ponz@ponz

ponz
ponz
@ponz
23 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
ponz

ponzのレビュー・評価・感想

マッドマックス / Mad Max
9

想像を超えるド迫力!アクション映画の頂点

ストーリー、キャラクター、アクション、演出、全てにおいてマッドマックスの世界観を最大限に表現しており、息つく間もない展開と爽快なアクションで見る人を惹きつけます。
登場するキャラクターたちは、他作品にはない魅力全開のビジュアルになっています。
ストーリーは割と単純で、目まぐるしいアクションをただただ楽しめる作品です。CGは使用されておらず、怒涛のカーアクションは思わず口が開いてしまいます。映画でよくある中盤のしっとりとしたシーンや観客を一息つかせるシーンは一切なく、ラストまでノンストップで走り続けます。
アクションは勿論、キャラクターたちが本当に魅力的です。主要キャラ以外の脇の脇役ですらマッドマックスらしいこだわりを感じる人たちばかりです。特に敵側のギターだけを弾き続けるキャラクターが個人的にはお気に入りです。

炎や砂漠、銃と車など、正直ジャンル的には好き嫌いが分かれる映画かもしれませんが、第一印象で敬遠した人にこそぜひ見てほしい作品です。全てを見終わった後の解放感や達成感は、他の映画にはないものです。
根強いファンや人々を魅了している理由がわかると思います。きっと1度見た後もう一度見たくなるはずです。
次は思わず叫びながら楽しんでしまうでしょう。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

世代を超えて愛されるバスケマンガ

主人公は、真っ赤な髪の不良。
その名も桜木花道。
入学した湘北高校の同級生に誘われ全くの未経験でバスケットボール部に入部することになる。
この部のチーム、決して強くはなく県大会にも届かないチーム。この部のキャプテンの赤木は熱い思いが空回り、部員も恵まれず、インターハイの夢だけが膨らんでいく。
この部に入った桜木花道は、その破天荒なプレイに当初は部員たちから呆れられたり怒られたりするばかりだったが、試合や練習を重ねるにつれて一生懸命努力し、目まぐるしい成長を見せていく。

このマンガの魅力はもちろんストーリー、絵力もすごいが、個々のキャラクターの魅力が際立っていて、自分もそのストーリーに入っていくことができることだと思う。バスケを経験した自分としては、似たような選手に昔の自分を投影しながら読み進めていった。

躍動感という言葉だけでは、言い表せないし、息を飲むシーンがいくつもあるので、1ページも見逃すことはできない。
弱小だった高校バスケットボール部が色んな部員の波乱や苦難、涙を乗り越えてインターハイ出場したシーンはほんとに自分も胸を打たれた。
「青春とはこういうことなんだろう」と改めて思い返させてくれる、そんな作品。
誰もがいくつ歳を重ねても、こんなまっすぐな青春を胸に抱きながら、進んで行けたらと思う。

私立バカレア高校
8

超かっこ面白い!6つの原石、ストーンズ

出演しているSixSTONSを知るきっかけとなった「私立バカレア高校」です。もともとAKB48のぱるるが好きで「私立バカレア高校」を観始め、AKB48とジャニーズのコラボという恋愛禁止なのに大丈夫!?と話題だった深夜ドラマでした。脚本はもちろん秋元康(やすし)。そこで私は現SixSTONSの松村北斗君演じる浅田哲也(当時高校1年)に20代半ばの年上ながらズッキューンラブでした。主役の森本慎太郎演じる桜田達也が熱い男なのに対して哲也はクールでちょっとずるくてかっこいい。そこから松村北斗という人が気になりNHKBSでやっていた少年俱楽部というジャニーズのデビューして浅いグループとジュニアがでている歌番組を見だしました。ドラマに出ていたこともあり6人で歌唱していました。そして中でも北斗人気は凄まじく会場のNHKホール(紅白歌合戦の舞台にもなっている)のファンの半分近くのうちわは北斗くんでした。(デビュー済みのHey! Say! JUMPを差し置いて!)グループ名もなければオリジナル曲もない確約のない6人でしたが仲の良さ和気あいあい具合が伝わってきてみていて幸せになりました。正直ドラマの脚本にはツッコミどころ満載なトンチンカンなところもありましたがそれを上回る勢いとパワーがありその青春に羨望と多幸感を感じました。

CLANNAD / クラナド
10

何気なく見て感動した

娘が不登校だった頃、youtubeで見ていたらしいです。今回レンタルDVDを借りてみる機会がありました。はじめは、あまり見る気はありませんでした。主人公なぎさが、二年もダブっていることは、娘と一緒に見ながら少し躊躇しました。最後まで見てなぎさが亡くなるのは悲しいけれど、私はなぎさのお母さんの気持ちで見ました。親より先に亡くなるのは病気でもやはり親不孝です。最後が悲しい展開ではなく、どういういきさつかはわからないけど、みな家族仲良く生きていて、ほっとしました。
娘にとってあの不登校の頃にこの作品を選んでみていたのが奇跡だと思います。
今、私達家族もあのなぎさたち家族のように本音で生きています。心は通い合っています。いつか娘が結婚し、その孫をぜひ子守したいです。そのためにも私たち夫婦が元気で長生きしなければいけません。そして、娘自身もなぎさのようにこの町と一緒に生きていくだけです。少しずつゆっくりとのんびりと生きていくだけです。また娘が歌うだんご大家族の歌を聴きたいです。きっと私たち家族のところにも新しい命がやってきて次の世代へとつながっていくと思っています。私もだんご大家族の歌を覚えて一緒に口ずさみたいです。