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papiyutaのレビュー・評価・感想

花束みたいな恋をした / はな恋
8

花束みたいな恋をした 見どころ

2021年に公開され大ヒットした映画「花束みたいな恋をした」
有村架純・菅田将暉が主演を務め、映画のために書き下ろされたインスパイアソング「勿忘」とともに話題となった。
若い男女の出会いから忘れられない5年間を描いたこの作品がなぜ大きな反響を呼んだのだろうか。
本作品の見どころに迫る。

大学3年生の夏に出会った山根麦と八谷絹。
共通点の多い二人が互いに惹かれ、恋に落ち、交際を始める。
作中で描かれている五年間の中で二人は、学生、夢を追うフリーター、就職活動、就職、転職と環境が変わるごとに出会った頃とは少しずつ、しかし大きく変わっていってしまう。
この作品を鑑賞した多くの観客はきっとそれぞれ異なる感想・見解を持つだろう。
ただのありふれた五年間だと感じる人、恋愛における幸せとは何なのか考える人、二人の決断を肯定する人、否定する人、過去の恋人を思い出す人など様々だ。
そしてその点が映画「花束みたいな恋をした」の最大の魅力である。
見るだけでは終わらず、観客の恋愛観、仕事観、人生観に影響をもたらす。
感想を共有するのではなく自身の考え方を共有するという楽しみがこの映画の鑑賞後には待っているのだ。
最後に、「花束みたいな恋をした」のタイトルについて迫る。
花束みたいな恋とはいったいどんな恋なのだろうか、その答えは作品中に隠れている。
「女の子に花の名前を教えてもらうと、その花を見るたびにその人のことを思い出すんだって」
ヒロイン絹(有村架純)が麦(菅田将暉)に言った言葉である。
たくさんの種類が詰まった花束のように、何を見ても彼女のことを思い出してしまう。
そんな五年間の恋を描いた物語である。

討鬼伝
9

操作性はモンスターハンターとよく似ていると言われがちですが、ストーリーの壮大さがとても心に響きます。

生きることそのものに誰もが必死になる絶望で溢れた世界だからこそ、生きることの素晴らしさと美しさ、
そんな世界で共に生きる仲間との友情に涙溢れる作品です。
主人公や仲間たちが美しく生きている反面、醜い生き方をしている組織があるということを知る場面もあり、
ゲームのストーリーと言えども、怒りが湧く場面もありますが、
対照的に見ることにより主人公とその仲間たちがより強く希望に満ち溢れた存在であることを改めて実感することができます。
また主人公の味方側に付いている仲間のキャラが時折不審な動きを見せ、
味方といえども疑念が湧く場面もありますが、それは仲間それぞれに悲しい過去があることを知る重大なイベントであり、
仲間の悲しい過去を知った途端、仲間を思う気持ちが溢れ、涙を流さずにはいられません。
仲間の悲しい過去のことが理由で、仲間の多少の不審な動きも疑念も残酷さも許せてしまう、あるいは許さなくとも大目に見ざるを得なくなるかもしれません。
また世界感の関係で生と死に関する描写があるため、もう二度と会えぬ人や二度と見ることのできない景色に悲しむ仲間の姿を見ているといたたまれなくなるかもしれません。
失った仲間のため、これからの人々を守るために生きる仲間たちはより強く美しい存在に見えます。

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
8

最高のアメコミ映画

2005年から始まった、ハリウッドの大プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の集大成「アベンジャーズ」は、紛れもない大傑作であった。
国際平和維持組織シールドが保管する四次元キューブが、邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に奪われた。
シールド長官ニック(サミュエル・L・ジャクソン)は、この緊急事態にアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)を始めとするスーパーヒーローのオールスターチーム「アベンジャーズ」を結集させるが、
集まったヒーローたちはまるで協調性がなく、先が思いやられる展開であった。
日本では「インクレディブル・ハルク」(2008年)から続くマーベルのアメコミ映画シリーズの最新作である。
一つ一つのすべての作品を楽しみながら待っていたアメコミファンにとっては、いよいよ念願のお祭り映画だ。
なにしろ、それぞれには100億円単位の大作の主人公が勢ぞろいするのだから面白くないはずがないのだ。
この作品を楽しむためには、これまでのMCU関連作品すべてを鑑賞することが必須だが、それだけの手間をかけてでも見る価値があるに違いないだろう。
「日本よ、これが映画だ。」というキャッチコピーには一切偽りはない。

機動戦士ガンダムSEED / Mobile Suit Gundam SEED
9

ガンダムSEEDの音楽

ガンダムSEED、以下SEEDと書きます。
SEEDに出会ったのは私が高校生の頃でした。
当時私は声優にハマっていたので、SEEDの豪華声優陣にかなり喜びながら見ていました。
しかし、私はそれまでガンダムシリーズを1作品も見ていなかったので、どれが味方なのか敵なのか全然わからず見てました。
それでもSEEDは、絵のタッチがだいぶ女子ウケのいい感じになっていたのもあり、楽しく見られました。
あと楽しく見させてくれた大きな要因としてBGMの良さがありました。
オープニングはT.M.Revolutionが歌うINVOKE。これは躍動感のあるかっこいい音楽でした。
途中に入る挿入歌もアニメの内容とリンクしていて、ここぞという時に流してくるので音楽による涙も何度流したことか。。。
すごく重要な挿入歌としてMeteorがあるのですが、この曲をオープニングを担当していたT.M.Revolutionが歌うのです。
一番いいところで西川貴教の強く、そして切なさもある歌声でまた感動します。
西川貴教の歌う音楽は、主人公キラヤマトやアスランザラのイメージや、戦闘シーンのイメージにぴったりです。
ほかにも挿入歌があります。FictionJunctionYUUKAという方の曲。
これはカガリユラアスハという正義感の強い女の子のイメージにぴったりで、この方が歌う暁の車で涙する人も多いと思います。
そして後半、戦争が大きく動きなんの為に戦争をしているのか見出した時、またこの挿入歌が流れます。
流れるタイミングがここぞという時のみなので、全話の中で本当に数回しか聞けません。
このアニメを何度も見ているのですが、この音楽を聴きたいがために見ているといっても過言ではないです。
もちろんアニメの内容もかなり濃くておすすめですが、一度音楽に注目してみていただきたいです。
すべての音楽が最高なガンダムSEED!