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sunlight_doorのレビュー・評価・感想

猫の恩返し / The Cat Returns
10

あなたは、猫と何をしたいですか。

皆さんこんにちは。皆さんは動物の事好きですか。犬や猫、金魚に蛇、蛙、沢山動物がいます。種類も個性も全部違うそれが良い所です。
私は、フワフワしていれば何でもウエルカムです。
今日は、私の一押しの見て欲しい映画を紹介します。スタジオジブリ作品の中の「猫の恩返し」です。この作品は、私が子供の頃にDVDを買ってもらい擦り切れるまで見た作品です。あらすじ紹介をしますと、高校生のはるは、好きな男子がいますが、男子には彼女さんがいます。それを知っていても諦めきれません。そんなある日通学路を歩いていると車に引かれそうな猫がいました。助けた猫が喋り、はるは驚きます。その夜喋り猫のお父さんがやってきて「恩返しをする」と言います。その内容に困るはるは、不思議な声に導かれ猫の事務所を訪れるのですが…というあらすじです。
私は、主人公が猫になっていく過程が凄くおもしろかったです。自分が猫になったら何猫になるのかな、カリカリは美味しいのかな、お昼寝タイムは気持ちがいいかなとよくこの映画を見て思いました。私は、この映画を見て猫と喋ってみたいな、猫にしかわからない道を教えて貰いたいとも思っていました。

さて皆さんは、この映画の原作コミックがあるのは、知っていますか。主人公を助けてくれる猫の探偵は、違うスタジオジブリ映画に最初登場します。その映画のキャラクターが書いたとされるのが「猫の恩返し」の原作コミックです。なので、読んでみました。映画版とコミックが少し違うのが面白かったです。映画版には、いる猫がコミックにはいない、コミックの猫達は「ゆ」の発音が難しいなど違いがあります。興味がありましたら見て下さい。映画との違いを見つけるのが楽しいです。
私は、「猫の恩返し」の猫たちは様々な職業について働いているところや一生懸命にわがままな猫の王様の要望に応えている姿が可愛いので大好きです。
また主人公を助けてくれる口の悪いでかい猫に顔をうずめてみたいといつも思います。
私は、猫の恩返しが大好きです。全部の猫が好きですが、主人公の恋の行方もいつも見ていいなぁと思います。私は、猫を飼っているので猫の国でお喋りやダンスをしたいです。この記事を見てくれている皆さんは猫と何をしたいですか。

華麗なるギャツビー
7

たった一つの夢を叶えようともがく青年だった男。

民主主義と自由の国と言う理想。そして、毒ガスやら塹壕戦やら精神病やら…酷い戦争だった第一次世界大戦の戦乱に乗じて金儲けをしたアメリカ。そんな二面性がギャツビーの姿と重なる。

耳鳴りのように鳴る運命の鐘の音。開いては散っていく花火。そして、ギャツビーという噂の絶えない成金男。その全てがあの当時(1925)のアメリカそのもので、そして今(公開時)そのアメリカが遂に残りの花火を打ち終えてしまうかもしれない。

いくつもの苦難を乗り越えて「偉大なる」成金になっても、デイジーの前では純粋なティーンエイジャーに戻ってしまう。ギャツビーはよく描かれていた。一方でデイジーとトムの関係については余り描かれていなかったように感じる。
だから、この映画だけじゃ彼女がなぜ「美人なおバカさん。女はそれが1番」と言ったのか余りよく分からないと思う。

この映画では小説で描かれたように偶像化さてしまったデイジーしか存在しない。つまり今回の「グレートギャツビー」映画化の主軸は、あくまでもギャツビーとニックの見た幻のような一瞬と確かに存在していたはずのあの頃なのである。(文章での彼女の心の機微は映像で見つけるのは難しく、小説内ではちらりと見える部分も見えなくなってしまうのかも知れないが)

折角ニックが冷静な観察者であり語り手として居るのに、現実の部分がないのは、これがフランス映画や文学作品そのものではなくハリウッド映画だからだと勝手に思っている。(デイジーの視点を入れてしまうとあまりに両人が弱々しくて、ディズニーの国の住人は耐えられないだろう。)

しかし、お行儀の良い感情や原作そのままなんて映画には必要ない。本当に作品が好きなら映画化にうじうじ文句言っとらんと原作何回も読め。私が映画で見たいのは燃えるような「あの頃」と「その瞬間」そして心を掻きむしるような悲劇。ハッピーエンドは見心地が良いけれど、何年経っても色あせない作品はその全てが揃っていると思う。そしてこの映画も私の中ではその一つに加わるだろうと思った。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
9

結婚前に見ておきたい映画!

この映画は、2日後に結婚式をおこなうダグをお祝いするために、ダグの親友のフィルとスチュ、そしてダグの義理の弟であるアランの4人でラスベガスに向かうところから物語はスタートします。
フィルとスチュは、ラスベガスの高級ホテルのスイートルームを用意し、独身最後の夜を楽しもうと4人で乾杯をします。
そして、翌朝目が覚めると、全員記憶が無くなっています。
ダグの姿が消えており連絡が取れません。スイートルームは部屋中が荒れに荒れており、テレビはバキバキに割れ、ソファはバラバラになっています。スチュの前歯は一本抜けていて、何故か抜けた歯はアランが持っています。アランがトイレに行くと、そこには何も繋がれていないトラがいます。クローゼットの中には誰の子かもわからない赤ちゃんが入っており、スチュ、フィル、アランの3人は大慌てです。
そんな中、ダグの結婚式があるので帰らなければいけません。
3人はダグを探すため、わずかに残された記録やポケットに入っていたヒントを元に、無くなった記憶を遡る旅に出ます。

この作品の1番の見どころは、記憶を遡る度に新しい事件が発覚し、その原因が全て繋がっていくところです。
例えば、ダグを探すためホテルに預けていた車がパトカーに替わっていたり、フィルの手首には入院した際のリストバンドが付いていたり、1つ事件を解決するために場所を変えると、また新しい事件のヒントが見つかっていきます。

最初に結果だけがわかっており、なぜそうなったのか、そのプロセスを紐解いていくミステリーやサスペンスが好きな人に是非おすすめしたいです。
3人が朝起きたら、滅茶苦茶な状態で何故そのような状況になったかを予想しながら観ることもできます。
しかし、ミステリーやサスペンスと違い、真剣なシーンはほとんどありません。
さまざまなシーンでお笑いの要素がたくさん仕掛けられていて、爆笑間違いなしです。
下品なお笑いも多く盛り込まれていますので、好みが別れるかと思いますが、バカバカしく思い切り笑えます。

本編のゴールはダグが結婚式に間に合うことですが、果たしてダグはどこに姿を消してしまったのでしょうか。
3人は無事に全ての記憶を取り戻し、ダグを見つけ出せるのでしょうか。

この映画の様に、独身最後のパーティーをド派手に開催し、良くも悪くも独身中にしかできない様な遊びをし、ハメを外してみたくなります。
そして、ただバカ笑いしたくなったときにハングオーバーを見ると笑顔になれることでしょう。
私自身も定期的に見たくなる作品です。

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon
10

シリーズのマンネリ化を打破した究極の最新作!

龍が如くシリーズといえば「ヤ〇ザの世界」を体験できる唯一無二の作品で、ナンバリング作品は6まで発売しておりました。
リアルに再現された街を自由に移動できたり、ダイナミックな乱闘アクションを楽しんだり、本筋とは関係ないミニゲームで盛り上がれたりする事が魅力的なゲームです。

最新作の「7」では、ジャンルをアクションからRPGに変更しました。
発表当初は否定的な意見が目立ちましたが、実際に遊んでみると、これはまさしく「龍が如く」だったのです。
リアルな街を歩く事ができるのは勿論、バトルもコマンド入力になったおかげでアクションが苦手な方でも楽しめるようになり、なおかつ龍が如く特有の「周囲の物を利用して戦う」という要素は残っていたので、龍が如くシリーズを遊んでいる体験はしっかりと味わう事ができます。

また、主人公である春日一番も「地位は一般人に近い」「とある事情で知らない事が多いので周囲に聞く」「陽気な性格で会話を盛り上げてくれる」「仲間と協力して困難を乗り越えていく」など、RPGというジャンルに合ったキャラ設定となっております。
これは前作までの主人公、桐生一馬とは別の魅力を出しています。

正直6まで出ていたのでマンネリ化していましたが、この「龍が如く7」はそういったマンネリ化から脱却した、新しい「龍が如く」としての面白さを定義した良い作品です。

アス / Us
8

メタファー込みでの良作

アカデミー脚本賞を受賞した、「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督の作品です。
ある幸せな一家を、ドッペルゲンガーの自分たちが襲いに来るというホラー。
ですが、コメディアンでもある監督の作風なのか、ところどころにクスッと笑えるシーンが差し込まれていて、
緊迫した中にも和む瞬間があります。ただただ恐ろしい思いをしたい!という方には、すこし期待はずれかもしれません。
この作品に出てくるドッペルゲンガーたちは、実はクローン技術で作られた人造人間です。
しかし魂のクローンまでは作ることができなかったため、地上にいる人間(対になる存在)と魂を分け合っています。
といっても、クローンたちの方が不完全な存在のため、基本的には言葉を話すこともできず、複雑なことを考えることもできません。そのため、臭いものに蓋をするように、地下に大勢のクローンたちが閉じ込められているという設定です。
とてもリアルとは言えない設定ですが、これは格差社会へのメタファーなのだそうです。
地上を自由に歩き回り、話し、生活している人間と、地下に詰め込まれ、自我もなく、ただ死ぬのを待っているクローン。
それは、富裕層と貧困層の対比を示しています。
主人公アデレードと、そのクローン、レッドの幼い頃の秘密が明かされることで、そのメタファーが痛烈に感じられるようになっています。
ホラー映画と一口に言っても、ただ恐ろしいだけの作品ではなく、考えさせられるタイプの良作でした。

コクーン
10

心優しき名作

この作品は、人生の喜び悲しみを描いた心優しい作品。老人ホームで暮らす老人たち。生きる希望がない病気で苦しむ人も多い。そんなホームの隣に、怪しげな人物たちがやってくる。日夜怪しげな行動。プールに何か沈めているようだ。楽しみのない老人たちにとって興味深い、怪しげな連中を監視。連中のいない隙にプールに忍び込む。沈んでいたのは繭のようなもの。老人の一人が飛び込んで調べ始める。それから数日、老人の体に変化が起きた。なんと若返っているではないか。仲間の老人たちもプールに飛び込むと若さがよみがえる。失われた青春を謳歌する老人たち。病気も快復。しかし、怪しげな隣人にばれてしまう。隣人の正体はなんと、異星人。数十万年前に地球に来た仲間を救いに来たのだ。なんと心優しき異星人たち、老人たちを責めることなく許すのだ。異星人たちの星では永遠に生きられるとの事。老人たちの老いる悲しみを知った異星人は、老人たちに移住を勧める。数日後の深夜に迎えの円盤が来るという。果たして老人たちの選択は…。この作品は老人問題をシリアスに描くだけではなく、エンターテインメントとして描いた稀にみる作品。監督はロン・ハワード。心優しき名作。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

クイーン最高!

特にクイーンのファンでもなく、何となく曲を聴いたことがある程度でした。映画の評判が良くて話題になっていたので、だいぶ経ってからでしたが実際に映画館に観に行きました。
映画の内容としては、クイーンの結成からバンドとしての最後のライブまでを描いたものになっています。その中でもクイーンのリードボーカルであるフレディー・マーキュリーの生き様にフォーカスを当てた作品となっています。フレディーを演じるレミ・マレックが本人そっくりで本物?かと思うぐらい、映画に入り込めます。また随所に流れてくるクイーンの名曲が素晴らしく、映画を観終わる頃にはすっかり虜になってしまいました。
その後はすっかりクイーンにはまってしまい、ライブのDVDを買って一時期ずっと観ていました。特にフレディーさんの歌詞力はもちろん、人間味溢れる魅力がたまりません。また機会があれば、もう一度映画を観たいと思っています。また違った発見がありそうで楽しみです。あと、好きが高じて先日京セラドームで行われたクイーン+アダム・ランバートのライブに行って来ました。最高の曲ばかりで、本物のブライアン・メイとロジャー・テイラーに出会えて最高のライブでした。