっこみをしたり、あえて無視をしたりするので、そのさじ加減も見どころだと思います。
この作品は、シリアスやホラーの要素がなく、そういったものが苦手な方も見ることができます。頭を空っぽにして見ることをおすすめします。
疲れた時や心のなかが曇りがちな時、それらを笑って吹き飛ばしたい時に見てみて下さい。お茶を飲みながらの視聴は吹き出してしまう恐れがあるため、おすすめできません。
1人の時も、友だちといる時も、明るく楽しくなれるような作品です。ぜひ、ゆったりとした気持ちで、見ていただけると嬉しいです。

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 / Star Wars: Episode III Revenge of the Sith / SW3
10

スターウォーズエピソード3

アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に堕ち、ダースベイダーになってしまう悲しいお話です。見どころはやはりなんといってもアクションシーンです。
これまでドゥークー伯爵に力負けしていたアナキンは、奴を物語の序盤で倒してしまいます。その力を持ったことによりアナキンが暗黒面へと堕ちてしまう姿は悲しくもあり、かっこよくもあります。やはり私たちの社会の中でも、権威や名声を手に入れることにより自分を見失ってしまったり、相手への共感を持つことを忘れてしまうことがあると思います。そういった愛と憎しみ・悲しみなど様々な角度から感情を描いている作品と言えるでしょう。
また今までと違った映像クオリティで、アクションシーンはもちろんのこと、宇宙の美しさを如実に再現することができている作品です。スターウォーズ全部のシリーズにいえることですが、内容が非常に深い分だけファン層に偏りが出てきてしまうことがあります。しかしそれらを超えるくらいの映像クオリティ、複雑でありながら笑いどころもストーリーに取り入れられていることで、子供から大人まで広い層のファンがいることがこの作品が人気である要素の1つだと言えるでしょう。これ以降のスターウォーズ作品もさらに面白い作品ですので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか!

遊戯王デュエルモンスターズGX
7

良い所は凄くいい

このアニメ、良い所は凄く良くて、悪い所は凄く悪かった気がする。白の結社までの死を匂わせる事があった以外は。シリアスとコメディのバランスも良かったし。
OCGプレイヤーならニヤリとする事も。カイバーマン登場には度肝抜かれた!脚本やってたのがガオレンジャーやゴーオンジャーの武上さんだから、武上さんの勢いが良い方向に働いた気がする。ゲストも含めて、ほぼ全キャラが濃かったのが凄い。
もけ夫の回はカオス過ぎ。暖かみがあるし、ギャグ笑えるし、熱さやカードの楽しさも感じるし。友情の描写もとても良くて、二期までなら「とても良い」と思う。ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!。
ここから三期やらずに、四期の翔のデッキのデッキ継承や、恩返しデュエルや、遊戯VS十代とか四期の素晴らしい話やって終わっておけば、僕的には名作で終わってた。暗いの嫌なら、斎王倒した辺りで切り上げた方が良いかも。
で…三期は正直語りたくない…ドロドロした暗い展開はGXに求めてませんから!もっとスカっとしたのが見たい!なんでこんな十代が仲間を苦しめる悪趣味なシナリオにしたのか…別アニメみたいになっていた。
今までのお前らの絆はどうした?と思った。DMのドーマ編も途中からの5D'sもゼアルも苦手。好きな作品が変わり果てたのは本当に辛い…四期も暗いけど、各キャラの成長とかあったし、三期程暗くないから耐えられた。
他のキャラのその後も良かった。恩返しデュエルと十代VS遊戯は最高だった!。クロノス先生の生徒への愛は泣ける…先生も成長したんだ…。十代も自身の闇を克服して、最終的には遊戯って偉大な先輩から大切な物をもらったから…。最後に十代と遊戯どちらが勝ったかわからないのも良かった!遊戯からデュエルの楽しさを再び学んだし、ハネクリボーとの絆が…。
やたらドス黒い展開やドス黒い設定があったりして、悪趣味で気分悪い事もあったけど、悪い部分を上回るぐらい良い点が多かったから、良し!もうクロノス先生とVS遊戯だけで全部許せちゃう!。
GXは良い点も悪い点も多くて、評価に困る作品だ、自分にとっては。でも、遊戯王で一番好きな作品でもある。

学園天国パラドキシア
9

毎回笑ってしまう、ホラーギャグ漫画です。

学園天国パラドキシア」は、美川べるの先生のホラーチちっくギャグ漫画です。全10巻。
ややマニアックなネタが頻出するものの、毎回必ず「ぶふっ」と吹き出す場面があり、読んで元気が出る作品です。
あらすじは、霊と人が仲良く暮らす学園に転入した、高校生退魔師が奮闘するドタバタギャグ。由緒正しい退魔師の坂神練司は、霊感少女・大槻凛を守る為に「私立豊葦原学園」へ転入します。ところが当の凛は超怖がりで、霊的なモノの存在を一切「無い」と言い張るガンコ者。ところが学園は、トイレの花子さんや淫霊、動く人体模型が闊歩する、霊的スポットだったのです。それらを「ちょっと体重が軽くて浮いちゃうクラスメイト」など、あくまで霊などいないと言い張る凛。練司は彼女と口喧嘩しながらも、楽しい仲間たちと毎日除霊に明け暮れています。
絵柄も可愛く、特に女性たちが可愛いし、もの凄く我が強い性格です。
凛も可愛いのに銭ゲバで多喰らい、ライバルの寧々はツンデレ、淫霊のQ子は、とにかくエッチなものが大好きな、オッサン美女。練司を含む「浄霊委員会」と「生徒会」の争いも、いつもグダグダに……。絵本の中に入ってしまったり、ランプの精が出現したり。スピード感あふれる練司の突っ込みに、爆笑間違いナシです。

Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル
9

日本のモンスターバンド

通称ミスチルことMr.Childrenの魅力というと、やはり楽曲の良さだと思います。
メンバーはボーカルの桜井和寿、ギターの田原健一、ベースの中川敬輔、ドラムスの鈴木英哉の四人です。多くの作詞作曲をボーカルの櫻井が担当していますが、楽曲に関してはプロデューサーである小林武史の力も大きいと思います。この小林とのタッグで、ミスチルは数々のヒットを飛ばすのです。
1stシングルから3rdシングルまでは非常に心地よく爽やな楽曲ですが、売り上げとしてはそれ程でも無かったのです。一般的に知られるようになったのはドラマのタイアップでもある4thシングルだと思います。5thシングルはCMのタイアップでこれも大ヒットし、それ以降のミスチルは飛ぶ鳥を落とす勢いだったのです。
CD販売全盛期の90年代の勢いに乗りアルバムも大盛況、サザンオールスターズやドリームズカムトゥルー、B’zらと並ぶモンスターバンドとなります。現在に至るまでに低迷期というものが無く、押しも押されぬ地位を築く存在だと言えます。楽曲以外の良さと言えばボーカルの桜井の声です。甘く特徴的な歌声で、若い時期の恋愛の甘酸っぱさを上手く表現しており、これはデビュー時から現在まで変わっていないと言っていいと思います。そして桜井の笑顔も爽やかで、笑った時の目の細さと口の大きさが特徴です。

モブサイコ100 / Mob Psycho 100
10

ただの超能力マンガじゃない

主人公の影山茂夫(通称モブ)は、霊が見えたり、超能力を持っていたり、除霊できたりと、特殊な能力に長けているが、通称の通り日常生活では目立たずパッとしない存在。ここまでなら超能力漫画にありがちな設定なのだが、最大の特徴は主人公が自身の超能力を使う行為や「思った通りにする」ことに抵抗を感じて葛藤する姿がメインに描かれている点だ。
それだけ特殊な能力があれば霊媒師にもなれるし、事実モブは師匠の霊幻の元で超能力を活かしてバイトをしている。しかし彼は毎度「自分の気持ちに素直になること」に恐怖や不安を覚え、もしこの能力を悪用してしまったらどうしようとまで不安にかられる。そんなモブは、超能力者ではあるが、人間らしさに溢れた、良い意味で普通の少年である。だからこそ、読者は人より長けた能力を持っていても自分では自信が持てずに悩むモブに自身を投影して共感しているのだと思う。
また、どんなに特技があっても、自分でそれを認める自己肯定がそんなに上手くいかない姿もモブの言動から伺え知ることが出来る。世の中どんなにポジティブに生きろと、自己肯定感を持てと言われても、上手く物事は進まない。そんな現実を日常生活の学校生活の冴えないモブ的存在がよりリアリティを増して読者に訴えかけてくる。しかし、そんな心境の中でも自分を変えようともがき葛藤するモブに勇気や希望を持って読者は励まされる。ただの超能力マンガじゃない、その理由はもっと現実的で残酷で、でも人間くさくて温かさも感じられるヒューマニズムを秘めたマンガだからだ。

メガネブ!
10

メガネにかける青春「メガネブ!」

「メガネブ!」はスタジオディーンによって製作されたオリジナルアニメ作品です。
ヒマラヤ第三工業高校に存在する「メガネ部」の部員たちは、日々「スケスケメガネ」こと非生命体透視メガネの制作に精を出しています。しかし大抵の場合メガネの制作は失敗に終わり、幽霊が見えるメガネが出来てしまったり、「スケスケメガネ」を作っていたはずが「ズケズケメガネ」を完成させてしまったりします。
ちょっと「おバカ」でくだらない感じが笑えるのですが、それでいてメガネ部に所属する5人をはじめとしたキャラクターが青春していて、爽やかさも感じさせてくれます。
山本蒼美監督による色鮮やかな画面もあいまって、見ていてとても楽しい作品に仕上がっています。

この作品の舞台は、メガネが名産品である福井県鯖江市です。題名からも想像できる通り、全編を通してメガネに関連する要素がふんだんに盛り込まれています。福井県や鯖江市に興味を持った方は、作品の舞台となった場所を訪れる「聖地巡礼」をしてみるのもよいでしょう。
ちなみにこの作品は、アニメが発表される前に同名のドラマCDを3巻ほど出しています。キャラクターの設定などに微妙な差異があるので、機会があれば両者を比べてみると更に作品を楽しむことができるかもしれません。

Rainbow Six Siege / レインボーシックス シージ / R6S / Tom Clancy's Rainbow Six Siege
7

タイトルなし

このゲームはアメリカ、ドイツ、ロシア、フランス、イギリスの特殊部隊から選抜で抜擢されたメンバーで構成された世界対テロ特殊部隊の「レインボー」活躍や攻防を描く「レインボーシックス」シリーズの最新作でタイトルの「シージ」は「包囲作戦」という意味で建物に立てこもった犯罪者やテロリストを突入して銃殺していく対戦型のFPSオンラインシューティングゲームとなっています。ちなみに今作のキャッチコピーは「包囲完了。突入開始。」と「交渉決裂。突入開始。」の2つがあり後者の方はあまり使われていません。ゲーム内容ではマルチプレイ、テロハント、シチュエーションの3つがあります。マルチプレイは10人対戦で5人VS5人で2チームに分かれて対戦「攻撃側」と「防衛側」で対戦できます。このモードの種類は「爆弾」と言って敵陣の爆弾処理を目的としたチームとそれを阻止するチームで対戦するモードと「人質」は建物に拘束されている人質をAチームはこの救助をするのとBチームはその救助の阻止と人質の護衛をするモードです。「エリア確保」はエリアの中でAチームはその場に侵入し数秒確保すれば勝利しBチームはその阻止とそのエリアを防壁や爆弾やトラップで妨害する事が目的になっているモードの3種類あります。ぜひPS4ソフトの「レインボーシックスシージ」をプレイしてみてください。

SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World
7

世界観がステキです

あのピエロのいるグループです。ピエロさんは、プライベートでも出来るだけピエロのままなんだそうですよ!徹底されていますね。そんなピエロのいるSEKAI NO OWARIですが、好きになったきっかけは、ボーカルのソフトな歌声が気になっていました。炎と森のカーニバルという曲でした。そこで、PVを見たんです。すると、PVはもはや、絵本の中のようで。この曲自体も可愛らしいですが、その可愛らしさがもうファンタジーでした。グループのメンバーが、絵本の中にいるキャラクターのように、打楽器やマイクを持ちながら行進するPVに心を惹かれました。それから、他の曲の音楽をチェックしたり、1度コンサートへも行かせてもらいました。
コンサートでも、細かいところまで拘っていて、ストーリー性の高さを追求しているグループなんだと思いました。コンサートの中で、動物たちがお料理するんですが、その際に実際にステーキを焼くんです。匂いやステーキを焼くジュージューという音も楽しむことの出来る、音楽以外の場面でも楽しめる要素満載のコンサートでした。このグループは、作った音楽に合わせて、PVもとことん、その音楽内容に忠実に沿った映像を作っている印象でした。今後も新しい世界観に期待です。

access(音楽ユニット)
10

テクノの第一人者

25周年を迎えたaccess。私はデビュー間もない頃からの大ファンです。もしかしたらaccessの作曲・編曲を手がけるキーボーディストの朝倉大介は、「T.M.Revolutionのプロデューサー」としての肩書きの方が有名かもしれませんが、私はaccessとしての音楽活動こそが朝倉大介の本当にやりたい事なんだと感じています。

accessの楽曲の特徴は「Sync-Beat」というスタイルを貫き通している事です。ボーカル貴水博之の歌声と、キーボードの朝倉大介のサウンドが絡み合う、まさにシンクロする音楽を作り続けている事にあります。歌詞の部分はボーカルが前に出で、キーボードが下支えします。しかし曲の間奏ではボーカルは引いて、ショルダーキーボードを抱えてステージの中心に立ちます。立場が対等であるからこそ、お互いをリスペクトし合っているからこその音楽がaccessにはあります。

あとaccessの特徴としては、アルバム曲の中に隠れた名曲が多いです。sccessを知らない人でも、実は知らぬ間にaccessの音楽に触れている事があります。それはテレビ(特に某お台場のテレビ局)のジングルとして、accessの曲のイントロやエンディングがよく使われているのです。もしもそのジングルが気になったなら…それはすでにaccessにアクセスしているんですよ。

レゴシティ アンダーカバー
9

レゴの世界を縦横無尽に駆け回る。

レゴの世界の楽しさをそのままに、長時間遊びつくせるゲーム。
オープンワールドなので、どこに行ってもいい自由さと、レゴブロックで出来てるものは全て破壊ができる自由さをもち、車やバイク、ヘリコプターなど乗り物、キャラクターも充実。
全てを集めるには結構な時間がかかることだろう。

謎解きや探索もしつつ進行するので、単調で終わるゲームではなく、100%クリアも中々にプレイ時間を要する。
しかし、マップ上に収集アイテムのヒントが出ていたり、アクションコマンドのサポートが出ていたりするためクリア自体は難しい話ではない。

またストーリーは難しくなく、悪役もどこか可愛い。
グロい表現などは一切ないので、子供でも安心してプレイできるだろう。
そして、ところどころでクスッとする要素があるのも魅力だ。

また、オフラインで画面を分割して2人プレイが出来るため、家族や恋人、友達と遊んでも楽しめる。
ストーリーを楽しむも良し、チャレンジクエストに挑戦するも良し。収集アイテムを探すも良し。やることは沢山あって、なかなか尽きない。

そして、100%クリアをしたときは、達成感と、終わってしまった寂しさで、もう一度遊ぶか、他のレゴシリーズにも期待をしてプレイしたくなることだろう。

フリップフラッパーズ
10

何度見ても飽きない

この作品は、私が見たアニメの中で1番好きで、1番何度も見た作品です。あまり有名ではないのですが、本当に素晴らしい作品だと思います。続編やってほしい。映画化してほしい。あの作画を映画館で見たらすごいだろうなぁ。というくらい作画は本当に良いです。良く動きます。そしてキャラクターの表情がいちいちかわいい。一コマ一コマ止めてスクショするので写真フォルダがやばいことになりました。危険です。またキャラクターのキャラがみんな良いよね…。私はヤヤカが好きです。かわいい。いやぁかわいい。ヤヤカは幼馴染のココナが大好きなんですよ。でもチャラチャラしてて全然そんな感じは見せない。でもいきなり出てきたココナにベタベタのパピカには冷たい。いやぁいいですねぇ…(ニヤリ)そしてこれは、ただのほのぼのアニメではなく、え??なになに??ってなる部分もあるので考察も楽しいです。そして、飽きないポイントは、話数によって舞台が全然違うというところです。どういうことかというと、ホラー回があったり、ロボット回があったり、無人島にいったり……この作品だけでいろんなジャンルのアニメを見ることができます。本当に飽きない。フラフラが公開されてからもう2年が経ちますが、いまだに愛されている作品だと思います。これを書いてたらまた見たくなってきました。みんなも見てください。本当にオススメです。

ベイマックス / Big Hero 6
7

タイトルなし

2014年に公開されたアメリカのアニメ映画です。
原作がアベンジャーズシリーズでおなじみのマーベルでしたが、当時はその事は知らず予告だけ見てたら制作がディズニーなので雪だるまのようなロボットが登場するキャラクター映画かと思ってみましたが、後にスーパーヒーロー系の作品と知りギャップに驚きました(笑)。
ベイマックスが元々ケアロボットとして作られたからか、本作は派手なアクションシーンもふんだんに盛り込まれていますが、全体的に癒し系の雰囲気があり(主人公ヒロの兄タダシが冒頭で死んでしまったのはシリアスでしたが)ベイマックスのなんとも可愛らしく無垢なキャラクターがそれを強調している印象です(敵となるキャラハン教授も娘を喪失したため犯罪に走っていますが娘は生きていたりと必要以上にシリアスにならないよう工夫している感じはします)。
また、天才少年のヒロは14歳で仲間として共にヒーロー活動をする面々も大学生と総じて若いため全体的に明るいノリで見やすい印象でした(マーベルが原作な為か、主人公が自分で装備を開発してヒーロー活動をする流れはアイアンマンを彷彿とさせました)。
余談ですが洋画ではなんちゃって日本がよく登場しますが(笑)本作の舞台はサンフランシスソウキョウという東京都サンフランシスコを融合させた架空の町という発想も面白く感じました。

結城友奈は勇者である / ゆゆゆ / Yuki Yuna is a Hero
10

いかなる時も生きて…『結城友奈は勇者である』

四国の香川県を舞台とした、少女達の優しさと勇気と描いたアニメです。
主人公は中学生の少女達なのですが、これがまた純粋でいい人ばかりです。時にバカをやったりもしますが、見ていてストレスになる人は誰もいません。
そんな彼女達は、ひょんなことから『バーテックス』という謎の怪物から世界を守る『勇者』として、戦いに身を投じていく事になります。
戦いの中で過酷な現実を突きつけられ、悩み苦しみながらも「みんなで過ごす日常」を守るために前に進もうとする彼女達の姿には、とても勇気をもらえます。
世界は残酷かもしれないけれど、それでも生きていく価値はあるんだ、と思わせてくれるほどに。
「いかなる時も生きて」。
主題歌にもあるこのメッセージが、見終わったあなたの胸に確かに刻まれる事でしょう。
単なる美少女ものだからと敬遠せず、多くの人に見てもらいたい作品です。

なおこのアニメには、『鷲尾須美は勇者である』『乃木若葉は勇者である』『楠芽吹は勇者である』という外伝小説も存在し、そちらも併せて読んでいただくともっと楽しめる事間違いなしです。こちらの登場人物達もまた、純粋でいい人達ばかりです。何度でも言います。

8

タイトルなし

土屋太鳳さんの演技が素晴らしかった。私は最初特に秀でて可愛いとか、スタイルがいいとかも感じず、土屋太鳳さんの人気の理由をわからないでいたが、この映画を見て土屋太鳳さんの魅力を気付かされた。
見た目がニナで、中身が累のときの役柄は漫画の累そのものといっても過言ではないくらい演じることを愛し、美への物凄い執着を感じさせる演技をしていた。見た目がニナで中身もニナなときは、漫画でもあったような汚い者を嫌悪する人間、他人を利用する悪度さ、舞台に立っているのは誰なのかという迷いを生じさせてからのニナの心の闇を見事に演じきっていた。土屋太鳳さんの素晴らしい演技があったからこそ見てて緊張感を覚えたり爽快感を感じたり見ていて本当に面白い映画だった。自分は基本漫画からの実写やアニメからの実写などが好きではない。むしろ漫画の世界観を壊されることの方が多く感じていて嫌いだったが、この映画に関しては漫画の独特な世界観を見事に表現してして久々に実写して正解な漫画だったと思えた。ただ一つ残念だった部分を挙げるとすれば映画の終盤、累とニナが口紅を取り合って争い、ガラスの窓を割ってしまい二人とも転落してしまうが、その時のCGが不自然だった。

異世界居酒屋「のぶ」
10

日本の居酒屋が、異世界営業!?

昨今の流行りの一つとも言える「異世界モノ」
その中でも、国家間で関わり合うスケールの大きい作品…ではなく。
とある小さな居酒屋と、異世界のある街の人々との小さな幸せを描いている作品の漫画版です。

話ごとに多少変わりますが、異世界側の住人の視点から「のぶ」に入店し、現代日本では一般的な、様々なうまい料理に舌鼓を打ち、満足し、時には、住人の悩み解決のヒントを得て、常連客になっていく…と、言った展開を広げていきます。

「鳥のから揚げ」「海鮮丼」「豚汁」などの和食や、「ナポリタン」「カツサンド」の様な洋食も登場し、読者も思わす不意に、食べたくなってしまうのでは?もちろん、居酒屋のお話なので、「ビール」「日本酒」といったお酒もぬかりありません。

月刊誌の漫画と言う事もあると思いますが、店内などの背景・各種料理もしっかり書き込まれていて、作中の世界観・雰囲気も掴み易いと思います。

ある程度の話のつながりはありますが、概ね一話完結の漫画なので、最初から読まなくても、十分楽しめるのではないでしょうか。
日ごろ、当たり前と思っている「食事」の認識を改める機会のきっかけにもなるかとおもいます。 是非、オススメしたいです。

マフィア III
8

家族の復讐に燃えるベトナム帰還兵の哀愁漂うマフィアとの大抗争を描くPS4「マフィア3」

私がおススメするゲームはプレイステーション4の「マフィア3」です。
このゲームの基本的なスタンスは、ベトナム戦争で元海兵隊のリンカーン・クレイという青年が、マフィアファミリーで長年の付き合いでの仲間であったマフィアに家族全員射殺され自分の自宅を燃やされ、クレイも頭部に銃弾かすめて大やけどを負いますが、クレイは奇跡的に生還します。
そしてクレイは自分の家族を皆殺しにした大手マフィアのサルファミリーを全員殺害して復讐をすると固く決心します。
この作品は私の個人的な見解で、あのアメコミヒーローの「パニッシャー」にすごく似ているなと思いました。
PS4ゲーム「マフィア3」とアメコミの「パニッシャー」の共通点はたくさん見当たります。
それは「家族が皆殺しにされ1人生き残り冷酷冷徹な復讐の鬼を誓う主人公」や「特殊能力とかはあまりなく、主人公は銃やマシンガンや自身が持っているサバイバルナイフを使用して敵マフィアの人々を全員完全殺害する」「元ベトナム戦争での従軍経験のある元兵士」「本当は優しい人物であるが、基本的に寡黙で冷静」という風に、かなり今作の主人公のリンカーン・クレイとアメコミ「パニッシャー」の主人公ことパニッシャー(本名フランク・キャッスル)は全体的に似ています。なので私は大のアメコミオタクなのでこの「マフィア3」のゲーム内容に魅了され購入しました。
このゲームの内容は元ベトナム戦争の帰還兵のマフィアとの抗争であり復讐劇なのでかなりストーリーは重いですが、ゲームの進行内容は基本的にワンパターンなのですぐに操作やコツを覚えられます。なので気軽にこのゲームの舞台を、楽しめてサクサクとギャングやマフィアとの抗争や過激な復讐や制裁を敵に加えることが出来るのでお手軽なゲームです。
今作の「マフィア3」は今まで「マフィア」、「マフィア2」はイタリアンマフィアを主軸になった作品ですが、今回の「マフィア3」は「元海兵隊のベトナム戦争帰還兵の黒人男性」という新しい設定です。
かなりストレス発散できる大人のゲームなので、是非プレイしてほしいです。

世界樹の迷宮IV 伝承の巨神
8

やりごたえとオリジナリティのあるRPG

タッチペンを使って自分で下画面に地図を描くシステムややりごたえのある難易度、自由度の高いチーム編成で有名な世界樹シリーズの4作目です。
四作目の特徴は新システム以外だと従来よりも遊びやすくなった難易度が特徴です。従来ファンの中ではこの部分が賛否両論だったそうですが、初めてこのシリーズを遊ぼうという人にはもってこいです。私もその一人でした。このシリーズは前作の話を知らなくても楽しめるのでそういう面からもオススメできます。
難易度が下がったとはいえ、チーム編成や戦法が適当だと簡単にゲームオーバーになるのでやりごたえは十分あります。それもいいのですが、個人的に「状態異常」がボスにも入るという仕様が好きです。ボス戦でまったく入らない仕様にされると、単純な殴り合いになりがちなので…。そのあたりの仕様を念頭に置きながらのキャラクターの育成が楽しいんです。職業が違えば戦法が変わるのはもちろん、どのスキルを覚えるのかもプレイヤーが決められるので、同じ職業を使っても戦法が変わるというのがいいです。また職業同士の組み合わせ方でも変わってくるのがさらに面白いです。戦いもそうですが、むしろこういうところを考えるのが楽しいゲームだと思います。
評価を8にしているのは、システムや絵柄が人を選ぶことがあるからです。私も人に勧めた際に「自分で地図も書くのは面倒」「絵柄がかわいらしすぎてやりにくい」という理由で断られました…。そのあたりが平気なら遠慮なく人にお勧めできるゲームです。

銀河英雄伝説 / 銀英伝 / Legend of the Galactic Heroes
10

銀河は誰の手に

遥か遠い未来、太陽系を含む銀河系から遠く離れた宇宙で繰り広げられる壮大な歴史物語。
銀河帝国の下級貴族に生まれたラインハルトは、姉を無理やり後宮へと連れ去った王への復讐としてその王座を目指す。その隣に唯一無二の親友もいた。
同じくして銀河帝国と長年にわたって戦争を繰り広げる自由惑星同盟は民主主義の末期にあった。その中で不敗の名将として政治家に振り回されながらも艦隊を指揮するヤン。名将の二人が激突し宇宙は翻弄される。生まれた国が違うということを様々と見せつけられる二人である。

帝国主義と民主主義の在り方を織り込んだアニメで非常に奥深い。何を大切にするべきか、陰謀や野望・術数権謀が渦巻く中で覇者がみつめるものとは何か?広すぎる宇宙で激突しあうのは無数の艦隊。美しいバトルのやりとりは20年以上前に作られた同アニメとは一線を画す。
引き込まれるような壮大なスペクタクル。織りなす歴史はどこへ終着するのか。自身の目で見極めてもらいたい。ラインハルト、親友キルヒアイス、ライバルのヤン、その他ラインハルトに集う名将の面々がそれぞれに想いを抱えて生き抜く。歴史のページがまた1ページ、あなたの前に開かれるだろう。見逃すなかれ。

かくりよの宿飯 / Kakuriyo no Yadomeshi / Kakuriyo: Bed & Breakfast for Spirits
10

タイトルなし

主人公の葵のキャラがとても魅力的である。ストーリーもさばさば豪快でさっぱりしていて、しかも人情味に溢れているのでとても面白い。大人にも子供にも人気があるはずである。我が家は親子で楽しみにしている。婚約者である大旦那が男らしくイケメンでまた、きゅんきゅんさせられる。葵が幼いころに、ネグレストに合い、あやかしに助けて貰う場面がよく、回想で出てくるが、それはとても辛い。大人にとってはつらい背景である。葵に関わるキャラクターはみんな個性的でおもしろくて情がある。葵と打ち解けていく様子が心地よく嬉しく感じる。結婚をこばむものの、大旦那との関係は、素敵てときめくものがあり、恋愛ものといっても間違いではない位に良い雰囲気であったり、心温まるやりとりがあったりするのが良い。親子で観るのにも平気な感じであり、助かります。あやかしは変身するものも多くて、小さな姿がかわいらしい九尾の銀治、小さな蜘蛛の姿が可愛い暁はつんでれである、性格が悪いかと思われたお涼とは親友みたいな関係になり、すごく頑固な天狗の松葉様にはめちゃめちゃ気に入られる。そうなる過程をみるのがたまらなくたのしい。祖父の借金のかたに、葵は連れてこられたと言うのに、祖父史郎のキャラはすがすがしく素敵で、しかも、何故借金のかたに孫娘がこのようになる事になったのかが気になりながら話は進んでいく。

機動戦士ガンダムUC RE:0096
8

バナージの行動力、オードリーの決断…1話1話に心が弾みました。

序段(1~10話)あたりは少し他のガンダムシリーズに比べてテンポの遅さを感じました。バナージのたまに見せる抜けた表情に共にアナハイム工専に通うタクヤ・レイ、ミコット・バーチは何度も疑心の気持ちがあったと思います。しかし作中に空から降ってきたオードリー・バーン(ミヤ・ザビ)と名乗る少女との出会いによりバナージは、ぽっかりと空いていた何かに目覚めされ、「ラプラスの箱」と呼ばれるユニコーンガンダムにのることでこれからの成長するんだなと思わされました。

中盤(11~20話)はユニコーンガンダムとバナージはかつてシャアと戦い続けた連邦と一緒にフル・フロンタル率いるネオ・ジオン軍との戦いが始まる。ここで大きなカギとなるのがオードリー・バーンである。彼女の出現は戦いのカギとなる「ラプラスの箱」の主要部分に携わっているからだ。中盤では両者の陣営に移動し続ける彼女だが、バナージに芽生えた想いに両軍の戦いが本格化となってきた。

終盤(21~24話)はいわば家族の絆、共に戦い続けた友の死、ガンダムに心を折られ闇落ちする仲間、そして覚醒したユニコーンガンダムに乗ってシャアの再臨とも呼ばれるフル・フロンタルとの最終決戦。このすべてが一気に訪れます。この熱い感動を得るためにもぜひ見てもらいたいです。

忍道 戒
6

忍び、任務を遂行し、記憶を取り戻せ!

過去の記憶をなくしてしまった忍が、お殿様たちの依頼を受け、記憶を取り戻すために奔走するアクションゲーム。
任務中は警備をしているキャラに見つからない事が肝要で、必要とあらば暗殺しなければいけない。
闇に忍び、闇を駆けて依頼を遂行していくうちに評価も上がり、どの城主の依頼を受けるかによって物語は分岐していきます。
時間的制約がないので、自分の好きな依頼をこなし、のんびりと過ごすことも可能です。
キャラのレベルアップという概念はなく、アイテムと自分の技術を駆使してゲームをクリアしていきます。
逆に言えば、腕が上がれば上がるほど面白くなりますし、エンディングの回収、制約を設けた縛りプレイなどなど、楽しみ方は何通りもあります。
もちろん忍者が使う道具は自分で作ったり、薬や煙玉などを調合することも可能です。
自由度が高く、自分のペースで進められるという点においてかなりおススメできます。
見つからないようにこそこそと移動するスリル、敵に見つかると途端に敵キャラが騒ぎ、周りの仲間も駆けつけてきます。
全力で逃げて身を隠すもよし、戦うもよし。
プレイステーション2の作品とあって、今ほどグラフィックはよくありませんが、物理演算システムが採用されているので、リアルな戦闘を再現しています。
そしてソフト自体の価格が安くなっているところもおすすめです!

噛めば噛むほど味の出るスルメゲーと言えるでしょう。

クリムゾン・ピーク
7

ゴシックホラーのお手本的作品

本作の劇場ポスターとトレイラーを見たとき、私の頭の中ではブロンドの花嫁が屋敷に招かれ、屋敷に代々取りついた悪魔や、幽霊達の生贄にされるのかな?とオドロオドロしいホラーな展開をイメージしていた。実際に見てみると、ブロンドの花嫁は幽霊が見える体質らしく、ペストで亡くなった母親が警告しにきたり、屋敷で亡くなった人達が彼女に危険と無念を訴えてくる。
もしや、ラストは幽霊たちが恨みを兄弟に晴らすのかとワクワクするけどこれも違い、ただただ、生きてる人間怖いといった最初から予想通りの展開で、オドロオドロシイものを期待していた私には少し物足りない映画でした。

美術は素晴らしいの一言。登場人物たちの衣装から屋敷のセット細部まで奇才ベネチオ・デルトロの趣味の世界のごった煮で美しいの一言。スチームパンクや、ゴシックホラーがお好きな方は是非お勧めしたい。
トムヒドルトンのお尻が見られるよ、と言ったら見る方が増えるだろうか。最後死んじゃうけど。個人的には青髭のような物語なのかとワクワクしていた部分もある。どちらにしろ愛に狂った嫉妬の塊になってしまった人は怖い。最後に屋敷がクリムソンピークに沈めば少しは面白かったかな。なんか毒気が足りないような。