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mitimiti11

mitimiti11のレビュー・評価・感想

BEASTARS / ビースターズ
8

肉食動物が草食動物と共存する苦悩と葛藤のアニメ!

舞台は二足歩行の動物たちが人間のように暮らす世界、だがそこは草食動物と肉食動物が共存して暮らしていかなければならない世界でもあり、異なる種族が対立したり、禁忌である食肉の問題などを抱えています。
主人公であるハイイロオオカミの高校生・レゴシは、心優しい性格でありながら、オオカミという見た目のせいで周りから避けられていました。ある時、レゴシと同じ演劇部のアルパカのテムが、何者かに食べられて殺されるという、「食殺事件」が起こります。テムと仲が良かったレゴシは、得意な鼻を活かして犯人を突き止めようと動きます。
そんな中、レゴシはドワーフウサギのハルという先輩と出会います。レゴシは徐々にハルの存在に惹かれていきますが、それが本当の恋心なのか、それとも肉食獣としての本能である「食欲」からくるものなのか、ひたすら葛藤します。と言うのも、ハルと最初に出会ったのは、夜の校庭で怪我をしていたハルの血の匂いにつられて思わず捕まえて食べようとしてしまったことがきっかけだったからです。また世界観として、異なる種族での恋愛はあまり良くは思われていないのです。
1期と2期は、テムを食殺した犯人を突き止める話と、ハルとの恋愛の行方・葛藤が同時進行で進んでいきます。人間界では考えられないような問題を抱えて生活する動物の世界でのヒューマンドラマを描いたこの作品、是非一度見てみることをお勧めします。

アンジュルム / ANGERME / スマイレージ / S/mileage
10

歌声・ダンス・ビジュアル、とにかく「最強」!

スマイレージから改名したアンジュルム。南海キャンディーズ山里さんと蒼井優さんをつないだアーティストとして「アンジュルム婚」なんて言葉を聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなアンジュルム、とにかく最強!なんです。
「アイドルって、かわいい衣装着て歌はそんなになんでしょ?」と思うあなたにこそ聴いてほしい!

アンジュルムの醍醐味はライブです。CD音源よりもライブの方がメンバーの歌が上手くなっています。そしてライブごとにメンバーも歌の表情や表現を研究して変えていたりするので、何度聴いても楽しめちゃいます。
熱いパフォーマンスは、目や耳がいくつあっても足りません!一人ひとりをじっくり観察して、CD音源や過去のライブと比較したくなっちゃいます。

ステージの上では最強にカッコいいパフォーマンスなのに裏では「動物園」。
女子校みたいに騒ぐ騒ぐ騒ぐ!
公式インスタグラムでは楽屋の様子や、メンバー全員でプライベートで遊びに行った様子などがアップされているので要チェックです。
性別、国境、人種など、そんなものを気にせず楽しめる空間がアンジュルムです。
好きなリップの色を塗って、ライブを楽しんでいます。
あなたもぜひ沼にハマりませんか!
まずは公式YouTubeチャンネルで動画をチェックしてください!

七つの大罪 / The Seven Deadly Sins
10

かっこいい戦闘シーン、友情・愛情が巧みに織り込まれている

伝説と呼ばれた7人の聖騎士がある容疑(大罪)をかけられ、その10年後に散り散りになった7人を王女が探すところから物語は始まる。人間・妖精族・巨人族・女神族・魔人族の5種族が存在する世界。七つの大罪と呼ばれた騎士団の聖騎士は、人間・不死者・妖精族(王)・巨人族・人形・見た目人間・魔人族+女神族と同じ種族はいない。7人とも過去に大罪を犯している。国を滅ぼした憤怒の罪(ドラゴン・シン)、聖女を殺した強欲の罪(フォックス・シン)、親友を野放しにした怠惰の罪(グリズリー・シン)、嫉妬の罪(サーペント・シン)、その見た目で誘惑し王女を殺した色欲の罪(ゴート・シン)、暴食の罪(ボア・シン)、傲慢の罪(ライオン・シン)からなる。どれも、大罪だが、その真実はとても尊いものである。
王国では、聖騎士達がクーデターを起こし、王族が囚われ、第3王女のエリザベス(後に女神族と判明)が聖騎士を止めるために、七つの大罪を探す旅を始める。最初にあったのが団長(後に魔人族と判明)メリオダスと出会い、仲間探しが始まる。
戦闘シーンは七つの大罪がとても強くかっこよくテレビでも漫画でも見入ってしまう。しかし、メインは戦闘だけでなく、恋人を想うがために親友を本気で殺しにかかったり、殺したい程憎んでた奴を身を呈して守る友情であったり、記憶を取り戻すために全員が心ひとつになったり、どのシーンをとっても興奮・感動が止まない王道ファンタジーです。

ファイナルファンタジーXIV / FINAL FANTASY XIV / FFXIV / FF14
8

最高のボリュームなファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIVはスクウェア・エニックスが開発したMMORPGです。魅力はそのボリューム。本体価格とは別に月額料金はかかるのですが、一年中遊んでものんびりプレイなら遊び尽くせないであろうボリュームがあります。
まずは、メインストーリー。2019年5月現在で、3章まで公開されています。因みに私は2019年1月から初めてまだ2章に入ったばかりです。FF14の設定は良く作り込まれています。伏線も多く、序盤に出てきたNPCが後のあんなところやこんなところで出てきたり。序盤はつまらないストーリーだと思うかもしれません。私もそうでした。しかし一章の中盤ほどまで進める頃にはその世界観に引き込まれていることでしょう。プレイヤーは光の戦士となりエオルゼアを救う英雄となるのです。最初は一回の冒険者に過ぎないプレイヤーはのちのち英雄呼んで貰えるようになりますよ!
ダンジョンは他プレイヤーとパーティーを組んで進めます。メインストーリーを進めるに当たっては必須ですが、FF14の先輩は優しいので問題はめったにありません。心配ならゲーム内で仲良くなった人に連れていってもらうこともできます。また、メインストーリー以外にも生産プレイもできます。ゲーム内に個人宅やアパルトメントを持つことができ、その内装を作れるのです。正直これがとても楽しい。内装作りだけでもゲームとして成り立つのではないかと思うくらいですよ。アパルトメントは沢山の空きがあるのでプレイヤーは誰でも内装作りができるでしょう。メインストーリーを楽しむもよし生産プレイを楽しむもよし、文句なしのゲームです。お友だちと遊べば楽しさ倍増です!

Shadowverse / シャドウバース / シャドバ
8

無課金から微課金でできる、デジタルカードゲーム

シャドウバース最近話題のデジタルカードゲーム(以下DCG)の一種です。遊戯王やデュエルマスターズと同じで、一対一で戦うスタイルです。
昔は強すぎるカードデザインのカードばかりでバランスが悪かったのですが、現在はかなり落ち着いており、かなり楽しいです。
先日世界大会等行われ、優勝賞金が1億円であったことも有名ですね。

このゲームの特徴は、
1.スマホでできる
2.無課金から微課金でも楽しめる
3.競技人口が多く、対戦相手に困らない
といった特徴があります。

まずスマホでできるので、電波さえ届けばどの場所でも出来ます。電気消費も少なめで、操作性もかなりよく、演出も華やかです。

遊戯王等の紙媒体カードゲームでは、カードを集めるためにお金が必要です。しかしこのシャドウバースは、時間をかければ無課金でもカードを集めきることが可能です。持っていないカードでも、アイテムを使って生成することも出来ます。少しお金をかければ、上位層が使っているカードをすぐに手に入れることも出来ますね。

そして競技人口が多いため、全くマッチングしない現象はかなり起こりにくいです。またES大会やRAGEなどの、対戦相手を目の前にして戦う大会もあります。そこから交流が広がったりもしますね。

総合的に、かなり良質なゲームです(面白いゲームになってきている)。ぜひやってみてはいかがでしょうか?

ファンタシースターオンライン2 / Phantasy Star Online 2 / PSO2
6

国内最大級!?日本のオンラインゲームの先駆け約「PSO2」

国内最大級の登録者数を誇る国産オンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」は、株式会社セガゲームズが運営・開発を行うオンラインゲームである。
基本的にはオンラインRPGでアクション要素が強いゲームとなっているが、なんといっても一番目を引くのは自由度の高いキャラクタークリエイトではないだろうか?
カッコイイ男性キャラ、きれいなお姉さんキャラから可愛い女の子キャラ…はたまた「キャスト」と呼ばれるロボットなんかのキャラクタークリエイトすら可能。
プレイヤーはそのような自分の好きな見た目で冒険に出ることができるのがこのゲームの最大の特徴と言えるだろう。また、肝心のアクション性も高く、リアルタイムで動く敵にスピーディーな攻撃モーションがアクションゲームとして実にクオリティが高い。最大12人で挑む大型ボスとの戦闘もオンラインというリアルの壁を越えた楽しみを十分に楽しめる要素の一つだ。
さらに大型オフラインイベントなども活発に行われ、ゲーム内で会っていた人とオフラインのリアルで実際に会って会話を弾ませることもできる。
登場するゲーム内キャラクターも豪華声優陣を採用し、物語やゲームの雰囲気をより一層良いものにしてくれている。

キュウソネコカミ
10

熱い熱い熱い

キュウソネコカミを一言で表すと『熱い』です。
楽曲の歌詞がおもしろいものを中心に制作されていますが、ちょいちょい心に響く楽曲を制作されます。
心に響く楽曲はボーカルのヤマサキさんが、今までうまくいかなかったことや、バンドに対することなどを歌詞にしており、それがまた心に刺さります。
今まで悔しい思いをしたことがある人、勝てない相手がいる人、自分に自信がなくなることがある人などこんな体験をした人にはきっと刺さります。そして泣けてきます。
また、キュウソネコカミの楽曲のメロディはとてもキャッチーで頭にこびりつくフレーズばかりです。聴いていて、よくこんなフレーズ思いつくなぁとある意味感動してしまいます。だからなのかCMにもよく起用されていると思います。
出すアルバムは年々良さが増してきて、CDの中にも仕掛けを仕込んでいて、音楽を聴く以外も楽しめ、毎回買ってよかったたら思えます。
また、キュウソネコカミを少しでも気になったり、気に入った人には是非ともライブを見て頂きたいです。特にワンマンライブです。
最近のアーティストは照明など演出などすごい技術を使って人を感動させていますが、キュウソネコカミは魂で歌って私たちファンを感動させてきます。全身全霊で魂をぶつけてきます。一度見たらきっとまた見たくなります。アナログな演出もあり笑いもありで、とても楽しめます。
気になった方は是非曲を聴いて、ライブにも足を運んでください。

テニスの王子様 / テニプリ / The Prince of Tennis / 新テニスの王子様
9

テニスの王子様は本当にテニスしてるから読んでくれ

テニスの王子様について、ネット上の論評などでは「あれはギャグだから」「ありえないでしょ」などと言われがちな風潮がありますよね。それは知っています。でもちょっとまってほしい。テニスの王子様は本気で熱いテニス漫画なのです。
テニスの王子様の主人公である越前リョーマは非常にクールなキャラクターではあります。作品全体も血と汗と涙、みたいな感じではありません。だからといって、根性がないがしろにされているわけではないのです。才能があるもののみが強いわけではない、それを実証してくれるキャラクターさえいます。
そもそもテニスの王子様のキャラクター達は中学生です。みなさんも中学時代、世界の中心は学校ではありませんでしたか?彼らにとってもまさに中心は学校であり、レギュラーに選ばれるほど真剣に打ち込んでいる部活は言ってしまえば生きる意味とすら考えていいものです。そんな中で繰り広げる試合がどんなに過剰に演出されても、それはもしかしたら彼らの目線から見たテニスだからなのだとは考えられないでしょうか。大人から見たら子どもの部活程度のものでも、その瞬間を生きている彼らにとってそれは物凄いことが起きているのだ、そう考えて読むとそのものすごい試合展開も技だって納得がいくものです。

とある科学の超電磁砲 / A Certain Scientific Railgun
10

学園都市という架空の街を舞台にした少女達の物語

今作は小説「とある魔術の禁書目録」のサイドストーリー的な位置付けの物語になります。
主人公・御坂美琴は学園都市に7人しかいないレベル5の一人で、彼女とその周囲の女の子たちの日常を描いた物語です。私達の常識とはかなりかけ離れたもので、時には彼女達が命の危険に晒されたりもします。そこで美琴の超能力を駆使したバトルが主に描かれているのですが、とてもクオリティーが高く一見の価値ありだと思います。
この御坂美琴というキャラクターがとても魅力的で、それがこの作品がここまで人気の出た要因だと思います。彼女は学園ではエリートの中でもトップレベルの能力を保持しています。しかし彼女は生まれた時から最強の能力を使いこなしていたわけではなく、彼女自身の努力によって手に入れた能力なのでした。なので彼女は自分の能力をひけらかす事なく、能力が伸びずに悩んでいる友達には手を差し伸べようとします。彼女の努力によって得られた人間性にとても魅力を感じました。この作品は派手な能力バトルともう一つ、努力というテーマがあるのではないかと感じています。レベル5でもレベル0でも関係ない、自分ができることを最大限にやろうという彼女たちの姿勢に元気をもらえる作品だと思います。

インスタント沼
10

徹頭徹尾、三木ワールド

謎めいたタイトルに予想できない展開の連続。
三木ワールドの沼に見事引きずり込まれました笑

麻生久美子演じるハナメの強烈キャラも面白かったです。

あと電球商店の怪しさに病みつきになりました。
リアルにあんな雑貨店があったら気になって入ってしまいそうです。

「インスタント沼」という謎のタイトルも、本編を見たら納得。
爽快感を味わえる色々とスッキリする作品です。

「シオシオミロ」手作りしてみようと思います。
見始めは…んーなんだこれツマンナイかもって思ったんですけど、段々沼に引きずり込まれて行きました(笑
底無しによかったです。
ハナメと電球さんとガスくんの絡みがとてもいい感じで好き。
あぁそっかー風間杜夫と松坂慶子は蒲田行進曲コンビだ!!

結局、あの手紙は電球さんには見せてないよね?なんで??
でもまあ親子って名乗り合わなくても2人は素敵な関係だな。血は争えぬって感じ。

ネタ帳を見ながらもう1回見たいような気も…する様なしないような…
徹頭徹尾、三木ワールドです。
小ネタをこれでもかと詰め込んだ120分
星5つか星1つに別れるべき作品だと思います。三木作品が好きなら見るべきです。
行間を読みたいとか、映画に芸術を求める人は、見ない方がいいです。というか、きっと腹を立てます。
日本映画にはほとんどないスラップスティックコメディの怪作です。邦画好きな人よりも洋画のB級映画好きな人におすすめです。

明烏
10

さすが福田監督

福田組が揃いに揃って出てきますね。
ムロさんと佐藤さんはやはりてっぱんでいいキャラしてます。
銀魂で初出演なのかと思っていたら菅田将暉さんはこちらの作品で既に福田さんの作品に出てたんですね。
定期的にジワるネタが入ってて、やはり福田作品は好きなんだなと思いました。
漫画の実写かということですが、漫画は読んだことないですが、面白く見れました。
くだらない感じとか福田さんらしいネタの数々や雰囲気が嫌いな人はつまらないかもしれませんが、好きな人は楽しくみれるとおもいます。
品川のホストクラブにて展開されるパロディ映画。
主にホストクラブの楽屋という限定的範囲で展開されるお笑いで、今をときめく菅田将暉、吉岡里帆、ムロツヨシ、佐藤二朗、新井浩文など豪華俳優をこの頃こんな形で使うとは、、さすが福田監督!である。
菅田将暉もいいんだけど、それより吉岡里帆キレッキレ!
こんな演技出来るんですねw。ビックリしました。
二朗さんの北の国から〜五郎さんパクリには不覚にも笑ってしまった。
不満は少し上映時間的に長いかなw後半が!
限定的な福田ワールドの笑いの為、評価は二分するでしょう。
私は好きな部類。
このゆるいくだらなさ、素人じゃ作れんよw
監督パロディ作品が好きであれば是非観て頂きたい。

スパイダーマン:スパイダーバース / Spider-Man: Into the Spider-Verse
9

スパイダーマンという存在を知っていれば、楽しめる海外アニメ映画

スパイダーマンはたくさんの映画が出ていますが、今回の作品はアニメ式ということで、少し違う路線だったので映画館で観てきました。第91回アカデミー賞にて、長編アニメーション賞を受賞しました。細田守監督作品やディズニー/ピクサーを抑えての受賞です。
子供から大人まで楽しる作品で、ストーリー、アクション、迫力ともに、よくまとまった作品だと思います。海外のアニメらしい、カラフルな映像と、スピード感が印象に残りました。今までの作品を見ていなくても、スパイダーマンという存在と、少しのスパイダーマンの技を知っていれば楽しめる作品です。それぞれの特徴のあるキャラデザインと性格、技が印象的です。自分のお気に入りのキャラクターがきっとみつかると思います。
ストーリーは少年が勇気を持って戦う王道ストーリーです。勇気を持つきっかけ、挫折、そこから立ち上がってからの最後の活躍まで王道だからこそ他の戦闘シーンやキャラデザインも際立っていました。映画の内容は、基本的にギャグが多く含まれています。今までの映画のスパイダーマンシーンを使った小ネタもあるのですが、観ていなくても全然楽しめますし、観た人は、更に楽しめます。もちろん泣けるシーンもあります。日本人なら、「なるほど。海外からの日本の印象はこうなんだな。」というシーンも出てきて、笑えます。

氷室京介
10

氷室京介のカッコ良さとは

氷室京介は完全引退こそしていないものの、現在は耳の不調によりライブ活動を休止している状態です。この事から分かる通り、氷室は非常にストイックで妥協を許さない性格なのです。
もともとはBOOWYという伝説のロックバンドのボーカリストであり、同郷の群馬県高崎市で面識のあった布袋寅泰らを誘い、このバンドを結成しています。当初は人気が出ませんでしたが、ライブハウスでの過激で観客を引き寄せるパフォーマンスで、アンダーグラウンドの現場では知る人ぞ知る存在だったのです。テレビにはほとんど出演しないものの、その勢いは凄まじいものがあり、ライブの動員やCDの売り上げを順調に伸ばしていきます。そして人気の絶頂期で突然バンドの解散宣言、この辺りに彼らの美学があらわれている様に思います。
ボーカルの氷室はソロに転身後、その歌唱力とルックスでカリスマ的人気を集めます。常にクオリティやカッコ良さを追求する彼は、私生活を明らかにせずテレビ出演も相変わらず少ないまま、それでいて圧倒的なライブパフォーマンスを見せ続けます。楽曲と声の良さや歌唱力、他のアーティストや一般人が真似したら笑われてしまうようなステージアクションでも、氷室がやったら様になってしまう、そんな唯一無二のアーティストといえるでしょう。

アルテ
8

アルテという漫画について

時は16世紀初頭フィレンツェ。貴族の娘である「アルテ」は、父親を失い、お嫁に行くか、修道院に行くかの選択を母親から迫られていました。それは、16世紀初頭のほとんどの貴族娘たちの教育は、礼儀作法、読み書き計算・裁縫・楽器などであり、女は家に居て男の言うことをよく聞き、子を産み育てることが仕事であり、自由の無い生活でした。アルテは、その教育の中に絵を描くことがあり、暇さえあれば絵を描いていました。ところが、父を失い選択を迫られた彼女は、「自分の好きな絵を描いて食べていく」という、当時では考えられない行動に出ます。数々の工房を回り、雇ってもらえそうなところを探しますが、「女」というだけでアルテの書いた絵を見る事すら拒みます。彼女は、自ら女の証である長い髪をバッサリと切り捨て暴挙にでたところで、小さな工房で一人親方として生きる「レオ」に弟子になるテストを受けさせてもらえることに。レオから難題を言われ、何度も弱気な気持ちになりながらもアルテは、最後までこなします。彼女を突き動かした「怒り」の衝動に、自分自身の力で生きていくという強い意志を再確認し、晴れてレオの弟子として第一歩を踏み出し始めようとします。

聖剣伝説3 / TRIALS of MANA / Seiken Densetsu 3
7

タイトルなし

1995年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたスクウェア制作のアクションRPG「聖剣伝説」シリーズの第3作です。

「マナ」の剣を狙う悪しき存在によって6つの大国が戦争状態に陥り、運命の翻弄される6人の主人公がやがて世界を救う冒険に出る流れです。
本作は主人公が6人設定され、プレイヤーはその中から3人までを開始前に選び、その3人でパーティを組んで冒険を進める形になります(選択されなかった主人公達もストーリーを進める毎に登場し、さまざまな形でパーティを助ける役割になる)。選択した主人公によってストーリーが異なる展開となり、結果物語の終着点やラスボスの存在も3通り存在する「トライアングル・ストーリー」と呼ばれるものとなっていて、本作の最大の特徴とも言えます。
戦闘は前作「2」と同様ターン制ではなく操作キャラを直接操作して武器で攻撃・または魔法や必殺技を選択して発動させるアクションRPGと呼ばれるものとなっています。また、特定のレベルのに達するとより上位のランクに強化できる「クラスチェンジ」や、所謂月曜日から日曜日までの1週間の設定がゲーム時間内にも存在し、それぞれの曜日だと特定の敵が強化するなど細かい演出も多いのが特徴です。
発売からかなりの年月が経っていますが、キャラクターやゲームシステム等今でも熱狂的なファンが多い作品です。

凪のお暇
7

空気を読み過ぎて疲れた方へ

主人公の凪は節約が趣味なOLとして都内で生活を送っていました。
社内では空気の読める女性を演じていて、SNSでいいねをしたり、ランチで複数の女性たちに付き合って食事をしたりしていましたが、そういったことに疲れて過呼吸で倒れて体を壊してしまいます。そのとき、凪は初めて「空気は読むものではなくて、吸うものなんだ。」と認識を改めるようになります。
凪には付き合っている同じ会社の営業部の我聞慎二という男がいます。彼は表向きは同僚などの前で凪のことを馬鹿にしたり罵倒したりします。そういったDVまがいのことをされた慎二にも愛想を尽かして別れてしまいます。しかし、慎二は凪の長くてさらさらな髪が好きで、凪の貧乏臭い手料理などを含めて本当は彼女のことが好きであったことに気付きます。凪の前では素直になれないだけで、本当は凪のことが好きだということを接待で使う店のキャバ嬢にも指摘されてしまいます。凪は会社を退社してボロ屋のアパートに引っ越しをして人生をリセットすることにします。凪の人生のリセット方法、誰でも挑戦できる節約方法など、こんなことを良く思いつくなと目から鱗な方法がたくさんあります。転居先の隣人のイベントオーガナイザーの男といい関係になったり、母子家庭の子どもと仲良くなったり、ハローワークで自分と同じような境遇の女性と友達になったり、様々な出会いがあります。凪と慎二の関係がどうなるのか、お暇機関で何を得るのか物語が楽しみです。

Avicii / アヴィーチー / Tim Bergling / Tim Berg / Tom Hangs
10

EDM界のカートコバーン、AVICII

EDMと言う音楽のジャンルで伝説のDJとなったAVICII。
音楽フェスやクラブなどで他のDJによって毎日確実に流され、クラブミュージックに詳しくない人でも一度は聞いたことがある曲もあるだろう。
彼の音楽はダンスミュージックでありながらカントリー調であったり、シンガーを起用していたり、クラブミュージック初心者でも聞けばノリノリになれる不思議なメロディを奏でる。
トレードマークはベースボールキャップを後ろにかぶり、ライブでは他のDJ達が飛び跳ねたりして曲を盛り上げたりする中、AVICIIは特徴的な手をクネクネ振ったり広げたりしてオーディエンスを盛り上げる。
日本への来日公演は体調不良を理由にドタキャンされること3回。
日本中のファンの期待に応えて4回目にして初めての来日でファン達を感動の渦に巻き込む。その後も精力的に新曲を製作するが日本に来るのはこの1回だけだった。
なぜなら2018年4月20日に28歳の若さでこの世を去る。死因は自殺。
この事件で世界中のファン達はどれだけ悲しんだだろうか。華やかなEDMの世界の裏で本人は様々なプレッシャーに押しつぶされそうになりながら毎日闘っていたのだろう。
亡くなってからは他のDJ仲間達が自身のイベントなどでこぞって追悼の為AVICIIの曲を流していた。

GUILTY GEAR Xrd REV 2
8

格ゲーはやっぱりアークシステムワークスが好きなんです

ギルティギアシリーズ最新作のこの作品ですが、個人的にはかなり楽しんでプレイしています。

格闘ゲームは色々細かく分かれており、ストリートファイター系、KOF系、鉄拳系(3D)、コンボゲーなどに分かれます。
自分はコンボゲーが好きでギルティギアを昔からやってました。
確かにコンボを覚えたり、実践でコンボまで決めるのは最初はかなり難しいです。
ひたすらトレーニングもーとで練習して体に覚えこませて、そのあとは実践で立ち回りを覚えて。
本当にゲームなんだけど部活の練習みたいにまじめにやってやっと、対人戦でまともに対戦できるようになります。
そのせいで最近では格ゲーはゲームセンターでもあまり人気がなく、過疎ってしまっておりとても残念に思っています。
そんな自分でもインターネット対戦で楽しく遊ぶことのできるこのギルティギアイグザードレブツーはとても満足しています。

まず、インターネット対戦に最も重要なのは回線速度ですが、この作品は回線速度ごとにマッチングを絞ることができるので、回線速度の相性のいい相手とだけ対戦することができます。
ほかのゲームでは海外の人と試合になりコマンド入力がままならないほど遅延が発生して、つまらない思いをすることもあるんですが、この作品はそういったストレスが全くありません。
快適にネット対戦ができるとてもおすすめの作品です。

ばらかもん / Barakamon
8

はんだ先生イケメン 日常のほっこりギャグ漫画

ばらかもんは、書道家であるはんだ先生が、とある島で生活しながら書道と向き合うお話です。
まず、島の人の方言が分からなすぎて面白いです。解説がきちんと書いてあるのできちんと見れば分かりますが、聞いてるだけでは分からない方言がたくさんあります。
はんだ先生は真面目な性格で書にしか興味がなく、遊び心に欠ける所があります。そんなはんだ先生に、遊び心しかない島のいたずらっ子のなるが懐き、いたずらをたくさんします。なるに、はんだ先生は振り回されながらも色々学び、はんだ先生の書道が躍動的になったりしていくのを見るのがとても面白いです。やはり芸術は真面目でなくては上達しないのは確かですが、その人の個性や魅力はどこか吹っ切れた時に出てくるのかなあ、と感じました。それには子供はやはり自分の感情に素直で影響力は強いのかもしれません。そんなことを面白いエピソードと共に感じるアニメです。
また都会とは違ったアットホームな島の人々の人柄にもほっこりします。難しい設定とかはないアニメなのでちょっと日常の忙しさや息苦しさを感じた時に見るのに最適だと個人的には思います。あとはんだ先生がイケメンなので見ていて飽きないです。

ハン・スジ
10

Han soo Jiさんの今後に期待‼

Han Soo Jiさんは、2018年に放映された韓流ドラマ『トッケビ』のOST曲『Round and round』を歌われている韓国のシンガーです。
この『Round and round』はHeiz feat.Han Soo Jiという形となり、色々ニュースやSNS等で物議をよんでいましたが、製作者側がどちらにも謝罪という形で一応の終止符を告げたようです。
Han Soo Jiさんの曲は、ドラマ『トッケビ』の中で他にも素晴らしい曲『Winter is coming』などもあり、とても素晴らしいです。
2017年の放送終了後もどんどん『トッケビ』OST曲が人気急上昇し、韓国最大の音楽配信サイトの7つの音源チャートで一位になったそうです。

その歌声は、まるで天使の歌声、韓流Enyaといった感じでしょうか。韓国はもちろん、流暢な英語を操る歌い手さん。聴いていると…心地よい春の天国にいざなわれた気分にさせてくれます。
ジャンルとしては、K-popなのですが、さらに分類するとクリスチャンミュージックまたはゴスペルにあたるそうです。
私はクリスチャンではないですが、彼女のゴスペル的ソウルフルな歌い方が、またたまらなく魂をゆさぶられるのです。
なぜかは、分からない。
日本人のわたし達にも伝わる、人間のDNAに訴える、古い記憶を呼び戻すかのような歌声をもつ異国のシンガー。
彼女を私はこれからも応援したいし、いつまでも聴いていたいでです。

魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!
9

2つの世界が舞台の、優しさとわくわくがいっぱいアニメです。

テレビアニメ、「魔法つかいプリキュア」は、魔法つかいに憧れる人間の世界に住む女の子と、魔法の世界の女の子が出会って、プリキュアになって、2つの世界を舞台に大活躍するお話です。この作品のおすすめなところは、人間の世界と魔法の世界、2つの世界を舞台にしているところです。魔法の世界には、不思議とわくわくがいっぱいのシーンがいっぱいあります。ペガサスや氷のドラゴンに人魚、空飛ぶじゅうたんに魔法の商店街、見ていると、わくわくなシーンがいっぱいで、とっても楽しいです。そして、魔法の世界と人間の世界の両方では、友達や家族との楽しい日常の生活の風景や、人々の優しさなどが描かれているシーンが多くて、見ていると、とてもほっこりとした温かな気持ちになれます。繋がりをテーマにしている作品なので、2つの世界の人々の繋がりがどんどん広がっていって、仲良くなっていくシーンは、見ていると、幸せな気持ちにさせてくれます。
お話の途中で、プリキュアの仲間に、妖精の女の子がプリキュアとなり、追加されます。
物語は、さらに、わくわくとドキドキ、そして、家族のような温かい絆を描いた物語が多くなって、もっと素敵になっていきます。
繋がっていくことの大切さ、家族のような優しくて温かな作品で、わくわくがいっぱいの素敵なアニメです。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

広大な世界に癒されませんか?冒険しませんか?

決してゲームが上手いとか、得意と言う事はありません。そんな方でも、そんな女性でも気持ち良く楽しめるゲームだと思います。ゼルダが好きでシリーズ全制覇くらいの勢いでやっている40代後半の主婦です。家事の合間にチョコチョコやる程度ですが、こちらの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はオススメです。一言でいうと、世界観が良いです。敵を倒して進んで行く…というゲーム本来のやり方もありますけど、広大な草原を馬で走ったり(好きな方向へ走れます)、高い山に登り景色を楽しんだり、木の実を集めたり、、普通のゲームではなかなか味わえない『自由』を味わえます。ただ何もしない…静かに空を眺めて過ごす…そんな時間もこのゲームでは可能なのです。実際は画面の中での出来事ですが、不思議と気持ちがスッキリするんです。勿論、敵も出て来ますから、戦うことも可能です。敵の強さは色々とあり、簡単な敵も多く、ゲーム操作に自信が無い方でも楽しみながら、自然とレベルアップが出来るかと思います。最終的に大ボスを倒せれば良いのですが、、購入後数年経っても自然と戯れて まったりしている当方です。楽しみ方はみんなそれぞれ、しばらくぶりにやってみても十分楽しめる、ガンガンに攻めて突き進んでも勿論面白い! 購入を迷っておられるなら、ぜひ買い!! だと思います。

THE STREET SLIDERS
10

日本のロックの伝説

私は出身が九州なので、学生時代は福岡で盛り上がっていたロックバンドが大好きでした。
1980年台にサンハウス・ルースターズ・ロッカーズといったバンドがメジャーデビューし、全国区での人気を博しており、九州の多くの若者が影響を受けていました。
友達とバンドを組んで、よくコピーしたり学園祭で演奏をしたりしたものです。
その直後、1983年にストリートスライダーズというバンドがデビューし、一発で心を持っていかれました。
とにかくカッコ良かったです。
これまでのバンドもカッコ良かったのですが、それらを全部飛び越えました。
日本人とは思えない、ルーズでダルなヴォーカル。
怪しいルックスに、華のある美しいギターに度肝を抜かれました。
また、それに合わせた力強く重たいドラムとベース。
メンバー4人の個性がぶつかり合って、更に強烈なグルーヴを生み出します。
ブルースをルーツとして、恐らくローリングストーンズに大きな影響を受けたと思われるサウンドは、当時のパンクやニューウェーブ全盛の日本のロックシーンにおいて、唯一無二の存在でした。
惜しくも2000年に解散してしまいましたが、その解散時に発表した「LAST LIVE」等を代表とした音源が残されております。
是非、一聴頂く事をおすすめします。

PSYCHO-PASS / サイコパス
9

完成度の高い近未来SF刑事モノ

サイコパスは何度見ても楽しめる良質のSF作品だ。

主人公たちはカッコイイビジュアルで描かれた近未来の刑事たち。
彼らは「犯罪者」ではなく「犯罪を犯す可能性のある人物」を取り締まっている。
物語の舞台となる未来社会では、人間が犯罪を犯す可能性がリアルタイムで数値化され、この数値が一定数を超えると、捕まったり、処刑されてしまう。
未然に犯罪を防ぐという点では効率的なシステムに思えるが、多くの矛盾も抱えており、刑事たちはこのシステムのはざまで葛藤し、苦悩する。

主人公の常守あかねは、学生時代に優秀な成績を収めたエリートだ。物語はそんな彼女が危険な現場に到着するところからはじまる。平和な学生生活を終え、今までとはまったく違う危険な世界にやって来た新米刑事。彼女は信じられない現場の光景に戸惑った挙句、いきなりある事をやらかしてしまう。
これが導入部分となる第一話。出だしから絶好調で、私はすぐに物語に引き込まれてしまった。

脇役も魅力的だ。彼らはみんな、ひとクセもふたクセもある連中ばかり。
もう一人の主人公と言ってもよい狡噛(こうがみ)は、知性と肉体の両方をあわせもった頼りになる人物で、主人公の常守は彼に対して、当初は苦手意識を持ちつつも、徐々に惹かれていく事となる。

個人的に一番のお気に入りは、ベテランの征陸(まさおか)刑事だ。
彼の発する言葉からは、ベテラン刑事らしいアドバイスと同時に、時代に取り残されている古い刑事の寂しさも時々感じさせる。彼らの行動やセリフ回しは物語にリアリティと奥深さを与えている。

背景のビジュアルも美麗で、サイバーパンクSFの雰囲気を見事に伝えているように思う。SF好きならきっとワクワクするだろう。

褒めてばかりだが、音楽も素晴らしい。オープイニング曲とエンディング曲は、両方ともキラーチューンと言える名曲だ。一方、BGMも物語にマッチしており、作品全体をさらに盛り上げる事に成功している。

ストーリーとプロットも、最初から最後まで練りこまれている印象だ。

SF的な驚きよりは割と少ないのだが、人間ドラマが丁寧に作られておりとても好印象だ。
また、刑事物としても非常に完成度が高く、最初から最後まで次が気にって仕方がなかった。

良い作品は何度見ても面白い。私は思わず、3回も見てしまった。
驚くことに、見るたびに新しい発見があり、ディテールの細かさに唸らされた。
サイバーパンク、ディストピア社会、刑事モノといった言葉に少しでも魅力を感じるなら、ぜひおススメしたい作品だ。