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manmaikunのレビュー・評価・感想

ベルセルク / Berserk
10

漢の必修科目「ベルセルク」

「ベルセルク」とは漫画家の三浦建太郎さまが原作、作画を担当するダークファンタジーに類するジャンルの漫画です( *´艸`)
私は、さまざまな漫画を読み込んでているのですが、この漫画はとても深く、すばらしい作品です。
ザックリ内容をかいつまんで説明すると、大男の主人公「ガッツ」が、使徒と呼ばれる5mはあるほどの化け物を命がけで倒しながら、宿敵である「グリフィス」という男を殺すため追い続ける…といったものになっています。
この作品の魅力はなんといっても、主人公「ガッツ」にあります。ガッツは傭兵であり、さまざまな苦難に満ちた人生を歩んできており、そのような境遇からか人間のレベルを圧倒的にこえた強さをもっています。武器は2mはあろうほどの「大剣」です。分厚く重く剣ではなく、「鉄塊」とよぶのが相応しいと表現されるほどの剣を、その圧倒的パワーで振り回し、人間が蹂躙されるしかない化け物である「使徒」を、バッサバッサと切り倒す姿はまさに圧巻の一言( ゚Д゚)
しかし「ガッツ」は、自分が強くなければ生きてはいけない環境で生きてきたからか、簡単に他人を信用しません。しかし、そんな風になるまでにも「そりゃそうなりますよね…(涙)」と思わせるつらいエピソードがたくさんあり、それが「ガッツ」の漢としての魅力、人間的弱さや強さをうまく描写していて、ストーリーや人間の心理描写がとても巧みで、本当に読んでよかったと思った漫画の1つです。
「なにか面白い漫画を読んでみたい…」そう思った貴方もぜひ読んでみてはいかがでしょうか。このクチコミが参考になれば幸いです。(*´ω`)ではでは!

NieR:Automata / ニーア オートマタ
10

周回するたびに視点が変わり、敵にも同情してしまう?!最高におすすめのアクションRPG

このゲームは一応『ニーアシリーズ』のひとつなのですが前作の『ニーアレプリカント』をプレイしていなくても楽しめる内容になっています。
まず、このゲームはマルチエンディングシステムでゲームを周回するたびにストーリーや結末が変わり、プレイするキャラクターの視点も変わります。
敵の視点に変わることもあり『この時敵(キャラクター)はこんな感情で言っていたのか、、、』という発見もあります。
それに世界観、グラフィック、音楽もとてもよく、プレイしているうちに一気にその世界へ引き込まれてしまいます。

先ほど『周回するたびにストーリーや結末が変わる』と書いたのですが、エンディングは全部でA~Zの26種類あり、もちろんバッドエンドも存在します。
しかも、『特定の条件を達成した状態でクリア』するとゲームのシステムで『セーブデータ』を削除する選択肢が出現します。
物語上で最後鬼畜シューティングゲームが始まるのですが、」これが本当に難しくて並みの人じゃクリアできません。
そこでオンラインに接続しているとほかの人が残機となって助けてくれます。
ですが、自分が攻撃を受けると1機、残機が減るのですが減る際に画面右に『○○のセーブデータが消えました』と通知がきます。

ゲームをクリア後の最後に『自分もクリアに苦しんでいる人のために助けたいですか(セーブデータを残機として、自分が助けてもらったように他の人を助けたいか)』という選択肢が出て、『はい』を押した後にタイトルへ戻ると『newGame』しかなくなり、本当にセーブデータがすべて消えてしまいます。

はじめてこのゲームをプレイしたときは本当に感動してしまいました。
私がやってきたゲームの中で1番のゲームです!

SUNNY 強い気持ち・強い愛
8

90年代コギャル全盛期の輝き

韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」の日本リメイク作品です。
90年代中旬、女子高生がコギャルとして日本の中心にいた時代がリアルに描かれています。

大人になり平凡な主婦となった奈美が、高校時代の仲良し芹香と再会するところから物語が始まります。
末期ガンに冒され余命わずかな芹香の「死ぬ前にもう一度みんなと会いたい」という願いを叶えるため、女子校の仲良し6人組「SUNNY」のメンバーを探し始める奈美。

「LA・LA・LA LOVE SONG」にのせて踊り出すあの頃の女子高生の姿に、もう懐かしさで胸がいっぱいになりました。
茶髪、ミニスカート、ルーズソックスはもちろん、ビニールのショップ袋まで再現度バッチリ。
田舎から引っ越して来た少しダサ目の女子高生・奈美が「SUNNY」のメンバーと出会い、オシャレになろうとするいじらしさが可愛くてたまりません。
放課後にはプリクラを撮り、カラオケで歌い、ファーストフード店で止まらないおしゃべり。
フィルム写真にポスカで落書き。
メンバーの兄の友人に誘われ、背伸びしてクラブでビール。
全てが、あの頃の自分を見ているようで、いちいち懐かしさに胸が痛くなるほどです。

流れる90年代のヒットソングも秀逸です。
TKサウンド、CHARA、JUDY AND MARY、PUFFY、そしてオザケン。
あの頃に青春を送った全ての人が口ずさめるのではないしょうか。

90年代コギャルだった人はもちろん、学生時代の輝きを懐かしく思い出す大人へお薦めしたい映画です。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
7

Apex legends

PC、PS4、Nintendo Switch、xboxで配信されている、fpsゲーム。
仲間と一緒に1位を目指していく…それが『Apex Legends』です。
多種多様なキャラクターたちのスキルを駆使し、戦っていきます。
武器やキャラクターには様々なスキンがあり、たとえゲームが苦手でも、別の角度からも楽しめる作品になっています。
PCやPS4など、使用するプラットフォームが違っていても、大丈夫。
クロスプレイが実装されているので、仲間と一緒にプレイすることが出来ます。
比較的カジュアルにも楽しめるバトロワ系FPSなので、多くの人に最適なゲームだと思います。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

親子で観たいアニメ!『はたらく細胞』

ここはとある「人」の体内。その中では数十兆個もの細胞が年中無休で働いている。
そんな体内の細胞達が擬人化したギャグ要素多めのアニメ。
免疫細胞たちが身体を脅かす異常と戦い、白血球を筆頭にウイルスや細菌、花粉症など、一人ひとり働きを全うしている。
毎回騒動が起こる身体の中で、新米で方向音痴の主人公、赤血球の女の子「AE3803」が毎回騒動に巻き込まれる。
危険なウイルスや細胞と戦うイケメン白血球「U-1146」に助けられる。
主人公を中心に、細胞たちの日常をギャグ・感動・バトル・ほのぼのが入り乱れる、そんな作品。

最近のアニメはエロい要素が含まれているアニメが多く、親としてはあまりアニメを見せたくないと思う人が多いですが、この作品にはそんな要素は全くありません。
年齢関係なく家族で安心してアニメを観ることができます。

あと、細胞達が擬人化しているので、覚えやすく、子供が病気の時の体内ではこんな事が起きているのだと理解でき、親も説明しやすいです。
かっこいい免疫細胞に子供は興味を持つので、親子で楽しくアニメを観ながら、体の勉強や教育を自然と出来ますし、『よくわかる!「はたらく細胞」の教科書』も出版されています。中学生向けの理科の教本ですが、フルカラーで細胞が載っている為、小学生でも楽しんで理科に興味を持つ事が出来る教育にもとても良いアニメです。

菊池亮太
9

いろいろ聴けて楽しい

ストリートピアノを弾くピアニストはたくさんいますが、菊池亮太さんは難易度の高いクラシックから親しみのあるポップな曲まで本当に幅広いレパートリーがあり意外性があって聴くたびに感動します。
流行の歌謡曲や馴染みのあるアニメソングをアレンジして聞かせてくれるピアニストも多々いますが、他のストリートピアノを弾く方は難しいクラシックをしっかり弾くことはあまりないように思います。以前より駅や商業施設などにストリートピアノを設置するところが増えてきました。海外で有名なクラシックをメドレーにすると外国人の方からも大きな拍手が送られます。今ではいろいろな場面をYouTubeで簡単に観ることできます。
菊池さんは他のピアニストとコラボなどはあまりなく目立って何かをすることはないようですが、めがねに深々と帽子をかぶってサッと現れて、周囲があっと驚くような演奏をしてたくさんの拍手に恥ずかしそうにまたサッと去っていくのは小気味いいものがあります。おとなしそうなのに曲が盛り上がっているところでは椅子から飛び上がるかのように力が入って演奏するギャップもいいです。
残念ながら自宅周辺には、ストリートピアノを置くような駅も施設もなく、小さなホールでも生でそのような演奏を聴ける機会はほぼありません。
このような活動をするピアニストをミュージシャンととらえていいのかは定かではありませんが、私がいろいろな人の演奏を聴いて一番感動し、次はどんな曲が聴けるのかとても楽しみにしているので挙げてみました。

ウルフ・オブ・ウォールストリート / The Wolf of Wall Street
10

ザ・アメリカという感じです。

ざっくばらんなストーリーとしては証券会社で働きだした若い主人公(レオナルドディカプリオ)が証券マンとして成り上がろうとしてやる気に満ち頑張り始めた矢先にその会社が不景気で倒産してしまいます。その後小さな怪しい株の売買をしている会社に入社することになってそこで成功し、独立して大金持ちまで成り上がるという話です。この中で金と女とドラッグというのが絡みあって破滅していくのですが圧巻なのはそのディカプリオの演技力です。今までディカプリオの映画はいくつか観てきましたがこの映画の演技は最高です。会社のリーダーとしてのカリスマ性やドラッグに溺れてラリっているさまなど本当に素晴らしい演技でした。またその他の俳優さんたちも名前は知りませんがとてもいい演技をしていて、それがまたディカプリオの演技を盛り上げています。
また展開がスピーディーかつ痛快で三時間くらいの長さなのですがすぐに観終わってしまうような感覚です。話自体もしっかりまとまっていて観終わってとてもすっきりした感じになります。私のようにアメリカのノリが好きな方にはぜひオススメです。逆に言えば少しぶっとんだ感じがあるのでファミリー向けではないでしょう。

宅飲み残念乙女ズ
7

現代アラサー女子の生態

コンビニでバイトをしているフリーターのてつ子と恋愛依存症で化粧品販売員のゆみみ、ワーカホリック気味のデザイナーぐりっちの3人が今宵も楽しく宅飲みしているお話です。
簡単おつまみの作り方やお酒のアレンジに加え、衣服のケアから裁縫、美容に関することまで現代女子の生活に役立つありとあらゆる小ネタが満載です。基本的に四コマなので一つ一つの話はとても短いのですが、絵も文字も密度が高く、読み応えがあります。
タイトルにあるように3人ともなにかしら問題のある"残念"な女子です。いつも宅飲みの会場となっている家に住むてつ子は真夏に扇風機が壊れた部屋で汗で服が汚れるのが面倒で裸で過ごしたり、やかん型のバッグを買ったりする奇抜な感性の持ち主ですが、実は父親が官僚のエリート一家の出身で肩身が狭くて実家を飛び出した不思議女子です。
ぐりっちは男子より女子にもてる男まさりな性格で、仕事を頑張りすぎて肌が傷んでいたり、美容に関しては手抜きがちですが、お祭りで小学生の女の子に射的の景品を取ってあげたりといったイケメンエピソードが多いです。
ゆみみは男子に対する執着が強すぎて、合コンでお持ち帰りされるために相手のカバンの中に入ろうとしたり、職場で見つけたイケメンを血眼で探したりするただの変態なのですが、そういう異常なエピソードがありすぎて読み終わる頃には麻痺してしまいます。
3人がうまく入れ替わりながらボケとツッコミをしているのもバランスがとれてていいです。誰かひとりがボケをしているとあとの2人が常識人のようにつっこむといった具合です。
お酒と現代女子にまつわるありとあらゆるネタが集約されておりお腹いっぱいになる内容でした。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか / ダンまち / Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon?
8

主人公が頼りないが優しくかっこいい

ダンジョンが存在する世界で、子供の頃に誰もが聞く物語の英雄に皆が憧れ、強くなるため、名声を得るため、富豪になるため、目的は違えど上を目指す街に誰もが飛び込んだ。主人公の少年もまた英雄に憧れ、かっこいいおじいちゃんに憧れ、冒険者になるため、一人オラリオに上京。冒険者になるためには、自分達の力を封印し、子供達(人間)と同じ生活をする神様に恩恵(アルカナム)を授からなければいけない。しかし、田舎から来た主人公-ベル・クラネルは戦いを学んできたことはなく、そんな弱いものを受け入れてくれるホーム(神+眷属の団みたいな)はどこもなかった。どのホームからもお払い箱にされ悲しみにくれているところに一人の神が手を差し伸べる。その神様は、神ヘスティア。一人も眷属のいない無名の神だった。アルカナムは慈愛。お金も何もないゆえにベルとヘスティアは廃墟のようなホームで貧乏暮らしをしている。ベルは駆け出しで弱く収入が少ない分、ヘスティアもバイトをし、なんとか食い扶持を得ている状態。そんな中、ベルはずっと英雄に憧れていてそれゆえにあるスキルが発動する。そこからどんどん成長行き、オラリオでその名を知らないものはいない、そんな有名人へとなっていく。
いろんなトラブルに巻き込まれたり、その可愛い風貌ゆえにいろんな女の子から好かれ、しかし、一番好意を向けている神様もまた奪われないように奮起したりと次から次へと笑っちゃうイベントが次々発生する、飽きる暇が来ない物語です。