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kyousigaのレビュー・評価・感想

のりりん
8

大人の趣味の楽しさを感じられる漫画

「のりりん」は簡単に言えば、「自転車嫌いが自転車に魅せられる漫画」だ。

主人公のノリはとある理由から自転車を嫌っている。しかし、運転免許取り消しによって通勤にロードバイクを使うことに。
そこからどんどんと自転車にのめり込んでいく…というストーリー。

「のりりん」は大人の漫画だ。
インターハイには出場しないし、何かの大会で優勝を目指している訳でもない。

毎日通勤でロードバイクに乗り、休日には近くの峠を走ったり、レースに出たり。
そこにあるのは圧倒的充足感で、1位になる喜びや競争心は存在しない。

大人が趣味を始めても、その趣味に関係のある漫画の大半は高校生が主役の物語。
そして1位を目指していて、誰かと競っている。
そんな経験はないだろうか。
「それも嫌いじゃないけど、もっとゆったりしたいんだよ。」という人にはこの漫画をオススメしたい。

ただの日常系というわけでもなく、主人公の「ノリ」がだんだんとロードバイクにハマっていく姿は見ていて楽しいし、「社会人の趣味」についても考えさせられる。
そして、自身もロードバイクに興味が出てくる。
本当に楽しんでいる姿は他人にも影響を与えるものだ。

ただ、作者が「ロードバイクの教則本」をコンセプトに描いたと言及しているように、ロードバイクに興味のない人はあまり読み進められないかもしれない。
また、ニッチな話や作者の主観が大胆に切り込まれている部分もあるので、好き嫌いは分かれるかもしれない。
しかし、「ロードバイクに興味がある」、「乗って見たいが踏ん切りがつかない」、「社会人になって新しい運動系の趣味を始めたい」と思っている人は是非読んで欲しい。

主人公は作中で「楽しい」とは1回しか言っていない。
だが、自転車嫌いだった彼にそこまで言わせる位の楽しさがこの漫画に詰まっている。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

フレディってとても愛されているんだなと実感した愛を込めて作られた映画

もともとクイーンがすごく好きというわけではなく、「いい曲だな」「ボーカルの人はもう亡くなってしまって残念だな」くらいの知識と好意でした。
しかし一度見始めると物語にどんどん引き込まれていきフレディの成功と孤独、自分のセクシャリティへの葛藤、家族との葛藤、メアリーとの結婚と離婚。まるで自分の親友の話を聞いているかのようで他人事とは思えません。登場人物全員が魅力的でいい意味で人間くさくて、衝突していく様も本当にリアルでした。
しかし誰かが悪者になるような描写もなく、過度に英雄的に描くわけでもなく、製作者たちがクイーンというバンド、フレディという身勝手で才能に溢れる男の人を愛しているように感じました。なのでどうしても、最後のライヴエイドの前にメンバーにエイズだと打ち明けるところからエンディングまで、涙なしには見れませんでした。大事な親友が命を落としうる病に罹ってしまったことを想像しとても悲しくなりました。
離婚してもメアリーが結婚指輪を外すことを望まなかったり、彼女に夜中に電話をかけたりとどうしようもなく振り回していますが、メアリーは最後フレディがまっとうに戻るために雨の中苦手なパーティーに乗り込んで説得してくれます。メンバーも最終的には彼を許してくれてフレディは家族のもとに帰れました。
ライヴエイドの場面は圧巻です。本当にフレディが乗り移っているのではないかというほどに魂までフレディでした。実際のライヴエイドと同じようにピアノの上に飲み物が同じように置かれているなど、細部まで忠実に作られていることも感心しました。それがレミがフレディにしか見えない所以なのかもしれません。
ぜひ友人、恋人、家族など自分にとって大事な人たちと見てほしい映画だと思います。

盾の勇者の成り上がり / The Rising of the Shield Hero
8

異世界での俺ツエーじゃなかった

異世界に召還される話ですが、主人公一人だけでなく、同時に主人公含む4人が勇者として異世界に召還され、それぞれが一つの武器を持って戦います。主人公・尚文は盾を、他3人はそれぞれ剣、槍、弓の勇者として召還されます。2010年代後半から流行の異世界に行ったら、俺は何でも出来て強い!みたいな状況の主人公では無くて、比較的地道にスキルアップしながら強くなる主人公です。異世界ものだとよく主人公が異世界人が知らない事を知ってたり、出来たりしてチヤホヤされますが、全くの真逆でこの異世界に召還された尚文に対する待遇が非常に悪い!見ている側がイライラするほど悪い!他の勇者たちに対する待遇は非常に良い一方で、尚文の冤罪をはなっから真実を調べたりせず、彼に対して非難すると言う理不尽さ。そんな中で最低スペック、金無し、能力を強くする最低限の知識しか無い状態から尚文の冒険が始まります。そんな中でも、尚文は仲間を得、その仲間を非常に大切にしながら強くなって行く姿は、心温まるものがあります。話が進むにつれ地道に強くなった尚文と他の勇者とは歴然とした差が出て来ます。それゆえ、他3人の勇者は3馬鹿勇者と言われるようになります(笑)。タイトル通り、最初はうまくいっていたはずの勇者たちを差し置いて、チートと言われるまでに強くなった尚文を見るのはスカッとします。異世界物のアニメは好きだけど、俺ツエー系のアニメに食傷気味の人にはおススメです。

リベリオン
9

胸熱なガンアクション

感情というものが制限された世界でロボットみたいに過ごす人間。愛や悲しみなど感情を表せば厳罰が下る。そんな世界でその感情を乱した違反者に厳罰を下す、最高位のクラリック。この作品の主人公はそのクラリックの中でも最強の位置。主人公は一人の女性によって感情というものをかき乱されるのだが、最強のクラリックである主人公がそう簡単に捕まるはずもなく…。感情というものを抑え生きるのが幸福だと考えるトップと、感情を取り戻したクラリック最強の主人公がぶつかる。世界最高位のマザーという存在、そのマザーを殺すことがこの世界から感情を取り戻す手段だと考えた主人公は、同じ感情を取り戻した人々レジスタンスと共に作戦を立てる。無謀だと思われるシーンも多くあるが、最強のクラリックである主人公にとっては造作もない事である。裏切りや、絶望、ハラハラする場面も多くあり色々な意味で楽しめます。演じている俳優さんもかっこよく、よくこの主人公と合っていると思います。感情というものが人間にとってどれだけ大切か、愛を知り、趣味を楽しむ事がどれだけ幸福かを教えてくれる映画です。とくに銃を使ったガンアクションがかなりかっこいいのでオススメです。

キューティ・ブロンド / Legally Blonde
10

一度振られた女の子のサクセスストーリー

ブロンドでお金持ちのお嬢様の主人公は恵まれた環境にいました。素敵な友達、完璧な彼氏、お金持ちな両親。彼氏との付き合いも長くなりそろそろ結婚かな、という時に彼に呼び出されます。素敵なレストランで気合いの入ったドレス、完璧な1日となるはずが、まさかの別れてほしいという言葉が!理由もわからず自暴自棄になっていたら、彼の近況を知ることに。彼の理想とする奥さんは頭の良い見た目も地味な女性であると知ることに。彼を追うために彼の入学する予定となっている大学の法学部を目指して猛勉強します。そしてなんとか彼と同じ土俵に立てることに。ところがそこで彼にフィアンセがいることが発覚!そのフィアンセは彼の理想通り同じ大学の地味な女性でした。そこでなんとか彼を見返すために大学でとても浮きながらも頑張ります。意地悪な教授にいじめられたり、フィアンセに嫌がらせを受けて落ち込むことも。それでも色んな人の助けを借りながら主人公は頑張ります。成績の優秀な5人くらいしか選ばれない研修に選ばれるべく頑張ります。そして努力の成果が実りその研修に主人公と彼と彼のフィアンセが選ばれます。そこでも色々ありながらも主人公は頑張ります。その後はどうなるかは見てのお楽しみです!この映画はファッションにも注目です。主人公のリースウィザスプーンのファッションや小物がとにかく可愛いです!

男はつらいよ
7

寅さんから学べること

現在20代の自分ですが、1960年代に作られた本作品は十分に楽しむことができました。『男はつらいよ』について多くの人は何となく構成はご存知なのではないでしょうか。

シリーズもので、寅さんという明るそうなおじさんが出てきて、恋をして、失恋をして、旅に出る、この繰り返し。
内容はまさにその通りで、寅さんが旅から東京、柴又の親戚の居候先へ帰ってくるところから始まり、そこから出て行き、また旅に出るシーンがお決まりのパターンです。

寅さんは生粋の渡世人で、旅する各地で周りをしっちゃかめっちゃかにします。他人のお金で宴会をひらいたり、すぐ喧嘩を始めたり。
しかし、彼は自分なりにしっかりそれらの埋め合わせをします。ある時には物事を頼まれれば一生懸命にこなそうとし、また別の時には困っている人の将来のため奮闘して手助けすることもあります。
1番の見所はまさにこのあたりで、寅さんの周りの人たちは彼に助けられつつ進路を進めたり幸せになっていくのですが、当の主人公寅さんだけは彼が望むようなかたちで幸せになれないのです。
それに気付くと、ああ、だから題名につらいって言葉が入ってるんだな、そりゃつらいよな...としみじみなるところに深く共感と感動できるものがあります。
それと、寅さんは一見破天荒な人間なのですが、映画を観る人からも、作中の人物からも、みんなに慕われています。
なんでそうなのかと考えつつみてみるとまた面白いと思います。
第一作目は、特にそういった部分がわかりやすくみえると思うので、是非ご覧になってみてください。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
8

大人も楽しめる

アニメ版の「約束のネバーランド」を毎週楽しみにみています。
原作は読んだことがないのですが、アニメを見て1話目で面白さにハマりました。この作品は週刊少年ジャンプで連載中で、コミックも12巻まで発売されています。アニメを見て、原作のコミックを買いたいと本気で思いました。というよりも、今までこの漫画を知らなかったことを残念に思ったほどです。
主役が11歳の少年少女というだけで自分向けのアニメではないと思っていたのですが、試しに1話だけ見てみると初回から衝撃の展開が繰り広げられます。孤児院で子供達がママと呼ばれる大人と楽しそうに暮らしている日常から始まります。孤児院から里親の元へ行く子供へ主人公たちが忘れ物を届けようと、普段は近づいてはいけないと言われている門に入った時に、この施設は孤児院ではなく、鬼へ捧げる子供を育てる農園だったことを知ります。そして主人公たちは脱出を決意します。
このダークな内容にとても驚いたのですが、同時にこの先どうなっていくのかがとても気になり、先が楽しみになりました。これから先、まだまだ視聴者を驚かせる驚愕の事実などが待ち受けているのではないか、という期待を抱かせてくれるアニメです。

エスター / Orphan (2009 film)
10

ホラーではない怖さがここにはある

夫、妻、弟、妹の家族4人で暮らしている家庭。夫婦は3人目を流産してしまいとても気に病んでいた。そこで養子を受け入れようと孤児院に足を運ぶ夫婦。そこで1人絵を描き大人しそうにしている子供、エスターが気になる。そしてエスターを養子として迎えることにする一家。だが、エスターを快く思わない息子。その反対に姉ができて嬉しい娘。一緒に過ごしていくと段々とエスターに対して何か違和感を覚え始める母。何かはわからないが、どこかがおかしい。謎が多すぎる。エスターがきてからどんどん不可解な事件が起こっていくも、エスターだという証拠はない。母親は証拠を集めるべく、エスターについて調べていくうちにエスターの秘密を知ってしまう。その秘密とは?
初めはホラー映画だと思ってましたが、おばけなどは一切出てきません。人間の怖さ満載で見ていてとてもドキドキハラハラさせられます。また、エスター役のイザベル・ファーマンの演技がとてもサイコパスの味が出ているところも見所。最後はそういう結末だったのかと予想外な展開が待ち受けており、予想をくつがえされます。そして最後までハラハラする展開になっているので、最初から最後まで目が離せない映画です。

プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada
10

タイトルなし

【あらすじ】

主人公アンディ(アンドレア)の夢はジャーナリストになること。就活中とある人事部から連絡があり、超有名ファッション雑誌ランウェイで働くことに。カリスマ編集長ミランダの厳しさは有名で、これまでに何人ものアシスタントがクビにされてきました。アンディは鬼編集長のミランダに翻弄されながらも自身の在り方、進むべき道を見出していきます。

【感想】

何かにつまずいたり、落ち込んだりしたときに見たくなる映画です。オープニング曲、KT・Tunstaの「Suddenly I See」にのせてお洒落な女性たちが次々に着替えて出勤していく様子は何故か心が躍ります。仕事の苦悩、私生活の悩み、女性の強さ、働く女性たちのプライベートと仕事の間での問題、ときどきコメディな感じがまた良き。世代、性別を問わずに楽しめる映画だと思います。始まりからテンポよくストーリーが展開されていき、退屈せずに見終えることができるのでとてもおすすめです。ラストでアンディの再就職先に届いたミランダからのメッセージと、悪魔が微笑むシーンは必見です。

5時から9時まで
8

日本版のセックス・アンド・ザ・シティ

主人公だけではなく、周囲の人達との恋愛話も盛んで見ていて飽きません。英会話学校の講師の桜庭潤子、講師仲間の百絵、受付の別名ぜくしぃ、毛利まさこなど、潤子ちゃんの妹まで出てきますが、それぞれ性格や考え方が違う女性たちの恋模様がおもしろいです。
主人公達より、モモエ先生、ぜくしぃの恋模様が特に好きで、ハマって読んでいます。オタク趣味で恋愛経験もないのに、モテモテの外人講師アーサーの彼女役をすることになったモモエ先生。だんだんとアーサーが彼女にハマっていく姿や子供のようなヤキモチを焼く姿、ピュアな少年のようなのに変なテクニックを使おうとしては自滅する姿はみていてキュンとします。ぜくしぃも、ただの性悪のように見えましたが、家庭には事情がある、心の強い女性だと思うと視点も変わって楽しいです。年下の男の子に真剣に向き合おうとする姿は、見ていて勇気が出るというか、いじらしくていいと思います。最初は主人公の潤子先生も幼馴染や坊さん、今度はその弟や英会話学校の生徒など、いろんな人に好かれてすごいなーって思いますが、常に人が近寄ってくる事でトラブルも多くて大変そうだと思います。ぜくしぃの方は落ち着き始め、モモエ先生もいい道ができつつある中、潤子さんは主人公だけあってトラブル続きでがんばって欲しいと思いました。

ONE PIECE / ワンピース
9

読んで損はない

ワンピースはとは、一人の青年が海賊王になるために小さな島から旅をはじめていく話になっている。

町を進んでいくと周りでは問題が起こりその問題を解決していくことにより、仲間が増えたり、ライバルができたり、友情が芽生えたりしてくるしいて言うなら少年ジャンプの大堂ともいう物語になっている。
最初は一人で旅に出ていたが、町で捕らえられていた剣士と知り合い、その剣士の男気に惚れた主人公が無理やりにでも仲間にしていくことから仲間集めが始まっていく。主人公の仲間選びは誰でもいいのではなく、その仲間になる人の心に触れ自分が気に入った人を仲間にしていくのが爽快で、読んでいる人も共感してしまう。仲間に誘われた人には毎回断られるが、ほしいと思った仲間は無理やりにでも仲間にしようと誘いをかけるそのやり取りがまた面白い。
仲間になる者たちにもその者たちの悩みや問題を抱えている。主人公は仲間の問題や悩みを自分も一緒に解決していこうと仲間に寄り添いまたは、爽快に悩みをぶっ飛ばしてくれて見ている人も仲間も爽快な気分にさせる。
物語の中にはいろいろな謎が隠されていて話が進むにつれてその謎がつながってきてまた別の楽しみにもつながる。何度か読み返すことで毎回違うことに気が付くことが出来て楽しめると思う。

ムーラン・ルージュ / Moulin Rouge!
8

素晴らしい歌とドラマチックな恋愛ドラマ

この映画『ムーランルージュ』はとてもロマンチックで、歌と音楽踊りが満載のミュージカル映画です。

ユアンマクレガー演じる主人公は貧乏な作家。愛についての小説を書くことを夢見てタイプライター一台持ってパリにやってきた青年。その青年がやってきたボロアパートで、突然意識を失って眠ってしまうという病を抱えた役者の代わりを演じることとなる。
主人公の青年は、すぐにミュージカル作家としての才能を発揮し、ムーランルージュという娼館でミュージカルを作ることとなる。主人公の青年がそのムーランルージュで出会ったのが、ニコールキッドマン演じるサティーンという高級娼婦。いつかムーランルージュから出て本物の女優となることを夢見てくすぶっている美しい女性。
主人公の青年は、一目でサティーンに恋をする。そして主人公の青年とサティーンをめぐるドラマチックな恋愛物語が始まる。

この映画の見どころは、随所にちりばめられた歌、音楽と踊り。主人公二人だけでなく、脇役、端役の娼婦たちも皆個性的な衣装とメイクで美しく、主人公がボロアパートで出会って芸術家仲間となる男性の脇役たちも輝いている。歌の楽曲は、「サウンドオブミュージック」を始めとするどこか聞き覚えのある親しみを持てる音楽。主役二人のドラマチックな恋愛だけでなく脇役や群舞のダンスまで楽しめる映画だ。

ポケットモンスター サン&ムーン / ポケモン サン&ムーン / Pokémon: Sun & Moon
9

はじめてポケモンを観る人でも楽しめる作品

今までのポケモンアニメは、主人公サトシが数名の仲間達と各地方をバッジを集めながらリーグ出場を目指して旅するお話しが主で、ストーリー自体もバトルが多かったのですが、今作はアローラ地方という新しい土地でサトシが学校に通い始めます。
新たに登場するクラスメイト達や、今まで見たこともないようなポケモン達が登場しと出会い共に成長し強くなっていく物語です。勿論バトルは沢山ありますが、ストーリーそのものが平和で、笑いあり癒しありで毎週楽しく観ています。画風がいままでのものと毎回微妙に違っており、今作の画風は好みが別れるようで、私は好きなのですが万人が好きになれるかどうかが分からないのでこの評価です。でも見慣れれば画風もさほど気にならないとの声も。声優人も豪華で観応えのあるシリーズです。現在はアニメも第3シリーズに突入し新しいキャラクターやポケモンも登場し、ますます盛り上がってきました。私は歌も好きなのでポケモンのオープニング曲やエンディング曲をよく口ずさむのですが、前向きで明るくて楽しい曲で歌詞もとても良いのでアニメだけではなく曲も是非聴いてみたりカラオケで歌ったりしてポケットモンスターサン&ムーンという作品を丸ごと楽しんで欲しいです。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ
10

3DSと違ったポケットモンスター

今回の舞台は、初代「ポケットモンスター赤・緑」と同じカントー地方が舞台になり、ヒトカゲやフシギダネなどというおなじみのポケモンも登場します。今回は最初のポケモンがヒトカゲ・フシギダネ・ゼニガメではなく、ピカチュウかイーブイになります。イーブイは『ほのおの石』などを使っても進化しません。その後の冒険になると、ポケモンをゲットする場合、3DS版と違って、バトルしてゲットではなく、スマホアプリのゲームの「ポケモンGO」の形式でゲットすることになります。ポケモンの個体によって、ゲットの難易度が変わり、ズリの実やパイルの実などを使用するとゲットしやすくなります。ただし、一部例外があり、それはカビゴンをゲットするときです。まずは、「ポケモンの笛」で起こした後に、カビゴンが襲ってきてバトルになります。その場合は戦闘で倒してからゲットすることになります。なんだか、ポケモンGOのレイドバトルと酷似してますね。カビゴンだけでは無く、伝説のポケモンファイヤーやサンダーもこのパターンになります。ポケモンゴーと違うところは他にもあり、トレーナーとバトルする場合、本家の「ポケットモンスター」と同じ4つの技を選んでバトルするところは変わっていません。ちなみに、相棒のイーブイの場合、先を進める度に攻撃をかわしたり、やられそうになっても、「きあいのタスキ」のようにHPが1耐えることもあるので、頼もしい戦力になります。さらに冒険を進めると、「ポケットモンスターサン・ムーン」ではジムリーダーは登場しませんが、本作ならタケシやカスミなどのジムリーダーとバトルしてジムバッジをゲットすることになります。さらに先を進めると、「ポケットモンスターX・Y」に導入されたメガシンカも使えるようになります。今のところはカントー地方のポケモンしか登場しません。ちなみに、このソフトにも色違いのポケモンが登場しますので、運が良ければ遭遇する可能性があります。また、少し変わっているところが、以前の「ポケットモンスター」は、ひでんマシンでダンジョンを進める仕組みになっていましたが、このゲームの場合、イーブイが全部ひでんマシンを使うような形になっています。これはひでんマシンではなく、イーブイだけが使えるひじゅつという技です。先を進める毎に、いあいぎりやなみのりと酷似したような技でダンジョンを進められるようになります。殿堂入りまで進めると、ミュウツーをゲットできるイベントが出たり、四天王のポケモンのレベルが上がって、なんとさらに、「サン・ムーン」に登場したナッシーやサンドパンなどのリージョンフォームを使用してきます。かなり手強くなるので、ミュウツーなどをゲットしてから挑んだ方が安全です。さらにこのゲームのさらにすごいシステムが、「ポケモンGO」と連動できるシステムです。セキチクシティの「GOパーク」を訪れると、ポケモンGOで捕まえたポケモンを連れていけるようになります。

モンスターストライク / Monster Strike / モンスト
10

タイトルなし

モンスターストライクのゲームをやっていて、神様達と英雄達のプレイヤーが、友情コンボをしながら、勝負してゆくゲームです。
自分のランクも段々と上がってゆきます。
フレンドを作る事も出来ます。かなりたくさんの方達とフレンドになれました。
ありがたいことです。
とても、ゲームとして、守ってゆくのに適しているのかもしれません。
私は、アテナやアーサーをよく使います。
物語のように、ストーリー性があって、面白いです。
友達や家族と一緒に、遊ぶ事も出来ます。
ノーマルを選択して遊ぶと、ランクアップしやすいです。
歴史上の英雄達を、もっと上手にプレイヤーとして、使いこなせたら、私はいいと思います。
一人で遊ぶ時は、フレンドと一緒に、友情コンボをして戦えるので、温かくていいです。
フレンドのプレイヤーを使用すると、両方にポイントが貯まっていって、フレンドガチャが、出来るようになります。
普通のガチャもあって、星のたくさん付いている、強いプレイヤーが当たると嬉しいです。
強化してゆくと、進化していって、獣神化する事も出来ます。
強化していって、段々プレイヤーを強くして、ゲージを使って遊んだりします。
ゲージを使うと、スキルアップして遊ぶ事が出来ます。
私は自分で、技術的に上手になるには、ゲージを使いこなせないと駄目だと思います。
そして、もっともっと強くなって、自分でランクアップをしてゆきたいです。
主人とも一緒に、遊んでゆきたいです。

レッド・デッド・リデンプション 2
8

広大な自然、膨大なクエスト、最高。

このゲームをプレイしてまず圧巻されたのは、まるでそこに実在するかのようなグラフィックです。雪を本当に踏みしめているような感覚が味わえる雪山。草木が風に揺れ動物たちが走り回る草原など、時間を忘れ見惚れてしまうほどの光景でした。
アクション面では、洋ゲー特有のモッサリ間はあるものの、序盤に慣れる事さえ出来れば特にその後ストレスになるようなことはありません。むしろデッドアイを駆使したギャングとの銃撃戦や拳と拳でぶつかり合う格闘、まるでプレイヤー自身が西部劇の主人公にでもなったかのようなスリル、爽快感がそこにはあります。
本作のストーリー面はメインミッション、サブミッションともに大変濃い内容となっており、主人公が所属するギャングの一味と、文明が徐々に移り変わっていく地を舞台にミッションをこなしていくという感じになっています。サブミッションから派生するコンプリート要素が多数あり、やりこみ要素も充実しています。
今作はオープンワールド特有の自由度もあり、人を助け善人プレイをするか、悪名高き賞金首になるかはプレイヤー次第です。待望の作品という事で様々な要素が盛り込まれたこの作品を是非プレイされてみてははいかがでしょうか?

Go!プリンセスプリキュア / ゴープリ / Goプリ / Go! Princess PreCure
10

絶望から夢を守る強く優しく美しいプリキュア

プリキュアシリーズは、2018年で15周年を迎え、ますます盛り上がりを見せています。プリキュアシリーズでは、お互いの個性を認め、尊重し合うというび描写がとても多いです。その中でも特に独立した女性像(少女像)を描いた作品が2015年に放送された『Go!プリンセスプリキュア』です。
こちらはプリキュアのテレビシリーズとしては12作目の作品となっております。今回は主人公・はるかにスポットライトを当てて紹介したいと思います。
主人公の春野はるか(中学一年生)は「プリンセスになりたい」という夢を持っており、その夢は具体性が乏しく現実味のないものと捉えられていました。はるか自身も作中で何度か自分の夢について思い悩んだ時がありました。プリンセスになるという夢は他人からは「ただ綺麗なドレスを着て最終的には王子様と結婚する」ものだと思われてしまうかもしれません、ですがはるかが思い描いている(憧れている)プリンセス像は表面上のお姫様ではなく心が強く優しく美しい女性なのです。はるかはプリキュアになって仲間と心を通わせていくことによって人の夢を守り自分の夢を信じることの大切さを学んでいきます。
この作品ではプリキュアになること=プリンセスになることへの手助け・道しるべなので他作品と比べるとプリキュアを主張する要素が少ないのですが、それでもプリキュア=夢を応援する救世主という観点ではむしろ一番プリキュアらしいプリキュアと言ってもいいかもしれません。主人公のはるか自身もプリキュアになったことで夢を愛しそのために向かっていく強さを身に着けていくので視聴者も共に成長したくなるような作品となっております。

UVERworld / ウーバーワールド / SOUND極ROAD
10

諦めない心を教えてくれる

UVERworldは滋賀県出身の6人バンドで、メンバーが地元が同じの同級生・後輩であり、とても仲が良いところも魅力的です。
UVERworld歌詞は本当にストレートです。「Just break the limit」という曲は、ボーカルのTAKUYA∞自身が歌手としては目指し始めたのが遅かったものの、諦めなければ夢は叶うと歌われている曲です。その他の曲も、自分自身に自信を持て、自分に負けるな、夢は叶う等、勇気付けてくれる曲が多いです。とても前向きになれます。恋愛ものでは、「THE OVER」という曲で、年をとり日が経って言葉さえ失っても、心で対話して変わらず思い続けていくよというような歌詞があります。好きな相手にそう思っていて欲しいな、そのままの言葉で伝えて欲しいなと思う歌詞がとてもあり、心に響きます。
そして、ライブは圧巻です。TAKUYA∞は歌に全力をかけていて、とてもストイックな生活をしています。それをライブの時にすべて出してくれて、メッセージや熱い歌で、自分達を鼓舞してくれて、悩んでいるなら行動しろ、後悔するなと思わせてくれます。バンドの一体感、熱い演奏を聴けば、伝わるものがあると思います。

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
10

子供から大人まで楽しめます!

魔法がある世界で魔力のない少年アスタと、アスタと同じ年にしてライバル天才とも言えるユノの二人のお話。どちらかというと、アスタメインに思います。正反対とも言える二人ですが、互いにライバル意識を持ちながら互いを信頼しているのがよくわかり、男ならではの友情がひしひしと伝わってきます。また、戦いでは様々な属性にちなんだ魔法が見られ、その戦いに釘付けになります!さらに戦いでの名台詞とも言える台詞は胸にぐっと来ますし、魔法ばかりの中、魔力のないアスタの戦いはたかが知れているように思えていましたが、魔力がないなりの戦い方、また剣の使い方の違いなどで、ただただ普通に剣を振るうだけのものではないことによく考えられた話だなと感心させられました。キャラはアスタやユノ含め、魅力的なのはもちろん、それぞれ個性的で敵味方ともいい味出してると思います。アスタを中心にまとまっていく団の様子は見ていて気持ちいいです。それぞれが大事なことに気づいて以前なら気づかなかっただろうそれに気づき力を手にいれ、危機を脱する。場面として何度かパターンが似たものはあれど、何に気づき、どう危機を脱するのかも見所です。アニメを見て続きが気になり、漫画を読みましたが、もう次巻が待ち遠しいです。

レディ・プレイヤー1 / レディプレ / Ready Player One / ゲームウォーズ
8

VR・アニメ・ゲームのお祭り映画!その名も『レディ・プレイヤー1』!!

『レディ・プレイヤー1』は『ゲームウォーズ』という小説を映画化したものです。
下敷きとして、アメリカや日本のオタクポップカルチャーがあり、バーチャルリアリティ(VR)要素もあります。ですので、それらにもある程度理解がないと映画自体の意味がわからないかもしれません。

ですが、それを差し引いても高評価にしているのはこの作品がお祭り映画だからです。
お祭り映画とは色々なメーカーや版権元のキャラクターが同時に出演するものを(私が勝手につけて)いいます。出演するキャラクターやメカは枚挙に暇がありません(映画パンフレットにはズラズラ書かれているくらい)。
ここで一例をあげていけば、『ストリートファイターシリーズ』の『リュウ』や『機動戦士ガンダム』の『ガンダム』、『スターウォーズ』の『R2D2』、『カウボーイビバップ』の『ソードフィッシュ号』、『ロボコップ』の『ED-209』などなど。サンリオのキャラクターもいます。ハローキティとかね。
それらをチェックすることがこの映画を楽しむファクターのうち大きな部分を占めます。

そして、メインキャラクターが冒頭のシーンで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン(しかも2の未来仕様をカスタムしたもの!)に乗っていたり、ヒロインが『AKIRA』の赤いバイクに跨っていたり(ステッカーが原作と変わっている!)もしています。
そしてそれを『キングコング』の『キングコング』が襲い来る!
古き良きタイプのオタクの方にはここまでのカギカッコでくくった単語はおおよそ「しってるよ~」という感じですが、そうでないタイプの、現代を生きるオタクの方や普通の方にはこの要素は少々退屈かもしれません。

そしてこれらにピンとこない方には正直オススメできません。見てもキャラクターはわからないし話はよくわからないし、となるでしょうから。

ここまでほとんどストーリーについて触れていません。原作付きは原作を超えない、というジンクスもございますが、原作未読の私はジェットコースターのように楽しむことができた。とだけ申しておきましょう。
ということでこのような評価とさせていただきました。

ルーム / Room
9

母と子の絆に嫉妬

ずっと閉じ込められている母と子ども。その二人が閉じ込められていた部屋から脱出して感動の終わり……かと思いきや、その後のことまで描かれていて驚きました。ただの脱出劇ではなく、母子が癒されるまでをも盛り込んだストーリーでとても心に響きました。

部屋を出れてほっとしている母と、わけのわからない世界に出て困惑している子どもがすれ違うさまが丁寧に描写され、どちらの気持ちにも感情移入できます。けれどほっとしたのもつかの間で、いつしか母の方が「何で私はあんな目に遭っていたのだろう」と気を病んでしまい、助かっただけでは済ませられない葛藤に私の方まで胸が痛くなりました。しかし一人の人間でもあり母でもある彼女を見ていると、自分の不幸を嘆くだけではなく、ちゃんと子どものことを考えてあげてほしいとの思いが沸き上がってきます。なぜなら母が嘆いている一方で、ジャックは母以外の本物の人と触れ合い、人のあたたかさを通して段々と普通の子どもになっていたからです。二人のすれ違いがなくなったとき、ずっと二人で暮らしてきたからこそ生まれた母と子の絆に嫉妬してしまいました。

特に、これから子どもを持つかもしれない女性や、お子さんを持っているお母さんお父さんにぜひ見ていただきたいなという映画でした。

My Hair is Bad / マイヘアーイズバッド / マイヘア
10

my hair is bad 素敵

新潟出身の3ピースバンドです。
目覚ましテレビでYouTubuで人気があるということでご紹介していたace collectionというコピーバンドがコピーしていたバンドがmy hair is badでした。セリフのように唄う唄がとても気に入っています。
歌詞はほとんど恋愛に関するもので、25歳のボーカルが書いていますが、だらしない男性の可愛いくて仕方ない歌詞がクセになります。だらしない男性とは、彼女の家に居座る彼氏がよく出てき、て女性からすると自立していなくて頼りにならなくて馬鹿な男だなと思いますが、男性の本性が見えるような気がします。
「最近のこと」と言う唄の歌詞「君の話じゃなくて、僕の話じゃなくて、言わなくてもわかれよ。今、僕がしたいのは2人の話なんだ」を泣きそうな声で何度も何度も唄います。
頼りにならない、情けない、ぐじぐじした男性の思いが詰まった歌詞を何度も聞いていますが、毎回聞き入ってしまいます。
ボーカルの椎木知仁さんはマツコデラックスさんのテレビ番組でとても格好いいボーカルとして取り上げられていてましたが、マツコさんは「どこが格好いいんだよ!」と否定していました。
唄うと格好いいんだと思います。

ボボボーボ・ボーボボ
9

鼻毛について吟味する

西暦300X年、世界はマルハーゲ帝国の力を示す「毛刈り」に恐怖していた。失われていく自由と平和、そして髪の毛。マルハーゲ帝国の実行部隊「毛刈り隊」の非情が横行する世の中に、1人立ち向かう男がいた。その名は、「ボボボーボ・ボーボボ」。強大なマルハーゲ帝国に対抗するその男が戦う術は…鼻毛!?

第1話から爆笑必至のハチャメチャギャグバトル漫画です。まず強大な帝国がプロパガンダとして行う毛刈り。この時点で意味が分かりません。(もちろん最大級の賛辞です。)さらに、主人公の使う鼻毛真拳。鼻毛がまさか武器になるなんて想像したことありませんよね。登場するキャラクター全てが強烈な個性を放っており、唯一の良心というか常識とも言えるツッコミ役ヒロイン「ビュティ」がまた良い味を出しています。

キャラクターは敵味方さまざまな真拳を使い、真拳を使わないものもその個性で戦う。バトルは理不尽で不条理で、意味を求めてはいけません。(賛辞です。)
童心に帰って読むだとか、ノスタルジーな感傷のある笑いはまた別の作品に任せておいて、とにかく頭を空っぽにして楽しむ作品です。
第1部のボボボーボ・ボーボボが21巻、第2部の真説ボボボーボ・ボーボボが7巻の全28巻。
最初から最後までハチャメチャであり続けるボーボボ達の戦い、抱腹絶倒しっぱなしでした。

ザ・バンド
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『ミュージック・フロム・ビッグピンク』について

『ミュージック・フロム・ビッグピンク』は、ロックの歴史に残る伝説のバンド、「ザ・バンド」の記念すべき第一作です。
1960~70年代のアメリカを代表するバンドでありながら、メンバー5人のうち、なんとアメリカ人はドラマーのレヴォン・ヘルムただ一人。それ以外の4人は、実質の音楽的リーダーと言えるロビー・ロバートソンを含めてすべてカナダ人です。
この特異なメンバー構成は、この時期のアメリカ文化を外から見る視点を生み出したという点で、重要です。
「ミュージック・フロム・ビッグピンク」では、フォークロア的な色彩が色濃く漂う中で、主流であったサイケデリックな手法を徹底的・意図的に排除し、農村の中で奏でられているような、土の匂いのするサウンドを展開しています。
ギター、ベース、ドラムといったオーソドックスな楽器だけでなく、オルガン、フィドルなど、伝統的な響きを持った楽器が印象的に使われています。
有名な「ウェイト」では、そのまま聖書を思い起こさせる歌詞の世界が展開され、アメリカ社会の不変の部分に触れるかのような感覚を味わいます。
最大の印象は一曲目「怒りの涙」。たそがれたオルガンとギターのデュエットで始まりますが、そこにとてつもなく重たいタムタムのサウンドがかぶさってきます。異世界です。