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siva61のレビュー・評価・感想

Horizon Zero Dawn / ホライゾン ゼロ ドーン
8

弓を使った戦闘が爽快感

女性主人公アーロイが、広大な世界を旅して自分また世界の謎を解き明かすオープンワールドRPGです。とにかく凄いと思ったのは世界観で、始めたばかりの時は広大な自然とキャラクター達の姿は原始的な格好をしているものの、一歩外へ出ると機械が闊歩する相反する姿を一つの世界で表しているのが素晴らしいと思いました。敵キャラクターとして登場する機械獣は小型のものから大型のものまでおり、特に大型の機械獣トールネックに遭遇した時はゲームの中とはいえ、とても圧巻で驚き感動しました。ゲームはRPGなのでストーリーもしっかり作られており、ストーリーを進めながらゲームするのが好きな方は向いていると思います。またRPGとしてのストーリーも素晴らしいですが、Horizon Zero Dawnをプレイして楽しかったのが戦闘です。アクションゲームとしての楽しみがあり、コマンド入力といったターン制ではないので、フィールドで敵に会えば戦闘となり、隠れて敵をやり過ごす、罠で敵を待ち伏せなどできます。アーロイの持つ弓で敵の弱点を射抜く快感もゲームの楽しみとなり、戦略を立てた戦闘を楽しむことも出来ると思います。広大なオープンワールドと爽快な戦闘をするなら、ぜひおすすめします。

尾崎豊
8

傷つけた人々へ。

まずは1st Album『十七歳の地図』を聴いてもらえれば、尾崎豊が自分に合うかどうかが解ると思います。というか彼のすべてがこの一枚に凝縮されていると言っても過言ではありません。
彼の音楽はとてつもないくらいにセンチメンタルです。あまりにピュアすぎて逆に聴いてしんどくなってしまう人もいると思います。なぜなら、人間の最も普遍的な核(コア)の部分を歌っているから。

歌っている姿を観ても楽しそうには見えない。自分の人生のバックボーンをただ歌っているだけに過ぎない。そんなのは音楽ではない。そんな風に言う大人も多くいます。結局、自分に入ってくる音楽を認めない。いつも聴ける音楽だとも思わない。
思春期特有の感情の普段は考えたりしない闇の部分を触発する、ある種の気持ち悪さを感じる人も少なくはないでしょう。

尾崎豊は自分のことを代弁して歌ってくれている。そう感じる人ばかりではありません。
それでもいまだにこれほど多くの人々が共感したり、強く支持したりしてCDが売れているのは彼のメッセージが時代や世代に関係なく浸透しているということを物語っていることを示しています。自由っていったい何なのだろう!?
真実の愛とは!?尾崎豊は今も語り続けています。

用心棒
10

時代劇映画の流れを変えたといわれる痛快作!

この男は、とても不思議な人物。どこからきて、どこに行くのかもわからない、謎多き中年の侍。ふらり立ち寄った宿場町。人気がない。飯屋を見つけて食事にありつく。飯屋のおやじにはとても不愛想。
それもそのはずこの宿場町はやくざの勢力争いで二つに割れている。
何を思うかこの1匹侍不気味にうなずく。何かいい案が浮かんだようだ。
さっそくやくざの親分に会いにゆき自分を売り込む。50両出せば用心棒になる、敵のやくざを叩きつぶすとでかい口をたたいた。得体のしれない侍に用はないと出ていきやがれと啖呵を切った。
中年侍、次に向かいのやくざに会いにゆく。50両出せば用心棒になって敵のやくざを叩きつぶすと、俺を雇えと息巻く。お前の腕を知りたい、証拠を見せろと言い放つ。
1匹侍、すたすたと向かいのやくざを挑発出てきたやくざの腕を切り落とす。唖然とする親分同士、不敵な面構えの1匹侍。ここまで氏素性まるで分らず。のちに名前を聞かれ桑畑三十郎と名乗るのだが、果たして本当なのか…。
時代劇映画の流れを変えたといわれる痛快作。”得体の知れない侍”を、三船敏郎が生き生きと演じている。親分の不気味な息子を演じるは仲代達矢、その他黒澤映画でおなじみの名優がそろい踏み。

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
10

超美麗な映像! 新たなFFⅦ!

映像がとても綺麗です。PS4のタイトルの中でもトップクラスであると思います。その美しい映像で、かつてはポリゴンだった主人公クラウドが再現されていて感動しました。そして登場する女性キャラクターがとても魅力的で、男性も女性も惚れてしまうこと間違いナシです!
ストーリーは分作になっているということだけあって、オリジナルに比べるとかなり深掘りされています。それによりオリジナルでは脇役だったキャラクターも魅力的に描かれています。
バトルシステムはアクションがメインになってきますが、その中にFFシリーズでよくあるコマンドシステムが落とし込まれています。アクションメインで遊ぶもよし!コマンドメインで遊ぶもよし!さまざまな戦い方ができます。FFシリーズを遊んだことがある方はご存じのマテリアも幅広い組み合わせが可能です。魔法、ステータス向上、他のマテリアと組み合わせることで力を発揮するものもあります。思い思いの戦闘スタイルで敵を倒していけます。
分作と聞くと物足りないのではないかと思う方もいるかと思います。しかし全くそんなことはありません。美しい映像、魅力的なストーリーとキャラクター、多様なバトルシステム。時間を忘れて没入することをお約束いたします。

憂鬱くんとサキュバスさん / 鬱サキュ
9

うつ病の男性の元に現れたサキュバスとの、読む心のサプリ漫画

男の精を奪い生きる悪魔サキュバスのさくまさんが、うつを患い性欲のない憂くんを寛解させ、性欲を取り戻させようとする物語。

設定も内容もギャグ漫画でライトに描かれていますが、憂くんのうつの症状は実際にうつを患う人間から見てリアルに感じられました。

さくまさんは、とっくに精神の限界を迎えている憂くんへ(恐らく出社時間以前よりかなり早い)出社を求める怒鳴り声の電話がかかってきた時には彼のスマホを取り上げ上司を怒鳴りつけ、自分が泣いてしまうという悪魔らしからぬ温かい心を見せます。

憂くんはさくまさんのおかげでゆっくりと回復の兆しを見せるものの、元来の真面目な性格ゆえにさくまさんに養われることなどに負い目を感じ一筋縄ではいかない模様。
つい「甘え過ぎですよね僕…」と漏らした憂くんへ「自分甘え舐めてるん?甘えられるやつがそんなに神経すり減らすわけないやろ!甘え下手がうぬぼれおって!」と優しい叱責。

作中には「健康にいい食べ物はない、健康にいい食生活がある」などの名言に溢れ、例を挙げるとキリがないほど。

さくまさんと憂くんの生活には、たびたび天使が乱入し「頑張ってください!みんなは普通にできてることですよ?努力が足りません!こんな状態よくないです!」とまくしたて、悪魔 VS 天使の、治療 VS 追い討ちが展開されます。

自分から迫るのに、責められるのには弱いさくまさんの可愛さも、とても魅力的です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

祝!アニメ化!鬼滅の刃

ジャンプ漫画の一つとして人気を集めている鬼滅の刃。
主人公の竈門炭治郎は自身の不在の間に家族を鬼に殺された事によって日常が一変します。その場にいた唯一の生き残りである妹の禰豆子も鬼へと変わってしまいます。家族を殺した鬼への復讐のため、妹を人間へと戻すため、炭治郎は鬼殺隊への入隊を目指すのです。
主人公である炭治郎の性格や、妹の禰豆子の愛らしさ、その後登場する人物たちの個性豊かなキャラクター性や表情。鬼滅の刃の見所は語り尽くすことができません。
この漫画も一巻が発売された当初はランキング圏外で、ファンの間でも打ち切りが間近なのではないかと囁かれていました。そんな窮地を救ったのが、我妻善逸だといえましょう。
鬼殺隊への入隊の最終選別に生き残った5人のうちの1人。ここまで聞けばものすごくかっこいキャラ!と思えるかもしれません。けれども性格はとても臆病で騒がしいヘタレ。選別を生き残った後でも「ここで生き残ってもすぐ死ぬ」「九分九厘死んだ」などマイナスな台詞を言っている。任務に対してもとても及び腰で、怯えながら主人公の名前を呼ぶこともしばしばある。めちゃくちゃある。
けれども人気があると言うことはそれだけの魅力があることも是非知って欲しい。人の言葉を借りてではなく、自身の目でみて。

エリック・ミヤシロ
6

エリックミヤシロはそんなにすごいのか?

吹奏楽などでトランペットを演奏している人たちの憧れのトランペッターといえばエリックミヤシロでしょう。彼は、もともとはジャズのビッグバンドを中心に活動していましたが、ご存じ、そのスーパーハイノートで日本中、いや世界中にその名を知られるようになりました。
彼のサウンドは素晴らしく、特にハイノートは高音域になっても全く痩せることなく、豊かなままです。このサウンドが出せるトランペッターは世界でも数少ないといえます。日本の中高生たちが夢中になるのも当然です。
彼の活動は非常に広範囲にわたります。ルーツであるジャズのビッグバンドからジャズコンボ、吹奏楽やクラシックのオーケストラまでさまざまなシーンで活躍されています。
そんなエリックミヤシロですが、ジャズトランペッターとしての評価はどうなんでしょう。
彼はそのサウンド、特にそのハイノートを武器にビッグバンドでは他の追随を許さない、まさに世界最高のプレイをみせることができますが、コンボでの演奏となると評価が違ってきます。
プレイヤーの音楽性が重要視されるインプロビゼーションですが、彼のプレイは、ジャズとしての評価をするとなると、正直あまり高くはないでしょう。
エリックミヤシロは世界最高レベルのトランペットプレイヤーですが、ジャズミュージシャンとしてはそれほど大したことはないようです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

女性にもぜひ読んでほしい!

すでに連載から20年以上が経過していますが、年を追うごとに面白くなっていきます。
特に私がオススメしたいのはハンターになるための試験と、「キメラアント」という特殊生物との死闘を描いた内容です。試験はコミックの1巻~5巻だったと思いますが、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、ヒソカ、イルミ、ネテロ会長など主要キャラクターが出会い、試験を通して己の葛藤や宿命、目的、個性がコミカルに描かれており、読者の誰もが愛すべきキャラをみつけるのではないでしょうか。
また「キメアアント」編は敵・味方それぞれに個性があり、敵を倒す最後まで本当に目が離せません。敵を倒すために超人的なスピードで成長するゴン、ゴンの様を客観的にみつめ、時にあえて冷静な意見でゴンを支えるキルア。頂上的な力を持つが己の誕生した意味を探すメルエム、王の絶対的権威に服従し、己の命に代えても王を守る従者。その王に複雑な心境を持ちつつも対峙するネテロ会長。
敵・味方に関係なく、登場人物の全員が葛藤し成長する姿はマンガというエンタメの領域を超えて「人生」すら教示しているように感じます。そしてメルエムとコムギが寄り添う最期は何度読んでも感動し、涙があふれます。
文字が多く「少年マンガ」というには複雑な設定ばかりですが、本当に素晴らしい作品です。男性だけでなく、年齢問わず女性にも一読いただきたいです。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
9

わくわく、楽しく見られます。

サラリーマンの主人公が死んで、気が付くと異世界でスライムに転生していて、もともとチート風なのに、そこから色々あり更なるチートになっていく、というよくあるストーリーです。

小説とコミックとアニメ化で、三度楽しめるようになりました。
主人公のリムルが、たくさんの強者に好かれ、もっとたくさんの弱者に好かれ、そしてどんどん強くなっていく。自分の守りたいものを守るために、時にはヒーローらしからぬ選択をすることもありますが、私は人間味があって好きです。
主人公の見かけに騙されて、横柄で偉そうにしている悪役が、本当の実力を目の当たりにしてビビって逃げていく。というようなシーンも、見ていて気分が良いです。現実にはなかなか起こり得ないことだからこそ、そういうシーンを見るとワクワクします。

また、最初は敵対している人物を次々と仲間にしてしまう、そしてその敵対していた者も、裏で暗躍したり、主人公を騙したりすることなく、心の底から主人公の事を信頼し、主人公のためにがんばろう。という変わり身のはやさも、安心してみていられるので好きです。
子供のころは、ヒーローやヒロインに憧れたりもしましたが、大人になった今は、過剰なドキドキや心理戦を売りとする作品よりも安心して見ていられるものが好きです。

スイートプールサイド
5

思春期の悩みを凝縮

須賀健太君主演の映画です。

まだ毛が生えていない中学生男子と、毛深いことが悩みの女子中学生が、毛の悩みをきっかけに仲良くなっていくというストーリーです。
悩みは違えど、思春期に抱くコンプレックスが描かれています。自身も、毛に関して学生時代はあまり周りにも相談出来なかったので、すごく共感出来る部分はあります。毛を通して仲良くなっていく男女、それを面白く思わない男子の幼馴染の女の子が嫌がらせをしてくるところも、学生時代ならではの展開です。友情、恋愛、部活、コンプレックスといった学生時代あるあるネタを全て凝縮したような作品になっています。
2時間に詰め込んだので、少し展開が強引で、無理矢理な箇所もありますが、それはそれで楽しめると思います。須賀健太君の演技も、子役からやっていただけあって一人だけ別格の演技力だと感じます。他にも、TKOの木下さんが出演されていて、ところどころ笑いを取りに行っているのですが、須賀健太君はいたって普通に演技しているところはすごく面白いです。あれはアドリブでしょうか。笑ってしまう箇所もあり、泣ける箇所もあり、自分達の学生時代を思い出しながら見て欲しい作品の一つだと思いました。

私に天使が舞い降りた!
9

乃愛ちゃんかわいい

乃愛ちゃんがかわいい。それにつきます。これだと一言で終わってしまうので、もう少し詳しく書きます。
このアニメの良さは、ただ単純にかわいいだけではない、という点にあるように思います。
本筋は大学生のお姉ちゃんが小学五年生の女の子たちの遊び相手をしてあげている、という内容(あくまで本筋は)で、なんというか親のような視点で微笑ましく見ることが出来る作品です。お姉さんが他の子ばかり構っていて、やきもちを焼くシーンが何回か出てくるのですが、子供がやきもちを焼く場面を上手く描写できており、この点が本作の一番おすすめできるポイントかなと思います。つまりはやきもちを焼いている乃愛ちゃんがかわいいということです。また、ほのかに百合を感じさせるような描写もあり、百合好き紳士にはおすすめの一作かと思います(ガチ百合ではないので百合嫌いの方でも見られるレベルかと思います)。
次に大事な点、作画についてですが、これも安定していますし、安心して見ることが出来ます。制作は、女の子がゆるーい感じでわいわいする作品を多く制作している、動画工房です。また声優さんたちの演技も素晴らしく、特にひなた役の長江里加さんはピッタリで、はまり役だと思います。総合しておすすめ度高い作品です。

嵐 / ARASHI
10

日本が誇る素晴らしく最高なアイドル

ジャニーズ事務所に所属している5人グループの嵐です。
リーダーの大野智。普段はボーッとしている風に思われますが、一度ライブの映像を見たら別人かと思うくらいにキレキレのダンス、ファンを魅了する綺麗な歌声、ファンの心臓を射抜く神対応のファンサなど才能に溢れており、とても魅力的な人です。続いてはリーダーと間違われる程嵐イチしっかりしており、なんと、慶応大卒という素晴らしい経歴をお持ちの櫻井翔です。ジャニーズ初のニュースキャスターとして活躍しており、長時間音楽番組の司会に連続して抜擢される程、業界の人からも信頼されています。嵐イチ天然と言われている相葉雅紀です。バラエティー番組を見ていただければ分かりますが真剣な表情で言っている為嵐のメンバーも見ている方もお腹抱えて笑う程面白いです。場を和ませる力は素晴らしく弾けるような笑顔は見ていてこっちも笑顔になります。嵐イチ演技派の二宮和也です。なんと、ジャニーズ初ハリウッドデビューしている方です。そして、その演技は素晴らしく多くの有名監督から支持される程役に魅了され引き込まれます。最年少の松本潤です。嵐のライブをセトリから照明、音、衣装全てを手掛けており彼がいなければあんなに素晴らしいライブを見ることは出来ません。まだまだ、書き足りないですが10代の頃から一緒にいて5人の絆が厚く、それぞれがしっかりしていて、優しくて、仲良くて、お互い相思相愛で、嵐が大好きなかわいくてカッコイイ日本が誇る素晴らしく最高なアイドル嵐です!

東京ゴッドファーザーズ / Tokyo Godfathers
9

今敏監督のアニメ―ションはあまり知られていないのでぜひおすすめしたいです

アニメ映画監督今敏氏の手により、2003年に公開されたアニメーション映画です。
ホームレスの三人が赤ちゃんを拾うところから始まる本作は、今敏監督の代表作「パプリカ」に比べ、画面が非常に暗く地味です。パプリカが蜷川実花顔負けのファンタジックな夢の画面を数多く見せたのに対し、こちらは基本的に東京の下町が舞台で、しかもホームレスの三人の公園のねぐらなどでストーリーが進みます。また、パプリカの主人公は才能あふれる研究者であり、なおかつ美女だったのに対し、こちらはあまりお風呂に入れてないホームレスのおっちゃんとオネエと家出娘の三人なので基本的に華やかさはないといっても過言ではありません。しかしだからこそ、より身近さを感じることができ、登場人物もどこかで会ったことのあるような親しみを覚えます。また、彼らの周囲の人々もきわめて人間的であり、何らかの問題を抱えながら必死に生きています。三人が勝手なことばかりを言い争い、仲直りをし、それでも基本的に良心に従い少しずつ捨て子の親の情報へと近づいていく様は、自分や周囲の誰かに必ず重なります。映画開始30分後にはもう彼ら3人にたまらないくらいの愛着がわくはずです。
しかし何といってもこの映画の一番の推しはクライマックスのその一瞬です。静かで地味な光景がずっと続いてきたのはこのためだったのかもしれないと思わせるくらい、素朴でありふれて、しかし荘厳で美しい、救いと希望にあふれた本当に美しい一瞬を体験することができます。

相対性理論
10

今と昔の相対性理論

相対性理論というバンドをご存知でしょうか。過去に名前を聞いたことがあるという人もいるかもしれません。一時、サブカル好きな人を中心に流行しましたが、今もその当時の面影を残しつつ、新たなる挑戦をし続ける相対性理論に出会うことができます!
かつてはボーカルのやくしまるえつこは顔出しを一切しませんでしたが、ここ近年は少しづつ顔を出し、最近ではみらいレコーズのInstagramやFacebookでその顔を見ることができます。ライブの様子も見ることができます。
まだライブDVDの発売には至っていませんが、これだけ顔出しやライブの様子がSNSに投稿されていると、発売される日もそう遠くはないかもしれません。
曲調は、メンバー編成があってからだいぶ前衛的になってきた印象です。最新の技術を使用した曲作りで、世界で賞をもらうなど、その音楽性の広さにも注目です。
やくしまるえつこが使いこなすディムタクトと呼ばれる楽器も、近未来的な音を作り出し、バンドサウンドとうまく融合しながら聞いている側もクセになる音色を作り出します。
かつての印象とはまた違った印象になってきている相対性理論。ぜひ少し前を思い出して聞いてみませんか?

キングダム / KINGDOM
10

キングダムの戦闘シーン

キングダムは孤児であった信が李信として将軍になるお話ですが、春秋戦国時代の歴史を元に虚々実々を交えて展開される物語は見るものを圧倒します。
特に戦闘シーンは見ごたえがあり、大部隊同士の衝突や攻城戦は迫力があります。
将軍同士の一騎打ちも人とは思えないほどの大打撃を繰り広げています。
特に汗明と蒙武の一騎打ちは大迫力で、超重量級の砕棒を持ってドゴッドゴッと鈍く重い音を立て、一発貰ったら頭蓋骨が陥没してしまいそうなほどの殴り合いです。
そんな中で私が好きなのは桓騎の戦い方です。
戦い方の一つに敵兵に変装し、敵陣に潜入して敵将を討つのですが、そのトリックに手が込んでいます。
函谷関の戦いではまず煙幕を立てて超大型井闌車(せいらんしゃ)から騎馬を降ろして魏の小部隊を撃破。その部隊から甲冑を盗んで変装。おまけに旗を奪って敵大部隊を横断。
そして守りが若干薄い韓の総大将成恢がいる本陣を狙って急襲!
成恢はさすがは総大将だけあって対処は上手いのですが、桓騎と共に降りた張唐が息を吹き返して成恢を討ちます。
最後は武力勝負でしたが、春秋戦国時代のものとは思えない発想で戦いを組み立てる桓騎はすごいです。
その後は李牧に敗れてしまいますが、どう李牧が上回ってくるのか楽しみです。

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas
8

涙なしには見られない。ハンカチは必須です。

原作がヒットし、実写映画、そしてアニメ映画も公開した作品です。タイトルからライトノベル系だと思って敬遠する人もいるかと思いますが、ひとつの青春小説としておすすめの一冊です。
主人公はとある出来事をきっかけに、クラスメートの咲良が膵臓の病気を抱えており、余命1年生きられるかどうかという事実を知ります。もともと周りに興味がなく内向的な性格だった主人公ですが、膵臓の病気を咲良が抱えていることは家族以外には誰も知らず、秘密を共有するクラスメートという関係になりました。
共通の秘密を抱えているということをきっかけに、咲良は主人公と仲良くなるためにいろいろなところに連れていかれたり、いろんな話をされます。そんな状況でクラスメート達ももともと一人でいることの多い主人公と友達の多い咲良が仲良くしている光景を見て、いろんな感情が芽生えます。
そんな状況で、トラブルがあったり、少しシリアスなシーンなどがあり、いろんな出来事をきっかけに主人公にも感情の変化がありました。一方、咲良は感情豊かに主人公と行動したりしますが、病気のことを暗く語ったりせず、明るくふるまっていますが…。ネタバレをしすぎると、実際に泣ける部分の感動が薄れるのでここまでにしますが、後半の展開にさしかかったあたりからハンカチが手放せなくなりますので、この作品はお勧めです。

せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ
7

ギャグ、パロディが笑える「せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ」

「せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ」は、株式会社Pieintheskyによって製作されたショートアニメです。
安土桃山くるみら「美少女魔法少女恐竜天使戦士プリマエンジェル」のメンバーが、暗黒大明神が率いる悪の組織「暗黒ホエールズ」と戦う、ギャグ系のファンタジー作品です。

アニメのジャンルとして魔法少女ものというのが存在しますが、その魔法少女もの作品の決まり事や展開を茶化して突っ込むような作風が特徴的です。また他にこの作品の特徴として、既存の魔法少女作品などのパロディ要素が挙げられます。そもそも前述した美少女魔法少女恐竜天使戦士プリマエンジェルというのは「美少女戦士セーラームーン」をもじったものだと思われます。例えばメンバーの一人であるプリマシアンの「ドブに浸かって反省しろ」という台詞があるのですが、これはセーラーマーキュリーの「水でもかぶって反省しなさい」という台詞が元ネタだと思われます。また暗黒ホエールズというのも、野球チームの「大洋ホエールズ」を基にして名付けられたのだと推測します。
個人的に、パロディの元ネタを探すのもこの作品の楽しみ方の一つなのだと思っています。パロディ要素は上記以外にもあるのですが、このような元ネタに気づいて納得したときは「なるほど」と思えてスッキリとした感覚になります。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン / Violet Evergarden
9

大人に見て欲しいアニメ

かつて少女兵として赴いていた戦場で、ヴァイオレットは両腕と、孤児である自分を保護してくれた大切な人を失います。終戦後、自在に動く義手をつけたヴァイオレットは、自動手記人形として、手紙の代筆業を始めることに。単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持ち、戦場では「武器」と称され戦うことだけしか知らなかったヴァイオレットは、今までとはかけ離れた日常と仕事に戸惑いながらも、客の想いや同僚の優しさに触れ、「人」として生きるようになります。けれど、人の想いを知れば知るほど、「武器」であったころは感じずにすんだ痛みを覚え、人として欠陥品である自分を恥じ、はたして「人」になることが正しいのかどうかヴァイオレットは迷います。それでも、失くした大切な人がなにを思っていたのか、自分をどう想ってくれていたのかを知りたいと、苦しくても人の言葉に、想いに耳を傾け知ることを止めません。人としての喜びと悲しみ、人だからこその後悔と希望。人形のように感情を見せずにいたヴァイオレットが少しずつ、ゆっくりと、たくさんの人と出会い優しさや痛みに触れて成長してく姿に心が震える作品です。また、作品に似合った美し過ぎる映像は必見。子どももそうですが、大人の方にぜひ見て欲しいアニメです。

とらドラ! / Toradora!
10

大河可愛すぎる!キュンキュンいっぱい!

小ちゃくて生意気で、でもツンデレな感じが萌え〜な可愛い大河。背が高くて目つきが悪いだけで柄が悪く見られる竜二は、実は家事がばっちりで、シングルマザーのママを甘やかしてくれちゃうギャップ萌え男子。
竜二のママは若くてキャピキャピで息子ラブな可愛いママ。このアニメ、いちいちキャラクターがみんな可愛すぎます!!みんなそれぞれキャラが作り込まれていて、もちろんビジュアル的にもばっちりで。
大河と同じ貧乳女子としては、プールの時間に水着姿になりたくない大河のために、竜二が徹夜でスク水にすごーく自然に見える胸パッドを縫い付けてくれるシーンが大好きで、めちゃくちゃキュンキュンしました(笑)。たぶん笑えるシーンなんですけど、同じ気持ちの女子は分かるはず!
みんな必死に一途な恋をしてるはずなのに、近場でどんどんすれ違いが起こる恋愛事情や、学生ならではのあの何かあった時の気まずい感じも共感の嵐なこと間違いなしです。
竜二が橋の上から大河にプロポーズするシーンなんて、キュン死もので、思わず彼氏にこのプロポーズされたいー!って叫んじゃいました。今まで見たドラマや映画、アニメの告白の中でダントツのナンバーワンです!
キュンキュンしたい方、萌え〜ってなりたい方、オススメですよ。

Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow
9

タイトルなし

「Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow」というのは、異世界ファンタジー小説が原作となっているアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(通称:リゼロ)のOVA映画です。
この映画は原作を知っている人はもちろん、知らない人でもほのぼのとしたキャラクター同士のやり取りやキャラクターの可愛さなどを楽しめる作品だと思います。

この映画はパックという猫のような精霊が発魔期というものを迎えたことがきっかけとなり、リゼロのキャラが雪祭りを行うというのが大まかなストーリーです。
映画の最初から最後まで、人気キャラクターであるエミリアやレムの可愛さが全開で、原作にはないようなほのぼのとしたやり取りがファンにとってはたまらないものでしょう。
初めてこのアニメを見る人でも可愛さについ口元が緩んでしまうことがあると思います。またラムというキャラクターの原作には見られないようなシーンもあり、これも見ないと損すると言えるほどたまらないものだと思います。
世界観は異世界であるのに、主人公のスバルは典型的な現代っ子の男子であるという独特な設定もこの作品の魅力であり、その魅力がこの映画のような日常を描いた映画によって、より引き伸ばされていると感じました。リゼロを知っている人はもちろん、知らない人も知るきっかけとしてこの映画を観てほしいと思います。

終末のワルキューレ / Record of Ragnarok
8

全世界の神々VS人類最終闘争、熱い戦いが始まる!

千年に一度、天界にて行われる『人類存亡会議』にて神々は人類の滅亡を決定した。
その人類滅亡に対して、唯一反対したのは北欧神話の下級神・ワルキューレの一人で長姉のブリュンヒルデ。
彼女が提案したのは、神VS人類最終闘争(ラグナロク)簡単に言うと神と人間の一対一のタイマン13番勝負である。
人類存亡を賭けた戦いが、今始まる!!!

第一回戦目のカードは、北欧神話最強であり雷神の『トール』VS三国志最強の武将『呂布奉先』。
FGOなどやってる方には盛り上がること間違いなし!
人智を超えた、頂上バトルがこの一巻の見せ所です。対戦している両者のそれぞれの過去やら関する一節を交えながら、神話や歴史に詳しくない方に対しての解説なのか、トールと呂布について紹介しそして心が最高潮に達するほどのガチンコバトル。
戦い合う中に両者に芽生える『友情』が見所です。

私がこの漫画を知ったのはTSUTAYAにあるお試し冊子から知りました。また独自で対戦相手の記述などを調べていくと「これがあれしたのか」といった違った楽しみ方があるので読んで見ていただければ幸いです。
自分の中の小学五年生・中学二年生が悶絶する激熱人気バトル漫画です!

ジャックと天空の巨人
7

ド迫力のCGとハリウッド的王道ストーリー

ジャックと天空の巨人は、珠玉の映像作品として楽しめる。流石ハリウッドというべきか、CGのクオリティはかなり高い。巨人一人一人が細部まで描写され、人間との戦いにちゃちな印象を与えない。「本当にいるのでは?」と思わせるリアリティが徹底的に追及されている。
戦闘シーンはダイナミックで、手に汗握る緊張感を求める人にはまさにうってつけ。人間の死ぬシーンはあるものの、スプラッター的描写は巧みに回避され、無論それを求める人にとってはいささか物足りないかもしれないが、家族やカップルで不快にならず楽しめるというのは評価したい。
ストーリーはいかにもな王道で、そういった展開が嫌いな人は受け付けないだろう。しかし王道を観たいという層も少なからずいるだろうから、流麗なCGによる巨人たちと端正な顔立ちの主人公、ヒロイン、そしてユアン・マクレガー演じる騎士団長の登場する王道展開のセットと考えれば、個人的には見て良かったと思える映画だった。
原典であるところの「ジャックと豆の木」要素がほぼ皆無という欠点はあるにしろ、作品自体のスケールと映像美に圧倒されることで、別段気になりはしなかった。「ジャックと豆の木」のリメイクであることを期待している方は、その点だけは留意いただきたい。

バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk
10

悲しくも熱い忍法合戦バジリスクの見どころ

バジリスクというとよくスロットのほうが有名だったりするのですがこの作品は原作が本当に素晴らしい作品なので是非見て欲しいです。全24話からなる作品で、簡単なあらすじを説明すると、昔から深い因縁がある甲賀と伊賀がついに和睦を果たそうとしているときにその当時の江戸幕府の後継ぎ争いに巻き込まれてしまい、平和が訪れそうになっていた両者どちらかが勝つまで命がけの忍法合戦をするという非常に悲しい作品です。とりあえずメインの登場人物がほぼ全員死んでしまうという衝撃的な中身なんですけど、そこには例えば敵味方に恋人同士がなってしまったりなど本当に悲しいシーンが多くて何度涙を流してしまったかわかりません。感動的なシーンが多い中で幼少期のほっこりするような場面や少しお笑いのシーンなどが組み込まれておりあっという間に見終わってしまいます。個人的に最高に盛り上がったのがお互いのリーダー格の甲賀弦之介と薬師寺典膳の一騎討ちなのですが、いまだに何度見ても涙が出ます。最後お互いのリーダーの朧と弦之介は現世では結ばれず相討ちして死んでしまいます。私はあまりバッドエンドは好きではないのですけど、この作品だけは終わり方があまりにもき綺麗すぎて何度見ても飽きないです。是非皆さんにもおすすめしたい作品です!

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

近い未来現実になるかも

西暦2022年が舞台となっており、VRMMORPGのSAO(ソードアート・オンライン)がサービス開始され、約一万人が完全なる仮想空間を満喫していたのが今作品の舞台となっている。現在さまざまなメディアに進出しており、様々なファンに支持されている作品の一つである。西暦2022年が作品の舞台となっていることにより、今現在の少し先の未来のことを描いている。そのため近い未来こうなったらいいなという希望的観測も含まれている部分もあり、私自身も西暦2022年に関わらず、近い将来今作品のことが現実世界で起こらないかなと思っています。

今作品のストーリーは、主人公のキリトがVRMMORPGのソードアート・オンラインをプレイしていたとき、突如ゲーム中にログアウトの項目が消え、仮想現実から現実世界に戻れなくなってしまい、現実世界に戻るためにはSAOをクリアしなければ帰れないというもの。

当時は仮想現実が舞台となっている作品は数多くなく、現在のアニメ作品やラノベなどの仮想空間のブームを作り出したともいえる作品である。
幼少期にゲームなどをプレイしわくわくしていた気持ちがこのアニメを視聴し再び得られ、そしてそう遠くない未来に現実になる作品だと思います。