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maccaroneのレビュー・評価・感想

金色のガッシュ!! / 金色のガッシュベル!! / Zatch Bell!
10

泣きたいならこれを見よう

不登校の天才中学生、「高峰清麿」はその頭の良さを妬まれ、クラスの人間から敬遠されていた。それにより、清麿自身も周りを見下すようになってしまっていた。ある日、清麿はいつものように家で本を読んで過ごしていると、突如部屋の窓ガラスが割れ、本を抱えた全裸の少年が入ってきた。
この少年こそ「ガッシュ=ベル」。
ガッシュによれば清麿の父から腑抜けた清麿の教育係を頼まれたそうだ。突然の事態に清麿は多少動揺しつつも受け入れるが、自分より年下の子どもに教えを受けるのは気に食わず、「ふざけるな」と叫び殴りかかろうとする。
その瞬間、辺りは光に包まれ、轟音とともに部屋の一部分が吹っ飛ぶ。部屋は真っ黒焦げになっていた。
ガッシュは電撃を出せるのだ。電撃に怯える清麿とは裏腹にガッシュはキョトンとした顔をしている。
その後、ガッシュが学校に行く清麿についていき、ガッシュが計画した「正義の味方」作戦により、屋上でカツアゲの常習犯に襲われている生徒を清麿に助けに来させ、友達を作ろうとした。だが、清麿はいっこうに来ず、ガッシュが生徒をかばい、暴行を受け続けていた。一度はバックレようとした清麿だったが、様子が気になり、屋上へと急ぐ。
そこには、ボロボロのガッシュが生徒をかばう様子があった。ガッシュは清麿が来ると信じて疑わず生徒を励まし続けていた。カツアゲの常習犯は清麿はクズだ、周りなんてゴミだと思っている、一人のほうがいいんだなどと罵倒すると、ガッシュは激昂し、「お前に清麿の何がわかる」「清麿が変わったのではなく清麿を見る友達の目が変わった」「二度と私の友達を悪く言うな」と熱いセリフを叫ぶ。これを見ていた清麿は号泣し、すぐにガッシュのもとへ駆けつけた。清麿はガッシュの本を見てみると、まばゆく光っていた。意味不明な文字が羅列する本のなかで一行だけ読める所があった。
第一の術、「ザケル」
清麿が術の名前を叫ぶと、ガッシュは気絶し、口に電撃がたまっていく。あの時のように電撃が炸裂し、屋上の建物がぶっ飛んでいった。
この力を使い、清麿とガッシュは後に知ることになる「王の試練」に挑み、二人は成長していく。

サイレントヒル2 / SILENT HILL 2
8

じっとり怖いゲーム

コナミのホラーゲーム、『サイレントヒル』の2作目です。
3年前に妻を亡くした主人公ジェイムズのもとに死んだはずの妻から手紙が届くところから、この物語は始まります。
もうその段階で怖いというかストーリーのセンスを感じます。その手紙には「思い出の地サイレントヒルで待っている。」と記されており半信半疑ながらジェイムズはサイレントヒルへ向かいます。
このゲームは独特な世界観が最大の特徴でいきなりの大きな音等で驚かせる演出というのはあまりなく得体の知れない怪物が柵越しにこちらをたたジッと見ていたり、普通はそこあるはずのないものがあったりという、じっとりとした怖さの演出がプレイヤーの心を少しずつ恐怖に飲み込んでいくような作品です。
アパートや病院、刑務所と攻略しストーリーが進むにつれてジェイムズは妻を自らの手で殺してしまった罪を思い出し……

エンディングはマルチエンドとなってお、り途中で出会ったマリアと妻のメアリーを重ね合わせ一緒にサイレントヒルを脱出するがマリアにも妻を蝕んだ(ものと思われる)病の兆候が……。
ほか、自分が殺してしまった妻をその地に伝わる儀式で生き返らせようと霧の中に消えて行ってしまうもの等、やりきれない気持ちになる後味の悪いエンディングが多くあります。
しかしこのエンディングも含め作品全体に漂う悲しい雰囲気はぜひ体験していただきたいです。

デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
9

大人になるすべての少年へ

「早く大人になりたい」、「子供の頃に戻りたい」
このような感情を持っている人にはこの映画をとてもお勧めしたい。
よくあるテレビアニメの劇場版というだけではない。

映画の公式サイトに「デジモンと共に歩んできたすべての“こどもたち”へ」というメッセージがあり、この映画で伝えたいことは子供から大人になるという人生の境目についてだと感じた。

主人公「八神太一」がパートナーのデジタルモンスター「アグモン」と出会ったのは小学5年生の夏である。
この映画ではその10年後が描かれており、大学生になった太一たちは自分の人生の進路について悩んでいる。
少年時代には考えもしていなかったデジモンと共存する未来、「アグモンたちと一緒にいたいけど、自分には自分の生活がある」。そんな中で数々の切ない台詞が出てくる。
そして、突如伝えられる「大人になるとデジモンとのパートナー関係が解消され、2度と会えなくなってしまう」という現実から逃げようとするも、覚悟を決めて現実に立ち向かっていく太一たちの感情にはとても共感できる。
覚悟を決めるシーンでパートナーデジモンに叱咤激励される太一たちを見た時は、とても胸が熱くなった。

いつまでも過去にしがみついて、後ろばかり見てはいけない。
新しい未来、前を向いて生きていかないといけない。
そういったメッセージがしっかりと込められた、とてもいい映画だったと思う。
少しでも「大人」について考える少年や青年には是非とも見ていただきたい。

花束みたいな恋をした / はな恋
9

ある1つの恋の物語

この映画は、5年間に渡るある2人の男女の物語です。
出会いから付き合うまで、同棲して、就職して。
あまりにも普通でありふれた話を、まるで日記のように、男女それぞれの語りで進んでいきます。
この映画には、どちらかがが亡くなったり、意地悪なライバルが出現したり、世界が滅びたり、時間が巻き戻ったりなどという映画によくある事件は起きません。
しかし、だからこそ、この2人の物語はあまりにも身近であるのかもしれません。
誰にでも起きる恋愛の始まり。
付き合いたての高揚感。
そして、月日が経ち大人になるための一歩である『仕事』という一種の現実。
誰しもがこれから経験し、もしくは経験済みだからこそ、2人に徐々に生じる気持ちに共感が生まれます。
それは、男性側なのか、女性側なのかは見る人の人生で変わる気がします。
彼女との生活のために仕事に邁進する彼。
彼とずっと現状維持でいたい彼女。
どちらが正解なのか、見ているこちら側が試されているような、問われているような気がしました。
しかし、この映画の凄さは、そんなこちら側の気持ちをまるで手のひらで転がすように、フワリと風に乗せてしまうかのように、軽やかな気持ちで終了を迎えるところです。
『花束みたいな恋』というタイトルの意味を、見終わった後もずっと考えさせられる上質な一本でした。

電脳戦機バーチャロン
9

ロボット操作体感型ゲームの金字塔

2本のスティックを握って動かすという、実際にマシン操作しているかのような感覚を楽しめるロボットアクション格闘の礎的存在。
バーチャロンと言えば何と言ってもツインスティック。これのおかげでバーチャロンは他とは一線を画した無二の存在となり、「ロボゲーは当たらない」というのが常識だったという当時の業界の概念に風穴を開けられた(その独特過ぎるUIゆえに、近年の再販やリメイクには苦労させられてるのは皮肉でしかないが…)。
ただロボ操作っぽいというだけでなく、パッと見に反して操作は思いのほかシンプルであり、少し動かしてみれば直感的に動かす事ができるのも大きなポイント(スティックを倒してその方向に歩行、上の丸いボタンを押しながら倒すとダッシュ、奥のレバーを引くと攻撃という具合)。
発売から四半世紀を迎えようとしてもなお他のゲームではなかなか味わえない独特の魅力を放ち、ファンを掴んで離さない。
XBox360への過去作の配信・再販売を皮切りに、PSNで過去作が安価で買えるようになったため、環境さえあれば一度その独特の魅力を体験してみてほしい。複数のシリーズタイトルが出たが、実はタイトルごとに操作感やプレイスタイルがかなり変わるため(それゆえにファンによってどのタイトルが至高か全く意見が変わる「派閥」が出来るほど)、それぞれの違いを味わうのも一興。
なお、再販に合わせて何度か家庭向けのツインスティックが再開発・再販売される事があるが、そのあまりに独特な仕様のためにほとんどが新規設計となってコストが高騰し、3万~4万円台という下手すればゲーム機本体より高い値段設定に…。今はPSのパッドでも「スティックっぽい」操作もできるし、やり込むとむしろスティックよりパッドの方細かい操作ができるという意見もあるものの、やはりスティックはバーチャロンのアイデンティティそのものであるため、可能であれば何とかツインスティックを使ったプレイを体験してみてほしい(さすがに数は激減したが今でもアーケード版を稼働させているゲームセンターも中には存在するため、探してみるのも一興)。

氷室京介
10

アルバム『Missing peace』について

元BOOWYのボーカリストであり、ソロとして活躍していた氷室京介がロサンゼルスを拠点にして、LAのミュージックを起用し制作された1996年に発表した、オリジナルアルバム。

ミキシングエンジニアに世界的に有名なニールドーフツマンを起用。スティングなどの超有名なアーティスト作品を手掛ける世界的エンジニアである。
当時36歳であった氷室京介の脂の乗りきった声と、氷室の美学が全面に出された世界観で、聴くものを圧倒させるクォリティを誇る。
全10曲入りだが、1曲1曲の完成度が高く、バーラードでは、その世界観に引き込まれる。
捨て曲無しの、アルバムで後に続く氷室京介が自身の最高傑作と称する『i dea』に少なからず影響を与えたアルバム。
渡米後、LAを拠点に活動し、自信をセルフプロデュースする形をとっているが、1996年頃から、自分自身の音楽事務所を設立し、レコーディングスタジオを作り原盤管理を行うようになる。
日本でBOOWYの頃からの根強いファンを持ち、引退後の今でも、その人気は衰えるどころか、ますます、カリスマ性が高まっている。
ライブグッズは瞬く間に完売続出で、今では高値で取引されている物も数多く出回っている

名探偵コナン 紺青の拳 / Case Closed: The Fist of Blue Sapphire / Detective Conan: The Fist of Blue Sapphire
10

平成最後の名探偵コナンシリーズ

名探偵コナンの映画シリーズは毎度劇場に足を運び見に行くことに決めており、今回も公開から2日後に見に行きました。しかも、今回は平成最後の作品になるとあって見に行く側も気合いが入りました。
コナンシリーズはシアターから感じる躍動感が素晴らしく、必ず見入ってしまいます。毎回変わるストーリーのキーとなるキャラクターが楽しみで、今回はなんと京極真と怪盗キッドというイケメン揃いという胸キュンシーンが期待できる面々でした。
期待通りコナンと京極真と、怪盗キッドの3人が繰り広げる攻防にハラハラドキドキさせられ、終始緊張感がありました。さらに3人とも個々に活躍するシーンがあるため、それぞれ違ったかっこよさに目移りがとまりませんでした。
今回はタイトルのにも「拳」とあるように、空手家の京極真に比較的スポットライトが当たっていたようにも感じました。ストーリーの終盤にはそんな京極真に関して予想外な展開が起こり、目が離せませんでした。名探偵コナンはストーリーの展開が毎度のことながら面白く気付けば見入ってしまうほどなので、見たことがない人でもストーリーを知らない人でもお子様から大人まで必ず楽しめるのでオススメです。

リトルバスターズ!
9

青春感動の学園ストーリー

本作は泣けるゲーム、アニメで評判が高いkeyの作品となります。
小さい頃からみんな一緒だった「リトリバスターズ」がリーダーが高校3年生ということで最後に野球チームを作りたいと言い出す所から物語が始まります。初めは5人なので野球チームを組むには人数が足りないのですが、学園生活を通して数々の仲間を作る事になります。しかし彼女達は皆それぞれ人には言えない悩みや問題を抱えており、主人公はそれを一つ一つ解決していく事で人間として強くなっていきます。そしてこの世界はそうやって主人公を成長させるために作られた世界であり、メインヒロインと主人公以外は修学旅行のバスで交通事故でこれから死んでしまうということを知ります。彼らは主人公達が絶望してしまわない強さを身につけさせるために、臨死の世界からもう一度世界を繰り返し作る事にしたのです。
このように後半はかなりSFテイストの強い展開となっています。個人的にはとてもよく作られているなと感じました。ラストシーンの主人公とリーダーの最後の別れのシーンはかなり感動して泣いてしまいました。泣ける作品、学園モノのアニメを見たい方には是非オススメできる作品です。ヒロイン達も魅力的なので一人は好きになれる子がいると思います。

GReeeeN
10

明日頑張ろうという気持ちになる。

GReeeeNは、歯医者を両立していて、顔も姿も出さないアーティストとして知られています。
顔や姿を出さなくてもヒット曲がたくさんあるからです。そして、映画とドラマの主題歌とCMソングもあるからです。
僕は、GReeeeNの曲を聴くと嫌なことも忘れられる事もあります。そして、明日頑張ろうという気持ちも出てきます。
GReeeeNの曲は本当に最高です。カラオケに行った時でも必ずGReeeeNの曲を歌います。僕は、本物のGReeeeNの顔や姿を見たことはありませんが、いつか姿や顔を見てみたいです。
僕は、GReeeeNの曲だけで約20曲も歌うことが出来ます。特に「君想い」と「恋文ラブレター」、「遥か」、「キセキ」、「扉」、「刹那」、「ミセナイナミダハきっといつか」などが好きです。その中で一番好きな曲は、「遥か」です。一番歌いやすい曲も「遥か」です。なぜなら「遥か」は、GReeeeNの曲で歌詞が長くて難しいけど、ひたすら練習したからです。いつからGReeeeNの曲が好きかと言うと中学生の時から好きです。
以前まではスピッツの曲が好きだったのですが、いつの間にかGReeeNの曲にはまってました。
やっぱりGReeeeNが一番好きです。

ナイトクローラー / Nightcrawler
10

社会人は1回鑑賞する価値あり!

定職についておらず、フェンスやマンホールの蓋等の鉄くずを盗んでは売って生計を立てている主人公は、いつものように盗品を売った帰り、たまたま事故現場に遭遇します。そこで事故後の車や運転手の映像を収めていた人物を目撃し、こういったショッキングな映像をテレビ局に売ればギャラが貰える事を知ります。この映画は、主人公が法律を犯すような手段も使い、なりふり構わず業界で駆け上がっていくお話です。
最初は古い車に乗って1人で仕事をしていた主人公も、成功を収めるにつれ高級車に乗り換え、助手も雇い、高いギャラを得ると同時に業界でのし上がっていきます。自分を売りつけるため、どんどん強引な手段をとっていき、最終的には自分で事故を起こさせてショッキングな事件を作り出したりと、その手段はどんどん強引になっていきます。
これは現実でも言える事ですが、どんな仕事でも始める前は不安がつきまといます。それでもめげずに頑張っていれば結果は出ます。この映画の主人公のハングリー精神には正直、惹かれるところもあります。
無論、主人公の犯罪性を習う必要はないですが、この主人公のハングリー精神は是非とも社会人の方達にも見習ってもらいたいです。なので一度、鑑賞してみる事をお勧めします。

HiGE
10

素敵でいびつな髭ワールド

2018年に15周年を迎えたファンタスティックで、しかもカッコいいロックバンド。
強さ、脆さ、新しさ、懐かしさ、鋭さ、ぬるさ、なんでも自分たちらしく表現する彼らの音楽はまるでモダンアートの美術館のよう。芸術系の学校の学園祭によく招かれるというのもうなずけます。彼らの楽曲名にある「素敵でいびつ」という言葉がまさにぴったりです。
楽曲のほとんどを作詞作曲するのが、サラサラ・ボブの美青年・須藤寿。プロの間でもちょっとマネできないと評判の彼のシャウトは必聴です。ぜひライブで体験してみてください。チケットはソールドアウトすることも多いですが、FCが無く誰でもHPで先行予約ができるので入手しやすいです。ファンは男女比年齢層ともに幅広く、お約束の踊りや掛け声も特にありませんので初めての方も参加しやすいです。モッシュ、ダイブはありませんが盛り上がりますので着替えはあった方が良いです
。髭は歌詞の良さも特筆すべきバンドです。ライブだけでなくCDでじっくり聴くのもおすすめします。いわゆる良いことを言ってるね、という良さではなく、世の中の空気をはらんだ文学的な完成度の高さ、詩としての良さがあり、国語の教科書に載せて欲しいくらいです。丁寧に言葉を推敲しているのだと思います。そうかと思えば、これは飲んだ勢いでもなきゃ出てこないんじゃないかと思わせるような直感的な言葉に溢れた曲もあり(ご本人も意味が分からないと言っている)、それはそれで真似できない才能を感じます。どうぞ髭の織りなす不思議ワールドにとりつかれてみてください。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

天才を具現化した男

米津玄師さんは日本のアーティストで、米津玄師として活躍する前までは「ハチ」という名前を使って主にニコニコ動画などにボーカロイド楽曲を投稿していたが、廃れて行くボーカロイドというカテゴリに嫌気が差し「米津玄師」として自分で歌を作曲し歌を歌っている。ちなみに「米津玄師」という名前は本名でありここからも生まれながらに才能を持っていたのかと驚いてしまうほどである。彼は歌を作ればヒットヒット、ヒットの連続で2018年のカラオケランキングでも数多くの曲がランクインしている。また、2018年の紅白歌合戦に出演した際は自身のヒットソングである「lemon」を歌ったことが話題となったが、実は同年の紅白歌合戦で歌われた曲に「打ち上げ花火」「パプリカ」と、彼が作曲した曲があり、実質彼が作曲した曲が3曲も同じ年の紅白で歌われたのである。まさに天才である。ここで、私のオススメする彼の曲を紹介したい。一曲目は「loser」である。この曲はとてもカッコいい。またこの曲のMVで彼のダンスが観れるのだが、それもカッコいい。なぜ神は彼にそこまで才能を与えてしまったのだろうか。2曲目は「ピースサイン」。この曲はアニメの「僕のヒーローアカデミア」のOPとして使われているのだがとにかく爽快感がある。他にも彼にはたくさんの素晴らしい曲があるのでぜひ聞いて観てほしい。

ゆくえしれずつれづれ
10

楽曲派アイドルグループ「ゆくえしれずつれづれ」

「だつりょく系げきじょう系」をコンセプトに掲げている、アイドル、ゆくえしれずつれづれは、アイドルなのでメンバーが当然のごとく可愛い。でも、それだけではないのだ。まず特筆すべきはライブパフォーマンスだ。「スクリーム」や「シャウト」を多用し、髪を振り乱し、歌い、踊る。
よくいる普通のアイドル像からはかけ離れている彼女たちだが、ライブの後の特典会でお話すると、もうなんかすごい。可愛いのである。さっきまであんなに獣みたいで、ライブハウスのスピーカーを、ダメって書いてあるのに踏んじゃって、あげくステージ上からオタクに向かってダイブなんてしてしまうような獣だったのに、びっくりするほど可愛い。私はギャップにやられてしまった。
メンバーのまれ・A・小町なんか、ステージ上ではバレエダンサーのような華麗でスキのない踊りと、透き通った歌声で魅了してくれて、SNSではクールっぽいのに、いざ接触してみると、とっても優しいのだ。握ってくれた手が温かいし、可愛いと褒めれば照れる。いい意味で、全然見た目と中身が違うのだ。ほんとうにみんな、ギャップがすごい。
興味が湧いた方は一度、実際に見てみることをおすすめする。ライブハウスの熱量と、曲のエモさ、アイドルの可愛さは、やっぱり、ナマで見ないと分からない。接触、チケ代、ドリンク代、全て合わせても5000円とかからない。我我や新宿シネマコネクションをYouTubeで予習してから、是非足を運んでみてくれ。

東のエデン / Eden of the East
8

タイトルなし

この作品は私が高校の頃の作品ですが、2019年現在28歳の私が今でもお勧めできる作品です。
何度見たか覚えていないほど観ました(笑)
時間が経ってから見返すと前に見たときと違う気持ちになるのが不思議です。
簡単に言うとこちらの作品は、100億やるから世界を変えろといわれた9人の中の一人「滝沢」という男の話です。

作品のスタートは滝沢が記憶をなくしたところから始まります。
一人の少女を助け、その子と行動を共にしながら自分の記憶を取り戻すことが最初の課題でしたが、自分に課せられた運命を知っていくうちに企てた人物を一発殴るという目的に変わっていきます。
そこにたどり着くまでにたくさんの人と出会い、たくさんの事実を受け止める姿は「格好いい」と言わずにはいられないでしょう。当時、滝沢くんに恋をしたのは私一人ではないはずです(笑)

また、作中で出てくる偉人の言葉や歴史、とてもためになる話がいっぱい出てきます。あえてここでは言いませんのでぜひ、この作品をご覧になってください!

この作品は映画が2本でており、それが続編となり完結する作品になっています。
自分がもし大金を好きに使っていいから世界を救えといわれたら…。その問いの答えは今でも悩んでいます。何度観てもそのとき出る答えが必ずしも次に観たときと同様でないことは自分の成長なのだと思っています。なので、この作品を何度かご覧になってその都度、自分に問いかけて考えてみてください。
きっと自分の成長と滝沢くんや他の方の考えをもっと深く見つめる機会になりえるでしょう。

どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー / ハピ森 / Animal Crossing: Happy Home Designer
8

お家やお店作りがすごく楽しいです。

「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」は、可愛いどうぶつたちのお家を作ったり、素敵なお店などを作ることが出来る、楽しいゲームです。
最初は、どうぶつたちのリクエストに答えてお家を作っていきます。お家の形や、屋根や壁など、自分の好きなデザインを組み合わせて、そのキャラクターにぴったりのお家を作っていきます。
いっぱいキャラクターとお話しして、リクエストにどんどん答えて作っていくと、使えるお家のデザインや家具がどんどん増えていって、もう一度完成したキャラクターのお家に行って話しかけると、どんどんお家やお部屋のコーディネートが出来るので、すごく楽しいです。
そして、お家の他にも、学校や病院、お店に飲食店などなど、いろんな建物が作れるようになります。
いろんな家具を集めて、自分のお気に入りの家具を置いて、自分だけの素敵な街が作れるので、とっても楽しいです。
完成した後は、キャラクターたちが学校でお勉強しているところや、お店でお買い物しているところなどなどが見られるので、とっても素敵で、嬉しい気持ちになります。
ゲームの中に登場するキャラクターはいっぱいなので、いろんな種類のお部屋を作ることが出来て、とっても面白いゲームです。

不機嫌なモノノケ庵 / The Morose Mononokean
10

思いをとても優しく描いた、妖怪アニメ

色がとても鮮やかで、妖怪たちとの出会いを描いた物語「不機嫌なモノノケ庵」は、とっても素敵な心温まる作品です。
主人公は二人の男の子で、妖怪の事を信じていなくて、ある日、妖怪にとりつかれてしまった高校生の男の子と、妖怪祓いをする男の子が出会う事で、物語が始まります。
妖怪にとりつかれた男の子は、妖怪祓いの男の子と出会い、妖怪の気持ちを知り、自分に出来ることをしたいと思うようになります。
妖怪たちの願いや思いを受け止めて、叶えていくシーンがすごく優しくて、見ていると温かな気持ちになります。
妖怪たちは、皆とっても可愛くて、妖怪たちが妖怪の世界へと感謝をしながら旅立つ時のシーンは、感動して、とても心温まります。
その旅立ちの時に流れる、ゆったりとした優しい音楽も、とっても素敵で、ほっとします。
アニメの第1期は全13話で、最終回で、妖怪が見えなくなってしまった男の子を助けようと、妖怪の世界へ旅立った妖怪たちが、もう一度人間の世界に来て助けるシーンは、とても感動しました。
誰かを思う気持ちを、優しく描いた、素敵な作品です。
エンディング映像で、お花見のシーンがあるのですが、第一話では主人公2人と妖怪だったのが、少しずつ増えて、最終回のエンディングでは、たくさんの妖怪たちをお花見をしているシーンになっていて、すごく素敵でした。
妖怪たちとの出会いが、丁寧に、大切に描いていて、すごく素敵な妖怪アニメです。

ローリン・ヒル / Lauryn Hill
9

唯一無二の歌姫

1999年のグラミー賞で5部門を受賞する快挙を成し遂げ、話題騒然となったローリン・ヒル。アルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』は、HIP HOP、ソウル、R&Bの最高の到達点として輝きを放っています。

それまでのR&B音楽に対して、恋愛のいざこざを歌うだけの内容に疑問を抱いていたローリン・ヒルは、HIP HOPのラップの要素を取り入れて内面に訴える歌詞を歌うことに成功します。「しゃべるように歌う」と評された独特のスタイルは、伝えたいことを自由に表現できる武器となりました。

『The Miseducation of Lauryn Hill』以前は、ハイスクール時代に出会ったハイチ系移民のワイクリフ・ジョンとプラズの2人とともにバンド『フージーズ』で活動し、ヒットしています。ソロ活動のきっかけとなったのは長男の出産。出産に対しては周囲から懸念もありましたが、キャリアよりも心の声を優先して信念を貫き、このとき産まれた新しい命に対する愛と喜びを歌った曲も『Zion』としてアルバムに収録されています。

女優として映画出演も果たし、『天使にラブソングを 2』では女子高生役を演じました。映画のシーンの中では心のこもったゴスペルを聴くことができます。

グラミー賞の受賞以降は、自分を見つめなおす時間をとるために表舞台から遠ざることを選び、指導者のもとで聖書を学びながら静かに過ごします。2年後にMTVアンプラグドでカムバック。ギターを手にしたアコースティックライブを披露して新しい価値観を表現しました。
『The Miseducation of Lauryn Hill』以降からアルバムが出ていないのは非常に残念ですが、確立された独自のスタイルや特徴的な歌声はローリン・ヒルにしか出せないソウルとして、人々を惹きつけています。

インベスターZ
8

タイトルなし

この作品は、投資がテーマになって書かれています。
単行本があってドラマとしても放送されました。
私は投資に興味があり、ドラマの方を見ていたんですが、これから投資を始めようとしている人にぜひ見て欲しい作品となっています。
主人公の財前が同塾学園という名門高校に入学します。
そこでは、一部の成績トップで入学した生徒が投資部というのに入っていて、その投資部の人たちが学校の資産を運用して学校を経営するためのお金を作っているんです。
主人公は最初、投資部に入るのが嫌でした。
しかし、投資部部長の神代に喧嘩を売られて、それに乗っかった主人公は投資部に入ることになりました。
もちろん投資経験がない主人公は、投資に関する知識がまったくと言っていいほどないため、初めてのトレードで全額かけてしまうなどの失態をおかしたり、そのトレードで多額の損を出してしまいます。
そこで1から投資部の人たちが主人公に投資を教えるんですが、そこでまったく投資の知識がない読者の人達にも、分かりやすいように説明してくれるので、内容も面白いし、投資の知識が身に付きます。
そして、途中から投資の成功者や成功している経営者の方たちにインタビューする場面があって、どんな考え方をしてるなかなどもわかる作品なので、投資だけじゃなく日本のことが知りたい人にもおすすめの作品です。

シド / SID
10

タイトルなし

シドは、ボーカル:マオ・ベース:明希・ギター:shinji・ドラム:ゆうや の4人からなるロックバンドです。ビジュアル系です。ビジュアル系というとなかなか手をだしにくいと感じられる方が多くいらっしゃるかと思いますが、ここ数年のシドは、アニメや映画の主題歌を歌うことも多くなり、メロディーラインも色んな方に愛される音楽がたくさんあります。

結成初期は「喪服バンド」と呼ばれ、哀愁歌謡と言われる曲が多かったです。もちろん私は昔のシドも今のシドも大好きです。インディーズ時代からいい曲をたくさん作ってきた実力のあるバンドです。個人的には、後にも先にもメンバー全員がこんなに素晴らしい技量を持っているバンドはあまりないのではないかと思うほどです!また、メンバーの仲の良さにもほっこりするものがあります。それぞれ個性があって、ライヴでのトークもとても面白いです。ちょっと下ネタ多めですが…(笑)。そこもギャップ萌えというやつですね!!(笑)
最後になりますが、シドファン歴9年の私からこれからシドの曲を聴いてみようかなという方にお勧めの曲をご紹介します(*^-^*)本当に素敵な曲ばかりで選ぶのもつらいですが、「sleep」「夏恋」「エール」「紫陽花」「残り香」この5曲は何度も聞いてきた曲たちです。ボーカル:マオの書く、まるで一つの映画のような歌詞にも注目してみてください。

コーヒー&シガレッツ
8

何気ない時間とコーヒーアンドシガレッツ

『coffee and cigarettes』はアメリカの映画監督ジムジャームッシュ監督の2003年の作品です。これといった大きな物語はなく、コーヒーとたばこのリラックスした時間(というよりもアルバイトの休憩のようなダラダラとしたとりとめもない時間)を描いた短編集です。出演陣の演技なのか素なのか判断しかねる演出が光ります。
出演しているのは俳優ばかりでなく、音楽の世界で活躍するアーティストも多く出演しています。ジムジャームッシュファンにとっては彼にゆかりのある俳優、アーティストが多く出演しているので、そういった面に注目して観ても楽しめる作品になっています。
この作品のキーとなるものは「コーヒー」と「たばこ」その2つなのですが、何よりこの作品を深くしているのは「会話」です。親友、兄弟、中には1人でゆっくりコーヒーとたばこを楽しみたい人も出てきますが、そうもいかないのがまたリアルです。
初めに言った通りこの作品は特にこれといった物語のない作品です。起承転結のはっきりしない作品が苦手な人にはお勧めできませんが映画好きな人はもちろん、ぼんやり映画を観たいとき、またロックやヒップホップファンにもお勧めできる作品です。
日中にコーヒーとたばこでゆっくり観るのもいいですが、深夜にダラダラと観ると一層雰囲気が出るのではないでしょうか。

エリック・クラプトン / Eric Clapton
9

ギターの神

Eric Claptonはミュージシャンであり、世界三大ギタリストの一人です。LaylaやTears in heavenなどの楽曲で有名であり日本にも根強いファンがたくさんいます。そのギターの腕からギターゴットと言われ、たくさんのミュージシャンからも支持を受けています。

彼の音楽はブルースを基本としています。日本にも何度も来日公演を行ってます。彼の加入した最初のバンドであるヤードバーズでは、バンドがブルースからポップな路線にいくことを嫌い脱退しました。次にブルースブレイカーズに加入します。ブルースブレイカーズの次は、Creamという伝説のバンドに加入し、そのギターの腕を世界にとどろかせました。
Creamはブルースロックのバンドですが、即興演奏を基本とし、ライブごとに演奏が異なるのが魅力のバンドでした。Creamを脱退後はブラインドフェイスに加入し、ブラインドフェイス脱退後はデレクアンドザドミノスというバンドに加入します。このバンドで世界的に有名な楽曲Laylaが生まれます。デレクアンドザドミノス脱退後はソロ活動に入ります。ソロ活動で最も有名な彼のキャリアはMTVのアンプラグドです。このライブアルバムは彼のアルバムの中で最も売れたアルバムでした。

暗黒女子
9

学園内で起きたマドンナの突然の転落死に隠された秘密

清水富美加演じる澄川小百合は、白石いつみの死を小説にして皆で、第61回闇鍋会で朗読小説として発表することになった。噂を確かめるため、小百合の不気味な笑いが作品を印象づけている。二谷美礼演じる平杏奈は家が貧乏で必死に特待生で高校生に入った学業優秀な役である。屋上で白石先輩に誘われて選ばれたしか入れない高等部のサロンがきっかけである。高校1年生の美礼は白石先輩のマドレーヌを食べて酔ってトイレで吐いたシーンはとても面白く感じたのである。高2の高岡志夜がいつみの父と仲良いのを目撃する。美礼は文化祭でいつみの大切にしてた髪飾りのバレッタを貰った仲がいい現場を目撃してなく美礼が泣くからいつみは慰めたのである。小百合が副会長の時である。小南あかねが演じる小島梨里杏は、第3代目の老舗料亭で兄が家業を継ぐ。そのせいで料理が上手だった。洋食レストランが自分の夢である。あかねは北条先生に校内新聞に載せていいと答えた。スイーツの小説のスコーンはとてもうまく再現できてるしイラストがとても上手だなと思った。あかねは夜遅くに実家は定休日で火事にあって負傷者はいなかった。留学生のブルガリアのディアナ・デチェヴァ小さな村に住んでた姉は世界遺産の石段で誤って転落したと説明した。夏のホームスティーがきっかけで母親が日本人で言葉に壁がなかった。いつみにお土産で人形を貰った。高岡志夜が中学3年でデビューした「かげろう」の本をいつみが英語訳だと世界中の人に見てもらえる志夜は翻訳にこだわってなかった。次回作はラシアーの女ヴァンパイアにしようかなと思ってた。志夜はディアナを木につるした人形でいつみの体調を悪くする呪いの人だと思った。いつみは自分を主役にした小説を作っていたという衝撃的な展開になっていた。花壇で亡くなってたのではなく実は生きてた。小百合がいつみののろけ話の北条先生に貰った結婚指輪を聞いてすごく仲が良かったけど嫉妬してすずらんを砕いて殺すとは、思わなかった。皆の色んな複雑な気持ちが考察してたけど最後は、いつみ以外は殺されるのではなく、痛めつけて脅して、最後は小百合と仲良く登校する姿がリアルさを感じる仕上がりになっている。

ジェイソン・ボーン / Jason Bourne
10

今までと違う!

この映画はとても面白かったです。今回もジェイソン・ボーンがCIAとの関わりになるのですが、CIAの長官がボーンに恨みを持った作戦員を雇い、そして、ボーンは父親が殺された理由と殺した犯人を見つけていきながらも、CIA内部でのボーンに対し、対応が変わっていくという話です。今回の話は全てが繋がっていて、CIA長官が、最初はボーンを見つけ出し、殺害するために、CIA内部の人間も作戦員に殺害させたりと作戦員がCIAの仲間なのか的なのかわからない状態でしたが、ボーン殺害に失敗し、CIAと裏で繋がっていた会社の社長が次にキーマンになり、CIAの秘密を握っているその社長が秘密をバラす前に作戦員に殺害させるべく作戦員を動かしていき、それをボーンが阻止し、作戦員とボーンが戦い、ボーンが、その作戦員が父親を殺害したことに気づき、その作業員を倒し、そして、CIA長官の元に行き、長官も殺害するという^_物語でした。また、今回はボーンは愛国心が強く、また、ボーンの力量がとても素晴らしいことから、ボーンをCIAに戻すという計画もあったが失敗するという話です。今回は、CIAの重役との戦いだけでなく、作業員との因縁も絡めていくという物語の構成の仕方に今まで裏の作戦を暴くだけでない新たな構成がされていて面白いと思いました。

ゲット・アウト
9

人種を超えた愛の裏に忍び寄るサイコパスな家族

2017年にスマッシュヒットした社会派サイコスリラー。
人種差別をベースに組まれたストーリーなので、弱冠日本人には入りずらいかなと思ったが試しに視聴した。結果「もっと早く見ておくべき傑作だった!」と放っておいた自分に自己嫌悪するほど。

主人公の黒人青年クリスが、白人の彼女の実家へ招待されたことから物語は始まる。
道中で警官に不必要な免許の提示を命令されたり、彼女の実家(豪邸)では2人の黒人が使用人として雇われていたり、クリスの根本にある「差別」への意識は序盤からいきなり高まっていく。不安を抱きながらも、家族からは盛大にもてなされ安心をしたクリス。だがその夜、クリスは彼女の母から禁煙を促され催眠療法を受ける。この催眠術をきっかけに白人一家が自分を支配しようとする目的や、隠された恐怖を知っていくこととなった…。

この物語の根底には「根強い人種差別」「奴隷」「人身売買」のメッセージがある。
白人の富裕層が欲しいものを手にいてれもなお満たされない欲望を求めた結果がこの映画の恐ろしさにある。正直テーマがテーマだけに硬さがあるのかなと思っていたが、予備知識なしに見ても楽しめるスリリングな映画だった。重いテーマにしては見づらさもなく、ラストに向けての伏線回収や畳み掛ける爽快感は誰が見ても損はないはず。