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lovecatのレビュー・評価・感想

ギルバート・グレイプ / What's Eating Gilbert Grape
8

青年の旅立ちを描いた名作!

この映画は、若きジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが共演したことで有名な映画です。
この頃のジョニー・デップはどこか道を踏み外してしまいそうな、危うい雰囲気がありますね。
それが、引き付けられるというか、守ってあげたい気持ちにさせられます。
そして、天使のようなレオナルド・ディカプリオ!! めちゃくちゃ、かわいいです。
現在の男気溢れるレオ様もいいですが、繊細でイケメン少年の姿もたまりません!
この二人が兄弟役として出るのですから、つまらないわけありませんよね?
ストーリーは、アイオワ州の片田舎に暮らす一家の物語になります。
兄のギルバート(ジョニー)は、田舎でくすぶっている青年です。
父はとっくに他界しており、過食症の母親と年頃の妹、そして知的障害をもつ弟アーニー(レオ様)の暮らしを地元の小売店で働きながら支えています。
そんな時、田舎町に一台のキャンピングカーが故障して辿り着きます。
その車に乗っていたのは、聡明な少女ベッキー。
ギルバートは、新しい風を心に吹き込んでくれるベッキーと出会い、変わっていきます。
自分のアイデンティティに疑問を持ち、新しい世界に飛び込んでみたいと強く思うようになっていくのです。
しかし、それは家族との別れに繋がっていくのでした。
続きはぜひ、鑑賞してみてください。

ゆるキャン△ / Laid-Back Camp / Yuru Camp
10

ゆるキャン△

ゆるキャン△は、アウトドア・キャンプ好きにはおススメのアニメです(ドラマにもなりましたが)。女子高生の野クルサークルメンバーが週末キャンプを楽しむ姿がとても生き生きしていて可愛かったです。どんどん、見ているうちに私も実際にキャンプがしたくなってきました。山梨県周辺が舞台なので、富士山と朝日が綺麗でした。一人でキャンプをするソロキャンを楽しんでいる志摩リン(通称:リンちゃん)は、キャンプ服が可愛くネットで話題になっていまして、買いたくなってしまうほどです。リンちゃんは、とてもクールでキャラが最高です。リンちゃんは、普段、ゆるゆるソロキャンを楽しむのが好きですが、たまには野クルメンバーと一緒にワイワイ楽しむキャンプもありかと思い、みんな(野クルメンバー)と一緒にクリスマスキャンプ(通称:クリキャン)に参加します。みんなで、夕食を作ったり、動画鑑賞をしたり遊んでいて、とにかく楽しそうに描かれています。また、もう一人面白い人が野クルメンバーにいます。それは、各務原なでしこです。なでしこは、ちょっと天然で元気いっぱいの女子高生です。途中途中かましてくるボケが、面白く笑い転げてしまいます。なでしことリンちゃんのコンビは、最高ですね。

いなくなれ、群青
10

本も買ったんだけど

横浜流星さんのファンである私は、この映画をAmazonプライムで別に料金を払って鑑賞しました。その前に漫画好きな娘とTUTAYAをウロウロしていると「いなくなれ群青」の単行本の表紙に横浜流星さんが載っているのを発見し、即買いして途中までは読みました。しかし、きれいな映像で見ると、遠い遠い学生時代、私も朝、長い緩やかな甲陵坂と呼ばれる高校までの坂を上っていたころを思い出しました。部活と片思いに明け暮れた自分自身の高校時代とは決して切り離して考えられない群青の高校時代の物語です。
原作の作家が作り出す世界観と、柳明菜監督が映像で作り出す世界観は同じものでした。横浜流星さんも違和感なくハマり役で、きっとこの七草という主人公の性格に似ている部分が多かったのではないかと思います。役者はすごいなと改めて思うことでした。私はこういう田舎の風景は日ごろ見慣れており、情景そのものにはそこまでの新鮮さはありません。ただ、キスシーンもなくただ最後七草が戻ってきた真辺の手をそっと握りしめるシーンに、不器用な七草の真辺への深い愛情を知り心が熱くなりました。

ノウイング / Knowing
9

人類の無力さを痛感

少し古いニコラスケイジ主演の映画です。地球や人類滅亡の危機をテーマにした映画は多数ありますが、一般的には危機が迫るのと同時進行で対策のチームやアイテムが開発され、危機一髪で救われる、というパターンが多い中でも異色の展開と言えるでしょうか。
もう一つは、冒頭から危機が迫っている、というパターンも王道ですがこの映画は意味不明の数字の羅列から始まり、それに興味を持った主役に対して危機が訪れます。私はTV画面で見たのですが、ここは映画館の大画面なら面白さも倍増だったかな、と思います。そして、人類が危機を認知した後はひたすら逃げる。フィクション物では核兵器などで原因を破壊するとか特定の少人数だけ宇宙ステーションで脱出とか、はたまた水中や火星移住などのシナリオが準備されていますが果たして実際に直面した時に本当に対応できるのでしょうか。この映画のごとく抵抗するすべがなく逃げ回った挙句に観念して終焉を迎える、というのが一番現実的であり、そういう意味でも未来を正しく示唆する映画だと思います。
ストーリーでは一部の選ばれしもののみが脱出し楽園的な所で新たな種族を繁栄させるのでは?というようなエンディングだったのですがこれは蛇足。ただ、差し引いても評価は十分プラスのおすすめ映画です。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
10

レジェンドを目指して

Apex LegendsはRespawnが開発したバトロワゲームで、PC,PS4,Xbox Oneにて配信しています。
世界観としては同じRespawnが開発したTitan Fallシリーズの未来の話となっています。
1チーム3人の20チームで一つの試合を行い、最後まで勝ち抜いたチームがチャンピオンとなります。
武器も多種多様でtitanFallシリーズから名前を変えて登場しているものや新規のものまで幅広い武器が存在しています。
プレイヤーは試合前にキャラクターを選択します、キャラクター達にはそれぞれ固有のアビリティが存在し、体力を回復できるドローンの配置、煙幕を射出、ワイヤーを使った高速移動などがあります。
プレイヤーたちのスキルを組み合わせて敵を撃破出来た時の快感はたまりません。
また、フレンドとチームを組んで戦いに挑むことも出来ますので協力しやすい形を作ることが出来ます。
おススメできる点としては、毎回同じような状況になりにくく、いつでも新鮮な気分で戦えることだと思います。
新規の方でも十分入りやすく、きっとハマると思います。ダウンロードしてフロンティアで伝説になろう!

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

中毒性のある、独特の感性があります

lemonという楽曲で一気に有名になった米津玄師さんですが、10年ほど前はハチという名前でボカロ曲をニコニコ動画にアップしていました。この頃から、パンダヒーローやマトリョシカなど多くの人が知る名曲を出していました。
米津玄師として活動してからは、アイネクライネなどの代表曲を出しています。この曲はメロディラインが美しいだけでなく、歌詞やミュージックビデオもとても素敵で感動的です。
米津玄師さんは、イラストレーター、ダンサーとしてミュージックビデオは自分で作り、グッズも販売しています。色々なことを自分一人でこなしてしまうところに彼の凄さを感じます。
アイネクライネは穏やかでしっとりした、感動的な曲ですが、LOSERのような世間に対する批判混じりの曲、メトロノームのような切ない恋愛の曲、MADHEADLOVEのようなアップテンポの恋愛の曲など、曲のジャンルも様々でずっと聞いていても全く飽きが来ません。
同じ歌手だと、違う曲でも系統が似てきたりすることがありますが、彼は全くそういうことがなく、才能や能力の高さにいつも驚かされています。歌詞や曲調が独特で、めちゃくちゃなはずなのに一つの曲としてまとまっていて、曲を聴く人を惹き付けることが米津玄師さんの凄さだと思います。

ヲタクに恋は難しい / ヲタ恋
9

穏やかなラブコメ

作品名にもあるようにヲタク達の恋模様を描いた作品です。
主人公の腐女子と転職先で再会した幼馴染のゲーマーの恋模様をメインに、コスプレイヤーとライトヲタ、5巻あたりから新たな恋愛が生まれ始めて来ました。もしかすると、ヲタクではない方の中には、「なんとなく手が出しにくいなぁ」と、思う方もいらっしゃると思います。しかし、この作品はヲタク云々関係なしに、アニメなど好きではあるが、ヲタク用語、ネット用語が分かる分からないに関係なく誰でも少女漫画のような感じで楽しめる作品だと思っています。
少女漫画のようなのですが、男性も抵抗なく読むことが出来るのではないかと思っています。7巻まで読んだ当方の感想としては、少女漫画にありがちなライバルが出てきてドロドロになるというような展開がなく、比較的心穏やかに読むことが出来るので安心です。だからといって、メリハリがないわけではありません。ドロドロは無いですが、コメディ要素は強いと思っています。「気づいたらネタになってました。」なんてことがざらにあり、薄々勘づいていたとしても笑ってしまいます。また、短編集のような形で話が進んで行くため、ズルズルと続いてくどくなるということがないうえに、忘れた頃に続きが出てくるようなことも無いので、テンポよく読み進めることができます。また、ページ数の隣に一言書いてあるので、個人的には1周目は普通に漫画を読んで、2週目に下の一言を読みながら漫画を再び読んでいくという読み方をしています。
時々、1周読んだら、もう十分だと感じる作品もありますが、この作品は、色々な読み方が出来る工夫のされている作品ですので、是非お手に取って読んでみて欲しいと思います。そして、自分だけの楽しみ方で、この作品を読んでいただきたいと思います。

SIREN / サイレン
8

日本ならではのホラーな雰囲気にゾクゾクします

インターネットが普及し始めた頃から頻発していた、日本各地の伝承や怪奇現象にまつわるオカルトホラー。都市伝説などの怖い話も、信じるかどうかは別としても、好奇心が先行して見たり聞いたりした方も多いかと思います。そうした雰囲気が好きな方にぴったりなのが、『SIREN』という和風ホラーゲーム。『どうあがいても、絶望。』というキャッチコピーが、鮮烈な印象を与えたゲームでもあります(当時放送していたCMが、怖すぎて放送禁止になったことでも有名です)。
物語の始まりは、オカルト好きの高校生が、掲示板に書き込まれた「一人の村民による、全住民の大虐殺が起こった奇妙な村」の噂を聞き、興味本位で羽生蛇村へ向かった。奇妙な儀式を目撃したのをきっかけに、彼は異変に巻き込まれるのですが……。
山奥にひっそり佇むこの村は、特有の文化や風習を重んじる、社会から隔離され、閉ざされた村の様相を呈しています。時代錯誤を感じるほど、昭和の山村のひっそりした空気を感じさせ、しかし風習や儀式など時おり鳥肌がたつような恐ろしさをも備えた村。日本の純ホラーではありますが、主人公たちに襲い掛かってくる敵がいます。『屍人』と呼ばれる「村人だった者たち」は、最初のうちは理由もわかりませんが、村を訪れた者、また同じ村人でも容赦なく襲い掛かってきます。もちろん主人公たちは殆どが「一般人」なので、抵抗するすべはそう多くないので、そこがまた怖いのです。
猟師は猟銃があり、護身用の銃を持っている人もいますが、全員ではありません。しかし何故か、主人公たちは『幻視』と呼ばれる能力を使うことができます。他人の視覚と聴覚を一時的にですが盗める能力で、これが攻略の要となるのです。このゲームの楽しさは、この『幻視』を駆使しながら、キャラクターたちの頭脳や技術と共に攻略していくところにあると言っても、過言ではありません、襲ってくる敵から逃れ、抵抗し、隠れたりとアクションもあり、ハリウッド映画のスターのようにきびきびとは動いてくれないキャラクターたちの生々しさが、また怖さを増幅させてくれています。謎解きは正直「ぜったいこんなの気付けないよ!」と思うものばかりなので、何度も何度も同じルートを繰り返しながら進み、解き明かしていく必要があります。村に響き渡るサイレンの音がしたら、「どうあがいても、絶望」な中を生き抜くこのゲームが始まります。村に起きている事態の謎を辿っていき、決して言葉数多いとは言えない登場人物たちの心理を読み進めていく楽しさは、日本のホラーゲームならではだと思います。

ダイヤのA / ダイヤのA actII
9

ダイヤのAは主人公がエースではない

成長しない主人公はいないんですけど、ピッチャーである沢村栄純は挫折の連続なんですよね。沢村栄純は、降谷暁に入学時から遅れをとります。やっぱり球が速いというのは、高校野球では年齢的にも荒削りでありながら魅力のある武器ですよね。挫折の連続で、その都度周りのアドバイスで一つ一つ乗り越えながら成長していく設定です。そして、ものすごく努力する所。階段を一つずつ上がってやっとたどり着くから、二人の姿に感動するんだと思います。沢村栄純は、今の所は打たせて取る投手。茂野五郎は、ストレートで押すタイプ。ダイヤのエースで言えば、降谷暁に似てますね。速球とスプリットで勝負します。ダイヤのエースの中で、降谷の球速は出てませんが、ライバルの成宮鳴は、マックス147キロと紹介されてます。もし沢村が速球派で、降谷が技巧派だとしたら、物語はどうなっていたのでしょうか?多分ね、つまらないと思います。沢村栄純が天才を追いかけるからこそ、ダイヤのエースは面白いんだと思いますね。そして、どんどんイケメンに見えてくる。現役の野球選手もブサイクな選手でも活躍するとイケメンに見えてくる現象がアニメで置きます。

Laundry
10

ハッピーエンドなのにどこか切ない

コインランドリーで洗濯物が盗まれないように見張っている仕事をしている青年テルと、失恋で途方に暮れている水絵の2人を描いた切ない雰囲気の作品。

子供の頃マンホールに落ちたことで頭に傷を負い、脳に障害が残るも真面目にコインランドリーの監視の仕事に励む青年を窪塚洋介が演じる。
少し子供っぽい喋り方や振る舞いが良く似合う。この人何でもできるなホントに笑。

そのお相手に恋人に妻がいたことで傷心中の水絵こと小雪。とりあえず若くてキレイ。
よく考えてみたらIWGPで共演してたなこの2人。
洗濯物は忘れる、その洗濯物には血がついてる、過去に万引きの常習犯だった経歴アリとなかなかのメンヘラ女だがテルの従僕な優しさに心惹かれていく。

そして離れ離れになってしまった2人が再会するのに一役買ってくれたサリーこと内藤剛。
昔付き合ってた女の写真を無下にされ怒り狂ったり、テルとサリーが気に入っただけの理由で家と車とハトを2人に譲り、張り手で走行中の車を止めた上にジャックし、パツキンのデカパイと結婚するため海外へ飛びだって行く破天荒なおっさんを演じる笑。
文にすると相当スピード感溢れる行動なのに全て平熱かつ無感情にこなす笑。
テルの話を聞いたレストランにて
「そういうの愛っていうんだ。宇宙じゃ知らねえよ。地球じゃ、そういうの愛って言うんだ」としれっと言うシーンが好き。

ラストはハッピーエンドなのにどこか全体に漂う切なさの方が強い作品。
窪塚洋介よりかは内藤剛な作品だった笑。

ダムド
10

色々なアルバムを聴いて欲しい

デビューアルバムしか聴いた事がない方も多いと思いますが(あと3rdアルバムも聴いている人も)、ダムドは1stと3rdだけではないんです!2ndはマイナーで、1stの続編的でマイナーですが、その後のアルバムも素晴らしいんです。キャプテン脱退後、ゴス路線になりますが、いい曲は沢山あるんです。未だ現役のバンドですし、色々なアルバムを聴いて欲しいです。NEWROSEだけのバンドではないですよ!デイヴ・ヴァニアンが大好きで、今でこそお年を召されましたが、ダンディです。若い頃は本当にかっこよかった!彼に影響された日本のバンドも多いのでは?キャプテンも今も相変わらずという感じのお茶目さですが、コンポーザーとしての能力は素晴らしいのです。映像で観ると、本当にバンドとしてかっこいい。古い曲から新しい曲まで選べない良さがあります。ピストルズとはまた違ったパンクバンドですが、楽曲はパンクだけの枠にはまらない、彼らの音楽的バックボーンが伺えます。アルバムによって色々音楽性の違い等もあるので、1度は(どれが1番と決められないのでおすすめは沢山あるのですが)聴いてみて欲しいです。数少ない現役で活動を続けているTHEDAMNED。運が良ければライブも見れるかも!カバー曲も結構あるので、その辺から聴いてみるのもいいかも知れません。

ディストラクション・ベイビーズ
3

これが青春?

みんなの演技が上手くてとても惹き込まれる映画だった。
決して暴力を肯定しているわけではないけども。
そして、だから何??というストーリーと終わり方だった。これが青春??
ななちゃんの万引きも気になるし、、ドラマチックな展開は皆無ですね。
20年くらい前に、埼玉県のとある有名なアウトローの方々が主演していた映画を思い出しました。
とにかく暴力。
あの映画に比べたらこの作品の方がまだ見やすいです。
常軌を逸した物に捉えられがちですが、それはフィクションだから出来る事。
この作品、賛否あると思いますが、同じ作品という意味で言えば漫画の方がもっと残酷な物はあります。救いようのない。
私は評価はしたいです。ストーリーを抜きにすれば。
もしあるとするなら、人間の狂気は実際に存在します。物理的な暴力以外も。終始、暴力と日常が隣り合わせだということを描いています。
自分は絶対そっち側じゃないと思う。
思ってたけど、最後、発砲されても、主人公が死んでながったのがわかった時、「死ねばよかったのに…暴力続くじゃん…」と、思った自分がいました。
私の中にもナナと同じものあるんや、と思ったらこの映画の意味が少しわかった気がしました。

KOKIA
10

絵画のように歌い上げる歌手

アニメーション作品に親しんでいる層であれば一度は聞いているであろう、そして一度聞いたなら忘れる事は出来ない世界観を歌い上げる歌手・KOKIA。
20周年という時間を掛けて磨き上げられた、祈りを込めて歌い上げるような力強くも繊細で透明感のある歌声は今なお輝きを増している。
ハスキーさを感じる力強さをベーストーンとしながら、伸びやかさしなやかさを感じさせる高音域まで駆け上がる安定した音域の広さがその魅力の根底を強く裏打ちしている。その歌唱表現によって描き出される世界観の広さが彼女の歌声を更に魅力的なものとしている。
あるアニメーション映画のオープニング主題歌となった曲では、まるで異世界の言語を紡ぐかのような不可思議な言葉を巧みに操る事で旋律を奏でる音楽に仕上げているが、それはあたかも荘厳な神話が黙示されている場に居合わせるかのような独特の世界を描き上げている。他方、別の曲では何気ない言葉といって差し支えのないような、とても平易で柔らかな言葉を、軽やかできめ細やかにも関わらず圧倒的な力強さと熱を感じさせる、生命力に溢れた人間の姿を描き上げている。その表現力の多彩さ、而して同時に「KOKIA」という変わらない軸を常に感じさせる歌声と歌に込められた意思が彼女の魅力である。

ウォッチドッグス2 / Watch Dogs 2
7

タイトルなし

今作はアクションハッキングアドベンチャーでTPSのオープンワールドゲームの「ウォッチドッグス」の続編で今回の舞台は前作のシカゴからサンフランシスコになっており、前作の暗く重い物語から明るくノリが軽めで開放的な物語になっています。プレイヤーは基本的に本作の主人公であるマーカスを操作してゲームを進めて行きマーカスが所属するハッキング集団の「デッドセック」には前作にも登場した団体でTボーンやエイデンも引き続き登場します。ミッションの成功方法は自由でプレイヤー本人次第です。例えばあるミッションではドローンを密かに侵入させたり、ある時は銃火器で正面突破するというのも可能です。ミッションを攻略する度に所属している「デッドセック」のフォロワーが増えて行きゲーム上の様々なシステムが解除される構成になっています。今作のオンライン通信も充実しておりインターネットで繋がった仲間と様々なゲームをプレイでき、一緒にミッションをクリアしたり警察に協力して他のプレイヤーを逮捕させるなど前作に比べてオンラインでもゲーム性の幅がかなり広がっている作品となっています。このゲームの基本的な要素はサンフランシスコを自由にハッキングしたり自分をパルクールでアクロバットに移動したり車やバイクをハッキングして自分で運転したりかなり自由度が高いゲームです。ぜひPS4ソフト「ウォッチドッグス2」をプレイしてみてください。

Overcooked2
8

難しすぎず、簡単すぎない

ステージごとに指定された料理を制限時間内に作って提供していくゲームです。ストーリーはあるものの、ストーリーよりも制限時間内に料理を作るという事がメインだと感じます。一人から4人まで遊べるので小さい子供と遊んだらコミュニケーションツールとしてもいいと思います。大人同士でも夢中になりました。
ソロプレイの場合は2つのキャラクターを切り替えながら操作するのですが、かなりバタバタ忙しい状況になります。脳トレになるんじゃないかなと感じました。脳の処理速度もアップしそうです。
各ステージもテーブルが移動したり、調理場が消えたり、足場がなくなって落ちたり、仕掛けが難易度を上げてムキになってしまうほど。兄弟や友達がいなくてもオンライン機能で遠くのユーザーと協力しあい、クリアしてく楽しみがあります。
最近、季節限定ステージのアップデート、サバイバルモード追加で、スコアをとことん更新することもできてまだまだ楽しめるゲームだとおもいます。オーバークックの一作目もあるのでそちらもやってみようかと思いました。そちらはオンライン機能がないのでソロプレイだと難易度高くなりそうです。丁度良く脳が活性化されそうでおすすめです。

パッドマン 5億人の女性を救った男
10

どれだけ踏みにじられても

2001年インドのとある村。修理工のラクシュミは、愛する妻が生理の時に汚い布で対処していることを知り、生理用ナプキンを買ってプレゼントする。しかしインドでは生理用ナプキンは非常に高価で返品してこいと逆に怒られてしまった。それならばとラクシュミは自らの手で生理用ナプキン作りを始める…というのがザックリとしたあらすじ。

約130分ひたすら愛に溢れた多分今年の個人的No.1ムービー。
まず驚くのがこの物語となる時代。ナプキンが高すぎて買えない、生理が来たら女性は家の中にいてはならない、生理は女の穢れである。てっきり相当昔の話かと思いきや、まさかの2001年。つい十数年前の出来事とは俄かには信じられなかった。しかしそれが現実でありインドでは常識だった。その間違った常識にたった1人で立ち向かったのがラクシュミ。彼はありとあらゆる手段を試しては失敗を繰り返し、それでもなお突き進む。全ては愛する妻のために。どれだけ変人扱いされても、どれだけ冷遇されようとも、ラクシュミはただひたすらに妻のために行動していた。

とにかく全世界の男に観てもらいたい1本。冒頭から涙ゲージがぐんぐん溜まっていき終盤の演説シーンで完全にダムが決壊。愛とは?失敗とは?成功するには?全部この男が知っている。アメリカにはスーパーマンやスパイダーマンがいる。インドには最高にタフで優しいパッドマンがいる‼︎

進撃の巨人 / Attack on Titan
8

リアルな設定とストーリー

進撃の巨人の魅力はリアルな世界観、細部まで考えられた設定、読者を引き込むストーリーだと思います。
調査兵団、駐屯兵団、憲兵団で構成された軍団の設定が特に好きで、それぞれの兵団のマークや制服、使う武器や道具等、すべてがリアルで説得力に満ちています。
巨人のような現実離れした怪物は、漫画としてやり過ぎていないリアルな設定があって初めてその存在の恐怖を感じれます。
バトル漫画にありがちなぶっ飛んだ設定はそれはそれで気分爽快だし楽しさはありますが、この先どうなるんだ、本当に助かるのか、みたいなドキドキ感は薄いと思います。
例えば立体機動装置はほんとうによく出来ていて、体にベルトで装置を固定し、モリのような刃がついたロープをガスで飛ばして建物や木、巨人の体などに飛び移ります。
どこか原始的で実際作れそうなこの装置は(作れても上手に使える人はいないだろうが)この漫画の象徴的な存在です。
現実と漫画のギリギリのラインを狙ったと思われるある意味控えめな設定のこの道具は、風の谷のナウシカのメーヴェのようで、個人的にとても大好きです。

巨人の硬化能力や相手を食べて能力を奪うとか奇抜な部分もありますが、最近の漫画では飛び抜けて面白い漫画だと思います。

スキマスイッチ / Sukima Switch
10

隠れた名曲あり!自然に聴いてるスキマスイッチの曲たち

スキマスイッチの名前を知らない方は少ないかと思います。ですが、どんな歌があるのか曲を知らない、知っている曲は奏(かなで)と全力少年のみ、という方が多いと思います。アイドルやジャニーズのように露出が特別多いわけではないので、テレビで彼らを見る機会は少ないかもしれませんが、CMや映画・ドラマタイアップがいろいろあるので自然と耳に入っていることもあります。
ここ最近で一番話題になったスキマスイッチの曲といえば、朝日テレビ系で放送されていたドラマ「おっさんずラブ」の主題歌Revivalでしょう。ドラマの人気も手伝ってドラマ視聴者を中心にRevivalの良さが浸透していったと思います。耳障りのよいメロディラインとよく聴くとせつない歌詞が売りの曲です。晩夏の青春時代の恋愛を想像させるような曲です。
また、今年の春頃にはあるスーツを販売している企業のCMで「パーリー!パーリー!」という曲が使われていました。ライブをテーマに書かれた曲ですが、ポップで聴いているうちにウキウキしてくるような曲です。少し前にはなりますが、高速道路のCMでは「トラベラーズ・ハイ」という曲が使われていました。ドライブに最適な爽快感のある曲です。
2人で作っているので、様々なタイプの曲があるのがスキマスイッチの強みです。隠れた名曲がたくさんあるので一度スキマスイッチのアルバムを手に取ってみてはいかがでしょうか。

DISSIDIA FINAL FANTASY NT
7

タイトルなし

元々ファイナルファンタジーが好きと言う事もあり、プレイをしてみたのですが、過去のディシディアファイナルファンタジーよりも綺麗になったグラフィックにまず驚いたのと、プレイした感覚、ストレスがなくキャラクターを動かせる感覚。
ストーリーモードでは、各主人公キャラクターのつながりなど、ナンバリングのファイナルファンタジーでは考えられないパラレル的なストーリーもよかったと思います。
あと召喚獣とのバトルもやりがいがありました!
ラムウとシヴァとのバトルは燃えるものがありましたね。

ただ、アーケードと連動する機能があり、ネット対戦を考え、そういうシステムにしたのかわかりませんが、ラッシュバトルでストーリーを読むポイントを稼いだりしないとストーリーが進めないというのは少しストレスを感じた部分ではあります。
ストーリーだけなら、普通に読みたかったという点はありました。
あとは、キャラクターが前作からリストラされているところも、気になりました。
ユウナがリストラされたのは少し残念なところでした。
その代わりダウンロードコンテンツでリノアが来たのは嬉しかったですが。

時間つぶしにプレイするなら、面白いアクションゲームだと思います。
個人的にはライトニングの流れるようなスピードタイプならではのアクションがたまらなくでしょうがないです。

参考になったかどうかはわかりませんが、ファイナルファンタジー好きの方やアクション好きの方はぜひお手にどうぞ!

The Rolling Stones
10

タイトルなし

あまりにも有名で下世話な表現をつかえばベタでいまさら…という感じのロックバンドですが、ブルースという根源的に悲しみの歌を、快楽のエイトビートにのせたことを音楽創作の基本にした一番最初で一番最後のバンドかもしれません。ギタープレーヤーのキース・リチャーズの表現をかりれば、ロックンロールというバスに乗った最後の乗客ということのようです。
デビューから1967年ころまでは自分たちの敬愛するブルース、ソウル、R&Bのカヴァーが多かったのですが、69年に発表された「ベガーズ・バンケット」以降はブラックミュージックをベーシックにしながらもわかりやすいメロディーとビートがたった音楽構成でロックファン以外の人も魅了したナンバーが多く発表されました。そう、かくいう私もロックファンではありますが、ローリングストーンズという存在の核というかDNAにあたるブルース、リズム&ブルースに一向に魅力をかんじない、ひきこまれないものなのです。そんな私が69年から2004年までの16作すべて、喉越しよく昇華し、聴きやすく惚れ込んでしまっているのが事実なのであります。ロックもブルースが苦手な人もストーンズの曲を1曲聞いてみるのをお薦めします。曲は「友を待つ」という曲です。ぜひお試しください。

嘘喰い / Usogui
10

嘘喰い、おもしろいです。

ギャンブルをテーマにした漫画です。主人公の「嘘喰い」こと班目獏は、ギャンブル漫画にありがちな運が良いから勝つタイプのギャンブラーではなく、知力を振り絞って人が考え付かないような方法で相手を出し抜いて勝つタイプのギャンブラーです。
彼らのギャンブルには、大抵自分の命や、それ相当のものが掛け金として積まれているため、負けた方からきちんと掛け金を取り立てるためには、立会人が必要になってきます。その立会人として倶楽部「賭郎」という組織が出てきますが、これがすごくかっこいいです。
この組織は昔から賭けの立ち合いとして取り仕切ってきた組織であり、組織に属している立会人は、例え相手がどんな極悪人であろうとも負け金の取り立てができるように、対人格闘のプロで構成されています。漫画内では、ギャンブルの描写だけでなく、この立会人の格闘シーンも度々描かれており、その強さは尋常ではなく、見ていてとても心が躍ります。また、立会人同士にも優劣があり、立会人はそれぞれ「號」を持っています。この號は数字が小さいほど価値があり、最強の0號になるために立会人同士が自分の命をかけて戦う「號奪戦」は本当におもしろいです。
ギャンブルにも格闘にも興味のある人には是非お勧めしたい漫画です。

さよならの朝に約束の花をかざろう / さよ朝
10

岡田磨里が描ききった、限りなく透明度の高い「愛」の話

人気脚本家・岡田磨里の初監督作品、というパワーワードがどうしても先行してしまう本作。クリエイター自身へのイメージ・先入観も強いため、正直それほど期待値を上げずに見に行きました。……が、良い意味で本当に最高の形で期待を裏切ってくれました。
若い姿のまま数百年を生きる長寿の一族「イオルフ」の少女マキア。思わぬ敵の襲撃により故郷を追われ、ひとりぼっちでさまよう先で出会ったのが親を殺された赤ん坊の男の子。その子をエリアルと名付け、自分が母となり、育てることを決意したところから話は展開します。
先述したように、マキアは外見的に年をとりません。普通に年を重ねていく息子と、15歳の少女のままの母。最初は「親子」だったふたりは、年齢を重ねるにつれ、見た目がどんどん逆転していき、それに伴い、ふたりの関係性、心中も複雑に変化していきます。血のつながりの有無だけがすべてではないのに、誰よりもたくさんの愛情を注いでいるのに、どうしても、ただの親子にはなれない。その切なさ、苦しさ、でも絶対的な「帰る場所」である大きな大きな存在感。そのあたりの(切なくなりすぎず、恋愛脳的な軽い話にはせず、という)描き方は、本当に岡田磨里やっぱりすごい!と感服するしかありませんでした。
ファンタジー要素も多分にある作品ですが、設定がややこしい、難しいと思うことは一切ありませんでした。P.A Worksが作るアニメーションのクオリティももちろんですが、そのあたりにも、脚本家・岡田磨里の手腕が存分に発揮されているのではないかと。
そして、エンドロールでは「演出」に長井龍雪さんのお名前も。チーム秩父(でいいのかな?)が集合しているんだな、ということもわかり、物語の奥行き(演出の上手さ)が圧倒的だった理由もわかりました。
とにかく、素晴らしい作品でした。アニメファン以外の方に、ぜひだまされたと思って見てみてほしいです。

ギャングスター・ナンバー1
10

ギャングスター・ナンバーワンは怖い愛の映画

愛にまつわる内容の作品は世界中にあります。しかしここまで常軌を逸した恐ろしいラブストーリーは世の中にないのかもしれません。
主人公であるチンピラは街の面倒事を解決したことにより大規模な組織にスカウトをされました。そこのリーダーはフレディという男のゴージャスな身なりと紳士的な態度、大らかな性格に惚れこんだチンピラは彼の姿を真似、そして彼からの愛を勝ち取るべく悪事にいそしんでいきます。しかしフレディは女性を愛し、チンピラに対して冷たくなります。元々野心の塊だったチンピラはフレディを排除し、自分が組織のボスになろうとしていきます。対抗勢力の組織にフレディを襲わせ、また襲撃が終わった後に対抗勢力のボスを殺し、全てフレディに責任をなすりつけボスになってしまうギャングスター。組織を拡大していったはいいものの、ボスとしての華と器のなさが影響して仲間からは名前を老人になっても覚えられない彼。その時彼はようやく気がついたのです。自分がやってきたことはすべてボスへの愛だったのだ。何も残されなかった自分を嘆きながら高所から自殺する主人公。どれだけ実力があっても人望がない人間は人の上に立つことはできないのです。そして、愛も相手のことを考えていないと成立しないのでした。

地球の放課後
8

明るい世界観のセカイ系?と思いきや

全6巻完結でさらっと読める作品です。
タイトルから察するに、人類滅亡系に近い導入です。
主人公の高校生の男の子一人と、女子高生の女の子二人、小学生の女の子一人だけが、残された世界になってしまった!という状況で、のんびりと生活していくという不思議な作品です。
なぜ、人類がいなくなってしまったのか、というのは作品を読んでいただいたら分かる様になっているのですが、基本的には、淡々と4人の日常生活が明るく描かれている作品です。
キャラクター同士のかけあいも面白いですし、男女比が1:3という事もあり、ちょっとセクシーな展開になるのかな?と思いきや、そういう雰囲気は殆どありません。
ソーラーパネルで電力を供給したり、畑を作ったり、雨水を貯めてお風呂にしたり、その雨水でプールを作ってみんなで遊んだり、というのんびりとしたお話です。
地球の人類が、4人以外いなくなってしまうのですから、真相に近づくにつれて暗くなるのでは……?と思いきや、なんとなくほのぼのとした雰囲気のままストーリーが進行し、とても読後感の良い作品です。おすすめです。