mihotomo@mihotomo

mihotomo
mihotomo
@mihotomo
22 Articles
37 Reviews
0 Contributions
0 Likes
mihotomo

mihotomoのレビュー・評価・感想

デッド寿司 / Dead Sushi
7

バイオウイルスで暴れまわる寿司モンスターの惨殺劇

「寿司に女のにおいがうつっちまってる」
令和だとSNSで非難殺到なセリフを寿司職人の父に言われたショックで家出したヒロインのケイコは、温泉旅館で仲居として働きます。
製薬会社の社員たちの宴会の最中、社長に命じられてバイオ研究に専念していたのに実験の失敗と責任を押し付けられてホームレスになった元社員の山田が、復讐のために自作のウィルスをばらまきました。寿司や魚の切り身に鋭い牙が生えて飛行能力と狂暴性を身に着け、人間を食べる肉食獣へと変貌し、旅館は血まみれの戦場になってしまいます。後半には寿司同士が交尾をして、さらにその数を増やします。
寿司VS人間のサバイバルパニック劇のなかで入ってくる、エロスとグロのカップリング描写のブラックユーモアが、大変愉快でした。

・女体盛り(派手な下着着用)に使われた切り身が女体を貪る
・大浴場の女性客の入浴シーンの背後で、首ちょんぱ流血シャワー
・寿司に限界ギリギリまで顔の皮膚を引っ張られるなか、「キスしてくれよ」と死に際にいい思いをしようとする男性
・舌を噛みつかれて悶えているはだけた女性を助けずに、眺めて悶々としているアホな男性(このあと、舌を嚙み千切られて出血多量で女性は死にます)

不倫関係の女将さんと板長の、生卵を交互に口内に移してゆく「日本人独特のキス」も、見所です。いったい、どこの文化なのでしょうか。

ハンサム★スーツ
9

ハンサムスーツ着てみたいですが……

タイトル通り「ハンサムスーツ」とはどんな人でもハンサムになれる!というスーツ。
食堂の亭主でコンプレックスを持った主人公(ドランクドラゴン:塚地)は美人アルバイト(北川景子)に恋心を抱きハンサムスーツを着てアピールしていきます。
と、同時に主人公に恋心を抱いているブサイクアルバイト女性(森三中:大島)。いつも懸命に働き頼もしい彼女には心を安らげている主人公。
果たしてハンサムスーツを着て、主人公の恋の行方はどうなるのか!?

という三角関係の恋愛のストーリーは笑いあり、涙ありです。芸人の塚地や大島がでているとだけありコメディーありで面白いです。人情ある街・仲間達の様子や、愛されキャラの主人公を見ていると終始心温まります。哀愁溢れる食堂の雰囲気も主人公とマッチしています。

ハンサムスーツを装着したり脱いだりハラハラ・ケラケラ。なんせブス(塚地)はハンサムスーツ装着すると→ハンサム(谷原章介)になるんです。谷原さんのギャグ満載の演技にも笑えます。

温かい仲間に囲まれて、まさかの結末でしたがもちろん最後まで幸せなオチなのでほっこりして見終われました。

ただ、私ならハンサムスーツを着て生きる選択をするかもしれません。(笑)

悪の教典(映画)
4

原作読了者にはモヤモヤが残る

原作小説を読了後にこの映画を見ました。
原作では、蓮見がどのような思考で殺戮をするに至ったのか、また、生徒たちがどんな行動をとったのかが描かれていましたが、映画ではそれが大幅にカットされていたように思います。そういったドラマ性が無いせいで、蓮見というサイコパスが生徒を殺していくというただのホラー映画のようになってしまっています。原作が好きだったため、少し残念でした。原作を未読の方には、蓮見の動機などが疑問に残る点が多いのではないでしょうか。
ただ、そういったストーリー性が排除されている分、見ていて気持ちがいいほどテンポよく人が殺されていきます。ホラー映画特有の”主人公がなかなか死なない現象”はありませんので、単なるホラー、サイコスリラーを楽しみたい方にはおすすめです。
この映画の良いところはキャスティングです。
蓮見役の伊藤英明さんは原作イメージにもぴったりです。サイコパスを完璧に演じられていました。生徒役には、二階堂ふみさん、染谷将太さん、林遣都さん、伊藤沙莉さん、教師役で山田孝之さん、吹越満さんなど、大変豪華な俳優陣が出演しています。俳優さんの演技は皆さん素晴らしいので、見ごたえがありました。

私たちはどうかしている / わたどう
9

ワクワクドキドキ

横浜流星と浜辺美波のW主演ドラマ「私たちはどうかしている」の漫画原作と知り、購入したりレンタルして読んでいます。人気作だけにこの作品がどういう風に実写化されるのかと考えていましたが、読みだすと絵もとてもきれいで着物姿がとても様になる感じです。主人公・花岡七桜は、母が老舗和菓子店光月庵のご主人を殺した犯人として疑われてしまいます。七桜は幼い頃、その光月庵で唯一楽しかった思い出と悲しい苦しい思い出もあり、赤い色に尋常でないトラウマを抱えています。そんな主人公と光月庵の御曹司、高月椿の物語です。安藤なつみという漫画家さんの作品を初めてみました。
どういう形で光月庵主人殺害事件の真犯人が見つかっていくのか、そして椿と七桜の結婚後の二人に幸福な結末が訪れるのかという部分に一番興味があります。最後のページに作者の和菓子つくり体験やこの作品を作るにあたり取材した裏話など本当に面白く読める部分もあります。ドロドロの展開が好きな人にはたまらない作品です。着物の絵柄や和菓子の美しさにも光が当てられています。普段ここまで和の世界にいることはないので、新しい視点が詰まった作品だと思います。また私の娘が漫画好きなので、この作品の話を二人で語り合えたら、どういう風に膨らむのか楽しみです。

ヌーディストビーチに修学旅行で!!
10

修学旅行の行き先がヌーディストビーチ!?

クラス全員がヌーディストビーチに、という驚愕の設定はフィクションならでは。
あり得ない話であるにも関わらず、師走の翁氏の圧倒的な画力で描かれるこの漫画は、丁寧なキャラクターづくりと一人一人全く違う個性を持つヒロインたちがみんな魅力的で、その実力をひしひしと感じます。
クラスメイト全員が、クラスの男女全員の裸を見ることになるという背徳感は想像を超えていることと思います。

クラスの女子全員とセックスをすることになるのは男子1人。
一度にする女子は1〜3人で、人数が多いにも関わらず1人1人との絡みが濃厚に描かれています。
正統派美少女、中学生にも見える小柄女子、ギャル、オタクなど個性豊かな少女たちは誰もが魅力的です。
性欲が人一倍強いながらも、相手に合わせて精一杯優しく努める男子には好感が持てます。女子も半ば自主的に行為に名乗り出ていて嫌がるそぶりがないため、嫌な印象を受けません。
その男子以外はクラスの女子を抱くことができませんでしたが、後の展開にて教師とセックス目的の「ヤリモクビーチ」へ赴き、本編とは異なり複数のお姉さんたちとの乱交にて性欲を解消できました。
この漫画作品はアニメ化もされていて、原作の雰囲気そのままに動き声を上げる彼女たちが見られます。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
8

次の展開が読めない!!

原作は漫画ですが、ここではアニメについてレビューします。
まず、オススメは映像のクオリティが高いという点です。原作の写実を再現しつつとても綺麗な映像に仕上がっています。また、次の話への繋ぎがいいタイミングで終わるので、次話も見たくなるというように引き込まれやすいです。漫画原作にあるような引き伸ばしなどもなく、スムーズに見ることができます。内容については、子供達が主人公となりますが、その3人の主人公がそれぞれ魅力的であり、途中様々な試練がありますが、それを乗り越えて目的を達成するというストーリーです。ホラーとサスペンスの要素があり、また難題をどう乗り越えって行くのを考えながら見ていくと、より楽しめる作品だと思います。
多少のネタバレになりますが、第一シーズンはサスペンスや謎解きに近い要素が多く、第二シーズンはおそらく戦闘シーンなども描かれるような気がします。

ONE OK ROCK / ワンオク / ワンオクロック
10

日本を代表する邦楽ロック

海外でも通用する日本を代表する邦楽ロックミュージシャンと言えば”ONE OK ROCK" 。
日本では、るろうに剣心の実写映画での挿入歌で人気を得てからというもの、若い世代に絶大な人気を誇っています。
彼らの歌詞は若い人たちが最も共感できるような家族や友情について書かれています。10代、20代が持つ、将来への不安、友達関係での苦しみ、家族には理解してもらえない悲しみ、自分が何もできないんだって自覚した時の辛さなど、自分ではなかなかうまく表現できない感情を彼らは歌詞にして、若者に寄り添うような励ますような歌で表現しています。
何か一つでも彼らの歌を聴くことによって共感できる部分がきっと見つかるはずです。
そして、彼らには日本だけでなく、アメリカを始めとする他の国にもファンが存在しています。
なぜ、彼らは他の国でも通用するのか?それは、彼らのロックスタイルがアメリカの80年代のロックスタイルに似ているからです。そして、ボーカルTakaの、英語の発音の良さです。
彼らの楽曲の中には、全て歌詞が英語という作品があり、日本人アーティストとしては珍しいスタイルのシングルやアルバムも発表しています。なので、他の国の人がわざわざ日本語を覚えなくても彼らの歌を聴くことができます。
これから英語を学びたい、海外に行ってみたいという方は、彼らの歌を聴いて、その歌詞の意味を知ることで自然に英語が生活の一部となり無意識に英語が少しできるようになるかもしれませんね。
この記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひ一曲、彼らの歌を聴いてみてください。

湘南乃風
10

湘南乃風の良さ

湘南乃風はリーダーのRedrice、若旦那、HAN-KUN、shockeyeの四人から構成される歌手グループ。歌はアニメの主題歌やドラマのテーマソングに器用されたりもしている。
個人の意見だが、睡蓮花や炎天夏、バブルなどといった彼らの歌はかなりテンションがあがる。また、純恋歌や雪月花といった恋をする人にオススメな曲もある。さらにライブもちょくちょくやっている。会場に行くと見た目がいかつい人が多く、雰囲気がかなり怖いかもしれないがみんないい人たちだ。ライブ終わりに知らない人同士で一緒に飲みに出掛けたり、カラオケに行ったりとファン同士の交流があるのも魅力的だと思う。またファンのことを風乃軍団と呼んでいるので一体感がすごい。
さらに、ライブでの盛り上げ方がうまいのも魅力の一つだ。歌詞を間違えても他のメンバーがフォローしたり、ファンと一緒になって踊ってみたりととても面白い。そしてファン公式サイトだ。会費として年間5000円かかってしまうが、ライブのチケットが優先的に入手できたり、タオルやCDなどのオリジナルグッズ等の販売も行っている。ファンならば入会する事をオススメする。まずは一曲でいいので一度聞いてみてほしい。

花福日記 お花屋さんの春夏秋冬
8

お花屋さんのほのぼのとした日常です。

お花やさんに嫁いだ「花福こざる」さんのほのぼのとしたお花屋さんのマンガです。
時々植物の声(笑)も漫画にされています。飼い猫や近所の猫も出てきます。なによりもこざるさんとご主人のお人柄が出ていて、とても和みますね。
随分前になりますが、一度だけ実在する「花福」に出かけたことがあります。アレンジのお花を購入したのですが、読者だと言うと何種類かお花をくれてとても楽しかったです。その後は私が引っ越してしまい、お会いすることはありませんが、ステキなお花屋さんコメディを読んでは和んでいます。ちょっと不思議な力(人が亡くなる時の勘とか動物がいなくなる時の勘とか)のことも書かれていて、癒されながらも妙に納得したり。自然体のご夫婦がとてもステキで応援したくなります。
お花屋さんのご主人ですが、常連さんには買い物代行してあげていたり、お庭の手入れなんかもされていたりするので、感心します。あまりにも頼まれごとが多いと「俺、花やっすよ」とかいうシーンがありますが。下町だからでしょうか?花福こざるさんは奥様ですが、お花関係のチラシなんかにもイラストを描かれているらしいです。いつまでも応援して、末永く読者でいたい存在です。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL / スマブラSP / Super Smash Bros. Ultimate
10

誰でも楽しめるバトルゲーム

格闘ゲームと言えば、ボタンを素早く押したり、コマンドを入力して必殺技を繰り出すなど、やや難しそうな印象を受けると思います。しかし、私がおすすめする大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでは、複雑なコマンドや初心者には難しい操作がなく、シンプルな操作性が特徴となっています。また、このゲーム最大の売りであるキャラクターの豪華さに注目して頂きたいです!
ゲーム好きなら知らない人は居ないであろう、ミスターニンテンドーことマリオ。今や世界的人気を博しているポケットモンスターの看板的キャラクターのピカチュウ。吸い込み、コピー、食いしん坊でお馴染みのカービィ。他にも、リンク、ヨッシー、クッパ、ミュウツー、デデデなどのキャラクターが参戦しています。更に、他のゲーム会社 からの参戦キャラクターも多数で、ロックマン、パックマン、クラウド、ソニックなどなど、いずれもとても個性的なキャラクター達ばかり。合わせて70を越えるキャラクターでの大迫力バトルは盛り上がること間違いなしです!
キャラクターが多数参戦しているのですが、実は最初に使えるキャラクターは8体しか居ません。ゲームを楽しんでいると、挑戦者としてバトルを挑んでくることがあり、見事勝利できれば、使うことができるというシステムです。次は何が来るのかというドキドキ感は是非実際に味わって貰いたいです!もし負けてしまっても、再戦することが可能なので安心して下さいね。
皆でワイワイ楽しむも良し、じっくり腕前を上げて、インターネットを使ったオンライン対戦で自分の実力を試すも良しと、遊び方は人それぞれであり、非常に満足のできるゲームであると感じて頂けると思います!

クリフハンガー
7

改めてスタローンの凄さを実感

1993年の映画で、すでに25年以上前の映画となっていますが、今見ても古さを感じず十分楽しめる映画です。
主人公のシルベスター・スタローン演じるゲイブは、アメリカのロッキー山脈で働いていましたが、同僚で友人のハルの彼女を事故で死なせてしまい、トラウマとなって彼女のジェシーと別れ、仕事を辞めて山を離れます。1年後、ゲイブはジェシーに会いに山に戻ってきます。一方で、ロッキー山脈上を飛んでいた政府の紙幣輸送機がハイジャックされ、国際犯罪組織の連中により紙幣の強奪が繰り広げられます。しかし、飛行機は墜落し、3つのスーツケースに入った金も山にちりじりに落ちます。生き残った連中は救急信号を出し、それをキャッチしたハルとゲイブは山へ救助へ行きます。しかし、それは悪い連中の罠で、山にバラバラに落とされたお金のスーツケースを探す山のガイドに使われ、用済みになったら殺されるというものでした。ゲイブとハルは全てのスーツケースを見つける前に、なんとか悪い連中と対峙しようと奮闘します。
スタントを使っていないのか、シルベスタースターローンの雪山でのロッククライミングとアクションは非常に見所があります。若きスターローンは氷りついた岩山をいとも簡単に登り、悪い連中との断崖絶壁でのアクションはハラハラどきどき楽しめます。最後はハリウッド映画おきまりの悪い連中を退治してハッピーエンドです。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
9

タイトルなし

ジョジョとディオという吸血鬼に変化してしまう仮面をかぶってしまった人間同士の物語であります。
漫画の連載については30年以上の歴史がある作品です。私はジョジョの奇妙な冒険のような人間の人生における手本として見れるようなある種教科書のような漫画をみて育ってきたためあまり大きく道にそれることはなくいきて来れたような気がします。社会生活においての冷静な決断力と人生について真剣に全力で考えることについて教わったような気がします。作者としてはただあまりメッセージ性のようなものはないようにも思います。アニメ内では放送されなかった倫理観のない描写などあまり一般うけはしないきれいごとではない汚い部分の描写(黒人にレストランへの入店を拒否した客がいた時のジョセフとの戦いの場など一部表現を割愛)など人間の本質の描写があり、そういうところがのめりこんで視聴してしまう要素でもありました。しかしながらアニメ放送の母数そのものが少なくなってしまった現在アニメの作画そのものに重厚感がなくなっているのは否定できません。1980年のバブル時代にアニメ化されてほしかった一作であります。

八十八ヶ所巡礼
10

ギャップ萌え変態バンド

インディーズバンドで八十八ヶ所巡礼というバンドがいます。きっかけはYoutubeでQueenばっかり聴いてた頃、あなたにオススメの動画としてでてきたのがきっかけでした。
見た目は刺青だらけ(般若心経的なのが彫られてて怖い)で眉毛全剃りで女装したベースボーカルと妙にイケメンなギタリスト、坊主でマッチョなドラムの3ピース。アンバランスなバラバラメンツから放たれた音は三者三様な妙技を持つまとまったロックでした。
ボーカルは歌いながらなのに、主旋律とは異なるベースラインを乱さずひいていて心地よい。ドラムはリズム感がすごい。ギターは早弾きがすごいくせにハードロックカフェに来ているような懐かしさもある。 一瞬で雷に打たれたような衝撃をうけCD全てあさるほどハマってしまいました。田舎に住んでいるためライブにはまだ行けてませんが、Youtubeで見る限りは生演奏もCDと変わらぬクオリティで実力は確かみたいです。聴いているうちに見た目に引いていたはずなのにカッコよく見えるから不思議です。とはいえ、眉毛生やせば絶対イケメンであります。(ボーカルさんは某アパレルブランドのモデルさんも少しやっていました。)三者三様にいろいろなイケメンが楽しめるのも魅力の1つ。来年には絶対上京して生で拝みたいと思います!

The Beatles / ザ・ビートルズ
10

王道でありつつ実験的

ビートルズと言えば、今やロック界の古典であり、あまりにもスタンダードになりすぎて「ロック」という認識すらない方も多いかもしれません。実際にシングル曲やアルバム中の人気曲の多くは現代ポップミュージックに多大な影響を与えており、あまり面白みのない楽曲かもしれません。
しかし、ひとたび彼らのアルバムを紐解くと、彼らの音楽が、実はヒットシーンを彩るポップミュージックだけではなく、後のハードロックやプログレッシヴロック、エスニックミュージックなどにも影響を与えていることがわかるはずです。
そして、いったん彼らの実験的要素に触れると、今まで「普通」に聞こえていたシングル曲たちでさえも、その中に大いに実験的要素が含まれていることがわかってきます。
さらに、アルバムを聴いていると、一般的に取りざたされることの多いジョン・レノンとポール・マッカートニーだけではなく、普段は目立たないジョージ・ハリスンの才能にも気づいていくと思います。
3人の天才作曲家を抱え、それぞれがそれぞれの方向に花開いた結果、ビートルズは解散することになりますが、そこにいたるまでの彼らの「新しい音楽への挑戦」が後の音楽界に多大な影響を与えることになりました。
そんな、現代音楽の元祖とでもいうべきビートルズをぜひ一度じっくり聴いてみてください。

ゆず
8

タイトルなし

私は昔から『ゆず』が大好きで、昔の曲も今の曲も頻繁に聴いていたりライブDVDを観たりしているのですが、その中でも特にお勧めしたい作品があります。
それは、素直に「素晴らしい」と言いたくなるような作品、2016年11月27日に東京ドームで開催された弾き語りライブDVD『ゆずのみ』です。
このDVDはタイトル通り、ゆずの2人のみで演奏していましてバンドスタイルではありません。
バンドスタイルですと、楽器などの機材が増えますからもちろん音に重みも増して色々な幅が広がるものです。
ですが!この今のゆずの2人だけでの弾き語りライブ、バンドスタイルに全く負けていません!
と言いますか、バンドでは鳴らせない『本来のゆず』の魅力を存分に味わえる作品ですし、観ているファンを見事にゆず2人の世界観へ連れて行ってくれるようなライブDVDなのではないかと私は高い評価しています。
演出も壮大で、私は「よくこんな凄いアイデアが思い付くな。観客を楽しませる工夫が全力だな。」と素直に感じました。
楽曲リストも、人気楽曲「飛べない鳥」「虹」「夏色」などなど、ファンでなくとも一度は耳にしている輝かしい楽曲が勢揃いとなっています。
私は正直な話、このDVD買うかどうか悩みました。
何故かと言いますと、ややお値段が高かったからです。
なので「価格に見合った価値はあるのかな?」と考えました。
結果、実際に購入し視聴してみて、「価格以上の価値は私にはあった」と実感しました。
もしも『ゆず』に興味のある方なら一度は目にして聴いて損はないライブDVDだと思います。
そんな感じで、私が高評価に感じ、お勧めできると素直に感じた作品「LIVE FILMS ゆずのみ」に関するおはなしでした。以上です。

リズム天国ゴールド
8

まさしくはじけるリズムでノリ感UP!

知っている人は知っていると思いますがリズム天国の続編です。
基本的はひたすら音楽にあわせてリズムを取るゲームなのですが、昔流行ったダンスダンスレボリューション等の他の音楽ゲームよりもかなりシンプルな操作のゲームとなっており、老若男女だれでも楽しめるゲームです。

私自身はリズム感も良い方ではなく、学生時代には音楽の成績で2を取ったこともあるようなレベルですが、少しずつ進めていき全てのステージをクリアする事が出来たので音楽ゲームが難しすぎて嫌になるという事は少ないと思います。
また、出てくるキャラクターや音楽がポップでかわいい物が多いので、親しみやすく視覚的にも楽しめます。

全てのステージをクリアして1年以上経ちますが、それでもなお現在もプレイしています(始めた当初よりは頻度は減りましたが)。というのも、ステージのクリアの成績が×.△.○.◎くらいの4段階に分かれているのです全てのステージを◎にしたいからです。
さらにはそうやって良い成績でクリアするとアイテムが手に入ったり、おまけのゲームが追加されたりと、やり込みの要素が含まれている所も長く楽しめるので嬉しいポイントです。

関係があるかはわかりませんが、リズム天国を初めてからカラオケの点数も前より良くなような気がします(笑)

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
6

カジュアルユーザー向けのポケットモンスター

ポケモンは長らく愛されてきたシリーズで、今作は初代のピカチュウ版をリメイクしたモノだ。
ピカチュウ版とイーブイ版があり、どちらでプレイするかによって相棒のポケモンと一部の野生に変化がある。
今作は始めて据置で出た本編のポケモンになるが、今までと比べて進化しているとは言い難い。
同じ初代のリメイクとして、ファイアレッド・リーフグリーンが出ているが、それらに比べると登場するポケモンも、訪れられる場所も減っているためだ。正統派のリメイクというよりは、初心者のためのポケモンと言えるだろう。

今作の特徴として野生ポケモンとの戦闘がほとんどなくなり、最初からボールで捕まえるシステムに変わっている。
従来より簡単に捕まえられる反面、野生のポケモンを弱らせて捕獲するという工程がなくなったのは少し寂しくも感じる。
トレーナーとの戦闘においては特性や持ち物がなくなり、よりシンプルな戦闘になっている。
オンラインは従来のレート対戦は無く、対戦をメインとして遊ぶには不便だしあまり魅力を感じない。

かと言って雰囲気を楽しもうにも、グラフィックはそれほど綺麗ではないし、フィールドでの視点は見下ろしでほぼ固定なので味気のない画面が続いてしまう。
戦闘中のポケモンのモーションも凝っているとは言えず、はっきり言って手を抜いていると思ってしまう場面もあった。

今作で一番良かった点はポケモンを連れ歩きできる事で、153匹のポケモンそれぞれに特徴があり、その動きを眺めるだけでも面白い。球体のポケモンは転がっていくし、キャタピーは頑張って主人公に追いつこうとする。
主人公がカビゴンのお腹に掴まったり、サイドンの体にしがみついたりと、連れ歩きはポケモンの魅力を今までよりも引き立たせていると感じた。

基本的な部分は変わってないし、よりシンプル化されているため従来のポケモンファンよりもポケモンGOなどから始めた人の方が楽しめると思う。
ポケモンレッツゴーは決して悪い作品ではないが、あまり期待しすぎるのはおススメしない。

平井堅
10

ポップな歌が素敵な平井堅さん

平井堅さんと言えばバラードが多い気もしますが、私はバラードではなくポップな歌を歌っている平井堅さんが大好きです。日本人離れした堀の深い顔立ちに背も高くて、素敵ないでたち。しかし見た目とはギャップのある透き通るようなきれいな歌声。ドラマの主題歌にも使用されていた「ノンフィクション」のような少し暗めの曲が大きいがします。しかし私が好きな曲は「Strawberry Sex 」や「Love Love Love 」です。明るくてノリのいい曲は実は平井堅さんにぴったりだと思います。重たいゆったり目の曲よりも、聞くと踊りたくなる曲が合っています。「Precious Junk 」は昔フジテレビで放送されていたドラマ「王様のレストラン」で流れていました。王様のレストランを見ていた方でこの曲を知っている方も、平井堅さんが歌っていたことを知らない方が多いのではないかと思います。今と比べるともう少し声のトーンも少年っぽさがあって、店舗もいい曲なのでこの曲もお気に入りです。そして衝撃だったのが「大きな古時計」です。あんなにいい声でこの歌を歌われると、今までに感じていたよりもジーンときて改めていい曲だなと思いました。平井堅さん大好きです。

ノラガミ / Noragami
8

5円でなんでもしてくれる神様

この作品にはいろいろな神様が登場します。自分の社や知名度によって、地位や力が確立する世界。そんな中、社もなく知名度もない、無名の神様・夜トが主人公として登場します。
夜トは、困っている人しか目に入らない電話番号を、学校のトイレ、看板などあちこちに書いて、賽銭5円で妖怪退治や赤ん坊の子守、水道工事まで何でもやる神様。デリバリーゴット夜トとして活動していきます。神様は、一人で活動するわけではく神器という元々死霊であり、神様に名前を与えてもらい、武具として変形する、僕と行動する。
そして、中学三年生の少女 ひよりと出会うことになり、夜トの運命は大きく変わります。物語が進むにつれ、夜トの正体や秘密、神様と神器の関係性が徐々に明らかになり、読むにつれ、続きが気になる作品です。ジャンルはバトル漫画になりますが、ところどころにギャグ要素もあり、笑える部分もたくさんあります。そして人間関係やそれぞれの神様の思いなどが描写されているシーンも多く感動するところも多いです。バトルシーンは神器を複数持つ神様も登場しそれらを使いながら戦闘するシーンは読んでいてすごく引きこまれます。アニメ化、舞台化もされた作品なので、マンガの枠にとどまらず、とても楽しめる作品になっております。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
7

詐欺師ディカプリオ対FBIトムハンクス

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。「捕まえられるものなら捕まえてみろ。」という感じでしょうか。ふてぶてしい詐欺師の言いそうなセリフです。でも、この映画の詐欺師には、やはりおしゃれな「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が似合います。

レオネルド・ディカプリオが演じるのは、まだ10代のフランク・アバグネイル。両親の離婚をきっかけに家出をし、自分でお金を稼ぐためにパイロット、医師、弁護士などになりすまし、小切手を偽造します。その天才詐欺師を追うのが、トム・ハンクスが演じるFBI捜査官のカール・ハンラティ。近くまでせまっては逃げられ、真正面に対峙していながら、だまされて逃げられてしまうことも。
非常に頭のいい、ずる賢い詐欺師ですが、本当は父親が大好きで、母親ともう一度やり直してほしい一心からの犯罪行為であるため、憎めません。フランクと接触を重ねるうちにFBIのカールも、「彼を更生させる」のが大きな目的になっていきます。
最後にはフランクの目的は果たされない代わりに、カールの願いが叶います。捕まえて「ハッピーエンド」ではなく、フランクが特技を生かしてまっとうに生きる道を選ぶ「ハッピーエンド」は本当に素敵な終わり方だと思いました。いつ見ても、心が温まる映画です。

BEASTARS / ビースターズ
8

独特の世界観と魅力的なキャラクター、引き込まれるストーリー

(あらすじ)動物たちが人間と同じように二足歩行して生活する世界でのお話です。舞台はチェリートン学園という動物たちの学校。そこでは肉食も草食もみな共生しています。主人公のレゴシは大柄で迫力はあるけれど心の優しいハイイロオオカミの少年。演劇部の裏方として仲間たちと平和な日々を過ごしていました。ところがある日、同じ演劇部のアルパカのテムが何者かに食い殺されてしまうという事件が起きます。レゴシはそれをきっかけとしてさまざまな出来事に巻き込まれていきます。

(感想)登場人物がみんな動物という作品はあまり読んだことがなかったのですが表紙がかっこよくて1巻を買いました。世界観や設定がかなりリアルで、動物ものと言っても人間社会と同じような規則が定められており、キャラたちの会話も、まさにそんなことを喋りそうだなと想像できて面白いです。キャラクターも魅力的で、主人公のレゴシをはじめ、個性豊かな動物たちが登場します。ぶっとんだキャラクターというよりは、草食獣として肉食獣として、自分の生き方や在り方を一生懸命に探しているところが個人的に大好きです。絵柄も線が太くひとつひとつのコマが大きく迫力があり、バトルシーンは躍動感あってとても面白いです。字や絵が大きめなので展開もわかりやすくドラマティックです。成長していくレゴシの青春模様を描きながらも、肉食獣と草食獣との共存についても考えさせられる奥深いストーリーです。読み始めたら続きが気になって止まらなかったです。

カメラを止めるな!
10

初めてこんなに映画で笑いました

恋人に、『カメラを止めるな!』ってゾンビ映画を見に行こうと言われ、私はゾンビを映画で見るのは怖くて拒否してたのですが、どうしても行きたいというので嫌々見に行きました。笑
無名の役者さんたちで好きな役者も出ていないしなんか安っぽい映画っぽかったので全然期待は持てなかったです。
最初は普通のゾンビ映画で、思ってた通りの安っぽさ。
「え?このキャストなんか変じゃない?このセリフとか間、変じゃない?」と思うところが結構ありましたが、「流石にこのまま終わるようなことがあったらこんなに巷で話題にならないだろうな、もしかしたら劇中劇かも?」と途中から感じとりました。
1時間経ってないころにエンドロールが流れて、ここからまた違う話しがあるんだろうと思いながら見てたらやっぱりその通り。笑
私が思った通り劇中劇でした。
この映画は監督をしている父、元女優の母、監督を目指している娘のお話です。

ここからは言ってしまうと見た時本当につまらなくなってしまうので簡潔に言うと、このお父さんがゾンビドラマ番組の監督をやると言うことです!そのゾンビドラマが最初に繋がるんですよ。笑
そしてですね、まあキャストがクセが強い!笑
こんな役者がいたら裏方の人たち困るだろうなと思いながら見てました。笑
ここからの細かい内容は映画館で見るか、DVDが出たら是非見てください。

惑星のさみだれ / Lucifer and the Biscuit Hammer / Samidare of the Stars
9

2巻からの展開が面白い!!

基本的には地球破壊を企てる敵勢力と、地球を守る地球防衛組の戦いの話ですが、地球防衛組のリーダーと主人公の本当の目的は、自らの手で地球を破壊するという表向きは二勢力、裏では三勢力の戦いで物語は進んでいきます。
1巻では、登場人物が少ないこともありあまり盛り上がる展開はありませんが、2巻以降からキャラの濃い仲間たちが集まっていくところから物語が面白くなっていきます。
登場人物は個性的なキャラが多く、自称正義の味方、戦闘狂の大学生、元警察官、コスプレイヤー、太っちょの大学教授や高校生、小学生といった共通点がわからないようなキャラが多く出てきます。また、使い魔に当たるキャラも出てきますが、トカゲやカラス、カジキマグロなど誰も思いつかないような動物が出てきますが、なぜ彼らが選ばれたのか、何を基準に使い魔の動物が選ばれたのか、そもそも敵の正体とは、衝撃の真実は物語を読み進めていくと判明していきます。
もともとは一般人だった主人公たちが新たに身に着けた能力が少しずつ成長していく様子、個性的な人との交流で変わっていく主人公たち、能力をうまく使っての戦闘シーン、そしてすべての敵を倒したあとに待ち受ける真の最終戦、そのすべてが面白く、一度読み始めたら最後まで一気に読み進めてしまう作品です。