マリアは日本語の歌が好き!!@seryah8965

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マリアは日本語の歌が好き!!

マリアは日本語の歌が好き!!のレビュー・評価・感想

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

名作という声も多いコードギアスについて(ネタバレあり)

『コードギアス 反逆のルルーシュ』は架空の未来を描いたアニメです。主人公はルルーシュ・ランペルージという、超大国ブリタニアに支配された日本で暮らす高校生。日本とは言いますが、支配されているために、「エリア11」という名前で呼ばれます。実はルルーシュはブリタニアの元第11皇子なのですが、母であるマリアンヌの死によって王子ではなくなり、妹のナナリーと共に日本に降り立ったのでした。そこで日本最後の首相である枢木ゲンブの息子、枢木スザクと出会い、3人は幼馴染のように過ごします。時は経ち、高校生になったルル(ルルーシュの愛称)はつかまっている少女C.C.(シーツー)と出会います。「力が欲しいか?」との問いに答え、彼は神秘的な力「ギアス」を得て、支配者たちに抵抗するテロリストに変貌。ギアスの力は人々の意志を操るもので、ルルーシュはそれを使ってブリタニアに反旗を翻すのです。彼は学生をしながら「ゼロ」という仮面の人物として、日本の解放と自身の家族への復讐を目指します。
ほのぼのした学園生活シーンとロボット戦闘シーン、ルルによる天才的な作戦で行われる数々のテロ。様々な要素てんこ盛りの作品です。
そして皇子であるルルが自分の国に反抗するレジスタンスのリーダーであり、かつて日本の首相の息子であるスザクはブリタニア軍にいるというところも私的には面白いポイントです。

しかしギアス能力者というのはルル以外にも多く存在します。かつてC.C.と契約していたマオという人物が現れます。そして何も知らないシャーリーという同じ生徒会のメンバーが、彼の手によって亡くなってしまうのです。
またルル自身もギアスの能力が暴走し、妹であり、スザクと両思いだったユフィ皇女にギアスをかけてしまいます。自身の意思関係なく、日本人を虐殺してしまうユフィを自ら手にかけるルル。
少しずつ、ゼロの世界とルルの世界とが混ざり、はじめのほのぼの学園シーンが少なくなっていき、視聴者もハラハラの展開が続きます。

第2シーズンになると何故かルル含め人々の記憶が改竄されており、ルルの妹であるナナリーと過ごしたことを多くの人間が忘れています。代わりに現れたロロという少年が弟として認知されているスタートなのです。そしてナナリーは王女として、何故かブリタニア側に保護されています。
ルルは離れ離れになっていたC.C.との再会で全てを思いだし、またゼロとして活動。ロロもギアス能力者で、ブリタニアから派遣されたルルの監視役です。しかし最終的には自分のことを奴隷のようにではなく、人として扱ってくれたルルのためにとギアス能力の副作用で死んでしまうのです。

次第にブリタニアとゼロの騎士団の戦いは激化。ゼロの騎士団は中国と手を組み、超合衆国を作り順調に思えたもののゼロの騎士団メンバーにギアスの存在がバレ、ゼロは裏切り者と言われてしまいます。
しかしこの頃のルルは「ゼロレクイエム」と呼ばれる計画の最終段階まで進んでいました。

ルルは父でありブリタニアの皇帝シャルルとCの世界と呼ばれる場所で対峙し、打倒することに成功します。そして自身が新皇帝の座に着くと、スザクをナイトオブゼロという側近につけ、いよいよゼロレクイエムは完成します。

ルルは世界の悪意、全世界の人の恨みを自身に向けます。ゼロの騎士団の幹部そしてナナリーさえも彼は処刑すると言い始めたのです。
パレードで見せつけるかのように人々を処刑し、それを見下すルル。高い玉座に座る彼の前に、ゼロが現れます。
ゼロの騎士団のエースパイロットであったカレンは、「ルルーシュがゼロではないのか」と驚愕。実はこのゼロの中身はスザクで、これは2人の契約でもあったのです。
悪意の象徴となったルルーシュをゼロとなったスザクが倒すことで、改めてブリタニアが支配する世界ではなく、話し合いのテーブルにつくことができるスタートを作る。全ての責任と悪意を受け入れて、ルルーシュは死を迎えます。
そしてナナリーは自身の特殊能力によって、ルルに触れ彼の真意を知ります。全てを知ったナナリーはルルを抱きしめ号泣。

その後全てを知った2人は、世界の平和のために活動していくのでした。

アニメ編はここまでで、映画に続いていきます。