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mijinkoのレビュー・評価・感想

カウボーイビバップ / Cowboy Bebop
10

作画もBGMも身にしみる名作アニメ

このアニメは個人で惑星間の移動が出来る乗り物が出ている未来で賞金稼ぎたちが活躍するSFアニメです。基本的に1話完結の全26話で最初から見ることが望ましいが途中か見ても十分楽しいです。特徴的なのは毎回違ったBGMで音楽に詳しくない自分でもわかるくらい力が入っており魅力的です。
アニメだけではなく様々なメディアで活躍してる菅野よう子さんという方が音楽担当でOPテーマ『Tank!』は誰でも1回は耳にしています。レギュラー声優もゲスト声優も超豪華です。基本的に賞金稼ぎ達が高い金額の賞金首を捕まえようしますがハードアクションだったり、コメディだったり、未来の乗り物によるドッグファイトだったり、胸に迫る人間ドラマだったり様々です。30分があっという間にすぎます。
全体的に見れば主人公の賞金稼ぎの生き様を描くアニメで、声を担当している山寺宏一さんのセリフは記憶に残りやすく格好いいです。その主人公の相棒の声を今は亡き石塚運昇さんが渋く演じているのも注目です。ヒロイン的な女性は2人いますがその一人の声を、放送してた頃は駆け出しの林原めぐみさんが演じていたり、ライバルというか宿敵役の声をベテラン声優若本規夫さんが演じてたり…ほとんど1話完結なのでゲスト声優も銀河万丈さん、堀内賢雄さん、大塚明夫さん、江原正士さんなど今では考えなれない有名なキャストがそれぞれいい演技をしていてこのアニメを盛り上げています。
簡単に手に取りやすく、なおかつ深くて渋いアニメだと思いました。

ラ・ラ・ランド / La La Land
10

恋愛映画ではなく「夢を追いかける男女のストーリー」

舞台はロサンゼルス。
ミアは女優になるという夢を、セブはジャズを楽しめる自分のお店をもつという夢を持っている。
出会いは最悪な二人だったが、次第に惹かれあい、やがて関係は恋人同士に。
お互いの夢を応援しあい、叶えようと奮闘する二人だが、だんだんかみ合わなくなってきたりすれ違ってしまったり…。
最終的には二人それぞれの道を歩く。
数年後、お互いが夢を叶えた状態で偶然にも二人は再会した。

ネタバレになってしまうが、この二人は結ばれない。
ミアは他の男性と結婚し、子供にも恵まれている。
この映画を「恋愛映画」として楽しむとショックを受けてしまうかもしれないが、これは「夢を追いかけるストーリー」である。
映画のラスト、男性視点での「あの時ああしていたら」という”もしも”のストーリーが流れる。
その中では二人は素晴らしい出会い方を果たして恋人同士へ、いずれ結婚し子供にも恵まれる。
だがお互いの夢は叶わない。
夢を叶えるためには何かを手放したり、何かを諦めないといけないことは現実でも往々にしてある。
主役の二人は夢を叶えた。恋人同士のままであれば夢が叶うことはなかっただろう。
そういう現実的な部分も含めてとても大好きな映画である。
再会を果たした二人が見つめあい、少し微笑みあうシーンは「夢をかなえたんだな」「あなたもね」と言っているようにも思える。
恋愛映画だと結ばれないのでバッドエンドかもしれない。だがこれは夢を追いかける映画。最高のハッピーエンドである。

パパはわるものチャンピオン
8

プロレスラーが、よかった

主演の棚橋弘至選手や新日本プロレスの選手たちの演技は、思ったより全然よかったです。試合シーンはもちろん迫力があり、ああ、プロレスラーの主役にしてよかったなと思いました。プロレスって、そんな見たことないけど、こんなに面白いんだと思いました。プロレスファンにもうれしい映画なのではないでしょうか。もちろん、役者勢もよくて、木村佳乃さんのお母さんは優しげでよかったし、寺田心はすごくかわいい、仲里依紗さんも素敵でした。話としては、私はあまりプロレスを知らないのでわからないのですが、ゴキブリマスクてのはいかがなもんなのですかね。ヒールももっとカッコよく演出すると思うのですが、そんなこともないのでしょうか。ていうか、悪者役をしてるから、いじめられるとかあるのでしょうか。プロレスで、みんなに嫌われるとかはないと思いました。ヒールにもファンがつくと思うし、私なら、そっちを演じるほうが面白そうだなと思います。でも、まあ、それはちょっとそういうところがあるのをわかりやすくしているんだろうし、仕事ていろいろあるよっていうのをわかりやすく子供に教えているのだと思います。そういうわかりやすい映画もたまにはいいなと思いました。

珍遊記
3

映画版 珍遊記

とにかく終始CGの質の粗さが目につく。
へたな上に表現がどうにも納得がいかない。安い学芸会を見させられているようだ。いや、実際学芸会なのだろう。
草役の人、岩役の人なんていてもおかしくない世界観が広がっている。
原作の内容があまりにも薄いので、映画化してしまうとどうしても進行に面白さを感じなく、背景から人物、コピーで使いまわしのネタなどの独特のギャグマンガの表現方法は実写にしてしまうと褪めてしまう。「クソ」を表現しているのだけども、やはりクソにも「いいクソ」と「わるいクソ」が存在する。これは明らかに「わるいクソ」の方に分類されるだろう。
それがまた漫画太郎作品ということでよりいっそう実写化するというのは難題なんだと思い知らされる。
漫画太郎の原作で笑えていたのは作品が「いいクソ」であったからで漫画家としての才能を再認識でき、そういう意味ではこの映画は見てもいいのかもしれない。

しかしキャストは良いのに、こんな作品に人も金も盛大に使うのか。
あの頃はまだ経済が豊かだったんだね、現在こんな作品世の中にぶん投げたらもうこの監督に次回はないのだろう。
日本は貧しくなりました。

漫画太郎作品をまた作るのであったらもう実写版はよしてくれ。

月姫
10

型月のきっかけ

皆さんは『月姫』という作品をご存知ですか?
同人ゲームというジャンルにありながら、完成度があまりにも高いことで有名な作品です。
タイプムーンといえば皆さんが知っているのは『Fate/Staynight』だと思います。この作品も10年以上たっても映画化をするなど、メディアコラボがすごい作品です。
そのタイプムーンから出している作品なのですが、タイプムーンとして発表したものは『月箱』からですので、『月姫』は竹箒という名の同人サークル時代に出したものです。
この竹箒の竹内崇が「奈須きのこという作家を養う!」と言い出して、一本の作品を作ってもらえるよう依頼しました。
竹内崇がそうまでして“完成させて欲しい”と感じるだけの魅力が、奈須きのこにはあったということなのです。
本来なら無名サークルがゲームを販売しても一気に人気になることはないのですが、飛ぶように売れて、委託販売が売り切れてしまったのです。
そしてその後もコミケでは色々なグッズを出しているのです。
『月姫』のすごいところは、そこで終わらずその後にファンディスクを出しているところです。
このファンディスクが通常の同人ゲームではありえないくらいのボリュームで、本編並みに楽しむことが可能なのです。
皆さんも、もし『月姫』を見つけたら、ぜひ買ってプレイしてみてください。
損することは絶対にありませんので。

ドラえもん のび太の月面探査記
8

大人でも楽しめる内容

誰でも子どもの時に一度は目にしたことがあるであろうドラえもん。大人になり親になった今、改めて見ると子どもの頃とは違う視点で観ることが出来て面白い。
特にこの作品は、子どもの頃一度は考えたことがある月にウサギがいて餅つきをしているという想像から作られた作品なので大人でもわくわくする内容になっていると思われる。
ドラえもんを観ていれば一度は見たことのあるサブ的な道具も出てきており、子どもの時の気持ちを思い出せる。
本編では、のび太の友達がさらわれる場面や挫折しそうになる場面、両親の目を盗み仲間を助けるために旅に出るシーンがあるのだが、親目線で見ると何とも心配な気持ちになる。また、スネ夫が集合場所に行くときに躊躇うところは自分と重なる部分もあった。
全体的にテンポのいいストーリー展開なので、時間があっという間に過ぎていくほど見入ってしまう。
最後に訪れるお別れのシーンでは、のび太が笑顔で友達と別れるところがある。普段泣き虫なのび太の心の強く優しい部分が見れてとても感動する。
内容以外でいえば、映像美がすごい。星空、地球、夜空や風になびくススキがとてもなめらかできれいだった。
子どもだけでなく、大人でも十分楽しめる内容となっている。

四星球
10

大人に楽しい時間をくれる人たち

私がこのバンドに出会ったのは友だちに誘われて行ったフェスでした。
フェスに行くこと自体が初めてだったので、フェスの雰囲気に正直うきうきしていました。
大勢のバンドやアーティストが出ていましたが、知らない人たちがほとんどでした。そんな中トップバッターで目にしたこのバンド。初めて観て聴いて驚きの連続でした。
まずバンド名の読み方がわからない。その次に衣装への驚きとパフォーマンスの破壊力。初めて観た時は正直、「え…」と思いましたが、ものすごくじわじわ来ます。
曲を知らなくても楽しめるとはこのこと。ステージ上だけじゃなく、観客席まで巻き込んで行うステージングは荒んだ大人の気持ちをわくわくさせてくれます。
それが忘れられず単独ライブに行くようになりました。フェスとは違い、時間枠が長い上にコンセプトがわかりやすい。わくわくが止まらないのはフェスの時と同様。さらに驚いたのはライブ終盤に向けて、途中に散りばめられていた伏線回収がすごいんです。
見た目は子どもがとっても喜び、内容は大人も子どもと同じように踊ってはしゃぐ事ができる。
会場を出る時にもらうチラシの中に、バンドのフロントマンから今回のライブに向けての想いなどが書かれた手紙が入っているのもよいです。私の楽しみの1つです。
フェスでも単独ライブでも、終わった後は笑い声と「あー楽しかった」という声がたくさん聞こえてきます。
思いっきり笑いたい!楽しみたい!という時にこのバンドのライブに行くのが私の楽しみです。

ハイキュー!! / Haikyu!!
8

王道スポーツ漫画好きは見るべき!アニメ版「ハイキュー」の魅力

王道なスポーツ漫画といえば、何が思い浮かぶでしょうか?
自分が学生時代に部活でやっていたスポーツ漫画に一度はハマったことがある方も多いではないでしようか?

今回ご紹介するのは、アニメ版「ハイキュー」シリーズです!
原作は漫画で、2012年から少年ジャンプで連載がスタートし、すでに完結している作品です。
男子バレーボールをテーマに描かれているスポーツ漫画です。

物語は、主人公の日向翔洋(ひなた しょうよう)は幼い頃にテレビで見た全国高校バレー(通称春高バレー)に影響され、バレーボールを始めようと決意するところからスタートします。

しかし通っていた中学校には男子バレーボール部がなく、女子バレーボール部に入れてもらったり、友達に手伝ってもらいながら、中学3年のときに何とか公式の大会に出場。
そこで出会うのが天才的セッター影山飛雄(かげやまとびお)。
その影山を倒そう!と意気込んで、主人公がテレビで憧れた「小さな巨人」と呼ばれていた選手がいた高校、烏野高校(からすのこうこう)への入学を決意し、もちろんバレーボール部へ。

そこで出会う同級生や先輩たちと同じチームとして、全国大会への出場目指していきます。
その過程では様々な競合選手たちがおり、その選手たちの戦いを通して、主人公も成長していきます。

漫画版とストーリーは同じですが、アニメ版のおすすめのポイントは、まさにそこにいるかのような臨場感です。
このサーブを外せば負ける、このスパイクを決めれば勝つ、そんな一つ一つのプレーを選手たちの思いと一緒に味わえるのがアニメ版の良さです。

またバレーボールのルールが分からなくても、状況を説明してくれたりするキャラがいるので、いま試合がどうなっているかも分かりやすいです。

烏野高校バレー部は、主人公以外のキャラもキャラクターが濃いので自分の推しメンバーを見つけるのもいいかもしれません。
ぜひ一度みてみてください。