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mngw024のレビュー・評価・感想

【推しの子】 / Oshi no Ko
8

アニメ化する推しの子が色々内容が盛りだくさんすぎてやばすぎる!

決まりましたね、推しの子のアニメ化。たくさんの人がみたいなと思っていたであろう作品です。この作品は、かぐや様は告らせたいの作者で有名な赤坂アカ先生が原作、クズの本懐の作者で有名な横槍メンゴ先生が原画を務めるという最強タッグを組んだ作品だから、もう人気がないなんてことはありません。私も最初は、「推しの子?」と、漫画を見るにアイドルものかと避けていましたが、全然そんなことはなかったですね。蓋を開けてみれば、恋愛要素もちょっとはあるけど芸能界の裏を見るようなサスペンス要素が盛りだくさんの内容ですね。あらすじを見ると、推しの子に転生と書いてあり、転生ものとサスペンスをここまでマッチさせるのは本当にすごいですよね。しかもこんな面白い作品の原作を書いてる赤坂アカ先生なんか、かぐや様も一緒に連載しながらやってるからすごいとしか言いようがないです。ネタバレを言ってしまいますが、漫画にすぐ入って推しのことなりどうなるのかと思ったら、まさかの漫画一巻の表紙の女の子が主人公じゃなくて母親だと思ったら目の前で亡くなってしまうんですよね。その後の転生者である主人公のアクアが母親のアイが亡くなった後に本当の犯人が父親が関係してると知った後の行動はもう凄すぎます。復讐をするための行動力は逆にすごいです。ドロドロを暴きながら妹を巻き込まないシスコンお兄ちゃんっていう表の顔もまたいいです。まぁそんな妹ことルビーも色々似てるんですよねアクアと。詳しくは原作を呼んだ方が面白いと思います!恋愛あり、サスペンスありの芸能界の闇が見えちゃう?この作品は面白いです!

五等分の花嫁 / The Quintessential Quintuplets
10

個性豊かな花嫁たち

映画が公開された「五等分の花嫁」は成績優秀な反面家で貧乏の上杉風太郎が落第しかけている五人姉妹の家庭教師をするラブコメだ。
アニメは1期と2期制作され、その後映画化し大ヒットしているこの作品だが、視聴者は何に惹かれているのだろうか。
挙げられる点としてが五つ子の一人一人のキャラが可愛く性格が全く違うところだ。
小悪魔で面倒見がよく、ショートカットがトレードマークの一花、繊細で毒舌かつ、ツインテールでドSな性格な二乃、口数は少なく、不思議なキャラでヘッドフォンがをしている三久、明るくて前向き、ボブヘアーでお人よしな四葉、真面目で食いしん坊、ロングヘアーで少しポンコツな五月と、全員に特徴的な個性があるのだ。上杉風太郎に好意を抱くが気持ちの伝え方やアプローチの仕方など行動がさまざまで全員が魅力的だ。視聴者の推しキャラクターも様々で五つ子全員が人気である。
もう1つ挙げられるのは、物語冒頭で五つ子の誰かと結婚することが示唆されている場面がある。視聴者の間では五つ子の誰が将来の花嫁になるかという話題で盛り上がるのだ。
他にも大ヒットしている要因は数多くあるが以上の2点は同じく共感しているファンも多くいるのではないだろうか。

Doom Eternal
7

達成感のある血みどろFPS

ドゥームスレイヤーと呼ばれる戦士となり地獄のデーモン勢力と戦う一人称視点のシューティングで、世界的に有名なFPSシリーズの中の人作品です。
特筆すべきは敵を倒した時のゴア表現です。手や足は当然のように吹き飛ぶし、チェーンソーで真っ二つにするなんて演出もあります。でも不思議とグロさはなく、むしろ爽快感MAXです。 特にチェーンソーで倒すと敵が大量のアイテムをばら撒くのも気持ち良いです。ならば爽快感重視で歯応えはないのかというと、むしろ難易度は高めです。1箇所に留まって敵を倒そうとするとアッという間にやられるので、動き回りながら戦うことを要求されます。そして、これがまたスピード感があって爽快なのです!特に、敵の攻撃を掻い潜りとどめの一撃を決めた時の爽快感は、格別&達成感もひとしおです。
武器も個性的なものがたくさんあります。すでに書いたチェーンソーをはじめ、とにかく強さとデカさを追求したような武器が目白押しです。ただ、やはり最も使っていて気持ち良いのはシリーズの代名詞的存在でもあるダブルバレルのショットガンです。近距離から打ち込むと敵が紙切れのように吹き飛ぶので、ここでもさらに気持ちよさを味わえます。
とにかくアクションの要である敵を倒す爽快感を追求した作品です。ぜひ休日などに腰を据えてプレイし、デーモンたちを血みどろにして地獄に送り返してあげましょう!

Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル
8

寄り添う歌詞とどこか懐かしいメロディ

Mr.Childrenが90年代から活動していることは最近知りました。その頃のボーカル櫻井さんは髪の毛がセンター分けでどこか若いイメージ。90年代の代表曲は、『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜』ではないでしょうか。大人と若者の狭間にいるこの歌の主人公が、周りと自分を比較する様子が歌われています。まだ青い若者の心の叫びが伝わってきます。何度もフラれるけれどまた恋をしてしまう性に呆れながらも、その甘酸っぱい青春を歌っています。

2000年代前半から後半にかけては、歌詞に変化があるように思います。
例えば『HANABI』だと、歌の中の主人公は何かを切実に願いながら、うまくいかない現実と戦い生きている感じがします。「臆病風に吹かれて 波風が立った世界をどれだけ愛することができるだろう」と、この世界に怯えながらも前を向く歌詞に背中を押されます。特別な人だけじゃない、誰にもある感情をMr.Childrenは歌っているのだと思います。
また、『旅立ちの唄』では、ボーカル櫻井さんのお父様が亡くなったことを歌ったものと言われています。でも、ここもMr.Childrenの温かみがあるのが特徴。“遠くで見守っていてね”と、死を受け入れて自分の生を全うしようとした1人の人の決意が受け取れます。時に涙を誘うような、どこか私達に寄り添ってくれるような歌詞とメロディが、優しく心に響きます。

盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜 / Andhadhun
8

ダンスなしでも楽しめるインド映画

インド映画といえばダンスや派手なアクションのイメージが強いですが、この作品は実にまっとうなエンタメ作品であり、ミステリとしても楽しめる映画です。盲目のフリをしているピアニストが殺人現場に出くわして、けれど見えていることを言うわけにはいかず…という導入から、既にかなり独創的な展開を期待できますが、その期待を上回り、そして予想のつかない方向へ物語が転がっていき、全く飽きさせないまま二時間があっという間に過ぎていきます。誰が味方で誰が敵なのか、嘘を言っているのか本当のことを言っているのかを、考えながら惑わされながら見れる楽しい作品です。
主人公のピアニストと対峙する元女優の悪女ぶりがとても魅力的ですばらしい演技です。話の締め方としては「もしかして…?」と思わせる余韻を残していたり、主人公もかなりの巻き込まれ型ではあるものの、実はしたたかな面があることがわかるなど、単純ではないキャラクター作りも良かったです。
また意外性も強く意識した作りで、映像で実は冒頭からヒントが差し込まれていたり、小道具が仕込まれていたりと凝った構成にもなっています。
インド風俗や社会問題も少しうかがうことができて、なかなか濃く楽しめる作品でした。